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T-DM1が過去に複数の治療法を受けたHER2陽性乳がん患者の全生存期間を改善(サンアントニオ乳がんシンポジウム2015)の画像

T-DM1が過去に複数の治療法を受けたHER2陽性乳がん患者の全生存期間を改善(サンアントニオ乳がんシンポジウム2015)

2種類以上のHER2標的治療(トラスツズマブ[商品名:ハーセプチン]+ラパチニブ[商品名:タイケルブ])を受けたにもかかわらず病態が進行したHER2陽性転移性乳がん患者のうち、トラスツズマブ・エムタンシン(T-DM1[商品名:カドサイラ])
がんに対する高精度医療に基づく臨床試験の新たな時代の画像

がんに対する高精度医療に基づく臨床試験の新たな時代

米国国立がん研究所(NCI)/ブログ~がん研究の動向~ 以下は、2015年9月17日、米国大統領に公式に提出された「2017会計年度NCI年次計画および予算提案書(NCI’s Annual Plan and Budget Prop
高精度医療(Precision Medicine)に基づくがんの臨床試験の新たな時代の画像

高精度医療(Precision Medicine)に基づくがんの臨床試験の新たな時代

米国国立がん研究所(NCI)/ブログ~がん研究の動向~原文掲載日:2015年12月10日 以下は、2015年9月17日、米国大統領に公式に提出された「2017会計年度NCI年次計画および予算提案書(NCI’s Annual Pla
小児がんにおける遺伝性変異の役割が研究で明らかにの画像

小児がんにおける遺伝性変異の役割が研究で明らかに

米国国立がん研究所(NCI)ブログ~がん研究の動向~これまで行われてきた同種の研究の中で最も説得力のある研究によると、小児がん患児の8パーセント超に、がんの素因に関連する先天的遺伝子変異が存在することがわかった。 本研究で、小児が
MidostaurinがFLT3遺伝子変異を有する急性骨髄性白血病患者の生存を改善の画像

MidostaurinがFLT3遺伝子変異を有する急性骨髄性白血病患者の生存を改善

キャンサーコンサルタンツ分子標的薬ミドスタウリン[midostaurin]が、Fms様チロシンキナーゼ3(FMS-like tyrosine kinase 3:FLT3)遺伝子変異を有する急性骨髄性白血病(AML)患者の生存を改善することが
FDAが転移性メラノーマの一次治療にペムブロリズマブを承認の画像

FDAが転移性メラノーマの一次治療にペムブロリズマブを承認

Oncology  Approved Drugs 米国食品医薬品局(FDA)は12月18日、pembrolizumab[ペムブロリズマブ](商品名:Keytruda[キイトルーダ]注射剤、Merck Sharp & Dohme Co
血液検体の分析を行うことにより、ESR1遺伝子変異が広くみられ、また全生存期間の不良と関連することが示される(サンアントニオ乳がんシンポジウム2015)の画像

血液検体の分析を行うことにより、ESR1遺伝子変異が広くみられ、また全生存期間の不良と関連することが示される(サンアントニオ乳がんシンポジウム2015)

変異の違いによりエベロリムスへの反応が予測可能に   エストロゲン受容体(ER)陽性転移性乳がんでは、患者の血液検体から得た無細胞DNAにて検出されたエストロゲン受容体1(ESR1)遺伝子のD538GおよびY537S変異の両方また
レナリドミド+リツキシマブはマントル細胞リンパ腫の初期治療として非常に有用の画像

レナリドミド+リツキシマブはマントル細胞リンパ腫の初期治療として非常に有用

キャンサーコンサルタンツレナリドミド(レブラミド)+リツキシマブ(リツキサン)による併用療法は、マントル細胞リンパ腫の初期治療として投与された場合、長期にわたる寛解を高率で示している。 これらの結果は最近、New England
第3相BELLE-2試験においてbuparlisibが無増悪生存期間の主要エンドポイントを達成の画像

第3相BELLE-2試験においてbuparlisibが無増悪生存期間の主要エンドポイントを達成

12月8日~12日に開催されたサンアントニオ乳がんシンポジウム2015にて発表されたデータによると、血液中にPIK3CA変異が認められたホルモン療法抵抗性のホルモン受容体陽性局所進行または転移性乳がん女性において、フルベストラント試験段階の
治療歴のない慢性リンパ性白血病患者において、イブルチニブは従来の治療と比較して優れた結果を示すの画像

治療歴のない慢性リンパ性白血病患者において、イブルチニブは従来の治療と比較して優れた結果を示す

2年生存率はイブルチニブ群で97.8%、クロラムブシル群で85.3%であったMDアンダーソンがんセンター 治療歴のない高齢の慢性リンパ性白血病(CLL)患者を対象にした国際多施設共同ランダム化第3相試験において、キナーゼ阻害剤ib
乳房温存療法は、早期ステージの患者では全摘術よりも良好な結果をもたらすの画像

乳房温存療法は、早期ステージの患者では全摘術よりも良好な結果をもたらす

乳房温存療法+放射線治療を受けた早期ステージの乳がん患者は、放射線治療なしで乳房全摘術を受けた患者よりも10年後の全生存が改善していることが、12月8~12日に開催された2015サンアントニオ乳がんシンポジウムにおいてSabine Sies
高精度医療(Precision Medicine)をがん検診に役立てるの画像

高精度医療(Precision Medicine)をがん検診に役立てる

高精度医療(Precision Medicine:プレシジョン・メディシン)で最も議論されるのは治療についてであるが、がん対策・予防の研究者らは、この考え方をがんの検診に応用しようとしている。それは即ち、定期検査の最大の受益者を正確に特定す
カペシタビンは術前化学療法後に残存病変をもつ乳がん患者の転帰を改善の画像

