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急性骨髄性白血病(AML)に対する分子標的薬併用は高い奏効率を示すの画像

急性骨髄性白血病(AML)に対する分子標的薬併用は高い奏効率を示す

【米国血液学会(ASH)2017】 再発/難治性の急性骨髄性白血病(AML)に対する分子標的薬の国際共同非盲検第Ib相試験の初期の評価によると 、最大50%の患者において完全寛解が示されたと、テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究者
ドナー幹細胞移植後の再発血液腫瘍への免疫療法薬ニボルマブの画像

ドナー幹細胞移植後の再発血液腫瘍への免疫療法薬ニボルマブ

【米国血液学会(ASH)2017】 免疫チェックポイント阻害薬として知られる免疫療法薬は、ドナー幹細胞移植後に再発した血液悪性腫瘍患者にかなり有望であることが示されている。これらの患者を対象に行われた、免疫治療薬の一つであるニボルマブの最初
第2相CAR-T試験、追跡期間15カ月時点で有意な寛解率の画像

第2相CAR-T試験、追跡期間15カ月時点で有意な寛解率

【米国血液学会(ASH)2017】 今般承認されたCD19を標的としたキメラ抗原受容体発現T細胞療法(CAR-T療法)に関する試験で、進行の早い大細胞型B細胞リンパ腫患者の42%が、axi-cel(axicabtagene ciloleuc
思春期小児および若年成人(AYA)のがん治療に関する意識調査の画像

思春期小児および若年成人(AYA)のがん治療に関する意識調査

思春期小児および若年成人のがん患者には治療によって年齢特有の問題が生じる   Journal of Adolescent and Young Adult Oncology誌に掲載された論文によると、思春期小児および若年成人(AYA
二塩化ラジウム 223とアビラテロン+プレドニゾン併用に関する警告の画像

二塩化ラジウム 223とアビラテロン+プレドニゾン併用に関する警告

進行中の前立腺がん臨床試験で、死亡および骨折リスクの上昇が示される。 欧州医薬品庁(EMA)は、2017年11月27~30日に開催されたファーマコビジランス(市販後医薬品安全性監視)・リスク評価委員会(PRAC)の会合において、二塩化ラジウ
化学療法による神経障害のコントロールの画像

化学療法による神経障害のコントロール

MDアンダーソン OncoLog 2017年11-12月号(Volume 62 / Issue 11-12)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です
FDAがメラノーマの術後化学療法にニボルマブを承認の画像

FDAがメラノーマの術後化学療法にニボルマブを承認

2017年12月20日、米国食品医薬品局(FDA)は、抗PD-1モノクローナル抗体ニボルマブ(商品名:オプジーボ、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社)を、リンパ節への浸潤が認められる悪性黒色腫(メラノーマ)患者または根治切除を行った転移性疾
レテルモビルの同種造血幹細胞移植後CMV感染予防効果についての試験結果の画像

レテルモビルの同種造血幹細胞移植後CMV感染予防効果についての試験結果

先月の米国食品医薬品局(FDA)によるレテルモビルの承認後、New England Journal of Medicine誌は本日、新薬の重要な第3相臨床試験からの主要な結果を発表した。レテルモビルは、同種造血幹細胞移植(HSCT)を受けた
慢性骨髄性白血病では持続奏効後にニロチニブを中止できる可能性の画像

慢性骨髄性白血病では持続奏効後にニロチニブを中止できる可能性

米国食品医薬品局(FDA)は本日、抗がん剤ニロチニブ(商品名:タシグナ)の添付文書を更新し、医療供給者に向けて一部の患者への投薬中止の方法に関する情報を付け加えた。   2007年にFDAによって初めて承認されたニロチニブは、フィ
併用療法によりメラノーマの脳転移が縮小の画像

併用療法によりメラノーマの脳転移が縮小

MDアンダーソン OncoLog 2017年11-12月号(Volume 62 / Issue 11-12)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です
TalazoparibがBRCA変異乳がんの無増悪生存期間を延長の画像

TalazoparibがBRCA変異乳がんの無増悪生存期間を延長

第3相EMBRACA試験で主要評価項目を達成   BRCA遺伝子変異を有する進行したHER2陰性乳がん患者に対する第3相試験EMBRACAにおいて、PARP(ポリ[ADP−リボース]合成酵素)阻害剤talazoparib[タラゾパ
FDAが乳がん治療に定位放射線治療システムを認可の画像

FDAが乳がん治療に定位放射線治療システムを認可

速報   FDAが乳がん治療に定位放射線治療システムを認可   本日、米国食品医薬品局(FDA)により、乳房組織におけるがん治療専用の新しい非侵襲的定位放射線治療システムが認可された。   「本日認可されたこと
抗アンドロゲン薬とアロマターゼ阻害薬の併用がHR+乳がんに有効の画像

