発信元
がんサバイバーの不眠症に新たな選択肢――鍼治療と認知行動療法
2018年6月11日
ASCOの見解 「睡眠は、がん患者にとって積極的がん治療から治療後の生活全般をとおして、患者の健康に不可欠であることは周知の事実です。この研究により、従来の薬剤以外に睡眠や不眠症を改善すると思われる、心理カウンセリングや鍼治療など、薬剤に頼
内因性オピオイドはモルヒネとは大きく異なる影響を脳細胞に及ぼす
2018年6月8日
合成オピオイド薬の中毒性の解明につながる可能性のある研究 運動によって生じる「ナチュラルハイ」状態の原因と言われるエンドルフィンなどは体内で作られるオピオイド物質である。脳細胞すなわち神経細胞のそれらに対する反応は、モルヒネやヘロイン、およ
大腸がんサバイバーの腸内マイクロバイオームが食事で改善
2018年6月7日
MDアンダーソン OncoLog 2018年5-6月号(Volume 63 / Issue 5-6) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号
ネララビンの追加でT細胞悪性腫瘍の小児および若年成人の生存率が上昇
2018年6月7日
米国臨床腫瘍学会(ASCO) ASCOの見解 「腫瘍内科医として、私たちは、生存率が他のがんに比べて比較的高いがんであっても、患者により良いケアと転帰をもたらすよう絶えず努力しています。今回、患者の生活の質を損なうかもしれない余計な激しい副
PD-L1低発現尿路上皮がんではペムブロリズマブ、アテゾリズマブ単剤で生存率低下
2018年6月4日
2018年5月18日 対象読者: 腫瘍医、薬剤師、リスクマネージャー 問題点:米国食品医薬品局(FDA)は、医療従事者、がん臨床試験責任医師、および一般に対して、転移性尿路上皮がん患者を対象とした臨床試験において、前治療歴がなく、プログラム
医療大麻に関するがん専門医と患者の話し合い
2018年6月4日
調査によれば、医療大麻についてがん患者から話を切り出すが、医師間の知識格差が依然としてある ASCOの見解 ASCOの患者ケア専門家であるAndrew S. Epstein医師 「本研究から、患者および家族は、がん関連の症状を
大腸がんでは致死的ながんには早期から検出可能な良性腫瘍との差がある
2018年5月31日
大腸腫瘍を対象にした小規模試験で「発生当初から悪性の」細胞を識別 転移がん腫瘍は「突然悪性化する」のか、それとも「発生当初から悪性である」のか? この疑問はがんの早期発見および治療において根本的な謎である。明確な
HER2陽性乳がん患者へのトラスツズマブ投与期間は短縮可能で、心臓への副作用も軽減
2018年5月31日
ASCOの見解 「トラスツズマブ(Trastuzumab)の使用はHER2陽性の乳がん患者にとって治療率をあげる大きな進歩でしたが、いかなる治療にも副作用がつきものであり、トラスツズマブによる治療では常に心臓機能障害の懸念があります。今回の
試験的スクリーニング検査により子宮内膜がんと卵巣がんの検出が可能
2018年5月29日
試験的スクリーニング検査により、一部の子宮内膜がんおよび卵巣がんを、早期により治療可能な段階で検出できることが研究で明らかになった。PapSEEK(パップシーク)というリキッド・バイオプシー(液体生検)の一種は、がんに関連するDNAの変化を
進行トリネガ乳がんのプラチナベース化学療法に、BRCA1/2遺伝子変異の特性解析が有用
2018年5月29日
欧州臨床腫瘍学会(ESMO) 英国全土の74病院で実施された第3相並行群オープンラベルランダム化比較TNT(NCT00532727)試験で、バイオマーカーのサブグループ解析が行なわれた。結果は2018年4月30日にNature
乳がん発症ハイリスク女性で予防薬を服用するのはわずか7人に1人
2018年5月28日
発信元:NHS(英国医療サービス) インディペンデント紙(Independent Online)は、「乳がん発症がハイリスクの女性患者のうち90%近くが、副作用の恐怖や、"運命であると認識している"という理由により乳がん予防薬を避けている
食後の摂取 ― 前立腺がん治療薬を減量できる可能性
2018年5月22日
新しい臨床研究の結果から、抗がん剤アビラテロン(商品名ザイティガ)は、指示より少ない用量を低脂肪の朝食後に服用すると、空腹時に薬剤ラベルの指示量を服用する場合と同等の効果を得られることが示唆された。 長期的にみて、少ない用量を
