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装着型医療機器TTフィールドにより膠芽腫患者の生存率が向上の画像

装着型医療機器TTフィールドにより膠芽腫患者の生存率が向上

膠芽腫患者では、化学療法薬であるテモゾロミド治療に加えて交流電場を送達する医療機器を装着した患者のほうが、テモゾロミド単独療法を受けた患者よりも全生存中央値が有意に改善したとの第3相ランダム化臨床試験の最終結果が、2017年4月1~5日開催
前立腺がんに対する小線源放射線療法ガイドラインを更新の画像

前立腺がんに対する小線源放射線療法ガイドラインを更新

米国臨床腫瘍学会(ASCO)および Cancer Care Ontarioが、本日、前立腺がん患者に対する小線源療法(内部照射)に関する共同診療ガイドラインの更新を発表した。この更新により、それぞれの患者リスク群に対するエビデンスに基づいた
ウイルス特異的T細胞による移植後の感染治療の画像

ウイルス特異的T細胞による移植後の感染治療

MDアンダーソン OncoLog 2017年3月号(Volume 62 / Issue 3)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
がん臨床試験、患者集積の遅れ―試験の種類と最初の患者登録の画像

がん臨床試験、患者集積の遅れ―試験の種類と最初の患者登録

米国がん学会(AACR)の機関誌Clinical Cancer Research誌に公表された研究によると、国内の研究共同グループが主導するがん臨床試験と、試験開始から最初の患者の登録までにかかる時間は、患者集積の遅れに結びつく要因の一部だ
膠芽腫に対する免疫療法の画像

膠芽腫に対する免疫療法

MDアンダーソン OncoLog 2017年3月号(Volume 62 / Issue 3)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
化学療法による末梢神経障害が、脳の機能訓練で軽減の画像

化学療法による末梢神経障害が、脳の機能訓練で軽減

ニューロフィードバックは標的となる脳活動の重要な変化にも繋がる テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンターの研究によれば、がんサバイバーに認められる化学療法誘発性の神経損傷、つまりニューロパチー(末梢神経障害)の症状の軽減に、ニューロフィ
腫瘍増大後の頭頸部がんへも免疫チェックポイント阻害剤が有効の画像

腫瘍増大後の頭頸部がんへも免疫チェックポイント阻害剤が有効

ダナファーバーがん研究所および他の施設の研究者による新たな研究では、頭頸部がんの患者の一部は腫瘍が増大する徴候が認められた後も、免疫療法薬による治療の継続で利益が得られる可能性が示唆された。   研究者らは、2017年4月3日月曜
アスピリンの常用が、がん死亡率の低下と関連の画像

アスピリンの常用が、がん死亡率の低下と関連

2017年4月1日~5日開催の米国がん学会(AACR)年次総会で発表されたデータによると、長期間にわたるアスピリンの常用が、異なる数種のがんによる死亡リスクの低下に関連していた。   「アスピリンが、がんの発症リスクを減少させるだ
英NICEが頭頸部がんの診断、評価、管理の品質基準を公表の画像

英NICEが頭頸部がんの診断、評価、管理の品質基準を公表

優先改善項目における質の高いケアについての記述を公表 2017年3月、英国国立医療技術評価機構(NICE)は頭頸部がんにおける品質基準[QS146]を公表した。この品質基準では若年者(16歳および17歳)と成人(18歳以上)の上気道消化管が
成人AMLの診断・治療に関する新たな推奨―欧州白血病Netの画像

成人AMLの診断・治療に関する新たな推奨―欧州白血病Net

・急性骨髄性白血病(AML)に関する研究の進展を背景に、成人AMLの診断・治療に関する新たな推奨が提唱されている。 ・これらの推奨は欧州白血病Net( European LeukemiaNet:ELN)が発表した。 ・これらの推奨はELNが
肺がん検診実証プロジェクトにより困難と課題が明らかにの画像

肺がん検診実証プロジェクトにより困難と課題が明らかに

米国における肺がん検診の拡大を目的として、米国退役軍人保健局(VHA:US Veterans Health Administration)が行った実証プロジェクトでは、実施に伴う複雑さと課題が浮き彫りになっている。    2013
乳がん治療と転帰に関するがんセンターのウェブサイト情報の検証の画像

乳がん治療と転帰に関するがんセンターのウェブサイト情報の検証

研究者らは、乳がん治療に関し、情報に基づいて意思決定するには患者の知識が不可欠である、と言う。   専門家の見解 「患者、およびその家族や友人が患者のがん診断に関して調査し、より多くの情報を得るためにインターネットを利用することが
白血病薬イマチニブの長期結果とがん治療の革新の画像

