欧州臨床腫瘍学会(ESMO)

欧州医薬品庁(EMA)がラムシルマブに対し、進行非小細胞肺がんと転移性大腸がんへの新規適応を推奨の画像

欧州医薬品庁(EMA)がラムシルマブに対し、進行非小細胞肺がんと転移性大腸がんへの新規適応を推奨

進行非小細胞肺がんに対するドセタキセルとの併用、および転移性大腸がんに対するFOLFIRI療法との併用に関する新たな適応  ・トピック:肺および胸部腫瘍/消化器がん/抗がん剤および生物学的療法 2015年12月17日、欧州医薬品庁(EMA)
欧州医薬品庁(EMA)がアファチニブに対し、局所進行または転移性の扁平上皮非小細胞肺がんへの適応拡大を推奨の画像

欧州医薬品庁(EMA)がアファチニブに対し、局所進行または転移性の扁平上皮非小細胞肺がんへの適応拡大を推奨

新規適応は、プラチナベースの化学療法中あるいは化学療法後も進行する局所進行または転移性の扁平上皮非小細胞肺がん(NSCLC)を対象としている。  ・トピック:肺および胸部腫瘍、抗がん剤および生物学的療法   欧州医薬品庁(EMA)
欧州医薬品庁(EMA)がEGFR-T790M陽性の非小細胞肺がんに対し、osimertinibの条件付き販売承認の認可を推奨の画像

欧州医薬品庁(EMA)がEGFR-T790M陽性の非小細胞肺がんに対し、osimertinibの条件付き販売承認の認可を推奨

本件は、EGFR-T790M陽性の局所進行または転移性NSCLCの治療を目的とする。  トピック:肺および胸部腫瘍、抗がん剤と生物学的療法   欧州医薬品庁(EMA)医薬品委員会(CMPH)は2015年12月17日、EGFR-T7
欧州医薬品庁(EMA)がレナリドミドに対し、再発性または難治性のマントル細胞リンパ腫への新規適応を採択の画像

欧州医薬品庁(EMA)がレナリドミドに対し、再発性または難治性のマントル細胞リンパ腫への新規適応を採択

新規適応は、再発性または難治性のマントル細胞リンパ腫の成人患者の治療に関わる。  トピック:血液悪性疾患/抗がん剤/生物学的療法   2016年1月28日、欧州医薬品庁(EMA)医薬品委員会(CHMP)は、医薬品のレナリドミド(レ
HER2遺伝子変異を有する肺腺がんの画像

HER2遺伝子変異を有する肺腺がん

化学療法およびHER2標的薬投与患者で構成された欧州試験EUHER 2コホートからの結果   議題:オーダーメイド医療/肺腫瘍および他の胸部腫瘍/抗がん剤および生物学的療法   HER2遺伝子変異は、肺がんのドライバー遺
がんに伴う静脈血栓塞栓症発病率は過小評価されているの画像

がんに伴う静脈血栓塞栓症発病率は過小評価されている

がん患者における静脈血栓塞栓症発病率についてのインド人研究者らの報告  議題:緩和ケアと支持療法   がん患者における静脈血栓塞栓症の発病率は予想以上に高いとの研究結果が、シンガポールで開催された欧州臨床腫瘍学会(ESMO)アジア
エベロリムスは神経内分泌腫瘍患者に有効(RADIANT-4試験)の画像

エベロリムスは神経内分泌腫瘍患者に有効(RADIANT-4試験)

消化管または肺の進行非機能性神経内分泌腫瘍の患者に対して、エベロリムス投与がプラセボと比較して無増悪生存期間の有意の延長を認めた。  議題:消化器がん   第3相試験の結果によれば、消化管または肺に発生した進行非機能性神経内分泌腫
HPVワクチンとCRPS、POTSの因果関係はないと結論(欧州医薬品庁レビュー)の画像

HPVワクチンとCRPS、POTSの因果関係はないと結論(欧州医薬品庁レビュー)

欧州医薬品庁(EMA)は、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種後に報告された複合性局所疼痛症候群(CRPS)、体位性頻脈症候群(POTS)についてレビューを実施し、これらの報告はワクチン対象年齢層で想定される範囲内であると結論した
大腸がん分子サブタイプ分類についての国際的コンセンサスの画像

