Everolimus[エベロリムス]
アルファベット別
五十音別
米国承認初掲載日: 2009/04/21~
このページは、米国国立がん研究所(NCI)「Drug Information」に基づいて作成しています。
薬剤の簡単な解説と、本治療薬の用法、関連ニュース、研究結果および現在進行中の臨床試験に関する情報へのリンク集です。最新情報は、下記の原文ページでご覧ください。
※原文リンクは、個人のブラウザの自動翻訳でご覧いただけます。
『海外がん医療情報リファレンス』内の記事を検索 → Everolimus[エベロリムス] |
適応となるがん
エベロリムスは、以下のがんの治療に承認されています。
・乳がん。レトロゾールまたはアナストロゾール による治療で改善がみられないホルモン受容体陽性(HR+)、HER2陰性(HER2-)進行乳がんの閉経後女性に、エキセメスタンとの併用で用いられます。
・膵臓がん、消化器がん、肺がん(特定の種類)。切除不能、局所進行または転移した進行性神経内分泌腫瘍を有する成人患者に用いられます。
・スニチニブまたはソラフェニブによる治療で改善しなかった成人の進行腎細胞がん(腎がんの一種)。
・結節性硬化症に伴う、手術不能な成人および1歳以上の小児の上衣下巨細胞性星細胞腫。
がん治療の適応については、エベロリムスの商標アフィニトールおよびアフィニトール分散錠に対して承認されています。また、エベロリムスは移植後の拒絶反応の治療にも承認されており、この適応についてはエベロリムスの商標Zortressに対して承認されています。
エベロリムスは、他のがん種の治療についても試験が行われています。
→ 適応となるがん最新(原文ページ)
FDA承認済み適応一覧
エベロリムスのFDA承認 2009年-2012年(日本語訳)
FDA承認ニュース
非機能性神経内分泌腫瘍に対するエベロリムスのFDA承認
Everolimus[エベロリムス]に関する詳細情報
NCI治療薬辞典(原文)-詳細な科学的定義や、この治療薬に対する別名
Medline Plusの情報(原文)-治療薬に関する重要な情報を一般の方向けの言葉でまとめています。内容は次のようなものです。
・この治療薬に対するFDAの警告や注意
・この治療薬の適応症、使用方法
・この治療薬の使用の前に担当医に伝えておくべきこと
・この治療薬の使用の前に知っておくべきこと
・この治療薬と相互作用がある可能性のある他の薬剤
・起こりうる副作用
治療薬は、すでに承認された適応以外にも治療や予防に役立つ効果があるかどうか別の試験で調べられることがあります。この患者向け『薬剤情報』では、承認された用法のみ記載していますが、情報の大部分は、現在試験が行われている未承認の使用法にも適応されることでしょう。
エベロリムスの臨床試験/治験を検索(原文)-現在患者を受け入れているがん領域のNCI臨床試験リスト
検索リンク
PubMed論文検索-米国National Library of Medicine。世界の科学論文一覧。薬剤の論文を調べることができます。 |
Clinicaltrials.Gov-世界中の臨床試験、治験一覧ページ。薬剤名で検索可能。 |
【免責事項】
当サイトの記事は情報提供を目的として掲載しています。
翻訳内容や治療を特定の人に推奨または保証するものではありません。
ボランティア翻訳ならびに自動翻訳による誤訳により発生した結果について一切責任はとれません。
ご自身の疾患に適用されるかどうかは必ず主治医にご相談ください。