Abemaciclib[アベマシクリブ]
アルファベット別
五十音別
米国承認初掲載日: 2017/10/03~
このページは、米国国立がん研究所(NCI)「Drug Information」に基づいて作成しています。
薬剤の簡単な解説と、本治療薬の用法、関連ニュース、研究結果および現在進行中の臨床試験に関する情報へのリンク集です。最新情報は、下記の原文ページでご覧ください。
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『海外がん医療情報リファレンス』内の記事を検索 →Abemaciclib[アベマシクリブ] |
適応となるがん
アベマシクリブは以下の治療に用いられます。
• ホルモン受容体陽性(HR+)HER2陰性(HER2-)乳がん。
· 進行または転移したがんを有する成人患者において以下の用法で使用されます。
-ホルモン療法を受けた後にがんが悪化した成人患者にフルベストラントとの併用で使用されます。
-転移がんに対してホルモン療法および化学療法を受けた後にがんが悪化した成人患者に単独で使用されます。
-男性および閉経後の女性において一次ホルモン療法として使用されるアロマターゼ阻害剤と併用して使用されます。
· リンパ節に転移し再発のリスクの高い初期乳がんの成人患者において補助療法としてタモキシフェンまたはアロマターゼ阻害剤と併用して使用されます。
アベマシクリブは、他の種類のがんの治療でも研究されています。
→ 適応となるがん最新(原文ページ)
FDA承認ニュース
FDAが早期乳がんにアベマシクリブとホルモン療法の併用を承認
FDAがHR陽性HER2陰性転性移乳がんの初回治療にアベマシクリブを承認
FDAが特定の進行/転移性乳がんにアベマシクリブを承認
Abemaciclib[アベマシクリブ]に関する詳細情報
NCI治療薬辞典(原文)-詳細な科学的定義や、この治療薬に対する別名
Medline Plusの情報(原文)-治療薬に関する重要な情報を一般の方向けの言葉でまとめています。内容は次のようなものです。
・この治療薬に対するFDAの警告や注意
・この治療薬の適応症、使用方法
・この治療薬の使用の前に担当医に伝えておくべきこと
・この治療薬の使用の前に知っておくべきこと
・この治療薬と相互作用がある可能性のある他の薬剤
・起こりうる副作用
研究結果
【NCIブログ】アベマシクリブが早期乳がんの新たな選択肢となる可能性(2021/01/06)(日本語訳)-この治療薬に対するNCIからの情報
治療薬は、すでに承認された適応以外にも治療や予防に役立つ効果があるかどうか別の試験で調べられることがあります。この患者向け『薬剤情報』では、承認された用法のみ記載していますが、情報の大部分は、現在試験が行われている未承認の使用法にも適応されることでしょう。
アベマシクリブの臨床試験/治験を検索(原文)-現在患者を受け入れているがん領域のNCI臨床試験リスト
検索リンク
PubMed論文検索-米国National Library of Medicine。世界の科学論文一覧。薬剤の論文を調べることができます。 |
Clinicaltrials.Gov-世界中の臨床試験、治験一覧ページ。薬剤名で検索が可能です。 |
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