キャンサーコンサルタンツ
シスプラチンベース化学療法の即時実施は浸潤性膀胱癌の無増悪生存期間を延長する
2014年7月3日
キャンサーコンサルタンツ浸潤性膀胱癌患者に対するシスプラチンを基本とする化学療法の即時実施は、治療延期よりも無増悪生存期間を有意に改善するという試験結果が、2014年米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会で報告された。試験は外科的切除を受けた
ルキソリチニブとカペシタビンの併用は局所・全身性炎症を呈する転移性膵臓癌患者の生存率を改善
2014年6月26日
キャンサーコンサルタンツルキソリチニブ(ruxolitinib、商品名Jakafi)とカペシタビンの併用治療が、局所や全身性の炎症を呈する転移性膵臓癌患者の全生存率および無増悪生存期間を改善するという研究結果が2014年米国臨床腫瘍学会(A
早期前立腺癌患者において根治的前立腺全摘除術は待機療法より長期生存率が高い
2014年6月26日
キャンサーコンサルタンツ早期前立腺癌患者において、根治的前立腺全摘除術の方が、症状が出現するまで治療を行わない待機療法よりも長期生存率を高く維持するというスウェーデンの研究者による研究報告がNew England Journal of Me
レナリドミドとR-CHOP-21の併用療法は治療歴のないびまん性大細胞型B細胞リンパ腫高齢患者に高い奏効性
2014年6月25日
キャンサーコンサルタンツレナリドミドとR-CHOP-21の併用療法は、治療歴のないびまん性大細胞型B細胞リンパ腫の高齢患者で高い奏効率を示すとの研究結果がLancet Oncology誌で報告された。 さらに、こうした患者において
専門医に聞こう:乳癌に対する食事と運動の効果
2014年6月21日
キャンサーコンサルタンツCancerConnectは、最近ダナファーバー癌研究所と協力し、ダナファーバー癌研究所Susan F. Smith Center for Women’s Cancersの乳癌専門医Jennifer A. Ligib
包括的ゲノム腫瘍検査により肺癌患者に適合する分子標的治療が選択可能になる
2014年6月13日
キャンサーコンサルタンツ腫瘍遺伝子型検査のルーチン化が進行性肺癌患者の生存率向上につながることを示すデータが得られた。 肺癌の中で最も頻度の高いタイプの肺癌患者に対する分子標的治療について、スローンケタリング記念がんセンターの医師
遺伝子検査Oncotype DXは侵襲性前立腺癌リスク予測に有用
2014年6月8日
キャンサーコンサルタンツ独立した3つの研究の結果によると、17遺伝子Oncotype DX遺伝子前立腺スコア(GPS)は、診断時における前立腺癌の侵襲性予測に役立つため、医師は適切な治療を選択しやすくなると思われる。この研究結果はEurop
肺癌治療薬CO-1686がFDAの画期的治療薬に指定
2014年6月5日
キャンサーコンサルタンツ 2014年5月21日肺癌は、世界中で癌関連死因の第一位である。米国では、非小細胞肺癌(NSCLC)が肺癌全体の75~80%を占める。近年、進歩がみられるものの、進行肺癌患者の大半は依然として肺癌が原因で死亡する。新
治療歴のない慢性リンパ性白血病(CLL)患者の治療にオファツムマブとクロラムブシルの併用を承認
2014年6月3日
キャンサーコンサルタンツ 米国食品医薬品局(FDA)は、治療歴がなくフルダラビンベースの治療が適切でないと考えられる慢性リンパ性白血病(CLL)患者に対する治療として、オファツムマブ(アーゼラ)のクロラムブシル[chlorambu
術前化学療法により非小細胞肺癌の生存率が改善
2014年5月20日
キャンサーコンサルタンツ非小細胞肺癌(NSCLC)に対する術前(ネオアジュバント)化学療法によって死亡リスクが有意に低下したことを示すメタ解析結果がLancet誌に掲載された。 世界中で肺癌は癌関連死因の首位であり、米国ではNSC
ルキソリチニブが原発性骨髄線維症の生存期間を延長
2014年5月19日
キャンサーコンサルタンツルキソリチニブ(ruxolitinib、商品名Jakafi)は中間リスクまたは高リスクの原発性骨髄線維症患者において、従来治療を受けた患者と比較して生存期間を延長するという結果が、Blood誌に掲載された。 
定期的な運動は乳癌リスクを低下させる
2014年5月19日
キャンサーコンサルタンツ毎日1時間の運動は、年齢や体重に関係なく乳癌のリスクを下げるという研究結果が、スコットランドのグラスゴーで開かれた2014年欧州乳癌会議で発表された。 毎年、約227,000人の女性が乳癌と診断され、40,
