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FDAがEGFR陽性非小細胞肺がんの一次治療にオシメルチニブを承認
2018年5月2日
2018年4月18日、FDAは上皮成長因子受容体(EGFR)変異陽性でFDA認証の検査によってエクソン19欠失またはエクソン21 L858R変異が認められる転移性非小細胞肺がん(NSCLC)に対する第一選択治療薬としてオシメルチニブ(商品名
FDAが微小残存病変を有する前駆B細胞ALLにブリナツモマブを適応拡大
2018年5月1日
米国食品医薬品局(FDA)は、寛解したがなおも微小残存病変(MRD)を有する前駆B細胞急性リンパ性白血病(ALL)成人患者および小児患者の治療を対象としてblinatumomab[ブリナツモマブ](商品名:Blincyto)を迅速承認した。
ダーモスコピーによるメラノーマの早期発見
2018年4月30日
MDアンダーソン OncoLog 2018年4月号(Volume 63, Issue 4) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL M
C型肝炎ウイルスは頭頸部がんと関連する
2018年4月29日
MDアンダーソン OncoLog 2018年3月号(Volume 63 / Issue 3) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
FDAが進行腎細胞がんにニボルマブ+イピリムマブ併用療法を承認
2018年4月27日
FDA(米国食品医薬品局)ニュース 2018年4月16日、米国食品医薬品局(FDA)は、未治療であり予後が中等度または不良の進行腎細胞がん(RCC)の治療薬としてニボルマブ(商品名:オプジーボ)とイピリムマブ(商品名:ヤーボイ)(ブリストル
軟髄膜転移を有するEGFR+肺がんにTKI二次治療が有益
2018年4月24日
軟髄膜転移およびEGFR変異を有する患者は、チロシンキナーゼ阻害剤(TKI)による二次治療の恩恵を受ける 欧州臨床腫瘍学会(ESMO) エルロチニブ(商品名:タルセバ)または高用量のエルロチニブは、チロシンキナーゼ阻害剤(TKI)による治療
大腸がん術後に化学療法3カ月の新たな標準治療が確立
2018年4月24日
ダナファーバーがん研究所 画期的なグローバル共同臨床試験の結果により、一部のステージ3の大腸がん患者の術後補助化学療法の回数を半分に減らすことが可能となり、コスト、治療期間、化学療法の毒性の長期的影響を大幅に削減できることが初めて明らかとな
リンチ症候群検出率を上げる先進ゲノム検査
2018年4月24日
単回先進ゲノム検査が、従来型の複数回検査法よりも大腸がん患者のリンチ症候群の検出において効果的である。この臨床データは、オハイオ州立大学総合がんセンターのArthur G. James Center Hospital and Solove
トリネガ乳がんにおける5種類の分子サブタイプの解明
2018年4月24日
マルチオミクス総合解析により、いくつかの標的候補を同定 欧州臨床腫瘍学会(ESMO) ベルギー、ブリュッセルにあるInstitut Jules BordetのChristos Sotiriou医師の研究グループは、トリプルネガティブ乳がん(
FDAが再発卵巣がん維持療法薬としてルカパリブを承認
2018年4月23日
2018年4月6日、米国食品医薬品局(FDA)は、白金製剤ベースの化学療法に完全奏効または部分奏効する再発上皮性卵巣がん、卵管がん、または原発性腹膜がんの維持療法薬としてポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼ(poly ADP-ribose
一部のがん患者で心不全リスクが高まる
2018年4月21日
米国国立がん研究所(NCI)ブログ~がん研究の動向~ 乳がんやリンパ腫の治療を受けた人は、がんに罹患していない人に比べてうっ血性心不全の発症リスクが高まるという新たな研究結果が示された。 研究者らは、乳がんやリンパ腫と診断され
白血病の毒素治療に対する抵抗性を予防する薬
2018年4月21日
以前の臨床試験において、細菌毒素成分を含有するがん治療薬が、小児で最も多いがんであるB細胞性急性リンパ性白血病(ALL)の治療に有望であることが示唆されていた。しかし、米国国立がん研究所(NCI)で開発されたこの薬は、すぐに効かなくなるとい
