欧州臨床腫瘍学会(ESMO)

進行腎細胞がん適応のカボザンチニブ販売に欧州医薬品庁が肯定的意見の画像

進行腎細胞がん適応のカボザンチニブ販売に欧州医薬品庁が肯定的意見

本件は、VEGF標的療法後の治療を目的とする。   2016年7月21日、欧州医薬品庁(EMA) の医薬品委員会(CHMP) は進行腎細胞がん(RCC) の治療を目的として、cabozantinib[カボザンチニブ] (商品名:C
感染症起因のがん発症率は社会情勢と大きく関連の画像

感染症起因のがん発症率は社会情勢と大きく関連

社会経済的発展は、感染症起因のがんの減少に関連している   2016年7月25日発行Lancet Global Health誌の記事によると、2012年の新たながん患者1400万人の中で、15.4%は発がん性の感染症に起因していた
レンバチニブを転移性腎細胞がん治療薬として欧州医薬品庁が推奨の画像

レンバチニブを転移性腎細胞がん治療薬として欧州医薬品庁が推奨

レンバチニブは、1種類のVEGF標的薬による治療歴を有する患者に対して、エベロリムスとの併用で適応とする。   2016年7月21日、欧州医薬品庁(EMA)の医薬品委員会(CHMP)は、切除不能な進行または転移性腎細胞がん(RCC
抗PD-L1免疫療法+MEK阻害剤が、転移性大腸がんに奏効の画像

抗PD-L1免疫療法+MEK阻害剤が、転移性大腸がんに奏効

第1相試験において部分奏効を達成し、良好な忍容性を示す   抗PD-L1免疫療法は、MEK阻害剤と併用した場合、マイクロサテライト安定転移性大腸がん患者において奏効を達成する可能性があることが、スペイン、バルセロナで開催されたES
レゴラフェニブが肝細胞がん患者の生存期間を延長の画像

レゴラフェニブが肝細胞がん患者の生存期間を延長

第3相試験が、新しい二次治療薬剤の有効性と安全性を裏付けた。 経口マルチキナーゼ阻害剤レゴラフェニブは、肝細胞がん患者に対し、プラセボと比較して有意な生存期間延長を達成した。この第3相試験(RESORCE)の結果が第18回ESMO世界消化器
欧州医薬品庁がイデラリシブの使用について勧告の画像

欧州医薬品庁がイデラリシブの使用について勧告

安全対策には、注意深いモニタリングおよび肺炎を予防するための抗生物質の使用が含まれている   欧州医薬品庁(EMA)のファーマコビジランス・リスク評価委員会(PRAC)は、抗がん剤イデラリシブ(商品名:Zydelig[ザイデリグ]
胃がん術後化学放射線療法は、標準療法と比較し転帰改善せずの画像

胃がん術後化学放射線療法は、標準療法と比較し転帰改善せず

第3相試験では全生存率に有意差は認められない   第3相試験の結果から、術前化学療法を既に受けた胃がん患者において、化学放射線療法による術後の強化療法は術後化学療法と比較した場合、転帰が改善しないことが、スペインのバルセロナで開催
術後併用補助化学療法が膵臓がんの生存を延長の画像

術後併用補助化学療法が膵臓がんの生存を延長

ランダム化第3相試験、ESPAC-4の結果   膵管腺がん切除後患者に対する、ゲムシタビン+カペシタビン併用補助化学療法とゲムシタビン単独療法を比較した多施設共同国際非盲検ランダム化対照第3相試験ESPAC-4の結果では、併用療法
早期乳がんへの短期術前パルボシクリブが、がん増殖を抑制の画像

早期乳がんへの短期術前パルボシクリブが、がん増殖を抑制

POPランダム化試験の結果   早期乳がん患者に対する短期的術前palbociclib[パルボシクリブ]治療によって、Ki67が有意に減少した。この作用は、分子タイプに依存するとともにpRBの変化と相関しており、パルボシクリブ活性
非小細胞肺がん治療の大躍進―治療薬が多数承認、または後期臨床試験中の画像

非小細胞肺がん治療の大躍進―治療薬が多数承認、または後期臨床試験中

史上最多の薬剤が短期間で承認され、さらに多くの治療薬が後期臨床試験段階にある   抗チューブリンや代謝拮抗物質などのようなジェネリック化学療法は、非小細胞肺がん(NSCLC)患者の主要な治療法の一つとして、しばしば白金製剤との併用
臨床診断による初期ステージの肺がんは、過剰治療と関連する可能性の画像

臨床診断による初期ステージの肺がんは、過剰治療と関連する可能性

初期ステージの肺がん患者において病理診断の結果を得ることは、併存疾患や腫瘍の位置、患者の要望により、しばしば困難である。8年間の調査では、病理診断に比べて、臨床診断で初期ステージの肺がんと確定された患者の数ははるかに少なかった。また、臨床診
早期乳がん手術後のMammaPrint遺伝子検査が術後化学療法を削減できる可能性の画像

早期乳がん手術後のMammaPrint遺伝子検査が術後化学療法を削減できる可能性

4月16~20日に開催された2016米国がん学会年次総会(AACR Annual Meeting 2016)で発表されたランダム化第3相MINDACT(microarray in node negative disease may avoi
EGFR陽性の非小細胞肺がんにオシメルチニブ+durvalumab療法:TATTON試験結果の画像

EGFR陽性の非小細胞肺がんにオシメルチニブ+durvalumab療法:TATTON試験結果

併用療法を評価した探索的試験の結果  ・トピック:肺および胸部腫瘍/腫瘍免疫学/抗がん剤と生物学的療法   上皮成長因子受容体チロシンキナーゼ阻害剤(EGFR-TKI)による前治療を受けた非小細胞肺がん(NSCLC)患者およびEG
EGFR 変異陽性の非小細胞肺がん初回治療にオシメルチニブが有効な可能性の画像