大腸がん分子サブタイプ分類についての国際的コンセンサス

現在利用できる最も頑健な大腸がんの分子分類システム   議題:泌尿生殖器がん/トランスレーショナル リサーチ   大腸がんサブタイピングコンソーシアムは、既存の遺伝子発現パターンに基づく大腸がんサブタイプの分類アルゴリズムにおける
ニボルマブが進行腎臓がん患者の全生存期間を延長-CheckMate-025試験結果の画像

ニボルマブが進行腎臓がん患者の全生存期間を延長-CheckMate-025試験結果

 議題:泌尿生殖器がん/腫瘍免疫学   分子標的薬であるニボルマブが初回治療後に増悪した進行腎臓がん患者の生存期間を有意に延長したことが、9月26日(土)の欧州がん学会2015[1]での発表と、同時に掲載されたNew Englan
腫瘍標本におけるPD-L2発現の特定のための新手法を開発の画像

腫瘍標本におけるPD-L2発現の特定のための新手法を開発

複数のヒト腫瘍型でPD-L2の発現が確認され、PD-L1は陰性ながらも抗PD-1抗体療法で効果を示す腫瘍患者の原因解明の可能性    議題:病理学/分子生物学/免疫腫瘍学   プログラム細胞死1(PD-1)受容体のリガン
切除不能な黒色腫(メラノーマ)への最も効果的な一時的アプローチとしてのニボルマブに続くイピリムマブの導入療法の画像

切除不能な黒色腫(メラノーマ)への最も効果的な一時的アプローチとしてのニボルマブに続くイピリムマブの導入療法

第2相臨床試験CheckMate064では、ニボルマブに続くイピリムマブ対イピリムマブに続くニボルマブの逐次投与による免疫療法の有効性および安全性が評価された。   議題:メラノーマ/腫瘍免疫療法   メラノーマについて
TOPGEAR試験の結果は世界の胃がん治療統一への第一歩:ESMOコメンタリーの画像

TOPGEAR試験の結果は世界の胃がん治療統一への第一歩:ESMOコメンタリー

テーマ:消化器がん   胃がんは手術が治癒を期待できる唯一の選択肢であるが、再発率も高い。「治癒が期待できる患者さんの転帰向上を目的として、術前や術後に、化学療法や化学放射線療法といったさまざまな治療戦略が提案されてきました」と、
多くの肺がん検体を用いたBRAF遺伝子の網羅的プロファイリングの画像

多くの肺がん検体を用いたBRAF遺伝子の網羅的プロファイリング

BRAF変異は3タイプの肺がんで生じるのに対し、小細胞肺がんでは発生しない トピック:トランスレーショナル研究/肺がんおよび他の胸部がん 3000人を超える肺がん治療継続患者の臨床診療過程で採取した腫瘍検体を用いた大規模ゲノム診断によって、
新規薬剤atezolizumabが転移性尿路上皮がんに有望の画像

新規薬剤atezolizumabが転移性尿路上皮がんに有望

転移性尿路上皮がんに対する、PD-L1標的薬atezolizumabによる二次治療についての第2相IMvigor 210試験で、主要評価項目であるRESIST 1.1基準による全奏効率を達成  議題:泌尿生殖器がん/免疫腫瘍学  
BRAF V600遺伝子変異陽性の進行メラノーマに対するコビメチニブとベムラフェニブの併用療法は、変異型にかかわらずベムラフェニブ単独療法よりも高い臨床効果を示すの画像

BRAF V600遺伝子変異陽性の進行メラノーマに対するコビメチニブとベムラフェニブの併用療法は、変異型にかかわらずベムラフェニブ単独療法よりも高い臨床効果を示す

coBRIM試験の追跡調査の14.2カ月時点における最新のデータ解析で、併用療法ではベムラフェニブ単独療法よりも無増悪生存期間が延長することが示された  議題:メラノーマ/抗がん剤および生物学的製剤   BRAF V600遺伝子変
まれなKRAS遺伝子変異タイプの転移性大腸がん患者において、EGFR阻害薬と化学療法の併用療法が奏効の画像