免疫チェックポイント阻害薬レジメンによる内分泌異常の発生率比較
2018年4月20日
系統的レビューとメタ解析によって内分泌機能異常のさらに正確な発生率が明らかに 欧州臨床腫瘍学会(ESMO) 免疫チェックポイント阻害薬による治療を受けた患者7,551人を対象としたランダム化臨床試験38件のメタ解析から、イピリムマブ 単剤と
免疫療法薬+PARP阻害剤併用で卵巣がんの寛解率が上昇
2018年4月20日
ダナファーバーがん研究所 治療困難な卵巣がんを有する女性において、免疫療法剤とDNA修復阻害剤の併用は、いずれかの薬剤単独よりも有意に有効な可能性があるとダナファーバーがん研究所の研究者らが主導した第1/2相臨床試験で示された。この結果は、
BRCA1、BRCA2遺伝子:がんリスクと遺伝子検査
2018年4月19日
米国国立がん研究所(NCI) ファクトシート ■ BRCA1、BRCA2とは何ですか? BRCA1、BRCA2とはがん抑制タンパク質を生成する遺伝子です。この遺伝子が産生するタンパク質には傷ついたDNAを修復する働きがあり、細
非小細胞肺がんに対する局所制御療法と免疫療法または分子標的療法の併用
2018年4月18日
MDアンダーソン OncoLog 2018年3月号(Volume 63 / Issue 3) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
米国の特定地域で女性の肺がん死亡率低下が遅れている
2018年4月17日
これらの地域には重点的タバコ規制プログラムが必要 米国がん学会(AACR) 近年、米国の大半の州で女性の肺がん死亡率がかなり低下している一方で、アパラチア中央部と米国中西部南側にわたる地域、および中西部北側の地域の女性におい
臨床試験における患者の安全確保
2018年4月16日
米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。 ◆─────────────────◆ 臨床試験参加者はがん研究に不可欠な存在です。臨床試験におい
分子標的薬による脳腫瘍小児の認知障害は回復可能か
2018年4月16日
米国がん学会(AACR) ヒト脳腫瘍患者の治療に使用する分子標的薬を幼若マウスに投与すると、認知及び行動の障害が持続するが、その障害の多くは環境刺激や運動で可逆的となることが、米国がん学会の雑誌に掲載された研究で報告された。
卵巣がん ~知っていますか?~
2018年4月16日
米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。 ◆─────────────────◆ 卵巣がんの罹患率と死亡率が減少傾向にあることを知っていますか?さま
米国都市部の経済的弱者である青少年の大半が受動喫煙にさらされている
2018年4月11日
受動喫煙率が最も高いのはアフリカ系米国人 米国がん学会(AACR) 経済的に不利な状況下にある13〜19歳の青少年の94%(大部分はサンフランシスコ在住少数民族)は、たばこの煙への曝露に対し特異的にみられるバイオマーカー(NNAL)が測定可
前立腺MRI検査で侵襲的生検を安全に回避できる可能性
2018年4月11日
Cancer Research UK 前立腺がんの疑いがある男性がMRI検査を最初に受ければ、そのうちの四分の一以上が侵襲的生検を回避できるとみられることが、新しい国際的研究によって示唆されている。 前立腺がんの疑いがある男性は、通常超音波
小児にて化学療法の既往が、効力あるCAR-T細胞の作製を阻害
2018年4月9日
小児固形がん患者にはCAR-T細胞製造プロセスの変更が有益である可能性 米国がん学会(AACR) 小児固形がん患者のT 細胞の質は、白血病患者のものに比べ悪い可能性があり、特定の化学療法はT細胞自体およびT細胞がCAR-T細胞となる能力に有
HER2変異獲得によりER陽性転移乳がんホルモン療法に耐性が生じる
2018年4月9日
米国がん学会(AACR) エストロゲン受容体(ER)陽性の転移乳がん患者の一部において、ヒト上皮成長因子受容体2(HER2)変異の獲得により、ホルモン療法耐性が生じ、そうした耐性がホルモン療法薬フルベストラントとHER2キナーゼ阻害薬ネラチ