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FDAが局所進行/転移性胆道がんにデュルバルマブを承認
2022年10月3日
2022年9月2日、米国食品医薬品局(FDA)は、局所進行または転移性の胆道がん(BTC)の患者を対象に、ゲムシタビンおよびシスプラチンとの併用でデュルバルマブ(販売名:イミフィンジ、AstraZeneca UK Limited社)を承認
FDAが胆管がんにフチバチニブを迅速承認
2022年10月3日
2022年9月30日、米国食品医薬品局(FDA)は、フチバチニブ(販売名:Lytgobi、大鵬薬品工業)を迅速承認した。適応は、治療歴があり切除不能な、局所進行または転移性の肝内胆管癌で、線維芽細胞増殖因子受容体2(FGFR2)遺伝子の融合
HPVワクチンの1回接種で発がん性感染症を予防できる可能性強まる
2022年6月15日
ケニアでの研究から得られた新たな結果から、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの1回接種は、発がん性HPV型による子宮頸部感染に対する若年女性での予防に極めて有効であることを示す科学的根拠がさらに追加された。 一部のHPVの型は、子宮頸
FDAが限局非転移固形がん小児患者のシスプラチン聴器毒性低減にチオ硫酸ナトリムを承認
2022年9月29日
2022年9月20日、FDA(米国食品医薬品局)は、限局した非転移性固形がんをもつ生後1カ月以上の小児患者を対象に、シスプラチンに伴う聴器毒性のリスクを低減する薬剤として、チオ硫酸ナトリウム(販売名:Pedmark [ペドマーク]、Fen
FDAが局所進行/転移性RET融合陽性固形腫瘍にセルペルカチニブを承認
2022年9月28日
2022年9月21日、FDA(米国食品医薬品局)は、rearranged during transfection(RET)遺伝子融合があり、局所進行または転移性の固形腫瘍を有する成人患者が、全身治療の実施中または実施後に増悪したか他に十分な
ダナファーバー、乳がん、腎がん他重要な試験結果をESMO2022で発表
2022年9月28日
ダナファーバーがん研究所が主導する試験が抗がん剤併用療法の有望な結果を示したことが、欧州臨床腫瘍学会(ESMO)年次総会2022(仏パリ)で初めて報告される。試験の成果は2022年9月9~13日に学会会場およびオンラインで発表される。 ダナ
非筋層浸潤性膀胱がんにBCGの代替療法としてゲムシタビン+ドセタキセル併用が有効
2022年9月27日
米国国立がん研究所(NCI)がん研究ブログ 最も一般的な膀胱がんの治療に使われてきたBCGは、新型コロナウィルス感染症(COVID)の大流行が加速したサプライチェーン危機の遥か前から不足していた。BCGは長期にわたり、高リスクの非筋層浸潤性
欧州臨床腫瘍学会(ESMO2022)で発表されたMDA研究:皮膚がん、大腸がん、副腎がん、肉腫
2022年9月26日
さまざまながん種における新しい細胞治療データ、免疫療法の最新情報、標的治療の進展に関する発表を掲載 MDアンダーソン ニュースリリース 2022年9月7日 アブストラクト番号 735MO、 316O、 1MO、 1493MO、 457M
PREMMplusオンラインツールで遺伝的がんリスク検査が有効な人を特定
2022年9月26日
ダナファーバーがん研究所の研究者と医師が開発したオンラインツールにより、特定のがんの発症リスクを高める遺伝的変異について検査を受けるべき人々を正確かつ迅速に特定できることが、新しい研究で示された。 PREMMplusと呼ばれるこのツールは、
ニロガセスタットは希少軟部腫瘍であるデスモイド腫瘍の予後を改善【ESMO2022】
2022年9月21日
・Notch経路を標的とした初の第3相試験により、まれな腫瘍の予後が改善 ・Notchを標的とするガンマセクレターゼ阻害剤であるnirogacestat[ニロガセスタット]は、デスモイド腫瘍患者の無増悪生存期間を延長し、症状を軽減 ・希少が
TIL療法が進行性メラノーマの無増悪生存を改善、初の第3相試験結果【ESMO2022】
2022年9月21日
・細胞療法による固形がん患者の転帰の改善を示した初めてのランダム化試験 ・腫瘍浸潤リンパ球(TIL)療法に無作為に割り付けられた患者は、標準治療を受けた患者と比較して、疾患の進行または死亡が50%減少した ・この試験結果は、さまざまな転移
大気汚染が喫煙経験のない人の肺がんを誘発することを発見
2022年9月21日
● 気候変動に関連する微粒子は、気道細胞のがん性変化をも促進する ● EGFRおよびKRAS遺伝子に変異がある細胞は、大気汚染物質にさらされるとがん化する可能性がある ● 肺がんの予防と治療への新たなアプローチに道を開く最新データ キャンサ
