ロイター
限局性前立腺がん切除後の放射線治療の遅延は悪影響を及ぼさない
2020年10月26日
【ロイター】限局性前立腺がんにおいて、アンドロゲン除去療法(ADT:いわゆるホルモン療法)後の放射線治療までの期間を最長180日まで延期しても全生存期間に悪影響はないという新たな報告があった。 「このように常にCOVID-19に脅かされてい
直腸がんの予後予測にはTNM分類より、血管侵襲と腫瘍デポジットのほうが精度が高い
2020年10月23日
【ロイター】直腸がん患者において、MRIの画像評価によるリンパ節ではない腫瘍結節(腫瘍デポジット、mrTDs)や壁外静脈侵襲(EMVI)は、腫瘍の大きさやリンパ節転移(mrLNMs)よりも精度の高い予後予測因子であると研究者らは述べている。
PD-L1高発現の肺がん(NSCLC)初回治療にアテゾリズマブが有用
2020年10月21日
特定の転移非小細胞肺がん(NSCLC)患者を対象とする少規模臨床試験において、初回治療としてのアテゾリズマブ(販売名:テセントリク)は、プラチナベース全身化学療法群と比較して、全生存期間中央値を7カ月強(41%)延長することが、Roche
PARP阻害薬は特定の卵巣がん治療に有用―ASCOガイドライン
2020年10月12日
【ロイター】ポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼ(PARP)阻害薬は、新規または再発卵巣がんと診断された特定の女性患者の治療に有用であることが、米国臨床腫瘍学会(ASCO)の新たなガイドラインに示された。 卵巣がん患者への治療薬として米国食
楽天メディカル社が頭頸部がんにアキャルックス®の国内承認を取得
2020年10月11日
2020年9月25日、楽天メディカル社は、完全子会社の楽天メディカルジャパン社が、切除不能局所進行または再発頭頸部がんを適応としてアキャルックス®点滴静注250mg(セツキシマブ サロタロカンナトリウム)の国内販売承認を厚生労働省から得たこ
抗PD-L1抗体薬アベルマブは進行性尿路上皮がんの生存率を改善する
2020年10月7日
【ロイター】JAVELIN Bladder 100試験の結果によると、進行性または転移性の尿路上皮がんに対して、維持療法として avelumab [アベルマブ](販売名:バベンチオ)を支持療法( best supportive care)に
イピリムマブが転移性去勢抵抗性前立腺がんの全生存期間を延長
2020年9月28日
【ロイター】ドセタキセル(販売名:タキソテール)の投与を受けたことのある転移性去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)患者を対象とした、骨転移への放射線治療後のイピリムマブ(販売名:ヤーボイ)での治療が全生存期間の改善と関連していることが、CA1
オシメルチニブ(タグリッソ)が肺がんの脳転移を抑制
2020年9月25日
【ロイター】タグリッソ(一般名:オシメルチニブ)は、英国の製薬会社アストラゼネカ社の売上首位の製品であるが、早期に診断された肺がんの特定の組織型において、脳への転移を遅らせると土曜日に発表された。 外科切除が可能な早期に診断され、いわゆるE
ダロルタミドで非転移性、去勢抵抗性前立腺がんの死亡リスクが低下
2020年9月23日
【ロイター】新しい前立腺がん治療薬ダロルタミドが非転移性去勢抵抗性前立腺がん男性患者の3年時点の死亡リスクを31%低下させることが、第3相ARAMIS試験で得られた新たなデータより明らかになった。 試験費用を負担したフィンランドのOrino
ダブラフェニブ+トラメチニブ併用は切除後ステージ3メラノーマの長期生存率を改善
2020年9月22日
【ロイター】ダブラフェニブ(販売名:タフィンラー)および トラメチニブ(販売名:メキニスト)の併用療法はプラセボと比較して、切除後のステージ3メラノーマ(悪性黒色腫)患者における長期生存率を改善するとの先行知見が、COMBI-AD試験の最新