Trastuzumab and Hyaluronidase-oysk[トラスツズマブ/ヒアルロニダーゼ-oysk]

米国承認初掲載日: 2019/03/14~

このページは、米国国立がん研究所(NCI)「Drug Information」に基づいて作成しています。
薬剤の簡単な解説と、本治療薬の用法、関連ニュース、研究結果および現在進行中の臨床試験に関する情報へのリンク集です。最新情報は、下記の原文ページでご覧ください。

米国の商標 Herceptin Hylecta    
日本の承認の有無/商標KEGG PMDA で調べる

  ※原文リンクは、個人のブラウザの自動翻訳でご覧いただけます。

『海外がん医療情報リファレンス』内の記事を検索 → Trastuzumab and Hyaluronidase-oysk[トラスツズマブ/ヒアルロニダーゼ-oysk]

適応となるがん

トラスツズマブ/ヒアルロニダーゼ-oyskは、以下の治療に承認されています。
・HER2陽性(HER2+)乳がん。以下を有する成人患者に使用されます。
・ホルモン受容体陰性またはリスクの高いがん
- ドキソルビシン、シクロホスファミドおよびパクリタキセルもしくはドセタキセルのいずれか、またはドセタキセルおよびカルボプラチンと併用して併用化学療法として使用されます。 
- アントラサイクリン化学療法を含む併用療法後に単剤で使用されます。
・転移がん
- 初回治療としてパクリタキセルと併用して使用されます。
- または、転移がんに対して1つ以上の化学療法レジメンによる治療歴のある患者に単剤で使用されます。
トラスツズマブ/ヒアルロニダーゼ-oyskは、皮下注射として投与されるトラスツズマブ製剤です。本製剤は、点滴で投与されるトラスツズマブより短時間で投与できます。これによりそれぞれの治療を受ける時間が短縮されます。トラスツズマブ/ヒアルロニダーゼ-oyskに適用されるトラスツズマブの詳細については、トラスツズマブの薬剤情報をご覧ください。

→ 適応となるがん最新(原文ページ)

FDA承認ニュース
FDAが乳がんにトラスツズマブ+ヒアルロニダーゼ合剤を承認

Trastuzumab and Hyaluronidase-oysk[トラスツズマブ/ヒアルロニダーゼ-oysk]に関する詳細情報

NCI治療薬辞典(原文)-詳細な科学的定義や、この治療薬に対する別名
Medline Plusの情報(原文)-治療薬に関する重要な情報を一般の方向けの言葉でまとめています。内容は次のようなものです。
・この治療薬に対するFDAの警告や注意
・この治療薬の適応症、使用方法
・この治療薬の使用の前に担当医に伝えておくべきこと
・この治療薬の使用の前に知っておくべきこと
・この治療薬と相互作用がある可能性のある他の薬剤
・起こりうる副作用

治療薬は、すでに承認された適応以外にも治療や予防に役立つ効果があるかどうか別の試験で調べられることがあります。この患者向け『薬剤情報』では、承認された用法のみ記載していますが、情報の大部分は、現在試験が行われている未承認の使用法にも適応されることでしょう。

トラスツズマブ/ヒアルロニダーゼ-oyskの臨床試験/治験を検索(原文)-現在患者を受け入れているがん領域のNCI臨床試験リスト

検索リンク

PubMed論文検索-米国National Library of Medicine。世界の科学論文一覧。薬剤の論文を調べることができます。
Clinicaltrials.Gov-世界中の臨床試験、治験一覧ページ。薬剤名で検索可能。

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ご自身の疾患に適用されるかどうかは必ず主治医にご相談ください。