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FDAがEGFRエクソン20挿入変異陽性進行肺がん(NSCLC)にモボセルチニブを承認
2021年9月22日
2021年9月15日、米国食品医薬品局(FDA)は、FDAにより承認された検査で上皮成長因子受容体(EGFR)エクソン20挿入変異が検出され、プラチナ製剤を用いた化学療法による治療中または治療後に進行した、局所進行または転移性非小細胞肺がん
神経線維腫症1型において良性腫瘍のがん化を判定する血液検査法
2021年9月20日
神経線維腫症1型(NF1)と呼ばれる遺伝性疾患では、神経に沿って成長する非がん性(良性)の腫瘍が高頻度で発現する。 このような腫瘍は進行性のがんに変化することがあるが、これまでがん化したかどうかを判断する方法がなかった。 米国国立衛生研究所
FDAが再発または難治性の辺縁帯リンパ腫にザヌブルチニブを迅速承認
2021年9月16日
2021年9月14日、米国食品医薬品局(FDA)は、過去に1種類以上の抗CD20ベースのレジメンを受けた再発または難治性の辺縁帯リンパ腫(MZL)の成人患者に対して、ザヌブルチニブ(商品名:Brukinsa、BeiGene社)を迅速承認した
新型コロナの感染やワクチンに関する免疫応答の解明:SeroNet研究
2021年9月16日
2020年4月以降、NCIはCOVID-19に関する多数の研究や臨床試験を主導し、資金を提供してきました。その取り組みの一つにはNCIの血清学ネットワーク(SeroNet)があり、COVID-19の原因ウイルス(SARS-CoV-2)および
研究ハイライト2021/8/25:急性骨髄性白血病、非浸潤性乳管がん、HBOC遺伝カウンセリング
2021年9月15日
若年の急性骨髄性白血病患者に対する強力な化学療法とベネトクラクスの併用療法 これまでの研究では、高齢の急性骨髄性白血病(AML)患者において、低強度の化学療法と、BCL2を阻害する薬剤であるベネトクラクスを併用することで生存率が向上すること
コロナ最新研究:mRNAワクチンは免疫防御能を持続させる/コロナに有効な抗がん剤 ほか
2021年9月15日
本記事では、COVID-19に関する最近の研究を紹介する。これらの研究には、研究結果を裏づけるためにさらなる研究が必要なものや、専門家による査読をまだ受けていないものもある。 抗体が減少しても他の免疫防御能は持続 なぜファイザー/BioNT
免疫不全患者にはCOVID-19ワクチン3回目接種を推奨
2021年9月14日
テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの腫瘍集学的治療グループと感染症の専門家らは、免疫力が低下している人へのCOVID-19ワクチンの3回目接種に関して、米国食品医薬品局(FDA)および疾病管理予防センター(CDC)から入手可能なすべて
プラチナ療法+ベリパリブは喫煙肺がん患者では延命効果がない可能性
2021年9月13日
喫煙習慣のある進行性扁平上皮非小細胞肺がん(NSCLC)患者に対する初回治療としてのプラチナ製剤ベース化学療法へのveliparib[ベリパリブ]追加は、第3相試験で全生存期間を有意に延長しなかった。 しかし、化学療法へのベリパリブ追加によ
リンパ系悪性腫瘍患者へのCOVID-19ワクチンの有効性に注意喚起
2021年9月11日
・モデルナ製またはファイザー製のワクチンを接種してから1年以内に抗CD20療法を受けた患者では、COVID-19の原因であるコロナウイルスに対する抗体ができていなかった。 ・このような患者は、コロナウイルス感染に対する予防措置を継続すべきで
健康的なライフスタイルで遺伝性がん発症リスクが下がる可能性
2021年9月10日
禁煙、禁酒、低BMI値および運動などの健康的なライフスタイル要素は、遺伝によるリスクが高い人においても、がんの発症率低下と相関があることが、米国がん学会誌Cancer Researchに掲載された研究結果から明らかになった。 「今回の結果は
全米No.1 MDアンダーソンがんセンターの紹介 /Dr. 上野直人
2021年9月9日
~全米No.1 MDアンダーソンがんセンターの紹介~ Dr.上野直人 :『海外がん医療情報リファレンス』監修者 米国テキサス大学MDアンダーソンがんセンターは、20年余りにわたってほぼ毎年、全米のBest Hospitals<がん病院>1位
がん臨床試験から離脱した患者には特別な配慮やケアが必要
2021年9月8日
