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FDAがC型慢性肝炎にVoseviを承認の画像

FDAがC型慢性肝炎にVoseviを承認

米国食品医薬品局(FDA)は本日、C型肝炎ウイルス(HCV)遺伝子1型~6型を有し、肝硬変(肝臓病)を認めないか、軽度の肝硬変を認める成人の治療薬として、Vosevi(商品名)を承認した。Voseviは、既承認薬の2剤(ソホスブビル、vel
夜勤が損傷したDNAを修復する能力の低下と関連の画像

夜勤が損傷したDNAを修復する能力の低下と関連

フレッド・ハッチンソンがん研究センターは、夜勤労働者におけるDNA修復とメラトニンレベル低下との関連性を見出した。   フレッド・ハッチンソンがん研究センターのParveen Bhatti医師(疫学者)主導による研究で、夜勤がDN
FDAがHER2陽性早期乳がんの延長補助療法にネラチニブを承認の画像

FDAがHER2陽性早期乳がんの延長補助療法にネラチニブを承認

米国食品医薬品局(FDA)は2017年7月17日、HER2タンパク過剰発現/遺伝子増幅が認められる成人早期乳がん患者に対するトラスツズマブを用いる補助療法後の延長補助療法として、neratinib[ネラチニブ](商品名:NERLYNX、Pu
FDAが新たな鎌状赤血球症治療薬としてEndariを承認の画像

FDAが新たな鎌状赤血球症治療薬としてEndariを承認

米国食品医薬品局(FDA)は2017年7月7日、血液疾患に関連した重度合併症を抑制するために、5歳以上の鎌状赤血球症患者に対してEndari(L-グルタミン酸経口散剤)を承認した。
ペムブロリズマブ+標準術前化学療法は高リスク乳がんの転帰を改善ーI-SPY 2試験の画像

ペムブロリズマブ+標準術前化学療法は高リスク乳がんの転帰を改善ーI-SPY 2試験

2017年度米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会で発表されたデータには、局所進行トリプルネガティブ乳がん(TNBC)患者およびホルモン受容体(HR)陽性HER2 陰性乳がん患者から得た知見が含まれた   局所進行のトリプルネガティ
がんの転移とはの画像

がんの転移とは

米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。 ◆─────────────────◆ がんによる死亡の多くは、最初に発生したがんが他の組織や臓器に移動し
パルボシクリブがより広い適用性を有する可能性の画像

パルボシクリブがより広い適用性を有する可能性

がん細胞の増殖を阻害する能力について注目されている薬剤は、特定のタンパク質を高く発現するがんを死滅させる能力という第2の側面を有する可能性があることをダナファーバーがん研究所の研究者らが発見した。   新たな研究では、研究者らは、
2つの併用療法、メラノーマの脳転移を大半の患者で縮小の画像

2つの併用療法、メラノーマの脳転移を大半の患者で縮小

予後不良な患者に対する免疫療法薬(ニボルマブ+イピリムマブ)、および分子標的療法薬(ダブラフェニブ+トラメチニブ)による2種の併用治療が、MDアンダーソンの研究者により発表された。   脳転移を有するメラノーマ(悪性黒色腫)に対す
腸内細菌の多様性が転移メラノーマの進行と関連の画像

腸内細菌の多様性が転移メラノーマの進行と関連

免疫チェックポイント阻害薬の治療を受けた患者におけるマイクロバイオームとの関連性が発見される   MD アンダーソンニュースリリース   転移性メラノーマ(悪性黒色腫)患者の消化管における細菌の混合具合が、免疫療法の治療
がん統計 ~知っていますか?~の画像

がん統計 ~知っていますか?~

米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。 ◆─────────────────◆ がん統計とは何でしょうか?がん登録では、がんの最新の傾向を知る一助
FDAがRAS遺伝子変異検出用Praxis Extended RASパネルを承認の画像

FDAがRAS遺伝子変異検出用Praxis Extended RASパネルを承認

2017年6月29日、米国食品医薬品局(FDA)は、転移大腸がん(mCRC)患者の腫瘍検体中のRAS遺伝子に存在する特定の遺伝子変異を検出する次世代シーケンサー(NGS)を用いた検査法であるPraxis Extended RASパネル(Il
HER2過剰発現/増幅/変異、転移肺がんへのT-DM1の画像

HER2過剰発現/増幅/変異、転移肺がんへのT-DM1

2017年米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会臨床科学シンポジウムハイライト トピック:トランスレーショナルリサーチ/肺他の胸部腫瘍/抗がん剤およびバイオ製剤 6月4日に米国シカゴで開催された2017年ASCO年次総会の「古い標的と新たな薬
輸血を提供できないことが血液がん患者のホスピス利用を阻むの画像