カペシタビンは術前化学療法後に残存病変をもつ乳がん患者の転帰を改善

化学療法薬剤カペシタビン(ゼローダ) による治療は、術前化学療法で消失しなかったHER2陰性乳がん患者女性の無病生存率を改善したとのCREATE-X第3相臨床試験結果が、12月8日から12日に開催された2015サンアントニオ乳がんシンポジウ
デノスマブが閉経後のホルモン受容体陽性乳がん患者の無病生存期間を改善の画像

デノスマブが閉経後のホルモン受容体陽性乳がん患者の無病生存期間を改善

ABCSG-18試験の以前の結果からもデノスマブによる骨折の減少が示された。 アロマターゼ阻害剤による補助療法にデノスマブを追加することで、閉経後のホルモン受容体陽性早期乳がん患者の無病生存期間が改善されたことが、2015サンアントニオ乳が
ルミナールA乳がんでは術後化学療法の効果は認められずの画像

ルミナールA乳がんでは術後化学療法の効果は認められず

ルミナールA以外の乳がんでは効果が認められた   閉経前のルミナールAタイプの浸潤性乳がん女性は、術後化学療法の有無に関わらず10年無病生存率がほぼ同じであることが、2015年サンアントニオ乳がんシンポジウム(12月8~12日)で
血液検査で前立腺がんホルモン治療の効果を予測できる可能性の画像

血液検査で前立腺がんホルモン治療の効果を予測できる可能性

英国医療サービス(NHS)  「ある血液検査により、前立腺がん患者の薬剤への反応のしやすさがわかるかもしれない」と、英国放送協会(BBC)ニュースが報告している。 その検査では、腫瘍増殖を刺激するテストステロンの作用を遮
リスクの高い一部の急性骨髄性白血病(AML)患者の生存を改善する初の分子標的薬Midostaurinの画像

リスクの高い一部の急性骨髄性白血病(AML)患者の生存を改善する初の分子標的薬Midostaurin

ダナファーバー癌研究所 オーランドで開催された第57回米国血液学会(ASH:American Society of Hematology)年次総会のプレナリーセッションにおいて、ダナファーバー癌研究所のRichard Stone医
前立腺がん検診の推奨グレード(一般向けリーフレット2012年版)の画像

前立腺がん検診の推奨グレード(一般向けリーフレット2012年版)

米国予防医学専門委員会(USPSTF) (*このページは旧版です。最新2018年版はこちらです) 前立腺がん検診 米国予防医学専門委員会(USPSTF)は、前立腺がん検診に関する最終的な推奨グレードを公表しました。この推奨グレードは、全ての
乳がん検診の推奨グレード(2009年版)の画像

乳がん検診の推奨グレード(2009年版)

米国予防医学専門委員会(USPSTF) 【アーカイブされました。古い情報です:最新版(2016年1月)日本語はこちら】 * 米国予防医学専門委員会(USPSTF)は、米国医療研究・品質調査機構(AHRQ)の独立委員会で、検診や予防医療の研究
術前化学療法で完全奏効(pCR)を得たトリプルネガティブ乳がんでは生存が改善の画像

術前化学療法で完全奏効(pCR)を得たトリプルネガティブ乳がんでは生存が改善

ステージ2またはステージ3のトリプルネガティブ乳がん(TNBC)患者が、術前化学療法によって病理学的完全奏効(pCR)を得た場合、術前化学療法後の手術時に微小かそれよりも大きい浸潤性残存病変が認められた場合と比べ、無再発生存および全生存が良
脳腫瘍の患者に分子標的薬ダブラフェニブが劇的な効果の画像

脳腫瘍の患者に分子標的薬ダブラフェニブが劇的な効果

米国国立がん研究所(NCI)/ブログ~がん研究の動向~原文掲載日:2015年12月3日乳頭型頭蓋咽頭腫として知られている脳腫瘍のほとんどの症例に、V600Eと呼ばれているBRAF遺伝子の変異がおきていることを、研究者らが昨年報告した。新しい
うつ状態の頭頸部がん患者は生存率が3.5倍減少し、再発リスクが上昇するの画像

うつ状態の頭頸部がん患者は生存率が3.5倍減少し、再発リスクが上昇する

うつ状態から転帰までの決定的な関連性がMDアンダーソンの研究で明らかにMDアンダーソンがんセンター うつ状態は、頭頸部がんの5年生存率および再発率の重要な予測因子である。これは、テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの新たな研究
FDAがALK陽性肺がんの新規経口治療薬としてアレクチニブを承認の画像

FDAがALK陽性肺がんの新規経口治療薬としてアレクチニブを承認

速報 米国食品医薬品局(FDA)は本日、クリゾチニブ(商品名:ザーコリ)と呼ばれる薬剤による治療後に病勢が悪化した、またはクリゾチニブ治療を認容できない進行(転移性)ALK陽性非小細胞肺がん(NSCLC)患者を適応としてアレクチニ
ベンダムスチン、リツキシマブとイデラリシブの併用療法が慢性リンパ性白血病(CLL)に有望の画像

ベンダムスチン、リツキシマブとイデラリシブの併用療法が慢性リンパ性白血病(CLL)に有望

キャンサーコンサルタンツ独立データモニタリング委員会(DMC)による推奨を受け、ギリアド・サイエンシズ社は本日、治療歴のある慢性リンパ性白血病(CLL)患者に対する標準治療に追加したイデラリシブ[idelalisib](商品名:Zydeli