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コロナウイルス―がん患者さん向け情報
2020年4月2日
2021年5月14日版(5月30日更新) ・コロナウイルスまたはCOVID-19とは何ですか? ・現在がんを患っている、あるいは過去に患っていた場合、COVID-19による重症化のリスクは高くなりますか? ・現在がんを患っている、あるいは過
FDAが、COVID-19への非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)使用について助言
2020年4月1日
米国食品医薬品局(FDA)は、イブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の使用により、コロナウイルス感染症(COVID-19)が悪化する可能性があるとの新規報告を把握している。これらの新規報告は、酵素(体内で生物化学反応を補
HER2標的トラスツズマブ デルクステカンが乳がんと胃がん以外の固形がんに有望
2020年4月1日
HER2標的抗体薬物複合体であるトラスツズマブ デルクステカン[fam-trastuzumab deruxtecan-nxki](販売名:Enhertu[エンハーツ])は、第1相試験において乳がんおよび胃がん以外の複数のがん種に臨床的活性を
個別化リキッドバイオプシーで再発乳がんを早期発見
2020年3月27日
MITブロード研究所のガーストナーがん診断センターおよびダナファーバーがん研究所の研究者らは、リキッドバイオプシー(血液生検)の感度を高めて個々の患者から採取した血液サンプルから何百もの異なるがん変異を検出できることを実証し、それにより、従
僕の病院を紹介します
2020年3月20日
米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。 ◆─────────────────◆ 小児がん部門で治療中のトラビス君がNIH臨床センターを案内します。
陽子線治療は通常の放射線治療より安全か
2020年3月19日
放射線治療の一種である陽子線治療は、進行がんの成人例に対して、通常の放射線治療と同じくらい安全で効果的であるとの知見が、既存の患者データを使用し、2種類の放射線治療を比較した研究から得られた。 通常の放射線治療では、X線、つまり光子のビーム
予期しない効果―がん治療のアブスコパル効果の研究
2020年3月18日
ある女性患者には、もう治療の選択肢がなくなってしまった。稀な形態の肉腫は転移し、治療による効果を示さなくなった。 セントルイスのワシントン大学医学部の医師らは、次に、一番大きな腫瘍に陽子線治療を開始した。腫瘍の成長を遅らせて、67歳の患者が
FDAが肝細胞がんの2次治療にニボ+イピ併用を承認
2020年3月18日
2020年3月10日、米食品医薬品局(FDA)がソラフェニブによる治療歴がある肝細胞がん(HCC)患者を対象にニボルマブとイピリムマブ(販売名:オプジーボおよびヤーボイ、Bristol-Myers Squibb社)の併用療法を迅速承認した。
脳幹高悪性度神経膠腫の成人患者は、外科手術により数カ月から数年延命の可能性
2020年3月16日
診療録の研究は、医師と患者がより多くの情報に基づいて治療法を決定するのに役立つ ジョンズホプキンス・キンメルがんセンターの研究者らが主導する診療録研究の結果によると、脳幹高悪性度神経膠腫(稀少性、致死性ともに最も高い脳腫瘍の1種)の成人患者
FDAが多発性骨髄腫にイサツキシマブを承認
2020年3月16日
2020年3月2日、米国食品医薬品局(FDA)は、レナリドミドおよびプロテアソーム阻害薬などによる2回 以上の治療歴がある多発性骨髄腫の成人患者に対して、イサツキシマブ(販売名:SARCLISA、sanofi-aventis U.S.LL
禁煙電話相談を通じ、情報に基づく肺がん検診受診の意思決定が向上
2020年3月16日
クイットライン(禁煙電話相談)は、肺がん検診に適した人に到達するための効果的な手段である 肺がん検診を受診するかどうかについて、意思決定支援ツールと標準的な教育情報とを比較した初の比較臨床試験で、タバコのクイットラインで提供される意思決定支
低酸素誘導因子(HIF)-2α阻害薬が進行腎臓がんに有望
2020年3月15日
新薬にノーベル賞を受賞した研究結果を活用 科学者たちは、淡明型腎細胞がん(ccRCC)の主要なドライバー分子を標的とする新薬が転移がん患者に有望であることを報告している。 ダナファーバーがん研究所の研究者たちは、腎腫瘍を促進する新生血管の成
