発信元
食道・咽頭食道再建術
2018年11月6日
MDアンダーソン OncoLog 2018年8月号(Volume 63 / Issue 8) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
患者直接報告(PRO)を改善する新たなイニシアチブ
2018年11月2日
全米6カ所の病院情報システムで、がん治療に関連する症状の報告と管理を改善するための新たな共同研究が開始された。このイニシアチブはダナファーバーがん研究所が主導するもので、SIMPRO[シムプロ]リサーチセンターと呼ばれる。症例管理の改善およ
胃がんの原因とされるピロリ菌が、大腸がんにも関与の可能性
2018年11月2日
ピロリ菌感染と大腸がんリスクとの関連が、特にアフリカ系アメリカ人で強い傾向 2018年10月9日公開 2018年10月18日更新 胃がんを引き起こすことで知られている細菌が、特にアフリカ系アメリカ人で、特定の大腸がんリスクを高める可能性があ
心疾患―がん治療の心臓副作用の研究
2018年10月30日
およそ100人の研究者らが、6月にメリーランド州ベセスダの米国国立衛生研究所(NIH)のキャンパスで行われた研究会に参加した。それは一部のがん治療において、重要であるが正しく評価されていない副作用である心疾患についての研究会であった。 特定
口腔・咽頭がん ~知っていますか?~
2018年10月29日
米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。 ◆─────────────────◆ 口腔・咽頭がんと診断される男性が女性の2倍いることを知っていますか
CAR-T細胞:患者の免疫細胞を遺伝子操作してがんを治療する
2018年10月29日
米国国立がん研究所(NCI) 何年もの間、がん治療の基本は外科手術、化学療法、放射線療法であった。ここ20年の間に、イマチニブ(グリベック)やトラスツズマブ(ハーセプチン)などの分子標的薬治療薬(主にがん細胞内に存在する特定の分子変化を狙い
ISA101ワクチン+ニボルマブがHPV関連がんに奏効
2018年10月18日
免疫療法の併用療法が初期の単剤療法臨床試験と比較して高い奏効率を示す MDアンダーソンがんセンターニュースリリース 2018年9月27日 第2相臨床試験において、腫瘍特異的ワクチン+免疫チェックポイント阻害剤の併用療法は、治癒不能なヒトパピ
頭頸部がんとHPVウイルスとの相互作用マップ
2018年10月23日
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、子宮頸がんのほとんどを引き起こすことが広く知られている。しかしながら、口腔、舌、および扁桃に影響を及ぼす頭頸部がんの一種である中咽頭がんでもHPVが原因の70%を占めていることは知られていないかもしれない
がん患者のオピオイドによる死亡は少なく、術後のオピオイド使用は減量可能
2018年10月23日
ASCOの見解 「がん患者のオピオイドの使用に関連する死亡のリスクが、一般集団よりも低いと示唆する信頼できるエビデンスが発表されました。これは、医師が疼痛治療の処方をする際に重要な情報です」ASCO 専門委員でクオリティケアシンポジウム・ニ
薬効ないとわかっていても、プラセボ服用でがんに伴う倦怠感が軽減
2018年10月23日
非盲検、すなわち「隠し立てしない」プラセボから利益を得ることが示す最新研究 治療における心と身体とのつながりの役割を強調 がん関連の倦怠感に対してプラセボを服用した患者は、そのプラセボが不活性で、薬理作用の成分を含まないと事前に言われていて
CD19標的のCAR T細胞療法における耐性獲得の機序
2018年10月22日
CD19を標的とするCAR T細胞療法において、CD19の遺伝子の変異獲得や、白血病細胞へのキメラ抗原受容体(CAR)の導入によって、隣接するCD19抗原がCARで覆われることにより耐性が獲得されうるということが、Nature Medici
FDAがgBRCA陽性でHER2陰性の局所進行/転移乳がんにタラゾパリブを承認
2018年10月21日
2018年10月16日、米国食品医薬品局(FDA)は、有害または有害な可能性がある生殖細胞系列BRCA遺伝子変異陽性(gBRCAm)かつHER2陰性の局所進行乳がんまたは転移乳がんの患者に対して、ポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼ(PAR