抗アンドロゲン薬とアロマターゼ阻害薬の併用がHR+乳がんに有効

【サンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)2017 】 ホルモン受容体陽性(HR+)乳がん患者に対するエンザルタミドという薬剤について初となるランダム化臨床試験 の結果、一部の患者において、エンザルタミドとエキセメスタン併用投与は、エ
FDAがフィラデルフィア染色体陽性慢性骨髄性白血病にボスチニブを迅速承認の画像

FDAがフィラデルフィア染色体陽性慢性骨髄性白血病にボスチニブを迅速承認

2017年12月19日、米国食品医薬品局(FDA)は、未治療の慢性期(CP)フィラデルフィア染色体陽性(Ph+)慢性骨髄性白血病(CML)患者の治療にボスチニブ(商品名:ボシュリフ)(Pfizer Inc.社)を迅速承認した。  
ブプレノルフィン新製剤承認およびオピオイド依存症治療薬の改革と利用促進の画像

ブプレノルフィン新製剤承認およびオピオイド依存症治療薬の改革と利用促進

FDA長官Scott Gottlieb医師の声明 速報   本日、オピオイド使用障害の治療に対するブプレノルフィンの月1回投与製剤が承認された。これにより、患者は長時間作用が持続する新たなオピオイド依存症治療薬の利用が可能になる。
FDAがHER2陽性乳がん術後補助療法にペルツズマブを承認の画像

FDAがHER2陽性乳がん術後補助療法にペルツズマブを承認

2017年12月20日、米国食品医薬品局(FDA)は、再発リスクが高いHER2陽性早期乳がん患者における術後補助療法として、トラスツズマブと化学療法との併用でペルツズマブ(商品名:パージェタ、Genentech社)を使用することを通常承認し
FDAが進行腎細胞がんの初回治療にカボザンチニブを承認の画像

FDAが進行腎細胞がんの初回治療にカボザンチニブを承認

2017年12月19日、米国食品医薬品局(FDA)は、進行腎細胞がん(RCC)患者の治療薬としてcabozantinib[カボザンチニブ](商品名:Cabometyx[カボメティックス]、Exelixis Inc.社)を通常承認した。 FD
アナストロゾール継続治療の効果が、2年間と5年間で同等の画像

アナストロゾール継続治療の効果が、2年間と5年間で同等

アロマターゼ阻害剤の治療期間短縮により、患者の副作用を減らす可能性   閉経後のホルモン受容体陽性(HR陽性)乳がん患者は、5年間の術後ホルモン療法後にアロマターゼ阻害剤であるアナストロゾールによる継続治療を2年間受けた場合、同剤
TAPUR試験が新たに4つの患者群を追加し登録を拡大の画像

TAPUR試験が新たに4つの患者群を追加し登録を拡大

4コホート(患者群)に患者を追加登録:免疫療法薬の組み合わせにより登録患者総数は500人を越える 米国臨床腫瘍学会(ASCO)のTargeted Agent and Profiling Utilization Registry(TAPUR)
HER2+乳がん標準術後療法であるトラスツズマブ12カ月が第3相で支持の画像

HER2+乳がん標準術後療法であるトラスツズマブ12カ月が第3相で支持

高用量ドセタキセル投与を受ける患者に対しては9週間のトラスツズマブで十分である   【サンアントニオ乳がんシンポジウム】 HER2陽性早期乳がん患者に対する術後トラスツズマブ9週間+標準的化学療法後の無病生存率(DFS)は、術後ト
FDAが成人喫煙者に禁煙を促す公的教育キャンペーンを開始の画像

FDAが成人喫煙者に禁煙を促す公的教育キャンペーンを開始

「Every Try Counts」(一つ一つの試みが功を奏すの意)のキャンペーンは、可燃性タバコによる病気や死亡を減らすためのFDAの包括的計画に基づいている。   本日、米国食品医薬品局(FDA)は、禁煙の健康上の利点を強調し
膵臓がん細胞が免疫細胞の攻撃を無力化するメカニズムの発見の画像

膵臓がん細胞が免疫細胞の攻撃を無力化するメカニズムの発見

マクロファージと呼ばれる免疫細胞は、体内でいち早く初期のがんに反応するの応答システムの1つである。 マクロファージからの攻撃を無力化する因子を膵臓がん細胞が分泌していることが研究によって明らかになった。 この知見は、免疫監視機構を阻害し、が
免疫療法後の転帰改善をめざす微生物叢療法を評価する共同研究の画像

免疫療法後の転帰改善をめざす微生物叢療法を評価する共同研究

セレス・セラピューティクス社、テキサス大学MDアンダーソンがんセンター、パーカーがん免疫療法研究所は本日、現在利用可能な免疫療法で治療したがん患者の転帰の改善を目的とするセレス社の微生物叢療法の可能性を評価するため、共同研究を行うことを発表
体外診断検査FoundationOne CDxをFDAが販売承認の画像

体外診断検査FoundationOne CDxをFDAが販売承認

2017年11月30日、米国食品医薬品局(FDA)はFoundation Medicine, Inc.社のFoundationOne CDx(F1CDx)を販売承認した。F1CDxは、あらゆる固形がん種の324の遺伝子および2つのゲノム塩基