欧州臨床腫瘍学会(ESMO)
欧州医薬品庁(EMA)がアファチニブに対し、局所進行または転移性の扁平上皮非小細胞肺がんへの適応拡大を推奨
2016年3月16日
新規適応は、プラチナベースの化学療法中あるいは化学療法後も進行する局所進行または転移性の扁平上皮非小細胞肺がん(NSCLC)を対象としている。 ・トピック:肺および胸部腫瘍、抗がん剤および生物学的療法 欧州医薬品庁(EMA)
欧州医薬品庁(EMA)がEGFR-T790M陽性の非小細胞肺がんに対し、osimertinibの条件付き販売承認の認可を推奨
2016年3月13日
本件は、EGFR-T790M陽性の局所進行または転移性NSCLCの治療を目的とする。 トピック:肺および胸部腫瘍、抗がん剤と生物学的療法 欧州医薬品庁(EMA)医薬品委員会(CMPH)は2015年12月17日、EGFR-T7
欧州医薬品庁(EMA)がレナリドミドに対し、再発性または難治性のマントル細胞リンパ腫への新規適応を採択
2016年3月12日
新規適応は、再発性または難治性のマントル細胞リンパ腫の成人患者の治療に関わる。 トピック:血液悪性疾患/抗がん剤/生物学的療法 2016年1月28日、欧州医薬品庁(EMA)医薬品委員会(CHMP)は、医薬品のレナリドミド(レ
HER2遺伝子変異を有する肺腺がん
2016年1月24日
化学療法およびHER2標的薬投与患者で構成された欧州試験EUHER 2コホートからの結果 議題:オーダーメイド医療/肺腫瘍および他の胸部腫瘍/抗がん剤および生物学的療法 HER2遺伝子変異は、肺がんのドライバー遺
がんに伴う静脈血栓塞栓症発病率は過小評価されている
2016年1月23日
がん患者における静脈血栓塞栓症発病率についてのインド人研究者らの報告 議題:緩和ケアと支持療法 がん患者における静脈血栓塞栓症の発病率は予想以上に高いとの研究結果が、シンガポールで開催された欧州臨床腫瘍学会(ESMO)アジア
エベロリムスは神経内分泌腫瘍患者に有効(RADIANT-4試験)
2016年1月19日
消化管または肺の進行非機能性神経内分泌腫瘍の患者に対して、エベロリムス投与がプラセボと比較して無増悪生存期間の有意の延長を認めた。 議題:消化器がん 第3相試験の結果によれば、消化管または肺に発生した進行非機能性神経内分泌腫
HPVワクチンとCRPS、POTSの因果関係はないと結論(欧州医薬品庁レビュー)
2015年12月11日
欧州医薬品庁(EMA)は、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種後に報告された複合性局所疼痛症候群(CRPS)、体位性頻脈症候群(POTS)についてレビューを実施し、これらの報告はワクチン対象年齢層で想定される範囲内であると結論した
大腸がん分子サブタイプ分類についての国際的コンセンサス
2015年12月2日
現在利用できる最も頑健な大腸がんの分子分類システム 議題:泌尿生殖器がん/トランスレーショナル リサーチ 大腸がんサブタイピングコンソーシアムは、既存の遺伝子発現パターンに基づく大腸がんサブタイプの分類アルゴリズムにおける
ニボルマブが進行腎臓がん患者の全生存期間を延長-CheckMate-025試験結果
2015年12月1日
議題:泌尿生殖器がん/腫瘍免疫学 分子標的薬であるニボルマブが初回治療後に増悪した進行腎臓がん患者の生存期間を有意に延長したことが、9月26日(土)の欧州がん学会2015[1]での発表と、同時に掲載されたNew Englan
腫瘍標本におけるPD-L2発現の特定のための新手法を開発
2015年10月20日
複数のヒト腫瘍型でPD-L2の発現が確認され、PD-L1は陰性ながらも抗PD-1抗体療法で効果を示す腫瘍患者の原因解明の可能性 議題:病理学/分子生物学/免疫腫瘍学 プログラム細胞死1(PD-1)受容体のリガン
切除不能な黒色腫(メラノーマ)への最も効果的な一時的アプローチとしてのニボルマブに続くイピリムマブの導入療法
2015年10月18日
第2相臨床試験CheckMate064では、ニボルマブに続くイピリムマブ対イピリムマブに続くニボルマブの逐次投与による免疫療法の有効性および安全性が評価された。 議題:メラノーマ/腫瘍免疫療法 メラノーマについて
TOPGEAR試験の結果は世界の胃がん治療統一への第一歩:ESMOコメンタリー
2015年10月17日
テーマ:消化器がん 胃がんは手術が治癒を期待できる唯一の選択肢であるが、再発率も高い。「治癒が期待できる患者さんの転帰向上を目的として、術前や術後に、化学療法や化学放射線療法といったさまざまな治療戦略が提案されてきました」と、
多くの肺がん検体を用いたBRAF遺伝子の網羅的プロファイリング
