キャンサーコンサルタンツ
経口避妊薬と乳癌および卵巣癌の発症リスクとの関連
2013年12月9日
キャンサーコンサルタンツBRCA1/2遺伝子変異を持つ女性群が経口避妊薬を使用することによって、卵巣癌の有意な発症リスク低下および有意ではないものの乳癌の発症リスク増加がみとめられたという研究結果がJournal of Clinical O
ルキソリチニブは骨髄線維症患者の生存期間を延長する
2013年12月6日
キャンサーコンサルタンツ第3相臨床試験において、中間Ⅱリスクまたは高度リスクの骨髄線維症患者にルキソリチニブ(商品名Jakafi)を投与することにより、生存期間が延長し、脾臓の大きさが縮小した。これらの結果はBlood誌に掲載された。&nb
長期ホルモン療法は中間リスクの前立腺癌には利益がない
2013年12月6日
キャンサーコンサルタンツ米国放射線腫瘍学会(ASTRO)年次総会で発表された試験結果によれば、中間リスクの前立腺癌については、放射線療法の後に長期ホルモン療法を行っても、疾患特異的生存率あるいは全生存率は改善しない。 アンドロゲン
イピリムマブによる進行性黒色腫の長期延命効果が明らかに
2013年11月27日
キャンサーコンサルタンツアムステルダムのESMO2013欧州臨床腫瘍学会で発表された集積データによれば、免疫学的療法、イピリムマブ(Yervoy)で治療した進行性黒色腫患者の一部は10年間も生存している。 あらたに皮膚癌と診断され
口腔癌の治療期間中に行う嚥下訓練および経口摂取の重要性
2013年11月15日
キャンサーコンサルタンツJAMA Otolaryngology Head and Neck Surgery誌において、経口摂取・嚥下訓練を行う口腔癌患者は、より快適な食生活を長期間継続することが可能であるとの研究結果が発表された。 
肥満患者は十分量の化学療法剤を投与されていない可能性がある
2013年11月13日
キャンサーコンサルタンツ米国臨床腫瘍学会(ASCO)は、殺細胞性化学療法剤を体重から算出した最大投与量で肥満患者の治療に使用することを推奨するガイドラインを採用することになった。肥満患者が不十分な化学療法剤の投与を受けることが多いことを示す
セディラニブが再発卵巣癌患者の生存期間を延長
2013年11月13日
キャンサーコンサルタンツ 再発卵巣癌の女性患者が試験薬セディラニブと化学療法の併用治療を受け、また化学療法後に維持療法としてセディラニブの投与を受けた場合に生存期間が有意に延長することがアムステルダムで開催された2013年欧州臨床
膠芽腫においてアバスチン併用による新たな毒性は認められず
2013年11月1日
キャンサーコンサルタンツ標準的化学放射線療法にアバスチン(ベバシズマブ)を併用することで、新たな毒性を示すことなく膠芽腫の進行を有意に遅らせるという研究結果が、米国放射線腫瘍学会の年次総会で示された。 膠芽腫は、悪性の脳腫瘍であり
抗ウイルス薬バルガンシクロビルを投与した膠芽腫患者では生存期間が大幅に改善
2013年10月22日
キャンサーコンサルタンツ頻用される抗ウイルス薬であるバルガンシクロビル(Valcyte)が膠芽腫患者の生存期間を延長する可能性があることが、New England Journal of Medicine誌に掲載された。 膠芽腫は、
ポマリドミドと低用量デキサメタゾンの併用が再発・難治性の多発性骨髄腫に有効
2013年10月18日
キャンサーコンサルタンツLancet Oncology誌の電子速報版に掲載された研究結果によると、再発・難治性の多発性骨髄腫患者において、ポマリドミド[pomalidomide]と低用量デキサメタゾンの併用が、高用量デキサメタゾンと比べて無
米国予防医療作業部会(USPSTF)が肺癌高リスク者の検診を推奨
2013年10月18日
キャンサーコンサルタンツ米国予防医療作業部会(U.S. Preventive Services Task Force :USPSTF)は、肺癌のリスクが高い人々を対象とした年1回の低線量CTによる検診を推奨しており、これにより相当数の肺癌関
BRAF-600E/K変異型転移性メラノーマ治療にダブラフェニブが有望
2013年10月15日
キャンサーコンサルタンツBRAF-V600Eに変異が見られる転移性メラノーマ(皮膚悪性黒色腫)の患者において、標的治療薬ダブラフェニブ[dabrafenib](Tafinlar)による高い奏効率が認められたという試験結果がJournal o
