Filgrastim[フィルグラスチム]

米国承認初掲載日: 2009/06/29~

このページは、米国国立がん研究所(NCI)「Drug Information」に基づいて作成しています。
薬剤の簡単な解説と、本治療薬の用法、関連ニュース、研究結果および現在進行中の臨床試験に関する情報へのリンク集です。最新情報は、下記の原文ページでご覧ください。

米国の商標 Granix、Neupogen、Zarxio   
日本の承認の有無/商標KEGG PMDA で調べる / グラン

  ※原文リンクは、個人のブラウザの自動翻訳でご覧いただけます。

『海外がん医療情報リファレンス』内の記事を検索 → Filgrastim[フィルグラスチム]

適応となるがん

フィルグラスチムは、以下の疾患の患者における感染症発症リスクの低減に承認されています。
・以下の様な化学療法に起因する好中球減少症
  ・急性骨髄性白血病に対する化学療法
  ・非骨髄性がん患者における骨髄移植前の骨髄機能廃絶化学療法
  ・非骨髄性がん患者における骨髄抑制化学療法
フィルグラスチムは、自家幹細胞移植において幹細胞を採取保存し患者に戻すことができるように、幹細胞が骨髄から血流へ移動するのを助けるのにも承認されています。
フィルグラスチムは、がん治療に起因しない好中球減少症の治療にも承認されています。
フィルグラスチムにはペグフィルグラスチムという別製剤もあります。詳細は、ペグフィルグラスチムの薬剤情報をご覧ください。 
→ 適応となるがん最新(原文ページ)

Filgrastim[フィルグラスチム]に関する詳細情報

NCI治療薬辞典(原文)-詳細な科学的定義や、この治療薬に対する別名
Medline Plusの情報(原文)-治療薬に関する重要な情報を一般の方向けの言葉でまとめています。内容は次のようなものです。
・この治療薬に対するFDAの警告や注意
・この治療薬の適応症、使用方法
・この治療薬の使用の前に担当医に伝えておくべきこと
・この治療薬の使用の前に知っておくべきこと
・この治療薬と相互作用がある可能性のある他の薬剤
・起こりうる副作用

治療薬は、すでに承認された適応以外にも治療や予防に役立つ効果があるかどうか別の試験で調べられることがあります。この患者向け『薬剤情報』では、承認された用法のみ記載していますが、情報の大部分は、現在試験が行われている未承認の使用法にも適応されることでしょう。

フィルグラスチムの臨床試験/治験を検索(原文)-現在患者を受け入れているがん領域のNCI臨床試験リスト

検索リンク

PubMed論文検索-米国National Library of Medicine。世界の科学論文一覧。薬剤の論文を調べることができます。
Clinicaltrials.Gov-世界中の臨床試験、治験一覧ページ。薬剤名で検索が可能です。

【免責事項】
当サイトの記事は情報提供を目的として掲載しています。
翻訳内容や治療を特定の人に推奨または保証するものではありません。
ボランティア翻訳ならびに自動翻訳による誤訳により発生した結果について一切責任はとれません。
ご自身の疾患に適用されるかどうかは必ず主治医にご相談ください。