輸血を提供できないことが血液がん患者のホスピス利用を阻む

ホスピスにおける輸血提供は現在の医療費償還制度では通常適用されず、これが可能となれば、根治不能の血液がん患者に対する終末期ケアとしてホスピスを紹介できると医師らが考えていることが、新たな研究で明らかとなった。この研究結果は、白血病、リンパ腫
FDAが化学療法中の脱毛症に冷却キャップの適用拡大を承認の画像

FDAが化学療法中の脱毛症に冷却キャップの適用拡大を承認

本日、米国食品医薬品局(FDA)は化学療法中の脱毛(脱毛症)の抑制を目的とする冷却キャップ(商品名:DigniCap Cooling System[ディグニキャップ])の適用対象拡大を承認した。DigniCap Cooling System
非ステロイド性抗炎症薬が大腸がんサバイバーの生存率向上の画像

非ステロイド性抗炎症薬が大腸がんサバイバーの生存率向上

Journal of Clinical Oncology 誌で発表された知見は、NSAIDががんのサブタイプや薬物使用のタイミングに関して恩恵を与えることを示した。   長期の大腸がんサバイバーの間で、非ステロイド性抗炎症薬(NS
Savolitinibが一部の進行腎臓がん患者に有効な可能性の画像

Savolitinibが一部の進行腎臓がん患者に有効な可能性

ダナファーバーがん研究所の研究者らが主導した試験によると、予後不良な進行腎臓がん患者の一部が、がん増殖の原因である異常な遺伝子経路を標的とした試験薬により利益を得たという。   Savolitinib[サボリチニブ]という試験薬が
FDAが数種の白血病とリンパ腫の検出試薬の製造販売を承認の画像

FDAが数種の白血病とリンパ腫の検出試薬の製造販売を承認

米国食品医薬品局は本日、ClearLLab試薬(T1、T2、B1、B2、M)の製造販売を承認した。ClearLLab試薬は、慢性白血病、急性白血病、非ホジキンリンパ腫、骨髄腫、骨髄異形成症候群(MDS)および骨髄増殖性腫瘍(MPN)など数種
PARP阻害剤が脳腫瘍などに有効の画像

PARP阻害剤が脳腫瘍などに有効

2つの個別の研究により、一種の脳腫瘍、および数種の他のがんでよく認められる遺伝子変異の機能に関する新たな見解が明らかになった。また、その過程で新たな治療戦略となり得る治療法がみつかった。   IDHと呼ばれる遺伝子に変異を有するが
乳がん検診リーフレット(英国NHS)の画像

乳がん検診リーフレット(英国NHS)

第1章 はじめに 英国では、女性の約8人に1人がその生涯で乳がんと診断されています。乳がんが早期で発見されれば、回復する見込みは十分にあります。   乳がん検診は、乳がんの早期発見を目的としています。検診では、小さすぎて見たり触れ
FDAがBRAF V600E変異陽性転移非小細胞肺がんにダブラフェニブ+トラメチニブを承認の画像

FDAがBRAF V600E変異陽性転移非小細胞肺がんにダブラフェニブ+トラメチニブを承認

2017年6月22日、米国食品医薬品局(FDA)は、FDAが承認した検査で検出されたBRAF V600E遺伝子変異を有する転移非小細胞肺がん(NSCLC)患者へのダブラフェニブおよびトラメチニブ(商品名:TAFINLARおよびMEKINIS
化学療法治療が歩行とバランス感覚に悪影響を及ぼすの画像

化学療法治療が歩行とバランス感覚に悪影響を及ぼす

 オハイオ州立大学総合がんセンターのArthur G. James Cancer Hospital and Richard J. Solove Research Institute (OSUCCC–James)の研究者らによっておこなわれた
CAR-T細胞療法で多発性骨髄腫が長期寛解の画像

CAR-T細胞療法で多発性骨髄腫が長期寛解

米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解 「まだ早い段階ですが、これらのデータはCAR-T (キメラ抗原受容体発現T細胞) 細胞療法が多発性骨髄腫に寛解をもたらすことを強く示すものです」と、ASCO専門家のMichael S. Sabel医師は述
FDAがヒアルロニダーゼを一部のリンパ腫および慢性リンパ性白血病に承認の画像

FDAがヒアルロニダーゼを一部のリンパ腫および慢性リンパ性白血病に承認

2017年6月22日、米国食品医薬品局(FDA)は、濾胞性リンパ腫(FL)、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、および慢性リンパ性白血病(CLL)の成人患者に対して、リツキシマブ+ヒトヒアルロニダーゼの併用(商品名:RITUXAN
2016年米国青少年タバコ調査に関するFDA長官の声明の画像

2016年米国青少年タバコ調査に関するFDA長官の声明

2016年National Youth Tobacco Survey(米国青少年タバコ調査)における最新の数字は期待が持てるものであるが、全てのタバコ製品で長期間にわたりこの減少傾向が継続するよう尽力することは極めて重要である。