欧州臨床腫瘍学会(ESMO)
がん早期発見のための血液検査に関する最終結果:検診としての使用を支持
2021年7月22日
血液検査で50種類以上のがんを、多くの場合、症状が出る前に発見 【ESMO Annals of Oncology誌プレスリリース】 50種類以上のがんが検出可能な血液検査は、無症状の50才以上の患者などリスクの高い人々に対し、さまざまなが
抗生物質の使用と大腸がん増加との関連性が示される
2021年7月12日
抗生物質を必要以上に使用しないことが医師と患者に求められている。抗生物質の使用により特に50歳未満の患者に大腸(結腸)がんのリスクが増す可能性が新たなデータにより明らかになったからである(1)。抗生物質の世界消費量が2000年から2015年
抗HER2療法下の乳がんにチェックポイント阻害薬の追加による効果はない
2021年6月29日
【ESMO VIRTUAL PLENARYプレスリリース】 乳がんでは抗HER2療法に免疫チェックポイント阻害薬を追加しても病理学的完全奏効(pCR)が改善されないことが、IMpassion050試験の主要解析で明らかになった。この結果はE
乳がん再発時、HER2低発現状態への転化が治療選択肢を広げる可能性
2021年5月26日
[ESMOプレスリリース] 乳房腫瘍はHER2低発現に転化し得るという研究結果が示された。これにより、HER2低発現腫瘍を対象に、現在、臨床試験が行われている新たな薬剤(主に新規の抗体薬物複合体治療薬)が有効な患者が増える可能性がある。 乳
乳がん患者それぞれの健康負荷への対応には、フォローアップケアの個別化が必要
2021年5月24日
【ESMOプレスリリース】 乳がんがほぼ治癒可能な疾患となり、早期発見・早期治療のおかげでヨーロッパのほとんどの地域で診断後10年以上生存している女性が70%以上となる中、がん罹患後の生活の質はペイシェントジャーニーの重要な側面となっている
ESMOバーチャル乳がん学会ハイライト(2021年5月5~8日開催)
2021年5月18日
5月5日〜8日、ESMO乳がん学会2021( ESMO Breast Cancer Congress 2021)バーチャル会議が開催された。 【ハイライト】 ・民族的差異のインパクト ・閉経前早期乳がんの治療最適化 ・術前/術後化学療法と免
アダグラシブがKRAS変異型非小細胞肺がんに有効
2021年4月12日
欧州肺がん会議 2021バーチャルプレスリリース 欧州肺がんバーチャル会議2021で報告されたKRAS(G12C)阻害薬adagrasib[アダグラシブ]を用いた試験の結果によれば、KRAS(G12C)を阻害する薬として二番目となるアダグ
自分の腫瘍の種類を知らない肺がん患者は10人に1人以上
2021年4月7日
肺がん治療の複雑化や言葉の障壁により、患者が医療チームとコミュニケーションをとりにくくなっている可能性 治療とケアの障害になるのみならず、近年の「患者のエンパワーメント」の進展をも脅かすおそれ Global Lung Cancer Coal
欧州における膵臓がん死亡率低下のための投資が必要、他[Annals of Oncology誌プレスリリース]
2021年3月30日
EUと英国では、2021年に上位10種のがんによる死亡者数が140万人を超えると研究者が予測。付随論説では死亡率に対するCOVID-19の悪影響を警告。 Annals of Oncology誌プレスリリース 研究者らは、膵臓がん治療への取り
欧州バーチャル肺がん学会(ELCC)ハイライト(2021年3月25~27日開催)
2021年3月19日
欧州肺がん学会2021(European Lung Cancer Congress 2021)は肺がん治療の質の向上を目的とする年次総会であり、バーチャル会議として開催予定である(3月25日~27日)。 200以上の研究報告が、口頭もしくは
メトホルミンが2型糖尿病女性における乳がんリスクに影響をおよぼす可能性
2021年2月10日
Annals of Oncology誌プレスリリース 44,541人の女性を対象にした研究により、全体的に、2型糖尿病と乳がん発症との間に関連性はないとみられることがわかった。ただし、この結果は、本研究に参加した2型糖尿病の女性の大多数がメ
胃・食道がんに免疫チェックポイント阻害薬が有益との新知見
2020年10月19日
現在のところ胃がんおよび食道がん患者の生命予後は不良であるが、免疫療法がこれらに有益であることを示す新しいデータが2020年欧州臨床腫瘍学会年次総会(ESMO 2020)で発表された(1~3)。 免疫療法は治療を大きく変えることになるだろう