エキソソームが腫瘍の免疫システム逃避を助ける
2018年10月18日
腫瘍は、免疫応答を抑制するタンパク質をちりばめたエキソソームと呼ばれる小さな膜小胞を分泌して免疫系から逃れることが、新たな研究で確認された。重要だけれども知られていなかったであろう腫瘍の免疫系逃避経路である。 ペンシルバニア大学の研究者らが
閉経後の出血と子宮体がんの関係に関する研究
2018年9月26日
閉経後女性における膣出血が子宮体がんとどの程度かかわりがあるかを調べた過去最大規模の解析によれば、子宮体がんと診断された女性の90%ががん診断前に出血を訴えていた。出血後に医師の診察を受けた閉経後女性のうち、子宮体がんと診断されたのは約9%
免疫系の賦活による緩徐進行性リンパ腫の縮小
2018年10月18日
緩徐進行性(低悪性度)B細胞性リンパ腫患者に対して、低線量の放射線と免疫賦活化合物を併用する小規模臨床試験が行われた。この臨床試験において、大多数の患者で腫瘍の縮小が認められた。 臨床試験ではSD-101という化合物を用いたin situワ
FDAが転移/局所進行皮膚扁平上皮がんにセミプリマブを承認
2018年10月16日
2018年9月28日、米国食品医薬品局(FDA)は、転移性皮膚扁平上皮がん(CSCC)または局所進行皮膚扁平上皮がん患者のうち、根治的手術または根治的放射線治療の対象でない患者に対してセミプリマブ(商品名:LIBTAYO、Regeneron
2018年ノーベル医学生理学賞、CTLA-4およびPD-1の発見に
2018年10月16日
免疫チェックポイント療法によりがん治療に大変革がもたらされた 2018年10月1日、カロリンスカ研究所、ノーベル生理学・医学賞選考委員会は2018年ノーベル生理学・医学賞を“負の免疫制御を阻害するというがんの治療法の発見の功績に関し”、Ja
低脂肪食により乳がんの死亡リスクが低下
2018年10月16日
「果物や野菜たっぷりの低脂肪食は、乳がんによる死亡リスクを低下させ得る」。とMail Online(デイリーメール紙電子版)が報告している。 この記事は、閉経後の女性約5万人を対象に、1990年代に実施された米国の試験の長期の追跡調査に基
虫垂がんは他の消化器がんと異なる遺伝子特性をもつ
2018年10月14日
虫垂がんのDNA変化についての過去最大規模の試験により、このまれながんは大腸がんや他の胃腸系のがんと異なることが明らかになった。さらに、腫瘍にみられる特異的な遺伝子変異が、その腫瘍が侵襲的でありうるかどうかを予測するための一助になる可能性が
ヒ素とレチノイン酸は協働して乳がんなどの主要制御因子を阻害
2018年10月14日
ある種白血病の治療に使用されることの多い2剤併用療法は、乳がんや他の多くのがんで中心的な役割を果たす1つの酵素を阻害することが、新たな研究で明らかになった。 薬剤の組み合わせは、三酸化二ヒ素(トリセノックス)とトレチノイン(レチノイン酸とし
がん疼痛に対する画像ガイド下コルドトミー
2018年10月12日
MDアンダーソン OncoLog 2018年8月号(Volume 63 / Issue 8) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
FDAが再発または難治性の白血病(CLL、SLL)にデュベリシブを承認
2018年10月10日
2018年9月24日、米国食品医薬品局は、再発または難治性の慢性リンパ球性白血病(CLL)または小リンパ球性リンパ腫(SLL)で2種類以上の治療施行後の成人患者を対象として、duvelisib[デュベリシブ](商品名:COPIKTRA、Ve
ラドンとがん
2018年10月10日
目次 ・ラドンとは ・一般の人々はラドンにどのようにさらされていますか? ・ラドンはどのようにがんを引き起こしますか? ・ラドン曝露により肺がんを発症する人はどのくらいいますか? ・肺がん発症におけるラドンの関与を研究者らはどのように発見し
FDAが転移を有する非小細胞肺がんにダコミチニブを承認
2018年10月9日
2018年9月27日、米国食品医薬品局(FDA)は、FDA承認検査で上皮成長因子受容体(EGFR)のエクソン19の欠失またはエクソン21のL858R置換変異が検出された転移を有する非小細胞肺がん(NSCLC)患者の初回治療として、dacom