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原発性マクログロブリン血症の再発にベネトクラクスが有望な可能性
2022年1月15日
ベネトクラクス(販売名:ベネクレクスタ)は、原発性マクログロブリン血症に対して高い有効性および安全性を示す経口治療薬になると研究主任らは語る。 現在承認されている唯一の薬剤クラスに属する治療薬が効かない原発性マクログロブリン血症の患者に対し
WHOが、小児がん包括的最新リソース「小児腫瘍分類」の提供を開始
2022年1月13日
新分類では、主に顕微鏡的な分類システムから分子的な分類システムへの移行が反映 世界保健機関(WHO)の新たな腫瘍分類シリーズの一部として国際がん研究機関(IARC)が間もなく発表する小児がん初の分類の概要が、米国がん学会(AACR)誌「Ca
液性診断により髄芽腫再発リスクの早期評価が可能に
2022年1月12日
増殖が速く、小児期の代表的な悪性脳腫瘍である髄芽腫の治療を受けた小児のうち、約3分の1は腫瘍が再発する。しかし、医師が磁気共鳴画像法(MRI)や脊椎穿刺によってこのがんが再発したことを発見した時には、すでに治療困難な状態にまで進行しているこ
高食物繊維食品は悪性黒色腫への免疫療法薬の効果を高める可能性
2022年1月12日
高食物繊維食品が腸内細菌叢に作用することで、悪性黒色腫(メラノーマ)患者の一部が免疫療法薬による治療に反応しやすくなる可能性が、米国国立衛生研究所に属する米国国立がん研究所(NCI)がん研究センターとテキサス州立大学MDアンダーソンがんセン
困難な急性骨髄性白血病にベネトクラクス併用療法が有効との3つのASH発表
2022年1月11日
米国血液学会(ASH)の会議で発表された研究結果はAML患者の予後改善を強調 アブストラクトNo.691、371、794 ベネトクラクス(販売名:ベネクレクスタ)と別の療法を含む併用療法により、特定の変異を有する再発または難治性の急性骨髄性
上咽頭がん発生率は、アジア系アメリカ人でも民族によって大きく異なる
2022年1月11日
データから高リスク要因の特定につながる可能性 中国系アメリカ人とラオス系アメリカ人は、上咽頭がん発生率が他のアジア系アメリカ人の民族別グループを上回っており、非ヒスパニック系白人アメリカ人と比較すると、上咽頭がんと診断される可能性がそれぞれ
進行がんの疼痛治療にメサドン塩酸塩またはブプレノルフィン・ナロキソンが望ましい
2022年1月11日
オピオイド使用障害および進行がん患者の疼痛治療については、専門家委員会は一般的にメサドン塩酸塩またはブプレノルフィン・ナロキソン配合剤による治療の継続を推奨する。 このような薬剤を服用しても疼痛の軽減がみられない患者に対して、専門家委員会は
米国血液学会(ASH)2021-ダナファーバーがん研究所の発表
2022年1月9日
ダナファーバーの研究が米国国血液学会の公式プレスプログラムに選ばれる 12月11~14日にバーチャル形式で開催される第63回米国血液学会(ASH)年次総会で、ダナファーバーがん研究所の研究者らが30件以上の研究結果を発表する。そのうちの1つ
タモキシフェンはPI3Kシグナルを活性化させ、乳がん患者の子宮がんリスクを高める可能性
2022年1月7日
PI3K経路阻害薬との併用が高リスク患者に有効である可能性 タモキシフェン(販売名:ノルバデックス)投与患者に発生した子宮がんには、PI3K経路の変異はほとんど認められないが、タモキシフェン誘因のPI3K経路活性化が認められるという研究結果
研究ハイライト:2021年米国放射線腫瘍学会(ASTRO)年次総会特集
2022年1月7日
主な発表テーマ:新規放射線治療レジメン、免疫療法の予測バイオマーカー、AIを用いたモデリング テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究ハイライトでは、MDアンダーソンの専門家によるがんの基礎研究、トランスレーショナル(橋渡し)研究およ
免疫チェックポイント阻害薬が切除不能な肝がんに対する最良の標準治療となる可能性
2022年1月6日
切除不能な肝細胞がん(HCC)の患者において、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)は、標準治療と比較して優れた有効性と安全性を示したとするメタ解析が行われた。 「免疫チェックポイント阻害薬は、標準治療と比較して全生存期間、無増悪生存期間、全
アバタセプト承認は急性移植片対宿主病(GVHD)予防に希望をもたらす
2022年1月4日
アバタセプトの承認により、多くのがん患者や血液疾患の患者、特に適合者を見つけることが難しい多様な民族の患者に、骨髄移植という治療選択肢の可能性が広がる 米国食品医薬品局(FDA)は、2歳以上の患者について、HLA適合または1アレル不適合非血