紅茶の健康効果を示唆するNCI研究結果
2022年9月20日
研究結果 英国の紅茶愛飲者50万人を対象とした前向き研究にて、紅茶の摂取量が多くなるほど死亡リスクがやや低くなることが示された。この研究は、英国で最も親しまれているお茶である紅茶を飲むことによる、死亡率に対する潜在的メリットについて大規模
ニボ/イピ+カボザンチニブ3剤併用により進行腎臓がんの悪化を抑制
2022年9月15日
● 3剤併用療法を受けた患者は、2剤併用免疫療法を受けた患者と比較して、病勢悪化または死亡のリスクが27%低かった。 ● COSMIC-313試験は、遠隔転移を有する腎細胞がんに対し、現在の標準治療であるニボルマブ(販売名:オプジーボ
肺がん患者は、他のがんリスクを高める遺伝的変異を継承している場合がある
2022年9月13日
遺伝子検査は、患者、家族のリスクを見つけ出し、治療選択肢を決定するのに役立つ ASCOエキスパートの見解:「肺がんのほとんどは喫煙やその他の環境的要因に起因する可能性がありますが、肺がんを発症する遺伝的素因は何千人もの患者に影響を及ぼしてい
プラルセチニブはRET遺伝子融合に対し、腫瘍部位によらない組織横断的な有用性を達成
2022年9月9日
あらゆるがん種で有効な選択肢となる分子標的療法の可能性が、第1/2相試験で示唆される 高選択性RET阻害薬プラルセチニブ(販売名:GAVRETO、Blueprint Medicines Corporation社)は、腫瘍部位にかかわらず、R
さまざまな余暇活動が高齢者の死亡リスクを下げる可能性
2022年9月8日
研究結果 ウォーキング、ジョギング、水泳のラップ(訳注:プールで何往復も泳ぐこと)、テニスなど多くの異なる種類の余暇活動に毎週参加している高齢者は、あらゆる原因による死亡だけでなく、心血管疾患やがんによる死亡リスクも低い可能性があることが、
英語ページをブラウザで自動翻訳する方法
2022年9月8日
『海外がん医療情報リファレンス』( https://www.cancerit.jp/ )は、信頼性の高い、がんの最新情報配信サイトです。ボランティア翻訳者、監修者により運営されています。 ◆─────────────────◆ ~英語ページ
欧州臨床腫瘍学会(ESMO)ハイライト(2022年9月9日〜13日開催)
2022年9月8日
学会期間中、発表される約2,000の最新の抄録の中から具体的な演題を紹介する。 ◎ 大気汚染による非小細胞肺がん誘発の作用機序の発見が、肺がんの予防と治療に対する新たなアプローチの基礎を築く(LBA1) ◎ 1回の血液検査で複数のがんを同時
MDA研究ハイライト2022/08/24【2】肉腫、メラノーマ
2022年9月7日
免疫療法併用療法が転移性肉腫患者に有効 進行性または転移性の軟部肉腫および骨肉腫の患者には、標準的な治療法の選択肢がほとんどない。Neeta Somaiah医師が主導する新しい研究では、複数のサブタイプの再発肉腫あるいは転移性肉腫を対象に、
がん治療戦略として炎症の標的化が浮上
2022年9月7日
1863年、ドイツの病理学者は、がん組織内の白血球を観察した。白血球は人体の炎症反応の一部で、病原微生物などの侵入微生物に対抗し、かつ、損傷組織を治癒するために活性化される。 この観察に基づいて、病理学者Rudolf Virchow氏は、が
MDA研究ハイライト2022/8/10:腎臓がんtelaglenastat、KRAS/NRAS変異大腸がん標的療法
2022年9月7日
MDアンダーソンがんセンター研究ハイライト2022/8/10 2 エベロリムスとテラグレナスタットの併用により腎細胞がん患者の無増悪生存期間が改善 腎細胞がん(RCC)では特定の遺伝子変異により、がん細胞におけるグルタミン代謝が増大してい
MDA研究ハイライト2022/08/24【1】リンパ腫
2022年9月6日
初発大細胞型B細胞リンパ腫に化学療法前の標的治療が有望 この数十年にわたり、初発びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)患者は化学免疫療法のみで治療されてきたが、奏効しないか再発を経験した患者が多くいた。Jason Westin医師が主
非浸潤性乳管がん(DCIS)と後の浸潤がんとの生物学的相違ー遺伝子研究による考察
2022年9月6日
DCIS後の乳がんはDCIS原病巣から発生するとは限らない 非浸潤性乳管がん(DCIS)後の浸潤性乳がんはすべてDCIS原病巣から発生するという長年の通説が覆された。これはテキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究者を含むグローバルなC