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免疫チェックポイント阻害剤で26~38%転移膀胱癌が縮小
2016年12月7日
3群比較試験の初期段階で、併用免疫療法が転移性膀胱がんの患者において26~38%の奏効率を実現していることが、メリーランド州ナショナルハーバーで開催された2016年がん免疫学会(Society for Immunotherapy of Ca
早期前立腺がんの侵襲的治療は必ずしも必要ない
2016年12月7日
デイリー・テレグラフ紙の報道によると、「前立腺がんの綿密なモニタリングを行えば、厳しい侵襲的治療と同等の生存確率が得られる」。 研究者らは、早期前立腺がんに対する手術などの侵襲的治療は、監視療法(active survei
代謝機能不全因子は肝がんリスクの上昇と関連
2016年12月6日
肝がんは肥満関連がんであることの重大な裏付けとなるデータが示される 大規模前向きコホート試験により、体格指数(BMI)の上昇、腹囲の増大および2型糖尿病が肝がんリスクの上昇に関連していたという研究報告が、米国がん学会のCancer
尿路感染症予防ー2016年10月号
2016年12月3日
MDアンダーソン OncoLog 2016年10月号(Volume 61 / Issue 10) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
アルコールとがんについて知ってほしい10のこと
2016年12月1日
今週は「アルコール意識向上週間」なので、アルコールとがんについてよく聞かれる質問のいくつかに答えたいと思います。 アルコール1単位とはいったい何かという説明から、よく使われている二日酔い解消法の解説まで、アルコールとがんについて知っておくべ
次世代シーケンシングにより小児脳腫瘍患者の診断が変化
2016年11月30日
カリフォルニア大学サンフランシスコ校UCSFの研究により、プロファイリングで父親および母親自身の他のがんリスクについての手がかりも提供されることが示された UCSF Medical Centerにて、次世代シーケンシングにより何人
ASCOが子宮頸がん検診の受診向上のための世界的推奨を発表
2016年11月28日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)は本日、世界中の女性のがんによる主な死因の1つである子宮頸がんの検診に関する新たな世界的ガイドラインを発表した。本ガイドラインには、世界各国における、検診、陽性の検診結果に対する経過観察、子宮頸がんの前がん病変を
検診は子宮頸がんで死亡する女性を救う
2016年11月29日
「対象者全員が検診に行っていれば、何百人もの子宮頸がん患者の命が助かっていた可能性があると」BBCニュースが報じた。 解析の結果、子宮頸がん検診の対象の女性全員が検診を受診した場合、子宮頸がんによる死亡を回避できる人が年間
乳がんの化学療法はレジメンにより費用の差が大きい
2016年11月28日
MDアンダーソンがんセンター適切な情報に基づいて化学療法を選択することで、乳がんの治療費を年10億ドル削減できる可能性 テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの新しい研究によると、乳がんに対する化学療法は、その効果が同等であって
乳がん再発リスクの予測を支援する新しいウェブアプリ
2016年11月28日
無料ウェブアプリが、市販の再発リスク分子検査の結果の一部を正確に予測する 概要 乳がん分子検査をオーダーすべき?このアプリが判断を助けてくれる 無料ウェブアプリが、市販の再発リスク分子検査の結果の一部を正確に予
カボザンチニブが進行腎臓がん患者の無増悪生存期間を改善
2016年11月28日
ダナファーバーがん研究所の研究者らが行ったランダム化第2相試験の結果によると、平均よりも転帰不良のリスクが考えられる転移性がん患者において、腎臓がん試験薬の有効性が標準一次治療を上回った。 試験薬のカボザンチニブを投与された患者は
遺伝性大腸がん
2016年11月27日
MDアンダーソン OncoLog 2016年10月号(Volume 61 / Issue 10) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号UR
FDAが多発性骨髄腫に標準治療との併用でダラツムマブを承認
2016年11月23日
2016年11月21日、米国食品医薬品局(FDA)は、1つ以上の治療歴のある多発性骨髄腫患者に対し、レナリドミドとデキサメタゾンまたはボルテゾミブとデキサメタゾンとの併用でダラツムマブ(商品名:DARZALEX、Janssen Biotec
DNAミスマッチ修復機構の欠損患者
2016年11月23日
MDアンダーソン OncoLog 2016年10月号(Volume 61 / Issue 10) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号UR
ウェブ利用のリハビリが、がんサバイバーの認知機能を改善
2016年11月17日
ASCOの見解ASCOがんサバイバーシップ専門委員Patricia Ganz医師「認知機能のリハビリテーションは、がんサバイバーシップケアの中核であるべきです。なぜならば、認知症状はよく起こることであり、人々の生活に深い影響を与えるものだか
臨床試験の“相”とは?
2016年11月16日
米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。 ◆─────────────────◆ ホワイトボード上の動画は、臨床試験の3つの主要な相について説明し
乳房全摘+再建は合併症率と合併症関連費用が最も高い
2016年11月15日
MDアンダーソンがんセンター同治療法は若年患者で最も高額であることもMDアンダーソンの研究で判明 テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの新たな研究によると、早期乳がん女性のガイドラインに従った治療法を検討したところ、年齢に関係
進行がん患者に対する早期からの緩和ケア効果を試験で確認
2016年11月15日
進行がんの標準治療と並行して緩和ケアを受ける患者では、早期からの緩和ケアを受けなかった患者と比較して、QOL(生活の質)や気分が良い状態にあることがランダム化臨床試験の結果で示された。 また、早期からの緩和ケアを受けた患者では疾患
遺伝子検査の結果に関する患者教育‐COMET研究ついてCarol Weil氏へのインタビュー
2016年11月13日
COMET(腫瘍プロファイリングに関するコミュニケーションと教育)研究とは、がん患者が遺伝子検査について教育を受けた後にどの程度知識を深めたのか、腫瘍プロファイリング試験の結果を知った後にどの程度ストレスレベルが減少しているのかを調査するた
FDA、ニボルマブを頭頸部がんに拡大承認
2016年11月11日
Approved Drugs 米国食品医薬品局(FDA)は2016年11月10日、再発または転移性の頭頸部扁平上皮がん(SCCHN)で、プラチナベース化学療法中あるいは治療後に病勢進行がみられる患者の治療に、ニボルマブ(商品名:オプジーボ、
脳転移を有する非小細胞肺がんへの放射線治療の効果に疑問符
2016年11月9日
『「全脳照射」は、脳転移をきたした肺がん患者にとって有益性はない』とBBCニュースが報じた。 英国で行われた試験により、放射線治療は、標準治療と比較して、生存期間および生活の質(QOL)を有意に改善しないことが明らかになった。&n
希少皮膚がん患者におけるavelumabによる持続的な腫瘍縮小効果
2016年11月8日
メルケル細胞がんは悪性度の高い皮膚がんとして稀な種類であり、有効な治療法はほとんど確立されていないが、免疫治療新薬avelumab[アベルマブ]が転移性メルケル細胞がんに対して有望であるという結果が臨床試験により示された。 今回の
卵巣がん予防の卵巣摘出は閉経前女性の選択肢にすべきではない
2016年11月7日
メイヨークリニック研究チームは、閉経前の女性達が卵巣がん予防のために卵巣を摘出するという議論しつくされていない行為は、がんリスクが高い女性達でない限りやめるべきだということを示唆するエビデンスを得た。本試験は、両側卵巣を摘出した46歳未満の
ビタミンDとがんの予防
2016年11月6日
MDアンダーソン OncoLog 2016年10月号(Volume 61 / Issue 10) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号UR