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ASCO2018―世界最大規模のがん研究学会で発表予定の注目演題の画像

ASCO2018―世界最大規模のがん研究学会で発表予定の注目演題

米国臨床腫瘍学会(ACSO) プレシジョン医療における新たながん治療選択肢や進展から、がん治療のへのアクセス向上のための考察に至るまで、最新の臨床がん研究の注目すべき演題が、第54回アメリカ臨床腫瘍学会(ASCO)総会の公式のプレスプログラ
陰茎がんの男性の多くが推奨治療を受けていないの画像

陰茎がんの男性の多くが推奨治療を受けていない

JAMA Oncolgy3月1日版に掲載された大規模な後ろ向き研究によると、隣接するリンパ節に転移した陰茎がんの男性すべてが生存期間を改善する可能性のある推奨治療を受けているわけではない。   このような陰茎がん男性の約3分の1が
新規RET阻害剤が複数のがん種に奏効の画像

新規RET阻害剤が複数のがん種に奏効

MDアンダーソンがんセンター   RETがん遺伝子を有する肺がん患者と甲状腺がん患者において有意で持続性のある病勢コントロールを確認   MDアンダーソンニュースリリース 2018年4月15日   テキサス大学
ソラフェニブがデスモイド腫瘍/侵襲性線維腫症患者の無増悪生存期間を延長の画像

ソラフェニブがデスモイド腫瘍/侵襲性線維腫症患者の無増悪生存期間を延長

デスモイド腫瘍または侵襲性線維腫症(DT/DF)患者を対象にしたランダム化臨床試験の中間結果から、ソラフェニブトシル酸塩(商品名:ネクサバール)はプラセボと比較して、無増悪生存期間を延長させることが示された。無増悪生存期間は、疾患が悪化する
肺がん患者への術前ニボルマブで安全に病理学的奏効が得られたの画像

肺がん患者への術前ニボルマブで安全に病理学的奏効が得られた

治療後に血中循環腫瘍特異的T細胞が増殖、全身性の抗腫瘍免疫を示唆 米国がん学会(AACR) 非小細胞肺がん(NSCLC)ステージ1~3の外科的切除前の抗PD1免疫療法ニボルマブ(オプジーボ)投与は安全であり、患者の45%で高い病理学的奏効が
併用療法により遺伝性がん症候群患者の大腸ポリープ数が減少の画像

併用療法により遺伝性がん症候群患者の大腸ポリープ数が減少

予防的臨床試験の新たな分析結果から、大腸がん発症の遺伝的リスクが非常に高い患者で、2剤併用療法により前がん病変である大腸ポリープの数が大幅に減少したことが明らかになった。   この臨床試験では、遺伝性疾患である家族性大腸腺腫症(F
FDAがBRAF変異甲状腺がんにダブラフェニブとトラメチニブの併用を承認の画像

FDAがBRAF変異甲状腺がんにダブラフェニブとトラメチニブの併用を承認

2018年5月4日、米国食品医薬品局(FDA)は、BRAF V600E変異を有し、十分な局所領域治療の選択肢がない局所進行性または転移性甲状腺未分化がん(ATC)患者の治療でのダブラフェニブ(商品名:タフィンラー、ノバルティスファーマ社)と
トラスツズマブ併用で子宮漿液性がんの生存期間が延長の画像

トラスツズマブ併用で子宮漿液性がんの生存期間が延長

ジョンズホプキンス大学   2018年4月10日   標準化学療法レジメンにトラスツズマブを追加することで、まれなタイプの子宮がん女性の生存期間が延長する。   今回の臨床第2相試験で、HER2/neu変異が子
ニボルマブ+イピリムマブ、肺がんCheckMate-227試験で無増悪生存期間を達成の画像

ニボルマブ+イピリムマブ、肺がんCheckMate-227試験で無増悪生存期間を達成

一次治療としてのニボルマブ+イピリムマブ併用療法が、高腫瘍遺伝子変異量を有する進行非小細胞肺がん患者の無増悪生存期間(PFS)を改善 米国がん学会(AACR) 進行非小細胞肺がん(NSCLC)と新規診断され、高腫瘍遺伝子変異量(TMB、10
青少年の電子タバコ使用禁止の取締り、および青少年喫煙防止計画に関するFDA声明の画像

青少年の電子タバコ使用禁止の取締り、および青少年喫煙防止計画に関するFDA声明

青少年によるJUUL(サイト注*米国で販売されている水蒸気を吸引する電子タバコ)およびその他電子タバコの使用や入手を禁止するための新たな取締り活動、および青少年喫煙防止計画に関するFDA長官Dr. Scott Gottlieb氏の声明 米国
米国国立衛生研究所が33種のがんの徹底したゲノム解析を完了の画像

米国国立衛生研究所が33種のがんの徹底したゲノム解析を完了

NCI(米国国立がん研究所)ニュースリリース 米国国立衛生研究所(NIH)による助成を受けた研究者らは、「PanCancer Atlas(汎がんアトラス)」という詳細なゲノム解析を完了させた。PanCancer Atlasは、33種類のがん
がん治療により高まる心機能障害リスクの画像

