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サシツズマブ ゴビテカンが治療抵抗性HR+/HER2-乳がんの無増悪生存期間を延長
2022年6月17日
ASCOの見解 「本試験は、転移性トリプルネガティブ乳がんの治療薬として既に承認されているサシツズマブ ゴビテカンが、内分泌療法抵抗性HR+/HER2-の転移性乳がん患者にとって重要な新しい選択肢となる可能性を示しています。現在、これらの患
マントル細胞リンパ腫高齢患者にイブルチニブ追加は無増悪生存を50%改善
2022年6月16日
ASCOの見解 「高齢者は一般的に臨床試験に参加する機会が少ないです。強力化学療法、標的薬剤、移植などのリンパ腫治療の中には、高齢者では毒性が強すぎるため治療の選択肢として不適当なものもあります。マントル細胞リンパ腫の患者は高齢であることが
ニモツズマブによりKRAS野生型進行膵臓がんの全生存期間が有意に延長
2022年6月16日
ASCOの見解 「たとえどの程度であっても、転移性膵臓がんの臨床試験で生存期間の改善がみられるのは興味深いことです。この試験では膵臓がんの分類型の一つであるKRAS野生型を検討していますが、この型は膵臓がん患者全体の10%にも満たないため、
MDA研究ハイライト:ASCO2022特集(メラノーマ、メルケル細胞がん他)
2022年6月16日
テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究ハイライトでは、MDアンダーソンの専門家によるがんの基礎研究、トランスレーショナル研究、臨床研究の中から最近発表された研究を紹介している。今回は米国臨床腫瘍学会年次総会2022(ASCO22)で
米国で子宮がん死亡者数増加、黒人女性が最多
2022年5月30日
研究結果 米国では子宮がんによる死亡が増加しており、非ヒスパニック系黒人女性で最も多いことが、米国国立衛生研究所の一部門である国立がん研究所(NCI)主導の新たな研究により明らかになった。子宮がんの死亡率の高さは、子宮がんの中でも侵襲性の高
大腸がんへのパニツムマブ併用療法が10年ぶりに全生存期間を延長
2022年6月15日
ASCOの見解 「切除不能進行再発大腸がんに対する一次治療を前向きに検証した第3相試験で、これまでで最長の生存期間が認められました。これらの知見は、進行再発大腸がん診断時に、RAS遺伝子を含む包括的なバイオマーカーと併せて、原発巣占居部位を
FDAが再発または難治性の濾胞性リンパ腫にチサゲンレクルユーセルを承認
2022年6月14日
2022年5月27日、米国食品医薬品局(FDA)は二次治療もしくはそれ以降の治療で全身療法を受けた再発または難治性の濾胞性リンパ腫(FL)成人患者に対し、チサゲンレクルユーセル(販売名:Kymriah[キムリア]、Novartis Phar
ASCO22発表(1):膠芽腫に対する免疫療法薬の併用は安全かつ有望/リンチ症候群を検出する患者記入型ツール
2022年6月14日
ASCO年次総会でのDana-Farberの研究。ダナファーバーがん研究所のこれらの研究の結果は、Dana-Farberの研究者が率いる他の数十の研究とともに、2022年の米国臨床腫瘍学会(ASCO)の年次総会で発表されます。 【1】膠芽腫
トラスツズマブ デルクステカンがHER2低発現転移乳がんの無増悪生存期間を2倍に延長
2022年6月14日
ASCOの見解 「本試験の結果は、HR陽性、HER2低発現の乳がん患者において、トラスツズマブ デルクステカンが化学療法単独と比較して無増悪生存期間を2倍に延長することを示しています。本試験は、HER2低発現という乳がんの新たなカテゴリーを
FDAが食道扁平上皮がんの一次治療にニボ+化学療法/イピリムマブ併用を承認
2022年6月14日
2022年5月27日、米国食品医薬品局(FDA)は、進行または転移した食道扁平上皮がん(ESCC)患者の一次治療として、ニボルマブ(販売名:オプジーボ、Bristol-Myers Squibb Company社)、フッ化ピリミジン系薬剤、お
高用量イホスファミドは再発・原発性難治性ユーイング肉腫に対する標準治療として有望
2022年6月13日
ASCOの見解 「再発・原発性難治性ユーイング肉腫患者に対し全生存期間を延長するイホスファミドの効果を示すデータは、診療を変える可能性があります。この試験以前は、治療法の選択に役立てるために、最も広く使用されているレジメンを直接比較した試験
初回治療での自家造血幹細胞移植は多発性骨髄腫の無増悪生存期間を改善
2022年6月13日
ASCOの見解 「多発性骨髄腫患者さんの予後はこの10年間で大幅に改善しています。この間に得られた知見をもとに、多発性骨髄腫患者さんの治療成績は全体的に改善の傾向を示しています。さらに、造血幹細胞移植を行う最適なタイミングに関する情報も得ら
