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胃癌に関する遺伝子変異を調査し、個別化医療への道を開く
2015年3月18日
キャンサーコンサルタンツAFCR援助による国際共同研究国際研究者チームがこのほど明らかにした新たな遺伝学的見解によって、癌専門医の胃癌治療法が変わる可能性がある。胃癌は世界で第4位に多い癌であり、癌の死因の第2位である。この共同研究は、As
OncoLog 2015年2月号◆HIVと癌の同時治療が生存結果を改善する
2015年3月17日
2015年2月号(Volume 60 / Number 2) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL HIVと癌の同時治
AMG337MET阻害薬は胃癌および食道癌に目覚ましく迅速に奏効する
2015年3月15日
キャンサーコンサルタンツAMG337は、MET遺伝子増幅のある胃食道接合部癌、胃癌および食道癌の治療薬として有望な新たな低分子MET阻害薬である。MET阻害薬は、c-Metチロシンキナーゼの酵素活性を阻害する低分子分子標的薬の部類である。こ
FDAが進行肺扁平上皮癌の治療にニボルマブの適応拡大を承認
2015年3月15日
米国食品医薬品局(FDA)ニュース 速報 米国食品医薬品局(FDA)は本日、プラチナ併用化学療法中または治療後に増悪した進行(転移性)肺扁平上皮癌患者の治療に対し、ニボルマブ(商品名:Opdivo[オプジーボ])の適応拡大を承認した。 肺癌
中間リスク前立腺癌における監視療法は生存率低下に関連
2015年3月13日
監視療法による管理下の前立腺癌患者945人におけるデータ解析の結果、診断時に低リスクであったか中間リスクであったかによってアウトカムに差異が生じることが示された。低リスク患者に比べて中間リスク患者(PSA >10ng/ml、Gleas
進行期軟部肉腫患者の治療薬としてのトラベクテジン
2015年3月11日
キャンサーコンサルタンツ米国食品医薬品局(FDA)は、脂肪肉腫や平滑筋肉腫の亜型を含む進行期軟部肉腫(STS)患者の治療薬トラベクテジン[trabectedin](YONDELIS)の新薬承認申請(NDA)について優先審査に指定した。&nb
FDAがハイリスク神経芽細胞腫に対する初の治療薬ジヌツキシマブを承認
2015年3月10日
米国食品医薬品局(FDA)ニュース速報米国食品医薬品局(FDA)は、幼児に最も多く発症するがんの一種であるハイリスク神経芽細胞腫の小児患者に対する初回治療の一環として、ジヌツキシマブ[dinutuximab](商品名:Unituxin)を本
OncoLog 2015年2月号◆House Call「放射線について」
2015年3月9日
2015年2月号(Volume 60 / Number 2) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL House Cal
イピリムマブがステージIIIメラノーマの治療を改善
2015年3月6日
キャンサーコンサルタンツ免疫調節薬であるイピリムマブ(Yervoy)をステージIIIのメラノーマ患者に投与する初めての臨床試験で、イピリムマブは有望で、癌の再発を遅らせ、生存期間を改善することを示した。 皮膚癌は米国で最も多く認め
メラノーマー知っていますか?