FDAが貧血薬エポエチンアルファのバイオシミラーを承認
2018年5月21日
2018年5月15日、米国食品医薬品局(FDA)は、貧血の治療薬にエポエチンアルファ(商品名:Epogen[エポジェン]/Procrit[プロクリット]、Amgen Inc.社)のバイオシミラーとしてepoetin alfa-epbx[エポ
ヒトパピローマウイルス(HPV) ~知っていますか?~
2018年5月21日
米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。 ◆─────────────────◆ ヒトパピローマウイルス(HPV)には、感染すると男性にも女性にもが
アルコールが関連するがん
2018年5月21日
MDアンダーソン OncoLog 2018年4月号(Volume 63, Issue 4) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL 飲
ハンガートレーニングによる体重管理とがんリスク軽減
2018年5月18日
MDアンダーソン OncoLog 2018年4月号(Volume 63, Issue 4) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL 臨
ポジオチニブはEGFRおよびHER2エクソン20挿入変異に対して臨床的に有効
2018年5月18日
転移性非小細胞肺がんに対して有望な新規チロシンキナーゼ阻害剤 米国テキサス州ヒューストンにあるテキサス大学MDアンダーソンがんセンター胸部・頭頸部腫瘍内科部門のJohn V. Heymach医師の研究チームは、転移性非小細胞肺がん(NSCL
アプリにより大腸がん検診受診率が向上
2018年5月18日
大腸がん検診が大腸がんによる死亡率を下げることはすでに知られているが、一方で米国では国民の3分の2しか大腸がん検診を受けたことがない。 手軽に大腸がん検診の申し込みが出来るツールがあれば、大腸がん検診を受ける人が増える可能性が
がん患者におけるオピオイド鎮痛剤使用の管理
2018年5月18日
MDアンダーソン OncoLog 2018年3月号(Volume 63 / Issue 3) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
詳細な生検により、事前に薬剤併用療法に抵抗性を示す遺伝子変異の存在が明らかに
2018年5月17日
まれな既存の遺伝子変異の発見により治療と生検に対する新たなアプローチが示される MDアンダーソンがんセンター メラノーマ(悪性黒色腫)における薬剤への強力な耐性獲得に関わる遺伝子変異は、患者が分子標的薬の併用療法を受けた後になって発生する、
FDAがB細胞リンパ腫(DLBCL)にCAR-T療法薬tisagenlecleucelを承認
2018年5月17日
2018年5月1日、米国食品医薬品局(FDA)は、2回以上の全身療法後にびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、特定不能の高悪性度B細胞リンパ腫および濾胞性リンパ腫から発生したDLBCLなどの再発または難治性の大細胞型B細胞リンパ腫を
短時間作用型カルシウムチャネル拮抗薬(降圧剤)は閉経後女性の膵がんリスク上昇と関連
2018年5月16日
米国がん学会(AACR) カルシウムチャネル拮抗薬(CCB)の中でも特に短時間作用型のCCBは高血圧の治療のために処方されるが、閉経後女性の膵臓がんリスク上昇を伴うことが明らかとなり、2018年4月14~18日に開催された米国がん学会(AA
FDAがBRAF変異メラノーマにダブラフェニブ+トラメチニブを承認
2018年5月16日
2018年4月30日、米国食品医薬品局は、完全切除術後に、FDA認証の検査で検出されたBRAF V600EまたはV600K変異を有するリンパ節転移陽性メラノーマ(悪性黒色腫)患者の補助療法としてダブラフェニブ(商品名:タフィンラー、Nova
がん患者における低筋肉量(サルコペニア)は生存に影響する可能性
2018年5月16日
NCI(米国国立がん研究所)~がん研究ブログ~ 乳がんと診断された女性の一部において、低筋肉量であることは長期予後不良と関係している可能性が新たな研究で判明した。 この試験はこれまでに実施されたこの種の調査で最大のものの一つで、研究者ら