Cemiplimab-rwlc[セミプリマブ]
アルファベット別
五十音別
米国承認初掲載日: 2018/10/15~
このページは、米国国立がん研究所(NCI)「Drug Information」に基づいて作成しています。
薬剤の簡単な解説と、本治療薬の用法、関連ニュース、研究結果および現在進行中の臨床試験に関する情報へのリンク集です。最新情報は、下記の原文ページでご覧ください。
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『海外がん医療情報リファレンス』内の記事を検索 → Cemiplimab-rwlc[セミプリマブ] |
適応となるがん
セミプリマブは、以下の治療に承認されています。
・局所進行または転移基底細胞がん(BCC)(皮膚がんの一種)。ヘッジホッグ経路阻害剤による治療歴があるか、ヘッジホッグ経路阻害剤による治療を受けることができない患者に使用されます。
・局所進行または転移皮膚扁平上皮がん(皮膚がんの一種)。手術または放射線治療で治療できない患者に使用されます。
・PD-L1タンパク質を発現しているが、EGFR、ALKまたはROS1遺伝子に変異がない非小細胞肺がん。局所進行し手術または化学療法および放射線療法で治療できない患者、または転移のみられる患者に使用されます。
本適応は、FDAの迅速承認プログラムの下で承認されています。承認の条件として、検証的試験によりセミプリマブがこれらの患者に臨床的有用性をもたらすことが示されなければなりません。
セミプリマブは、他のがん種の治療についても試験が行われています。
→ 適応となるがん最新(原文ページ)
FDA承認ニュース
FDAが非小細胞肺がんにセミプリマブを承認
FDAが局所進行/転移基底細胞がんにセミプリマブを承認
FDAが転移/局所進行皮膚扁平上皮がんにセミプリマブを承認
Cemiplimab-rwlc[セミプリマブ]に関する詳細情報
NCI治療薬辞典(原文)-詳細な科学的定義や、この治療薬に対する別名
Medline Plusの情報(原文)-治療薬に関する重要な情報を一般の方向けの言葉でまとめています。内容は次のようなものです。
・この治療薬に対するFDAの警告や注意
・この治療薬の適応症、使用方法
・この治療薬の使用の前に担当医に伝えておくべきこと
・この治療薬の使用の前に知っておくべきこと
・この治療薬と相互作用がある可能性のある他の薬剤
・起こりうる副作用
治療薬は、すでに承認された適応以外にも治療や予防に役立つ効果があるかどうか別の試験で調べられることがあります。この患者向け『薬剤情報』では、承認された用法のみ記載していますが、情報の大部分は、現在試験が行われている未承認の使用法にも適応されることでしょう。
セミプリマブの臨床試験/治験を検索(原文)-現在患者を受け入れているがん領域のNCI臨床試験リスト
検索リンク
PubMed論文検索-米国National Library of Medicine。世界の科学論文一覧。薬剤の論文を調べることができます。 |
Clinicaltrials.Gov-世界中の臨床試験、治験一覧ページ。薬剤名で検索可能。 |
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