MDアンダーソン研究ハイライト:ASCO 2022発表(ドライマウス、疲労)
2022年6月9日
頭頸部がん患者における放射線誘発性慢性ドライマウスに鍼治療が有効 (アブストラクト12004) 放射線治療を受けた頭頸部がん患者の多くは、長期間の治療により口腔乾燥症(ドライマウス)になり、生活の質(QOL)や口腔の健康に悪影響を及ぼすこと
AYA世代の白血病サバイバーの死亡率は、診断後数十年間、一般集団より高い
2022年6月3日
年齢、性別、診断の年代が、長期生存率に影響する。 AYA世代(思春期および若年成人)の急性骨髄性白血病(AML)および急性リンパ性白血病(ALL)サバイバーは、一般集団より長期生存期間が短く、その差は診断後最大で30年間持続することが米国が
転移性乳がんに対する免疫療法:NCIミニット
2022年6月2日
米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。 ◆─────────────────◆ NCIのJames Alexanderが、Steven Rosen
早期肺がんに術前の化学療法とニボルマブの併用が有効
2022年6月2日
≪研究共著兼監修者注はこちら≫ 肺がんが肺の外に広がる前に発見された場合、通常、手術で腫瘍を除去する。残念ながら、がんが早期に発見され手術によって腫瘍がすべて取り除かれたとしても、がんが再発することはよくある。 今回、大規模臨
肺がんに対する、がん免疫療法新薬tiragolumab試験が不成功に
2022年5月31日
Roche社が展開する新たながん免疫療法薬の開発は、5月11日水曜日、免疫療法薬の2つ目の試験で肺がん進行を遅らせることができず先行きが不透明となり、このスイス製薬会社の株価に打撃を与えた。 研究において、抗TIGIT新薬tiragolum
早期肝細胞がんで手術とラジオ波焼灼の両方を支持-日本SURFデータ
2022年5月31日
【キーポイント】日本のSURF研究のデータが更新され、早期の肝細胞がん(≤3結節、すべて≤3cm)患者に対する手術とラジオ波焼灼療法(RFA)は、同等の無再発生存期間と全生存期間を示した。 このデータに基づき、日本の肝細胞がんの診療ガイドラ
多巣性肝内胆管がんに肝動脈注入ポンプ(HAIP)フロクスウリジン化学療法
2022年5月31日
多巣性肝内胆管がん(iCCA)には肝動脈注入ポンプ(HAIP)フロクスウリジン化学療法が外科手術に代わる効果的な治療法となり得ることが、コホート試験により示唆された。 「このような知見は、実地医療を変えるものであると考えている」とエラスムス
MDA研究ハイライト2022/5/18:乳がん、骨髄腫瘍、ユーイング肉腫他
2022年5月30日
タイトルのみ表示記事は原文を参照ください。 [*ブラウザ翻訳機能を利用して日本語表示で閲覧できます。Chromeをご利用の場合、英語ページで右クリック「日本語に翻訳」を選択。] 1.TDO2がAPC欠損大腸がんの新規治療標的になることを発見
MDA研究ハイライト2022/5/4:プラチナ耐性卵巣がん、進行腎細胞がん、KEAP1変異肺がん他
2022年5月23日
細胞療法の進歩、新しい免疫療法と標的療法の組み合わせ、肺がんの新しい治療標的、乳がん診断の格差などを特集 テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究ハイライトでは、MDアンダーソンの専門家によるがんの基礎研究、トランスレーショナル研究、
FDAが初発の白血病(AML、若年性骨髄単球性白血病)にアザシチジンを承認
2022年5月28日
FDAが初発の急性骨髄性白血病(AML )にイボシデニブ+アザシチジン併用療法を承認 2022年5月25日、米国食品医薬品局(FDA)はFDAが認可した検査でIDH1遺伝子変異が認められる75歳以上の患者、または通常の強力寛解導入療法の適応
イボシデニブ+アザシチジン併用は白血病(AML)の新たな選択肢となるか
2022年5月27日
初回治療として強力化学療法を受けることのできない急性骨髄性白血病(AML)と呼ばれる悪性度の高い血液腫瘍患者の一部にとって新たな選択肢がまもなく加わる可能性がある。 AML患者の約6%から10%はIDH1と呼ばれる遺伝子の変異により病気が誘
局所外用薬イミキモドは、HPV関連の外陰部病変に対して手術同様に有効
2022年5月19日
一般的にヒトパピローマウイルス(HPV)に起因する前がん病変である、外陰部高悪性扁平上皮内病変(vHSILs)の一次治療において、局所イミキモドクリーム(販売名:ベセルナ)塗布が手術と同様に有効であることがわかった。 この結果は、2つの治療