監視療法(AS)の安全性および実行可能性が過去最長の追跡調査で示される
2014年5月12日
キャンサーコンサルタンツ予後良好または中リスクの前立腺癌患者に対する監視療法(active surveillance)の過去最長の追跡調査の結果、同療法は診断後20年間安全かつ実行可能であることがわかった。これらの結果は、スウェーデンのスト
エンザルタミドは化学療法歴がない転移性ホルモン不応性前立腺癌の患者に顕著な有用性を示す
2014年5月10日
キャンサーコンサルタンツエンザルタミド[enzalutamide](イクスタンジ[Xtandi])は化学療法歴のない転移性ホルモン不応性前立腺癌の男性患者に有意な延命効果があるとの試験結果が、2014年欧州泌尿器科学会(EAU、スウェーデン
ベバシズマブと標準化学療法の併用によりプラチナ耐性、再発卵巣癌の無増悪生存期間が改善
2014年5月1日
キャンサーコンサルタンツ標準化学療法にベバシズマブ(アバスチン)を加えると、プラチナ耐性の再発卵巣癌の女性の無増悪生存期間と全奏効率が有意に改善されるという試験結果が、Journal of Clinical Oncology誌の電子版にいち
T-VECワクチンは進行メラノーマにおける遠隔部位の腫瘍縮小も促進
2014年4月29日
キャンサーコンサルタンツ試験的癌ワクチンtalimogene laherparepvec(T-VEC)が、進行メラノーマ患者の腫瘍縮小を促進し、全身性免疫反応を誘発したという試験結果が、アリゾナ州フェニックスで開催された2014年米国外科腫
リンパ節転移が1個から3個の乳癌患者にも乳房切除後の放射線治療が有効
2014年4月29日
キャンサーコンサルタンツリンパ節転移が数個の乳癌患者に対して、乳房切除後に放射線治療を実施すると、乳癌の再発率または死亡率が低下するという試験結果が、Lancet誌に掲載された。 乳房切除後の放射線治療は、リンパ節転移陽性患者にお
ALK陽性の進行非小細胞肺癌(NSCLC)にセリチニブが高い効果
2014年4月21日
キャンサーコンサルタンツ治験薬ceritinib[セリチニブ](LDK378)はALK陽性の進行非小細胞肺癌(NSCLC)患者に高い効果を示すという試験結果が、New England Journal of Medicine誌に発表された。&
ニボルマブは進行メラノーマに持続的効果を示す
2014年4月5日
キャンサーコンサルタンツ治験段階にある抗PD-1薬であるnivolumab(ニボルマブ)は、進行メラノーマ患者で持続的な効果を示すという試験結果がJournal of Clinical Oncology誌に掲載された。 毎年、皮膚
エキセメスタンとアナストロゾールで骨密度に有意差はない
2014年4月5日
キャンサーコンサルタンツ早期乳癌の補助療法としてエキセメスタン(アロマシン)またはアナストロゾール(アリミデックス)の治療を受けた女性では、骨塩量の低下に有意差がないとする試験結果がLancet Oncology誌に発表された。
ステージ4の乳癌には乳房切除術が不要である可能性
2014年4月1日
キャンサーコンサルタンツ乳房切除術は、ステージ4の乳癌患者の多くで不要であり、実際に癌の広がりを促進する可能性さえあるとの試験結果が2013年サンアントニオ乳癌シンポジウムで発表された。 乳房切除術(乳房全摘出)は、局所治療であり
レナリドミドは骨髄腫患者の二次性原発悪性腫瘍に関連
2014年3月26日
キャンサーコンサルタンツレナリドミド(レブラミド)は、特に経口薬メルファランと併用した場合、骨髄腫患者では二次性原発悪性腫瘍のリスクが増加するという試験結果が Lancet Oncology誌に掲載された。 多発性骨髄腫は、形質細
転移性大腸癌に対するイットリウム90放射性マイクロスフィア治療の結果予測
2014年3月22日
キャンサーコンサルタンツ転移性大腸癌に対する選択的内部放射線療法の前に行う検査は治療効果予測において重要な役割を果たす可能性があることが、米国臨床腫瘍学会の2014年消化器癌シンポジウム(ASCO-GI)で発表された。また、放射性微小球の送
ベンダムスチン+ボルテゾミブ+デキサメタゾンの併用療法が再発・難治性の多発性骨髄腫患者で高い奏効率を示す
2014年3月21日
キャンサーコンサルタンツ ベンダムスチン(トレアンダ[Treanda])+ボルテゾミブ(ベルケイド)+デキサメタゾンの併用療法が再発・難治性の多発性骨髄腫患者で高い奏効率を示すことが、Blood誌に掲載された第2相試験からわかった。&nbs