Axicabtagene Ciloleucel[アキシカブタゲン シロルユーセル]
アルファベット別
五十音別
米国承認初掲載日: 2017/10/20~
このページは、米国国立がん研究所(NCI)「Drug Information」に基づいて作成しています。
薬剤の簡単な解説と、本治療薬の用法、関連ニュース、研究結果および現在進行中の臨床試験に関する情報へのリンク集です。最新情報は、下記の原文ページでご覧ください。
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『海外がん医療情報リファレンス』内の記事を検索 → Axicabtagene Ciloleucel[アキシカブタゲン シロルユーセル] |
適応となるがん
アキシカブタゲン シロルユーセルは、以下の成人患者の治療に承認されています。
・以下のタイプを含むB細胞非ホジキンリンパ腫(NHL)
- びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)
- 濾胞性リンパ腫の既往がある患者におけるDLBCL
- 濾胞性リンパ腫1
- 原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫
- 高悪性度B細胞リンパ腫
少なくとも2種類の他の全身治療を受けた後に疾患が再発または改善しなかった成人患者に使用されます。
・初回化学免疫療法が奏効しなかった、または初回化学免疫療法から12か月以内に再発したDLBCL
アキシカブタゲン シロルユーセルはYescartaリスク評価・リスク緩和戦略(REMS)という特別なプログラムの一環としてのみ使用可能です。
1本適応は、FDAの迅速承認プログラムの下で承認されています。承認の条件として、検証的試験によりアキシカブタゲン シロルユーセルがこれらの患者に臨床的有用性をもたらすことが示されなければなりません。
アキシカブタゲン シロルユーセルは、他のがん種の治療についても試験が行われています。
→ 適応となるがん最新(原文ページ)
FDA承認ニュース
FDAがリンパ腫(LBCL)の二次治療にアキシカブタゲン シロルユーセルを承認
FDAが再発/難治性濾胞性リンパ腫にアキシカブタゲン シロルユーセルを承認
Axicabtagene Ciloleucel[アキシカブタゲン シロルユーセル]に関する詳細情報
NCI治療薬辞典(原文)-詳細な科学的定義や、この治療薬に対する別名
Medline Plusの情報(原文)-治療薬に関する重要な情報を一般の方向けの言葉でまとめています。内容は次のようなものです。
・この治療薬に対するFDAの警告や注意
・この治療薬の適応症、使用方法
・この治療薬の使用の前に担当医に伝えておくべきこと
・この治療薬の使用の前に知っておくべきこと
・この治療薬と相互作用がある可能性のある他の薬剤
・起こりうる副作用
研究結果
【NCIブログ】非ホジキンリンパ腫にCAR-T細胞療法をより早期段階で使用すべきか(2022/01/13)(日本語訳)-この治療薬に対するNCIからの情報
【NCIブログ】CAR-T細胞療法の臨床試験増加を目指すNCIの取り組み(2020/04/23)(日本語訳)-この治療薬に対するNCIからの情報
治療薬は、すでに承認された適応以外にも治療や予防に役立つ効果があるかどうか別の試験で調べられることがあります。この患者向け『薬剤情報』では、承認された用法のみ記載していますが、情報の大部分は、現在試験が行われている未承認の使用法にも適応されることでしょう。
アキシカブタゲン シロルユーセルの臨床試験/治験を検索(原文)-現在患者を受け入れているがん領域のNCI臨床試験リスト
検索リンク
PubMed論文検索-米国National Library of Medicine。世界の科学論文一覧。薬剤の論文を調べることができます。 |
Clinicaltrials.Gov-世界中の臨床試験、治験一覧ページ。薬剤名で検索可能。 |
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