キャンサーコンサルタンツ

HER2ワクチンは乳癌の再発率を低下させるの画像

HER2ワクチンは乳癌の再発率を低下させる

キャンサーコンサルタンツ 2006年12月 最近開催された2006年のサンアントニオ乳癌シンポジウム(SABCS)の結果によると、HER2/neu (E75)ワクチンは、HER2陽性乳癌の癌再発を防止するかもしれない。  初期乳癌
Tykerb®は炎症性乳癌に有効の画像

Tykerb®は炎症性乳癌に有効

キャンサーコンサルタンツ2006年12月2006年サンアントニオ乳癌シンポジウム(SABCS)で最近発表された結果によると、Tykerb (ラパチニブ)は、単剤またはタキソールR (パクリタキセル)との併用で炎症性乳癌に効果を示している&n
Doxil®とカルボプラチン®は再発卵巣癌に効果的の画像

Doxil®とカルボプラチン®は再発卵巣癌に効果的

キャンサーコンサルタンツ2006年11月プラチナ製剤感受性の再発性卵巣癌の女性がCaelyxRとMYOCETRとしても市販されているDoxil(ドキソルビシン内包PEG化リポソーム製剤)とパラプラチン(カルボプラチン)で38%の完全寛解率が
アバスチン併用は複数回および強い治療を受けた子宮頸癌に対し効果があるの画像

アバスチン併用は複数回および強い治療を受けた子宮頸癌に対し効果がある

キャンサーコンサルタンツ2006年11月 ワシントン大学の研究者らは、これまでにかなりの治療を受けてきた再発子宮頸癌患者で、アバスチン(ベバシズマブ)と5-FU、もしくはゼローダ(カペシタビン)併用は効果的である、という報告をした
限局型小細胞肺癌に、化学療法と1日2回放射線療法を同時併用した後に地固め療法を行う方法が有望の画像

限局型小細胞肺癌に、化学療法と1日2回放射線療法を同時併用した後に地固め療法を行う方法が有望

キャンサーコンサルタンツ2006年11月1日2回の放射線療法およびエトポシド+シスプラチンによる標準的な療法を同時併用した後、イリノテカン+シスプラチンによる地固め療法を行う方法により、限局型小細胞肺癌(LD-SCLC)患者の治療成績を改善
大腸癌に対する術後補助化学療法の遅延が死亡率を増加させるの画像

大腸癌に対する術後補助化学療法の遅延が死亡率を増加させる

キャンサーコンサルタンツ2006年12月手術後3カ月以上経過してから術後化学療法を開始された高齢の結腸癌患者では、結腸癌またはその他の原因で死亡するリスクが高いことがコロンビア大学の研究者によって報告された。報告の詳細は2006年12月発行
テモダール、CeeNU+放射線療法が膠芽腫に有望の画像

テモダール、CeeNU+放射線療法が膠芽腫に有望

キャンサーコンサルタンツ 2006年9月ドイツの研究者は新たに多形性膠芽腫(GBM)と診断された患者をテモダール(temozolomide)、CeeNU(lomustine)+放射線療法で治療したときの有望な結果を報告した。この第2相試験の
非小細胞肺癌における免疫抱合体であるSGN-15+タキソテールの画像

非小細胞肺癌における免疫抱合体であるSGN-15+タキソテール

キャンサーコンサルタンツ2006年10月多施設試験に携わった研究者の報告によれば、難治性非小細胞肺癌の治療に、免疫抱合体であるSGN-15にタキソテールを追加すると、タキソテール単剤治療よりも高い効果が得られる可能性がある。このランダム化試
術前化学療法後の乳癌の局所再発リスクは予測できるの画像

術前化学療法後の乳癌の局所再発リスクは予測できる

キャンサーコンサルタンツ2006年10月M.D. アンダーソンがんセンターの研究者らは、術前化学療法および放射線療法後に乳房温存療法(BCT)を受けた女性における、乳癌局所再発を予測する予後指数を開発した、と発表した。本試験の詳細は2006
ステージIの非小細胞肺癌の術後化学療法は生存率に寄与するが、ステージII‐IIIAの非小細胞肺癌には寄与しないの画像

ステージIの非小細胞肺癌の術後化学療法は生存率に寄与するが、ステージII‐IIIAの非小細胞肺癌には寄与しない

キャンサーコンサルタンツ2006年10月経口薬であるUFT(ウラシルとテガフール)による1年間の術後化学療法は、ステージIの非小細胞肺癌(NSCLC)患者の8年生存を向上させたとの日本人研究者らによる発表があった。ステージII-IIIAの非
ベルケード、アルケラン、プレドニンが高齢の多発性骨髄腫患者で有効の画像

ベルケード、アルケラン、プレドニンが高齢の多発性骨髄腫患者で有効

キャンサーコンサルタンツ2006年10月スペインの多施設試験で、標準的アルケラン(melphalan)+プレドニン(MP)療法にベルケード(bortezomib)との併用は、MP療法を受けた歴史的対照群(過去に実施された試験成績を比較の対照
再発卵巣癌に対するDoxil/ジェムザールの有効性を確認の画像

再発卵巣癌に対するDoxil/ジェムザールの有効性を確認

キャンサーコンサルタンツ 2006年9月 Doxil (ドキソルビシン内包PEG化リポソーム製剤)とジェムザール(ゲムシタビン)の併用療法は、プラチナ製剤不応性の卵巣癌に対し有望かつ忍容性が高い治療法であることがオーストリアの研究者らによっ
ビタミンEサプリメントは頭頸部癌患者には有害の画像