axi-celによるCAR-T細胞療法が高リスクリンパ腫に継続的な奏効をもたらす
2022年1月4日
MDアンダーソンの試験結果が米国血液学会で発表された。 アブストラクト 93、739、 2 アキシカブタゲン シロルユーセル[axicabtagene ciloleucel](販売名:イエスカルタ、略称:axi-cel)というキメラ抗原受容
トリプルネガティブ乳がん術前免疫療法の効果予測に有望な単一細胞の空間解析
2021年12月30日
イメージングマスサイトメトリー(Imaging Mass Cytometry)がアテゾリズマブと化学療法を併用した大規模臨床試験で実現可能 単一細胞レベルでのタンパク質発現と腫瘍微小環境(TME)内の細胞位置研究を可能にする次世代技術が実用
イブルチニブとFCR療法の併用で慢性リンパ性白血病(CLL)若年患者に長期寛解
2021年12月28日
若年患者の幅広い層で、一定期間の治療により非常に長期間の寛解が得られる可能性 慢性リンパ性白血病(CLL)の若年患者は、イブルチニブ(イムブルビカ)という薬剤で長期間の寛解を得ることができるが、寛解を維持するためには無期限に投与を続ける必要
ホルモン受容体陽性乳がんにフルベストラント+パルボシクリブへの早期切り替えが有効
2021年12月27日
アロマターゼ阻害薬+パルボシクリブ併用療法を受けたホルモン受容体陽性乳がん患者において、病勢が進行する前に循環腫瘍DNAの変異が検出された。 アロマターゼ阻害薬+パルボシクリブ(販売名:イブランス)によりホルモン受容体陽性乳がんの治療を受け
サンアントニオ乳がんシンポジウムでのダナファーバーの研究発表
2021年12月24日
ダナファーバーがん研究所の研究者が、12月7日から10日に開催される第44回サンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)において、30件以上の調査研究を発表する。サンアントニオ乳がんシンポジウムは、世界中から数千人の乳がんエキスパートが集
ピロチニブ+化学療法併用は治療歴あるHER2陽性乳がんの転帰を改善
2021年12月24日
治療歴のあるHER2陽性転移乳がん患者の中で、ピロチニブとカペシタビン(販売名:ゼローダ)の併用療法を受けた患者は、ラパチニブ(販売名:タイケルブ)とカペシタビンの併用療法を受けた患者よりも全生存期間が長くなった。2021年12月7日~10
米国がん対策法署名50周年におけるASCO声明
2021年12月21日
50年前、新年まで数日の時、リチャード・ニクソン元大統領が、「米国がん対策法(NCA)」に署名し、がん撲滅を明確な国の優先事項とした。(*サイト注:NCI動画『1971年ニクソン大統領「がん対策法」に署名』、『時間の贈り物-がん対策法50周
ダロルタミドは前立腺がんの生存期間を延長
2021年12月20日
臨床試験においてダロルタミド(販売名:ニュベクオ)を含む併用療法が転移性前立腺がん患者の生存期間を延長させたことをドイツのバイエル社が明らかにし、本薬剤が同社の期待する重要な売上推進力になる確証を得たと発表した。 ダロルタミドと標準治療の併
膠芽腫など一部の高悪性度脳腫瘍でダブラフェニブ+トラメチニブ併用療法が著効
2021年12月20日
・BRAF V600E変異は脳腫瘍において検出頻度は低いが、同変異を有する高悪性度および低悪性度の脳腫瘍に対して、ダブラフェニブ(販売名:タフィンラー)とトラメチニブ(販売名:メキニスト)の併用療法が期待のもてる割合で持続的な効果を示した。
免疫療法薬ニボ+イピ/分子標的薬ダブ+トラはBRAF陽性進行メラノーマの全生存率を改善
2021年12月17日
ASCOエキスパートによる見解 「DREAMseqの試験結果は、進行メラノーマ患者の治療において最も重要な臨床の疑問の1つに答えるものである。治療歴のないBRAFV600変異のあるメラノーマ患者では、併用免疫療法を最初に選択した方が全生
前立腺がん術後寡分割放射線照射の患者アウトカムは良好
2021年12月16日
前立腺がんの患者の多くは術後に、従来よりも短期間で集中的な放射線の照射が安全に受けられることが新たな研究で明らかになった。 大規模臨床試験で、5週間の短期治療を受けた人は、標準的な7週間の低集中的な放射線照射を受けた人と比較して、治療直後に
再発卵巣がんに腫瘍減量手術が有効
2021年12月9日
腫瘍減量手術と化学療法の併用により、再発卵巣がん患者の生存期間が、化学療法単独の場合よりも約8カ月長くなることが、DESKTOP III試験(ランダム化比較試験)の結果、明らかになった。 全生存期間の中央値は、化学療法単独群201人では46