白血病薬イマチニブの長期結果とがん治療の革新

がん領域における概念の変化 約11年間の追跡の結果、イマチニブによる長期治療によって慢性骨髄性白血病(CML)が長期間制御され、蓄積毒性作用や遅発性毒性作用も認めないことが示された。2017年3月9日にNew England Journal
PI3K/mTOR阻害剤が特定の子宮肉腫に有効な可能性の画像

PI3K/mTOR阻害剤が特定の子宮肉腫に有効な可能性

米国がん学会のClinical Cancer Research誌に発表された研究によると、タンパク質P-S6S240は、平滑筋肉腫と呼ばれる治療困難なタイプの子宮肉腫の患者の予後不良を示す指標として役立つ可能性があり、非臨床試験データは、こ
FDAがニラパリブを再発上皮卵巣がん、卵管がん、原発性腹膜がん維持療法に承認の画像

FDAがニラパリブを再発上皮卵巣がん、卵管がん、原発性腹膜がん維持療法に承認

米国食品医薬品局(FDA)は本日、再発上皮性卵巣がん、卵管がん、腹膜原発がんの成人患者で、プラチナ製剤を含む化学療法後に腫瘍が完全または部分的に縮小(完全奏効または部分奏効)した患者の維持療法(がんの増殖を遅らせる目的)薬として、nirap
NIH補助金減額の大統領予算案に反対、ASCO会長が声明の画像

NIH補助金減額の大統領予算案に反対、ASCO会長が声明

ASCO会長であるDaniel F. Hayes医師による声明   われわれは、米国国立衛生研究所(NIH)から60億ドルを削減するトランプ大統領の予算概要に強く反対する。NIH財政支出を20%近くも減額することは、わが国の既に脆
運動は最も有効性が証明された乳がん再発予防法の画像

運動は最も有効性が証明された乳がん再発予防法

「1日30分の散歩が乳がん治療後の患者の再発予防に役立つ」とサン紙は報告する。   乳がんの治療を受けた女性の多くが、再発リスクの低下に役立ちそうな生活習慣に変えたいと強く思っているという事実がきっかけとなって、カナダの研究グルー
がん患者のための性生活維持のヒントの画像

がん患者のための性生活維持のヒント

がんとその治療は患者の生活のあらゆる側面に影響を及ぼす可能性があり、がんの診断後、「新たな日常」をいかにして見出せばよいのか助言を求める患者が多い。ダナファーバーがん研究所の性の健康プログラムの責任者であるSharon Bober博士による
急性リンパ性白血病(ALL)にブリナツモマブは化学療法より有効の画像

急性リンパ性白血病(ALL)にブリナツモマブは化学療法より有効

100以上の施設が参加した第3相ランダム化試験にて全生存期間の延長が示された 21カ国101施設が参加した第3相臨床試験において、進行急性リンパ性白血病(ALL)治療に対するモノクローナル抗体ブリナツモマブは、標準化学療法よりも効果的である
FDAがEGFR T790M変異陽性の転移非小細胞肺がんにosimertinibを承認の画像

FDAがEGFR T790M変異陽性の転移非小細胞肺がんにosimertinibを承認

米国食品医薬品局(FDA)は2017年3月30日、上皮成長因子受容体(EGFR)T790M変異陽性の転移性非小細胞肺がん(NSCLC)患者の治療薬として、osimertinib[オシメルチニブ](商品名:Tagrisso[タグリッソ]、アス
ドセタキセルでの好中球減少性腸炎の発症頻度は増加せずの画像

ドセタキセルでの好中球減少性腸炎の発症頻度は増加せず

事前評価では、好中球減少性腸炎の発症頻度の増加は認められなかった。   2017年3月10日、欧州医薬品庁(EMA)はフランスにおいて、がん治療薬ドセタキセル投与後に好中球減少性腸炎を発症した患者の症例について調査をしており、それ
乳房温存術後の短期放射線療法はケアの質・価値を高めるの画像

乳房温存術後の短期放射線療法はケアの質・価値を高める

緊急リリース ASCOの見解 ASCO乳がんエキスパート Don S. Dizon医師 「患者にとって質および価値の高い治療を決定するには、臨床的メリットや費用など数多くの要因があります。本研究は、臨床的エビデンスに基づいて各患者に合わせた
条件付きリプログラミング:がん細胞の増殖技術について Richard Schlegel氏に聞くの画像

条件付きリプログラミング:がん細胞の増殖技術について Richard Schlegel氏に聞く

本年1月、患者から採取した正常細胞や腫瘍細胞を研究室で増殖させる新規技法の完全なプロトコールが発表された。本技術は条件付きリプログラミングとして知られ、培養細胞を樹立し無期限で生存させる方法として2012年に初めて開発された。  
光免疫療法:近赤外線でがん細胞が死滅の画像

光免疫療法:近赤外線でがん細胞が死滅

米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。 ◆─────────────────◆ 近赤外光線免疫療法では、がん細胞と結合する抗体‐光吸収体結合体が用