非小細胞肺がんの術後放射線治療に効果なし
2020年10月13日
非小細胞肺がん(NSCLC)の完全切除および(術前)術後化学療法の後に実施する術後放射線療法(PORT)は、3年無病生存率(DFS)において統計学的有意差を示さないことが2020年欧州臨床腫瘍学会(ESMO)年次総会で発表されたデータにより
転移性腎がんに新たな一次治療ニボルマブとカボザンチニブ
2020年10月8日
CheckMate 9ER第3相臨床試験結果により転移性腎がん患者に対して新たな一次治療選択肢が提供された。この最新の結果速報は2020年欧州臨床腫瘍学会(ESMO2020)で発表された。(1) この試験では、標準治療であるスニチニブを対照
アベマシクリブとホルモン療法の併用で、若年性ハイリスク乳がんの再発を抑制:ESMO 2020
2020年10月4日
ホルモン受容体陽性(HR+)およびヒト上皮成長因子受容体2陰性(HER2-)の若年性ハイリスク乳がん患者において、ホルモン療法にabemaciclib[アベマシクリブ](販売名:ベージニオ)を追加することで、がんの再発リスクが25%減少する
ESMOバーチャル会議2020:注目の演題
2020年9月14日
欧州臨床腫瘍学会(ESMO)年次総会(2020年9月19日~21日開催)の全演題を現在こちらで公開している。 【主要演題】 (LBA:当日発表)(O:口頭講演) ・非小細胞肺がん、上部消化管がん、乳がん、腎がん、前立腺がんの日常診療を変えう
【ESMO専門家による指針】生存に影響を与えるがん治療を中止または延期すべきではない
2020年9月8日
COVID-19時代において、がん医療をどのように管理していくかという未解決の問題に応える包括的な欧州臨床腫瘍学会(ESMO)推奨事項をAnnals of Oncology誌で発表 COVID-19 パンデミック期のがん患者の診療方針に関す
ESMOが進行がんに対する「次世代シーケンシング」の使用を初めて推奨
2020年9月7日
腫瘍内科の主要専門組織である欧州臨床腫瘍学会(ESMO)は、転移がん患者のための『次世代シーケンシング(NGS)』の使用に関する推奨を発表した。 「学会による次世代シーケンシング(NGS)の使用に関する推奨はこれが初めてです」と、フランス、
AIによるすい臓がん検診の実現に向けての進歩
2020年7月16日
膵臓がんは早期発見が命を救う上できわめて重要であるが、人工知能(AI)でその早期発見が可能となる見込みがある。2020年7月1日から4日まで開催の欧州臨床腫瘍学会(ESMO)世界消化器がん会議で発表される研究で、AIの可能性が示された(1)
抗炎症薬アスピリンは、数種の消化管がんのリスク低下と関連
2020年5月12日
抗炎症薬または解熱鎮痛薬(NSAID)として広く利用されているアスピリンは、死亡率が非常に高いすい臓がん、肝臓がんなどのがんを含めて、数種類の消化管がんの発症リスクの低下と関連している。 有力な専門誌「Annals of Oncology
オンライン診療の向上は、がん患者のリスクを最小限に抑える
2020年4月14日
新型コロナウイルス感染症が世界中でまん延する中、感染拡大を抑える安全対策の一環として病院や診療所に出向くがん患者数を抑えなければならない。そこでオンライン診療が、がん治療における非常に現実的な問題の解決策となるかもしれない。各国のオンコロジ
一次治療として週1回のdose-dense化学療法は、上皮性卵巣がんのPFSを改善しない
2020年1月22日
ICON8試験の結果から、主に欧州人の患者集団において、標準の3週間毎のレジメンと比較し、無増悪生存期間が改善しないことが示された 日本人以外の民族を起源とする女性の上皮性卵巣がんに対する一次治療として、週1回のdose-dense化学療法
AYAがん患者の転帰に影響する特有の要因
2019年12月10日
思春期および若年成人におけるがんの特徴が明らかになり、生存改善に向けた提案が示される 近年、改善が確認されているとはいえ、思春期および若年成人(AYA)がん患者では他の年齢層で報告されているほどの生存改善がみられないとの報告が、CA: A
再発/難治性のFLT3陽性白血病(AML)にギルテリチニブ
2019年11月29日
第3相ランダム化試験の結果 再発または難治性のFLT3変異陽性、急性骨髄性白血病(AML)患者において、経口の強力な選択的FLT3阻害剤であるギルテリチニブ[gilteritinib]による治療は、救援化学療法よりも奏効率が高く、生存期間も