より少ない組織を使用した腫瘍タンパク質と遺伝子の新しい解析法
2020年3月14日
腫瘍の遺伝子変化を解析することは、患者が特定の標的治療の候補であるかどうかなどの重要な情報を提供することができ、増え続けるがんの治療の重要な側面である。しかし、腫瘍生物学者は、腫瘍がどのように機能するかを理解するために、腫瘍細胞内のタンパク
薬剤リポジトリ・プログラム指針を提示―高額費用、入手、廃棄の課題を解決
2020年3月13日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)は本日、州の薬剤リポジトリ・プログラムに関する意見表明をした。クローズドシステム内での管理を条件とする、経口薬のみに限定した薬剤リポジトリ・プログラムをASCOは支持するという内容である。ASCOはまた、これらの
骨肉腫に免疫療法薬が奏効しない理由をプロファイリングで解明
2020年3月13日
免疫療法薬により希少がん種の転帰を改善する戦略を提示 テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの新しい研究では、骨肉腫患者から採取した腫瘍サンプルの包括的なプロファイリングにより、免疫チェックポイント阻害剤治療で観察される従来の応答不良には
口腔がんに術前の免疫療法薬二ボルマブ/イピリムマブが有望
2020年3月13日
口腔がんでは、免疫チェックポイント阻害薬療法をほかの治療の前に行うと、免疫反応が誘発されて腫瘍が縮小し、患者に長期的な利益がもたらされる可能性があることが新たな臨床試験から示唆された。この知見は、2月27日~29日にスコッツデール(アリゾナ
新たなリポジトリ プログラムにより経口抗がん薬の寄付が可能に
2020年3月12日
オハイオ州薬事評議会と、オハイオ州立大学総合がんセンターのアーサー・G・ジェームズがん病院およびリチャード・J・ソロベ研究所(OSUCCC–James)が主導する新たな州規則にもとづいて、がん患者が不要になった経口がん治療薬を他の患者のため
ヒトパピローマウイルス(HPV)とがん
2020年2月1日
ヒトパピローマウイルス(HPV)とは何ですか? HPVは200種類以上あるウイルスの一群で、その一部の型が膣性交、肛門性交、または口腔性交を通じて感染します。 性感染性の型は、低リスク型と高リスク型の2種類に分類されます。 ・低リスク型HP
ASCOアドバンス・オブ・ザ・イヤー(2020)は「がん外科治療の洗練」
2020年3月10日
優先研究課題では、がん臨床の進歩を加速する機会を明示し、報告書「Clinical Cancer Advances」(がん臨床の進歩)では、政府資金の影響の大きさを強調 新たな、より良い方法で組み合わされた革新的な全身療法の出現により、がんの
FDAが転移HER2陽性乳がんにネラチニブを承認
2020年3月9日
2020年2月25日、米国食品医薬品局(FDA)は、転移を伴う乳がんに対して2つ以上の抗HER2療法を受けた進行または転移HER2陽性乳がん成人患者の治療として、カペシタビンとの併用でneratinib[ネラチニブ](販売名:NERLYNX
がんのリスク因子 ~知っていますか?~
2020年3月7日
米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。 ◆─────────────────◆ 年齢、生活様式、環境、遺伝子構造、家族歴には、がんリスクを高める可
実験室におけるモデルで、小児脳腫瘍にTAK228+トラメチニブ併用療法は有望
2020年3月5日
臨床試験の実施を後押しする結果 ジョンズホプキンス・キンメルがんセンターの研究者らによるヒト細胞およびマウスを用いた実験の結果、低グレードの小児神経膠腫の増殖を低減するために、がん実験薬TAK228(Sapanisertib[サパニセルチブ
希少遺伝子変異を有する消化管間質腫瘍(GIST)のFDA承認薬アバプリチニブ
2020年3月4日
特定の遺伝子変異を伴う消化管間質腫瘍(GIST)患者にとって、新しい分子標的薬が選択肢となる。 2020年1月9日、米国食品医薬品局(FDA)は、血小板由来増殖因子受容体アルファ(PDGFRA)エクソン18変異を有する一部のGIST成人患者
血液循環腫瘍細胞(CTC)はステージ3メラノーマ再発・治療の予測因子として有望
2020年3月2日
初診時の血液循環腫瘍細胞(CTC)評価により6カ月以内の再発を予測:厳密な画像評価および追加治療による利益を受ける可能性がある患者の特定に役立つ可能性 リキッドバイオプシー検体の一つ、血液循環腫瘍細胞(CTC)は単独でメラノーマ(悪性黒色腫