まれなKRAS遺伝子変異タイプの転移性大腸がん患者において、EGFR阻害薬と化学療法の併用療法が奏効

セツキシマブとイリノテカンの併用療法が、KRAS遺伝子エクソン2(G13D)変異がある転移性大腸がんの新たな治療法となる可能性   テーマ:消化器がん/抗がん剤と生物学的療法   2015年9月25~29日にオーストリア
メルケル細胞がんにおけるPD1阻害の有望性の画像

メルケル細胞がんにおけるPD1阻害の有望性

ペンブロリズマブによる全身治療で示された高い奏効率―メルケル細胞がん  議題:メラノーマ/腫瘍免疫学   PD-1を阻害するモノクローナル抗体ペンブロリズマブ[pembrolizumab]を投与したメルケル細胞がん(MCC)患者の
腎臓がんの新たな治療選択肢としてカボザンチニブとニボルマブが有望の画像

腎臓がんの新たな治療選択肢としてカボザンチニブとニボルマブが有望

2つの治療薬が、進行転移性腎細胞がんの治療における現在の展望を変え、生存期間を延長させる。   議題:泌尿生殖器がん   過去10年間で多くの治療薬が進行転移性腎臓がんに対して承認されたが、患者の生存率は依然として深刻な
クリゾチニブによる治療に適したMET遺伝子異常による肺がんの判定基準の研究の画像

クリゾチニブによる治療に適したMET遺伝子異常による肺がんの判定基準の研究

第16回世界肺がん会議(WCLC)で発表された研究は、臨床的に重要な意味をもつMET遺伝子増幅の閾値を決定する最良の方法を提示する。  トピック:トランスレーショナルリサーチ/肺がんおよびその他の胸部腫瘍   多くのがんでは、ME
全身免疫調整剤IMM-101が進行膵臓がん患者の生存期間を延長、QOLを維持-IMAGE1試験結果の画像

全身免疫調整剤IMM-101が進行膵臓がん患者の生存期間を延長、QOLを維持-IMAGE1試験結果

進行膵臓がん患者を対象にIMM-101 + ゲムシタビン併用とゲムシタビン単独を比較したランダム化非盲検第2相試験の結果   テーマ:消化器がん/免疫腫瘍学/抗がん剤および生物学的製剤   ランダム化非盲検第2相試験(I
進行非小細胞肺がんに対する二次治療としてのニボルマブーCheckMate試験結果の画像

進行非小細胞肺がんに対する二次治療としてのニボルマブーCheckMate試験結果

欧州臨床腫瘍学会(ESMO) プレスリリース   著者/所属:Antonio Passaro(ヨーロッパ癌研究所(IEO)胸部腫瘍部門-イタリア・ミラノ)およびRaffaele Califano(キャンサー・リサーチUK腫瘍内科ク
抗CTLA-4抗体による治療後に進行したメラノーマ患者に対するニボルマブのランダム化第3相臨床試験結果の画像

抗CTLA-4抗体による治療後に進行したメラノーマ患者に対するニボルマブのランダム化第3相臨床試験結果

議題:メラノーマ/免疫腫瘍学   抗CTLA-4抗体およびBRAF変異陽性の場合はBRAF阻害剤による治療を行い、治療中または治療後に進行した転移を有するメラノーマ患者に対する、ニボルマブによる治療と、治験担当医師の選択による化学
ダブラフェニブ+トラメニチニブ併用療法がベムラフェニブ単剤療法と比較してBRAF遺伝子変異陽性メラノーマ患者の全生存を改善の画像

ダブラフェニブ+トラメニチニブ併用療法がベムラフェニブ単剤療法と比較してBRAF遺伝子変異陽性メラノーマ患者の全生存を改善

切除不能/転移性皮膚メラノーマ患者の一次治療を検討するランダム化非盲検、第3相COMBI-v試験の結果   Dabrafenib(ダブラフェニブ)+trametinib(トラメチニブ)併用療法を用いた一次治療は、vemurafen