EGFR 変異陽性の非小細胞肺がん初回治療にオシメルチニブが有効な可能性

 ・トピック:肺がんおよびその他の胸部腫瘍と抗がん剤および生物学的治療   第3世代EGFRチロシンキナーゼ阻害薬(TKI)、オシメルチニブ(osimertinib:タグリッソ)はEGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺がん(NSCLC)
Necitumumab+化学療法が、EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺がんに有効の画像

Necitumumab+化学療法が、EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺がんに有効

 ・トピック:肺その他胸部腫瘍/抗がん剤および生物学的療法   ゲムシタビン +シスプラチン化学療法へのnecitumumab併用は, 上皮成長因子受容体(EGFR)を発現する進行扁平上皮非小細胞肺がん患者に最も効果がある。このS
ベバシズマブの新規適応を欧州医薬品庁(EMA)が採択の画像

ベバシズマブの新規適応を欧州医薬品庁(EMA)が採択

ベバシズマブのエルロチニブとの併用は、EGFR活性化変異陽性の進行非扁平上皮型の非小細胞がん(NSCLC)に対する初回治療として適応がある。    ・トピック:肺および胸部腫瘍/抗がん剤/生物学的療法 2016年4月28日、欧州医
ニボルマブがプラチナ製剤耐性の進行扁平上皮非小細胞肺がんに有効であるとCheckMate 063 、017試験で追認の画像

ニボルマブがプラチナ製剤耐性の進行扁平上皮非小細胞肺がんに有効であるとCheckMate 063 、017試験で追認

当該2試験に参加したニボルマブ投与患者の生存期間と血清中サイトカインベースライン値の相関  ・トピック:肺および胸部腫瘍/腫瘍免疫学 プラチナ製剤治療を受けたことがある進行扁平上皮非小細胞肺がん患者の血清中サイトカインのベースライン値によっ
高齢の悪性胸膜中皮腫患者を、拡大胸膜切除/肺剥皮術の適応外とすべきではないの画像

高齢の悪性胸膜中皮腫患者を、拡大胸膜切除/肺剥皮術の適応外とすべきではない

高齢の中皮腫患者では拡大胸膜切除/肺剥皮術の前に綿密な術前評価を行うことが望ましい  ・トピック:肺および胸部腫瘍 年齢は、独立した因子としては拡大胸膜切除/肺剥皮術(EPD)後の患者の転帰に影響を与えなかったものの、リンパ節転移を認めた場
生菌を用いた免疫療法が悪性胸膜中皮腫の奏効率を改善の画像

生菌を用いた免疫療法が悪性胸膜中皮腫の奏効率を改善

 ・トピック:肺がんおよびその他の胸部腫瘍/がん免疫学および免疫療法   悪性胸膜中皮腫(MPM)患者に生菌を用いた免疫療法と化学療法を併用すると、90%以上の病勢コントロールと59%の奏効率が示されたとの第1b相試験の結果が、ス
欧州医薬品庁(EMA)がPI3K阻害剤イデラリシブのレビューを実施の画像

欧州医薬品庁(EMA)がPI3K阻害剤イデラリシブのレビューを実施

実施中の臨床試験における重篤な有害事象の問題でレビューを実施  ・トピック:血液腫瘍/抗がん剤と生物学的療法   欧州医薬品庁(EMA)は、欧州委員会の要請を受け、idelalisib[イデラリシブ](商品名:Zydelig[ザイ
atezolizumabが局所進行・転移性尿路上皮がんに有効の画像

atezolizumabが局所進行・転移性尿路上皮がんに有効

プラチナベースの化学療法後に進行した患者を対象とする第2相試験結果    ・議題:泌尿生殖器がん/免疫腫瘍学   Atezolizumab[アテゾリズマブ]は、プラチナベースの化学療法後に進行した局所進行、および転移性尿
欧州医薬品庁(EMA)が慢性リンパ性白血病に対し、idelalisibの適応拡大を推奨の画像

欧州医薬品庁(EMA)が慢性リンパ性白血病に対し、idelalisibの適応拡大を推奨

慢性リンパ性白血病成人患者に対するリツキシマブまたはオファツムマブとの併用に関する新規適応  ・トピック:血液腫瘍/抗がん剤と生物学的療法   2016年2月25日、欧州医薬品庁(EMA)欧州医薬品委員会(CHMP)は医薬品Ide
白血球比率の高値が早期乳がん再発の高リスクと関連―ESMO Openプレスリリースの画像

白血球比率の高値が早期乳がん再発の高リスクと関連―ESMO Openプレスリリース

 トピック:乳がん   2種の免疫細胞の比率が高いことが初期乳がん診断後の再発高リスクと関連していることが、国際女性デー(3月8日)の前日にESMO Openオンライン版に発表された。この種の研究では初めての発見となる。 &nbs
欧州医薬品庁(EMA)がラムシルマブに対し、進行非小細胞肺がんと転移性大腸がんへの新規適応を推奨の画像

欧州医薬品庁(EMA)がラムシルマブに対し、進行非小細胞肺がんと転移性大腸がんへの新規適応を推奨

進行非小細胞肺がんに対するドセタキセルとの併用、および転移性大腸がんに対するFOLFIRI療法との併用に関する新たな適応  ・トピック:肺および胸部腫瘍/消化器がん/抗がん剤および生物学的療法 2015年12月17日、欧州医薬品庁(EMA)