2015年10月16日
BRAF変異は3タイプの肺がんで生じるのに対し、小細胞肺がんでは発生しない トピック:トランスレーショナル研究/肺がんおよび他の胸部がん 3000人を超える肺がん治療継続患者の臨床診療過程で採取した腫瘍検体を用いた大規模ゲノム診断によって、
新規薬剤atezolizumabが転移性尿路上皮がんに有望
2015年10月15日
転移性尿路上皮がんに対する、PD-L1標的薬atezolizumabによる二次治療についての第2相IMvigor 210試験で、主要評価項目であるRESIST 1.1基準による全奏効率を達成 議題:泌尿生殖器がん/免疫腫瘍学
BRAF V600遺伝子変異陽性の進行メラノーマに対するコビメチニブとベムラフェニブの併用療法は、変異型にかかわらずベムラフェニブ単独療法よりも高い臨床効果を示す
2015年10月15日
coBRIM試験の追跡調査の14.2カ月時点における最新のデータ解析で、併用療法ではベムラフェニブ単独療法よりも無増悪生存期間が延長することが示された 議題:メラノーマ/抗がん剤および生物学的製剤 BRAF V600遺伝子変
まれなKRAS遺伝子変異タイプの転移性大腸がん患者において、EGFR阻害薬と化学療法の併用療法が奏効
2015年10月12日
セツキシマブとイリノテカンの併用療法が、KRAS遺伝子エクソン2(G13D)変異がある転移性大腸がんの新たな治療法となる可能性 テーマ:消化器がん/抗がん剤と生物学的療法 2015年9月25~29日にオーストリア
メルケル細胞がんにおけるPD1阻害の有望性
2015年10月11日
ペンブロリズマブによる全身治療で示された高い奏効率―メルケル細胞がん 議題:メラノーマ/腫瘍免疫学 PD-1を阻害するモノクローナル抗体ペンブロリズマブ[pembrolizumab]を投与したメルケル細胞がん(MCC)患者の
腎臓がんの新たな治療選択肢としてカボザンチニブとニボルマブが有望
2015年10月7日
2つの治療薬が、進行転移性腎細胞がんの治療における現在の展望を変え、生存期間を延長させる。 議題:泌尿生殖器がん 過去10年間で多くの治療薬が進行転移性腎臓がんに対して承認されたが、患者の生存率は依然として深刻な
クリゾチニブによる治療に適したMET遺伝子異常による肺がんの判定基準の研究
2015年10月2日
第16回世界肺がん会議(WCLC)で発表された研究は、臨床的に重要な意味をもつMET遺伝子増幅の閾値を決定する最良の方法を提示する。 トピック:トランスレーショナルリサーチ/肺がんおよびその他の胸部腫瘍 多くのがんでは、ME
全身免疫調整剤IMM-101が進行膵臓がん患者の生存期間を延長、QOLを維持-IMAGE1試験結果
2015年8月16日
進行膵臓がん患者を対象にIMM-101 + ゲムシタビン併用とゲムシタビン単独を比較したランダム化非盲検第2相試験の結果 テーマ:消化器がん/免疫腫瘍学/抗がん剤および生物学的製剤 ランダム化非盲検第2相試験(I
進行非小細胞肺がんに対する二次治療としてのニボルマブーCheckMate試験結果
2015年8月14日
欧州臨床腫瘍学会(ESMO) プレスリリース 著者/所属:Antonio Passaro(ヨーロッパ癌研究所(IEO)胸部腫瘍部門-イタリア・ミラノ)およびRaffaele Califano(キャンサー・リサーチUK腫瘍内科ク
抗CTLA-4抗体による治療後に進行したメラノーマ患者に対するニボルマブのランダム化第3相臨床試験結果
2014年11月21日
議題:メラノーマ/免疫腫瘍学 抗CTLA-4抗体およびBRAF変異陽性の場合はBRAF阻害剤による治療を行い、治療中または治療後に進行した転移を有するメラノーマ患者に対する、ニボルマブによる治療と、治験担当医師の選択による化学
ダブラフェニブ+トラメニチニブ併用療法がベムラフェニブ単剤療法と比較してBRAF遺伝子変異陽性メラノーマ患者の全生存を改善
2014年11月13日
切除不能/転移性皮膚メラノーマ患者の一次治療を検討するランダム化非盲検、第3相COMBI-v試験の結果 Dabrafenib(ダブラフェニブ)+trametinib(トラメチニブ)併用療法を用いた一次治療は、vemurafen
全RAS野生型患者を対象とするCALGB/SWOG 80405試験とFIRE-3(AIO KRK-0306)試験の結果
2014年11月12日
未治療のRAS野生型の遠隔転移を有する大腸癌患者を対象とする抗EGFR抗体または抗VEGF抗体での最適な治療戦略 議題:消化器癌/ 抗癌剤と生物学的療法 第39回欧州臨床腫瘍学会総会(スペイン、マドリッド)の特別発表で、未治