オメガ3脂肪酸が前立腺癌のリスク増加と関連
2013年10月13日
キャンサーコンサルタンツJournal of the National Cancer Institute誌に掲載された研究結果によると、オメガ3脂肪酸が前立腺癌のリスク増加と関連している可能性があることがわかった。 前立腺癌は、皮
降圧薬の長期使用による閉経後乳癌の発生リスク上昇の可能性
2013年10月4日
キャンサーコンサルタンツ降圧薬の一種であるカルシウム拮抗薬を10年以上使用している閉経後女性において、乳癌の発生リスクが2倍以上に上昇することが示され、JAMA Internal Medicine誌に発表された。 米国の女性におい
レブラミドによる早期治療が多発性骨髄腫の進行を遅らせる
2013年10月2日
キャンサーコンサルタンツNew England Journal of Medicine誌に掲載された、試験の結果によると、高リスクのくすぶり型多発性骨髄腫患者に対する、レブラミド(レナリドミド)とデキサメダゾンを併用した早期治療は、症候性骨
メトホルミンにより前立腺癌を患う糖尿病男性の生存率が改善する可能性
2013年9月26日
キャンサーコンサルタンツJournal of Clinical Oncology誌に掲載された研究結果によると、血糖降下薬であるメトホルミンによる治療を受けた場合、前立腺癌を患う男性糖尿病患者で生存期間が有意に延長し、また前立腺癌が原因で死
クラドリビン、リツキサン、ボリノスタットを用いたエピジェネティック療法がマントル細胞リンパ腫に有望
2013年9月26日
キャンサーコンサルタンツワシントンD.C.で開催された米国癌学会(AACR)年次総会で発表された研究結果によると、クラドリビン、リツキサン(リツキシマブ)、ボリノスタットを用いたエピジェネティック/免疫療法の併用レジメンは、初発のマントル細
大腸癌の新たな早期検出法
2013年9月18日
大腸癌を引き起こす遺伝子変異を高感度に検出する新たな手法は、大腸癌の非侵襲的スクリーニングとして簡易に使用できることが研究で示され、米国癌学会(AACR)の学術誌Cancer Prevention Research誌に発表された。 &nbs
大腸癌に対するアスピリンの予防効果は遺伝子型に関連
2013年9月12日
キャンサーコンサルタンツAmerican Medical Association誌で発表された研究結果によれば、アスピリンの大腸癌に対する予防効果はBRAFとして知られる遺伝子の変異がない腫瘍に限られているとみられる。[1] 大腸
鍼治療が乳癌によるリンパ浮腫を軽減させる可能性
2013年9月12日
キャンサーコンサルタンツCancer誌にて発表された研究結果によれば、鍼治療は乳癌患者のリンパ浮腫を軽減させる安全かつ効果的な選択肢となりうるかもしれない。 初期の乳癌患者にとって、癌が腋窩リンパ節(腕の下)に転移しているかを診断
シスプラチン/フルオロウラシルにパニツムマブを追加することで再発・転移性頭頸部癌患者の無増悪生存期間が延長
2013年9月12日
キャンサーコンサルタンツ再発または転移性の頭頸部癌患者に対する初回治療として、シスプラチンとフルオロウラシル併用に、パニツムマブ(ベクティビックス)を追加することで無増悪生存期間が改善されたとの臨床試験結果がLancet Oncology誌
低リスク前立腺癌患者に対する先進的医療の使用が急増
2013年8月21日
キャンサーコンサルタンツJAMAに発表された研究によると、強度変調放射線治療(IMRT)やロボット支援前立腺全摘術などの、前立腺癌患者に対する先進的医療技術の使用が、低リスク患者の間で増加している。この集団に対するこれらの治療の効果が疑わし
イブルチニブは17p欠失の慢性リンパ性白血病(CLL)患者に有効
2013年8月21日
キャンサーコンサルタンツスイスのルガーノ市にて2013年6月19~22日に開催された第12回国際悪性リンパ腫学会で発表された試験結果によると、標的治療薬イブルチニブにより、17番染色体短腕欠失のある慢性リンパ性白血病の未治療患者および再発・
低年齢の女子にはガーダシルの接種回数が少なくても有効な可能性
2013年8月8日
キャンサーコンサルタンツJournal of the American Medical Association誌に掲載された研究の結果によるとヒトパピローマウイルス(HPV)に対するワクチンであるガーダシルは、10代後半以降には、3回接種が