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くすぶり型骨髄腫への早期介入が症候性骨髄腫への進行を防ぐ
2017年1月4日
ダナファーバーがん研究所の研究者らによると、免疫療法をベースとした多剤併用療法による早期介入は、ハイリスクのくすぶり型骨髄腫が本格的な疾患(症候性骨髄腫)に進行するのを防ぐ可能性がある。 2016年12月5日にサンディエゴで開
進行期消化管間質腫瘍(GIST)治療における有望な新標的療法
2017年1月4日
進行期消化管間質腫瘍(GIST)に対する新たな分子標的薬の2つの初期臨床試験において、有望な予備結果 が示された。 この2種の治療法は、ほとんどのGISTの増殖に関与する異常な分子シグナル伝達経路を遮断するようデザインされて
骨髄異形成症候群の造血幹細胞移植に遺伝的分類が有用
2016年12月31日
骨髄異形成症候群(MDS)の患者の中に幹細胞移植の恩恵を受ける可能性がある人がいるかどうか、もしいるのであれば、その移植が高用量または中用量の化学療法(および症例によっては放射線療法)のどちらを要するかが血液検査でわかる可能性がある。この所
Veliparb+化学療法がBRCA変異陽性乳がんに有効
2016年12月30日
12月6日〜10日に開催された2016年サンアントニオ乳がんシンポジウムで発表された第2相臨床試験によると、カルボプラチン+パクリタキセル化学療法にポリADP-リボースポリメラーゼ(PARP)阻害剤veliparibを追加すると、BRCA1
適格でない患者も試験参加により利益を得られる可能性
2016年12月30日
併存疾患のある白血病患者でも安全に治療ができるかもしれない 臨床試験に参加できれば非常に大きな利益を得られるかもしれない予後不良疾患の患者が、併存疾患のために臨床試験の適格基準を満たさないことはしばしばある。テキサス大学MDア
免疫細胞トラップががん転移を促進
2016年12月29日
がん細胞は、正常細胞を集めて増殖や転移に利用するという忌まわしい細胞である。今回新たな研究により、がん細胞が転移性腫瘍を形成するために、白血球の中で最も大きな割合を占める好中球の通常機能を利用しているという可能性が示唆された。
がん治療後の致死的な白血病発症をバイオマーカーで予測
2016年12月29日
MDアンダーソンがんセンター 乳がん、大腸がん、およびその他のがんの治療に成功した患者でもしばしば致死的となる白血病を発症することがあり、時には治療終了後に数年経って発症する。これは遺伝子突然変異が、治療関連の骨髄性腫瘍(t-MNs)として
ニボルマブ併用は白血病(AML)の奏効率と生存率を改善
2016年12月29日
MDアンダーソンがんセンター テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究者による予備的知見によれば、免疫療法薬ニボルマブと標準化学療法の併用は、急性骨髄性白血病(AML)患者における奏効率を2倍以上に高め全生存率を改善することが示された
オシメルチニブが進行非小細胞肺がんの無増悪生存期間延長
2016年12月27日
EGFR-TKI治療を受けた患者の病勢進行を追跡したAURA3試験結果 EGFRチロシンキナーゼ阻害剤(TKI)を用いた初回治療で病勢が進行したEGFR T790M陽性非小細胞肺がん(NSCLC)患者において、オシメルチニブは
イバンドロネート追加で閉経後乳がんの転帰は改善せず
2016年12月27日
有益性における決定的なエビデンスを得るためにはより長期の追跡調査が好ましい ホルモン受容体(HR)陽性初期乳がん患者で閉経後の女性を対象に、アジュバントホルモン療法に加えてビスフォスフォネート製剤イバンドロネート(Boniva)を投与しても
口腔咽頭がん発症率増加の原因、HPV感染以外にも
2016年12月27日
2002~2011年における英国の口腔咽頭扁平上皮がん発症率の増加について、同期間中のヒトパピローマウイルス(HPV)の陽性疾患率は変わっていないことから、HPVへの感染だけに起因するものではないという研究報告が、米国がん学会誌「Cance
Durvalumabが治療歴を有する進行非小細胞肺がんに有効
2016年12月26日
ATLANTIC第2相試験では、EGFR / ALK野生型の局所進行性および転移性非小細胞肺がん(NSCLC)の複数の抗がん剤治療を治療歴のある患者において、durvalumab[ドゥバルマブ]が有効であり、効果は長時間持続するという結果が