ビタミンEサプリメントは頭頸部癌患者には有害

キャンサーコンサルタンツ 2006年9月 カナダの研究者らの報告によると、1日あたり400IUのビタミンE(αトコフェロール)投与は、放射線治療をうけた頭頸部癌患者の死亡率38%増加に関与しているとのこと。この報告の詳細は Internat
あらゆる病期の肺癌において外科手術は生存率を改善しうるの画像

あらゆる病期の肺癌において外科手術は生存率を改善しうる

キャンサーコンサルタンツ 2006年9月ノルウェーの研究者らは、局所進行型や転移した肺癌患者を含む同疾患患者の治療成績が、肺癌の外科的切除により改善され得ると報告した。この試験の詳細は、Thoraxの2006年8月号に掲載されている。 肺癌
セレブレックス®は大腸腺腫の再発を減少させるが、心血管系疾患のリスクを高めるの画像

セレブレックス®は大腸腺腫の再発を減少させるが、心血管系疾患のリスクを高める

キャンサーコンサルタンツ2006年8月2つのランダム化試験によって、セレブレックス(セレコキシブ)が結腸直腸腺腫再発のリスクを減少させることがわかった。しかし、セレブレックスの使用は、心血管系の副作用のリスクを増加させた。これら2つの試験の
Campathは慢性リンパ球性白血病(CLL)の初期治療でクロラムブシルに対し優れた奏効の画像

Campathは慢性リンパ球性白血病(CLL)の初期治療でクロラムブシルに対し優れた奏効

キャンサーコンサルタンツ2006年8月2006年ASCO(米国臨床腫瘍学会)年次総会で最近発表された結果によれば、Campath(アレムツズマブ)はB細胞CLLの初期治療としてChlorambucilと比較して有意に優れた制癌奏効を示し、副
グリベックにより心毒性が発現しうるの画像

グリベックにより心毒性が発現しうる

キャンサーコンサルタンツ2006年8月8ヵ所の異なる医療施設の研究者らにより、グリベック(メシル酸イマチニブ)投与で慢性骨髄性白血病(CML)患者に重度の心毒性が発現する可能性があり、さらに同様の心臓への損傷は複数のマウスでもみられることが
2006年米国癌学会(AACR)年次総会ハイライトの画像

2006年米国癌学会(AACR)年次総会ハイライト

キャンサーコンサルタンツ2006年8月第97回米国癌学会(AACR)年次総会では、基礎およびトランスレーショナル(実験から臨床応用までをつなげる)科学のエキサイティングな結びつきがみられた。多くの研究をつなぐ下記のような、いくつかの大きなテ
アバスチン(ベバシズマブ)は卵巣癌に有効:追加的エビデンスの画像

アバスチン(ベバシズマブ)は卵巣癌に有効:追加的エビデンス

キャンサーコンサルタンツ2006年8月Gynecologic Oncology誌掲載の最近の論文2報によると、アバスチン(ベバシズマブ)は卵巣癌患者に有意な治療効果を示すことが確認されている。 アバスチンは、血管内皮増殖因子(VE
ジェムザールをオキサリプラチンまたはシスプラチンと組み合わせた場合、進行性膵臓癌患者の生存率が向上するの画像

ジェムザールをオキサリプラチンまたはシスプラチンと組み合わせた場合、進行性膵臓癌患者の生存率が向上する

キャンサーコンサルタンツ 2006年8月 ドイツの研究者らは、エロキサチン(オキサリプラチン)またはプラチノール(シスプラチン)をジェムザール(ジェムシタビン)に加えた場合、進行性膵臓癌の無増悪生存期間(PFS)および全生存期間(
イレッサ(ゲフィチニブ) /イレッサ、一部の肺癌患者の初期治療で有効の画像

イレッサ(ゲフィチニブ) /イレッサ、一部の肺癌患者の初期治療で有効

キャンサーコンサルタンツ2006年7月日本の研究者らは、EGFR遺伝子変異を有する進行性非小細胞肺癌(NSCLC)に対して、イレッサ(ゲフィチニブ)による初期治療により75%の奏効率が得られたとの結果を報告した。第2相試験の詳細は2006年
エロキサチンベースの化学療法は、胃癌の治療成功期間を延長させるの画像

エロキサチンベースの化学療法は、胃癌の治療成功期間を延長させる

キャンサーコンサルタンツ2006年7月多施設ランダム化第3相臨床試験の結果によると、エロキサチン(オキサリプラチン)ベースの化学療法は、プラチノール (シスプラチン)ベースのステージⅢ-IVの胃癌に対する化学療法と比較して、奏効率が向上し、
子宮頸癌予防ワクチン(Gardasil、Cervarix)の画像

子宮頸癌予防ワクチン(Gardasil、Cervarix)

キャンサーコンサルタンツ2006年7月子宮頸部癌のワクチン候補Cervarix(グラクソ・スミスクライン社)は、本剤を接種した15歳~55歳の女性全員(100%)において、ヒト乳頭腫ウイルス(HPV)16型および18型に対する抗体反応がみら
エビスタ(ラロキシフェン)の冠動脈性心疾患を有する女性における研究の画像

エビスタ(ラロキシフェン)の冠動脈性心疾患を有する女性における研究

キャンサーコンサルタンツ 2006年7月試験に関係する研究者らは、エビスタ(ラロキシフェン)が冠動脈性疾患(CHD)を有する女性の乳癌のリスクを減少させるが、致死的脳出血のリスクは上昇させることを報告した。この大規模な多施設ランダム化比較対