がん臨床試験から離脱する患者は、強い症状や激しい感情を経験したり、死が差し迫り選択肢がほとんどないことを意識する可能性があることが、新たな研究により明らかになった。 がんの臨床試験離脱に関する聞き取り調査に同意した患者20人の回答を分析した
ペルツズマブとトラスツズマブ併用はHER2陽性胆道がんに有望
2021年9月8日
ペルツズマブ(販売名:パージェタ)とトラスツズマブ(販売名:ハーセプチン)による二剤併用抗HER2療法は、一部のHER2陽性進行性胆道がん患者で忍容性が高く有望な結果が得られることが、MyPathway試験のデータ解析により明らかとなった。
FDAが原発性マクログロブリン血症(WM)にザヌブルチニブを承認
2021年9月7日
2021年8月31日、米国食品医薬品局(FDA)は、成人のワルデンシュトレームマクログロブリン血症(WM)患者を対象に、ザヌブルチニブ(販売名:Brukinsa、BeiGene社)を承認した。 ザヌブルチニブは、MYD88遺伝子のL265P
ペムブロリズマブによる術後療法が腎臓がんの再発を遅らせる
2021年9月7日
・術後の免疫療法薬投与により、再発リスクの高い腎臓がん患者の無病生存率が改善した。 ・ペムブロリズマブ(販売名:キイトルーダ)はプラセボと比べ再発または死亡のリスクを32%減少させることが、術後補助免疫療法を評価した第3相試験の中間結果で
カボザンチニブ+ニボルマブ併用で進行肝臓がんの手術が可能に
2021年9月1日
薬剤併用療法によって、通常は手術の対象とならない一部の肝臓がん患者に根治手術を行える可能性がある。 キナーゼ阻害薬のカボザンチニブ(販売名:カボメティクス)と免疫療法薬のニボルマブ(販売名:オプジーボ)を併用することで、通常は手術の対象とな
FDAが尿路上皮がんの術後療法にニボルマブを承認
2021年8月31日
2021年8月19日、米国食品医薬品局(FDA)は、根治切除後に再発リスクが高い尿路上皮がん患者の術後療法として、ニボルマブ(販売名:オプジーボ、Bristol-Myers Squibb Co.社)を承認した。 今回の承認は、高リスクの尿路
2020年に世界で診断されたがん患者の75万人はアルコールに起因
2021年8月30日
世界保健機関(WHO)の新たな研究によると、2020年に世界で診断されたがん患者のうち、4%に相当する75万人はアルコール摂取に起因すると考えられる。そのうち過度の飲酒が最も多いが、軽度の飲酒と中程度の飲酒が10万人超を占めることが研究で明
治療歴ある転移性メラノーマでは腫瘍浸潤リンパ球の養子細胞移植の効果が低下
2021年8月30日
抗PD-1療法やBRAF/MEK阻害薬投与を受けた後に再発した転移性メラノーマ(悪性黒色腫)患者は、このような治療を受けていない患者と比較して、腫瘍浸潤リンパ球の養子細胞移植(ACT-TIL)を含む開発中の治療法に対して同等の反応を示さない
若年性大腸がんにさらなる積極的治療は不要
2021年8月30日
49歳以前に発症した大腸がんは、50歳以降に発症した大腸がんと臨床的にも生物学的にも類似していることが、若年性大腸がんと平均的な発症年齢の大腸がんを比較した最大かつ最も包括的な評価により明らかになった。 したがって「大腸がん診断時の年齢のみ
FDAが進行または転移胆管がんにイボシデニブを承認
2021年8月30日
2021年8月25日、米国食品医薬品局(FDA)は、FDAにより承認された検査でイソクエン酸デヒドロゲナーゼ1(IDH1)変異が検出された、治療歴のある局所進行または転移胆管がんの成人患者に対して、イボシデニブ(販売名:Tibsovo、Se
ビタミンDが若年性大腸がんを予防する可能性
2021年8月27日
ビタミンDを主に食事で多く摂取することが、若年性大腸がんや前がん性大腸ポリープの発症を予防する可能性がある。このような関連性が初めて研究で明らかになった。 この研究はダナファーバーがん研究所、ハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院などの
FDAが慢性移植片対宿主病にBelumosudilを承認
2021年8月25日
慢性の移植片対宿主病(GVHD)は骨髄および幹細胞移植に多い合併症であるが、このたび新たな治療法が加わった。7月16日、米国食品医薬品局(FDA)は、すでに他の治療法を2種類以上試したことがある12歳以上の人を対象に、belumosudil
希少な脳脊髄腫瘍のリスク要因とアウトカムの調査研究
2021年8月25日
米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。 希少な脳脊髄腫瘍に関連するアウトカムとリスク要因について研究者が理解を深めるために、米国国立衛生研究所(N