2015年3月6日
米国国立癌研究所(NCI)が制作した動画に、JAMT(一般社団法人 日本癌医療翻訳アソシエイツ)が日本語字幕を付けたものです。癌統計データの重要な話題や傾向をとりあげる、この「知っていますか?」のビデオは、米国国立癌研究所が制
OncoLog 2015年2月号◆In Brief「Sleeping Beauty(眠れる森の美女)遺伝子治療がB細胞性腫瘍に有望」
2015年3月6日
2015年2月号(Volume 60 / Number 2) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL In Brief「
NIH資金による研究でHPV陽性頭頸部癌の分子変化領域を発見、新たな薬剤標的となる可能性—TCGAによる腫瘍ゲノム配列解析がHPVおよび喫煙の影響に関する新たな知見を提示する
2015年3月6日
米国国立がん研究所(NCI)プレスリリース原文掲載日:2015年1月28日 がんゲノムアトラス(TCGA)研究ネットワークの研究者は、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染が原因の頭頸部癌において、潜在的に重要な臨床的意味のあるゲノ
FDAが多発性骨髄腫の治療にパノビノスタットを承認
2015年3月4日
米国食品医薬品局(FDA)ニュース速報米国食品医薬品局(FDA)は本日、多発性骨髄腫患者の治療薬としてパノビノスタット[panobinostat](Farydak)を承認した。 多発性骨髄腫は、骨髄にある白血球の一種、形質細胞に起
カルボプラチン・パクリタキセル+リニファニブ併用により進行非扁平上皮非小細胞肺癌の無増悪生存期間が延長するも毒性が増加
2015年3月3日
キャンサーコンサルタンツカルボプラチン・パクリタキセル化学療法にリニファニブ[linifanib]を追加することで進行非扁平上皮非小細胞肺癌(NSCLC)患者の予後が改善したという第2相臨床試験結果が、Journal of Clinical
重症再生不良性貧血患者ではドナーのテロメア長が造血細胞移植後の生存率に関連
2015年2月26日
米国国立がん研究所(NCI)ニュースノート原文掲載日:2015年2月10日 NCIの新しい研究により、非血縁ドナーから造血幹細胞移植を受けた重症再生不良性貧血患者では、ドナーの白血球テロメア長が長い患者のほうがドナーの白血球テロメ
低脂肪食はER陽性/PR陰性乳癌の予防に役立つ可能性
2015年2月25日
キャンサーコンサルタンツ脂肪の摂取量を減らすことはエストロゲン受容体(ER)陽性/プロゲステロン受容体(PR)陰性乳癌の発症リスクを低下させる可能性がある。この所見はCancer Epidemiology, Biomarkers &
米国のHIV陽性者でがん罹患数が上昇
2015年2月25日
米国国立がん研究所(NCI)ニュースノート原文掲載日:2015年2月9日 米国人HIV感染者約90万人のうち,推定約7760人が2010年に新たにがんと診断された。米国における最初の包括的な研究によると、これらのうち約半数のがん(
FDAが放射性ヨウ素抵抗性の進行性分化型甲状腺癌にレンバチニブを承認
2015年2月25日
米国食品医薬品局(FDA)ニュース速報米国食品医薬品局(FDA)は本日、放射性ヨウ素治療を受けたにもかかわらず病勢進行がみられる進行性分化型甲状腺癌(DTC)(放射性ヨウ素治療抵抗性甲状腺癌)の患者に対する治療薬として、レンバチニブ[len
OncoLog 2015年1月号◆大腸癌の肝転移・肺転移の同時切除により2回目の手術は不要に
2015年2月19日
MDアンダーソン OncoLog 2015年1月号(Volume 60 / Number 1) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
FOLFIRI+ラムシルマブ併用療法は進行性大腸癌患者の癌の進行を遅らせ、生存期間を改善する
2015年2月18日
キャンサーコンサルタンツ初期治療以降、病勢が進行した進行性大腸癌患者1,072人を対象とした国際共同第3相臨床試験の結果が、サンフランシスコでまもなく開催される消化器癌シンポジウムにて報告される予定である。この臨床試験の結果から、分子標的薬
癌の治療計画を立てることで不安が軽減する可能性
2015年2月18日
キャンサーコンサルタンツ進行性の癌患者において、将来の治療について計画を立てることは精神的な苦痛を与えず、むしろ不安を軽減する可能性があるという研究結果が、Journal of Pain and Symptom Management誌に掲載
エベロリムス+トラスツズマブ+パクリタキセル併用はホルモン受容体陰性/HER2陽性進行乳癌に有効
2015年2月18日
キャンサーコンサルタンツエベロリムス(アフィニトール)+トラスツズマブ(ハーセプチン)+パクリタキセル併用療法は、ホルモン受容体(HR)陰性であるHER2陽性進行乳癌患者に有効と思われる。これらの試験結果は、テキサス州サンアントニオで201
FDAが閉経後進行乳癌患者に対するパルボシクリブを承認
2015年2月18日
米国食品医薬品局(FDA)ニュース速報米国食品医薬品局(FDA)は、2月3日、進行性(転移性)乳癌患者に対する治療薬としてパルボシクリブ[palbociclib](商品名:Ibrance)を迅速承認した。 女性の乳癌は、米国で2番
直腸癌患者の一部は手術不要の可能性 – 化学放射線療法に加え「経過観察」することは安全で、より優れた生活の質につながる可能性がある
2015年2月17日
ASCOの見解 「たとえば人工肛門造設術などの手術を回避することによって、患者の生活の質を著しく向上させる可能性があります。しかし、このアプローチが癌の再発率を高めることにならないことを確かめるため、より長期にわたる経過観察が必要です。この