放射線治療はインプラント乳房再建の合併症を増加させる
2016年12月26日
放射線治療後に自家組織乳房再建を受けた患者では転帰の悪化はみられず 2016年サンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)(12月6日~10日)で発表された大規模な多施設共同前向きコホート研究のデータによると、インプラント再
尿路上皮がん―2016年11-12月号
2016年12月24日
MDアンダーソン OncoLog 2016年11-12月号(Volume 61 / Issue 11-12) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です
喫煙が外見に及ぼす影響―2016年11-12月号
2016年12月24日
MDアンダーソン OncoLog 2016年11-12月号(Volume 61 / Issue 11-12) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です
喫煙に安全な量はない:喫煙本数が少くても早期死亡リスクが高い
2016年12月24日
NCIプレスリリース 1日平均1本未満でも、継続的に生涯にわたって喫煙した人は、非喫煙者より早期に死亡するリスクが64%高く、また1日1~10本喫煙した人では、非喫煙者より早期に死亡するリスクが87%高いことが、米国国立がん研究所(NCI)
トリプルネガティブ乳癌―2016年11-12月
2016年12月24日
MDアンダーソン OncoLog 2016年11-12月号(Volume 61 / Issue 11-12) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です
HR陽性HER2陰性早期乳がんに対する術前アベマシクリブ療法の第2相臨床試験が主要評価項目を達成
2016年12月23日
試験薬abemaciclib[アベマシクリブ]単剤またはアベマシクリブとアロマターゼ阻害薬アナストロゾールとの併用による術前療法が、アナストロゾール単剤療法よりも、ホルモン受容体(HR)陽性HER2陰性乳がん細胞中のKi67(細胞増殖のマー
ピオグリタゾン含有製剤が膀胱がんリスク上昇と関連、FDA情報改訂
2016年12月22日
[2016年12月12日] 内科、内分泌科、泌尿器科向け 問題点:FDAは再調査の結果、2型糖尿病治療薬であるピオグリタゾン(アクトス、ACTOplus met、 ACTOplus met XR、Duetact、Oseni )の使用
術前化学療法を受ける一部の早期乳がん患者は腋窩リンパ節郭清を回避できる
2016年12月22日
12月6~10日開催の2016年サンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)で発表されたGANEA 2臨床試験データによると、手術可能な大きい乳房腫瘍を有し、術前化学療法実施前に腋窩(わきの下の)リンパ節にがんの臨床徴候がみられなかった患
閉経後早期乳がんに対する長期レトロゾール療法の効果は限定的
2016年12月20日
アロマターゼ阻害薬ベースの補助ホルモン療法を5年間実施した後、さらに5年間、レトロゾールによるホルモン療法を実施する療法は、閉経後のホルモン受容体陽性早期乳がん女性患者における無病生存期間または全生存期間の統計学
ニボルマブが中枢神経系または精巣原発悪性リンパ腫に有効
2016年12月20日
小規模症例研究によると、古典的ホジキンリンパ腫の持続的寛解を誘導する免疫療法薬が、2種類のまれなアグレッシブタイプの非ホジキンリンパ腫のいずれかを有する患者に有効である可能性がある。 患者の治療を担
FDAが進行卵巣がん治療にrucaparibを迅速承認
2016年12月20日
米国食品医薬品局(FDA)は本日、特定タイプの卵巣がんを有する女性患者の治療に、rucaparib(商品名:Rubraca)を迅速承認した。Rucaparibは、過去2種類以上の化学療法を受けた進行卵巣がんの女性患者を対象とし、FDA承認済
BELLE-3試験でbuparlisibがHR+進行乳がんのPFSを改善
2016年12月19日
12月6~10日に開催されたサンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)2016で発表された第3相臨床試験BELLE-3のデータによると、PI3K阻害剤buparlisib[ブパルリシブ]とホルモン療法の併用が、エベロリムスとエキセメスタ