Lenvatinib[レンバチニブ ]

米国承認初掲載日: 2015/02/26~

このページは、米国国立がん研究所(NCI)「Drug Information」に基づいて作成しています。
薬剤の簡単な解説と、本治療薬の用法、関連ニュース、研究結果および現在進行中の臨床試験に関する情報へのリンク集です。最新情報は、下記の原文ページでご覧ください。

米国の商標 Lenvima[レンビマ]   
日本の承認の有無/商標KEGG PMDA で調べる / 商標 レンビマ

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『海外がん医療情報リファレンス』内の記事を検索 → Lenvatinib[レンバチニブ ]

適応となるがん

レンバチニブは、以下の治療に単剤または他剤との併用で承認されています。
・他の全身治療後に増悪した進行子宮内膜がん。手術または放射線治療を受けることができない高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-H)陰性、またはミスマッチ修復機構欠損(dMMR)陰性の患者にペムブロリズマブとの併用で使用されます。
肝細胞がん(肝がんの一種)。手術による切除不能ながんを有する患者に初回治療として使用されます。
・進行腎細胞がん(腎がんの一種)。
  - 血管新生阻害薬による治療歴がある成人患者にエベロリムスとの併用で使用されます。
  - 成人患者に初回治療としてペムブロリズマブとの併用で使用されます。
甲状腺がん。放射線ヨウ素治療が奏効しなかった、進行、再発または転移がんを有する特定の患者に使用されます。
レンバチニブは、他のがん種の治療についても試験が行われています。
→ 適応となるがん最新(原文ページ)

FDA承認ニュース
豪州、カナダ、米国で進行子宮内膜がんにペムブロリズマブ+レンバチニブを同時承認
FDAが切除不能肝細胞がんにレンバチニブを承認
進行腎細胞がんにレンバチニブ+エベロリムス併用のFDA承認
FDAが放射性ヨウ素抵抗性の進行性分化型甲状腺癌にレンバチニブを承認

Lenvatinib[レンバチニブ ]に関する詳細情報

NCI治療薬辞典(原文)-詳細な科学的定義や、この治療薬に対する別名
Medline Plusの情報(原文)-治療薬に関する重要な情報を一般の方向けの言葉でまとめています。内容は次のようなものです。
・この治療薬に対するFDAの警告や注意
・この治療薬の適応症、使用方法
・この治療薬の使用の前に担当医に伝えておくべきこと
・この治療薬の使用の前に知っておくべきこと
・この治療薬と相互作用がある可能性のある他の薬剤
・起こりうる副作用

治療薬は、すでに承認された適応以外にも治療や予防に役立つ効果があるかどうか別の試験で調べられることがあります。この患者向け『薬剤情報』では、承認された用法のみ記載していますが、情報の大部分は、現在試験が行われている未承認の使用法にも適応されることでしょう。

レンバチニブ の臨床試験/治験を検索(原文)-現在患者を受け入れているがん領域のNCI臨床試験リスト

検索リンク

PubMed論文検索-米国National Library of Medicine。世界の科学論文一覧。薬剤の論文を調べることができます。
Clinicaltrials.Gov-世界中の臨床試験、治験一覧ページ。薬剤名で検索可能。

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