がん治療により高まる心機能障害リスク

米国国立がん研究所(NCI)がん研究ブログ 現在、多くのがん患者はがんと診断された後も長期間生存します。これは、新たな治療薬や治療戦略の賜物ですが、一方で、治療により心機能障害が生じ、高血圧、不整脈、心不全などの心血管障害に至ることもありま
発症頻度の最も高いリンパ腫の分子分類を改訂の画像

発症頻度の最も高いリンパ腫の分子分類を改訂

NCI(米国国立がん研究所)プレスリリース 新たな研究で、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の遺伝子サブタイプが同定され、このリンパ腫の患者のなかに治療への反応を示す者と示さない者がいる理由の解明が進みそうだ。米国国立衛生研究所(
ペムブロリズマブと化学療法の併用が転移性NSCLC患者の生存期間を延長の画像

ペムブロリズマブと化学療法の併用が転移性NSCLC患者の生存期間を延長

転移性非扁平上皮非小細胞肺がん(NSCLC)と新たに診断された患者において、ペムブロリズマブ(キイトルーダ)と化学療法の併用療法を受けた患者では、化学療法のみを受けた患者と比較して全生存期間(OS)および無増悪生存期間(PFS)が有意に延長
FDAがEGFR陽性非小細胞肺がんの一次治療にオシメルチニブを承認の画像

FDAがEGFR陽性非小細胞肺がんの一次治療にオシメルチニブを承認

2018年4月18日、FDAは上皮成長因子受容体(EGFR)変異陽性でFDA認証の検査によってエクソン19欠失またはエクソン21 L858R変異が認められる転移性非小細胞肺がん(NSCLC)に対する第一選択治療薬としてオシメルチニブ(商品名
FDAが微小残存病変を有する前駆B細胞ALLにブリナツモマブを適応拡大の画像

FDAが微小残存病変を有する前駆B細胞ALLにブリナツモマブを適応拡大

米国食品医薬品局(FDA)は、寛解したがなおも微小残存病変(MRD)を有する前駆B細胞急性リンパ性白血病(ALL)成人患者および小児患者の治療を対象としてblinatumomab[ブリナツモマブ](商品名:Blincyto)を迅速承認した。
ダーモスコピーによるメラノーマの早期発見の画像

ダーモスコピーによるメラノーマの早期発見

MDアンダーソン OncoLog 2018年4月号(Volume 63, Issue 4)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL M
C型肝炎ウイルスは頭頸部がんと関連するの画像

C型肝炎ウイルスは頭頸部がんと関連する

MDアンダーソン OncoLog 2018年3月号(Volume 63 / Issue 3)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
FDAが進行腎細胞がんにニボルマブ+イピリムマブ併用療法を承認の画像

FDAが進行腎細胞がんにニボルマブ+イピリムマブ併用療法を承認

FDA(米国食品医薬品局)ニュース 2018年4月16日、米国食品医薬品局(FDA)は、未治療であり予後が中等度または不良の進行腎細胞がん(RCC)の治療薬としてニボルマブ(商品名:オプジーボ)とイピリムマブ(商品名:ヤーボイ)(ブリストル
軟髄膜転移を有するEGFR+肺がんにTKI二次治療が有益の画像

軟髄膜転移を有するEGFR+肺がんにTKI二次治療が有益

軟髄膜転移およびEGFR変異を有する患者は、チロシンキナーゼ阻害剤(TKI)による二次治療の恩恵を受ける 欧州臨床腫瘍学会(ESMO) エルロチニブ(商品名:タルセバ)または高用量のエルロチニブは、チロシンキナーゼ阻害剤(TKI)による治療
大腸がん術後に化学療法3カ月の新たな標準治療が確立の画像

大腸がん術後に化学療法3カ月の新たな標準治療が確立

ダナファーバーがん研究所 画期的なグローバル共同臨床試験の結果により、一部のステージ3の大腸がん患者の術後補助化学療法の回数を半分に減らすことが可能となり、コスト、治療期間、化学療法の毒性の長期的影響を大幅に削減できることが初めて明らかとな
リンチ症候群検出率を上げる先進ゲノム検査の画像

リンチ症候群検出率を上げる先進ゲノム検査

単回先進ゲノム検査が、従来型の複数回検査法よりも大腸がん患者のリンチ症候群の検出において効果的である。この臨床データは、オハイオ州立大学総合がんセンターのArthur G. James Center Hospital and Solove
トリネガ乳がんにおける5種類の分子サブタイプの解明の画像

トリネガ乳がんにおける5種類の分子サブタイプの解明

マルチオミクス総合解析により、いくつかの標的候補を同定 欧州臨床腫瘍学会(ESMO) ベルギー、ブリュッセルにあるInstitut Jules BordetのChristos Sotiriou医師の研究グループは、トリプルネガティブ乳がん(
FDAが再発卵巣がん維持療法薬としてルカパリブを承認の画像

FDAが再発卵巣がん維持療法薬としてルカパリブを承認

2018年4月6日、米国食品医薬品局(FDA)は、白金製剤ベースの化学療法に完全奏効または部分奏効する再発上皮性卵巣がん、卵管がん、または原発性腹膜がんの維持療法薬としてポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼ(poly ADP-ribose