キャンサーコンサルタンツ
タキソールの有用性はHER2陽性乳癌に限定
2007年10月30日
キャンサーコンサルタンツ2007年10月Cancer and Leukemia Group B (CALGB) の研究者らは、ヒト上皮増殖因子受容体2型(HER2)の発現もしくは増幅またはその両方が抗癌剤タキソールR(パクリタキセル)が初期
進行性肝細胞癌治療としてのエロキサチン+ゼローダ併用療法
2007年10月26日
キャンサーコンサルタンツ2007年10月エロキサチン(オキサリプラチン)とゼローダ(カペシタビン)の併用療法は進行性肝細胞癌に有効であるとフランスの研究者らが報告した。本試験の詳細については、2007年10月1日に発行のBritish Jo
アリムタ®+白金は進行性非小細胞肺癌でジェムザール+白金と同等に有効でより毒性が低い
2007年10月7日
キャンサーコンサルタンツ2007年9月2007年International Association for the Study of Lung Cancer(IASLC)で発表された結果によれば進行性非小細胞肺癌患者(NSCLC)に白金製剤
リンチ症候群(遺伝性非ポリポーシス大腸癌)の小腸癌リスクを評価した試験
2007年10月3日
キャンサーコンサルタンツ2007年9月リンチ症候群患者が小腸癌を発症する生涯リスクはほぼ4%であるとオランダの研究者らが報告している。この試験の詳細は2007年9月号のGut 誌に掲載された。 遺伝性非ポリポーシス大腸癌(HNPC
アバスチン治療後の動脈血栓塞栓事象のリスクが確定される
2007年9月28日
キャンサーコンサルタンツ2007年9月5つのランダム化試験に関わった研究者は、アバスチン(ベバシズマブ)と化学療法を併用した転移性結腸直腸癌、乳癌、非小細胞肺癌の治療では、化学療法単独での治療より動脈血栓塞栓症事象のリスクが増加すると報告し
非小細胞肺癌の初回治療でジェムザールをタキソテールに追加することで生存期間が延長
2007年9月27日
キャンサーコンサルタンツ2007年9月進行非小細胞肺癌(NSCLC)患者の初回治療には、Gemzar(ジェムザール)[gemcitabine(ゲムシタビン)]をTaxotere(タキソテール)[docetaxel(ドセタキセル)]に追加する
アバスチン、卵巣癌初回化学療法に安全に追加可能
2007年9月22日
キャンサーコンサルタンツ2007年8月カリフォルニア州のHoagがんセンターとDesert Regionalがんセンターの研究者は、タキソール (パクリタキセル)、プラチノール(カルボプラチン)、 アバスチン(ベバシズマブ)の外来投与が新た
血管破壊剤ASA404は肺癌の生存期間を改善する
2007年9月11日
キャンサーコンサルタンツ2007年8月Antisoma社のプレスリリースによると、小分子の血管破壊剤(ASA404)は非小細胞肺癌(NSCLC)患者での抗腫瘍効果と生存期間を改善する。全生存率および無増悪期間を含む詳細なデータは韓国・ソウル
ゼロータ単独よりゼロータとIxabepilon(イクサベピロン)の併用が化学療法抵抗性転移性乳癌に有効
2007年9月10日
キャンサーコンサルタンツ 2007年8月 ゼロータ(カペシタビン)にイクサベピロン(Bristol-Myers-Squibb社)を併用することで転移性乳癌患者の予後を改善すると多施設臨床試験に参加した研究者が報告した。このランダム化臨床試験
フェマーラはエストロゲン受容体陽性の卵巣癌の抑制に有効
2007年9月10日
キャンサーコンサルタンツ2007年8月イギリスの研究者グループからの報告によると、フェマーラ(レトロゾール)によってエストロゲン受容体陽性の卵巣癌を治療した結果、CA125を基にした奏効率は17%病勢安定率は26%であった。この研究の詳細は
Catumaxomabの腹腔内投与が卵巣癌による腹水を軽減する
2007年9月6日
キャンサーコンサルタンツ2007年8月難治性卵巣癌による悪性腹水症の女性へのモノクローナル抗体、catumaxomab (Removab)の腹腔内投与における有意な作用を、ドイツの研究者らが報告した。第1/2相試験の詳細は Clinical
5-FU+ロイコボリンにイリノテカンを加えてもステージ3結腸癌の治療結果を改善しない
2007年8月31日
キャンサーコンサルタンツ2007年8月多施設臨床試験の結果、ステージ3結腸癌患者の治療で、5-フルオロウラシル(フルオロウラシル)+ロイコボリンにCamptosar〔カンプト〕(イリノテカン)を加えても、フルオロウラシル+ロイコボリンのみの
Ixabepilon(イクサベピロン)が非小細胞肺癌(NSCLC)、膀胱癌、前立腺癌で評価される
2007年8月27日
キャンサーコンサルタンツ2007年8月最近、イクサベピロンを非小細胞肺癌、膀胱癌、前立腺癌の3つにおいて評価する臨床試験が行われた。イクサベピロンは微小管に結合し微小管安定化と有糸分裂停止に至るepothilone B analogである。
再発精巣癌が大量療法と幹細胞移植によって治癒の可能性
2007年8月15日
キャンサーコンサルタンツ2007年7月インディアナ大学の研究者が、第一選択治療がうまくいかなかった転移性の精巣腫瘍の患者に対するタンデム式の自己の幹細胞移植で4年生存率が70%になると報告した。この研究の詳細は2007年7月26日発行のNe
皮膚の再発性扁平上皮癌の治療にセツキシマブが奏効
2007年8月14日
キャンサーコンサルタンツ2007年7月ワシントン大学の研究者らの報告によると、皮膚の再発性扁平上皮癌の高齢患者2名の治療にセツキシマブが奏効した。今回の試験の詳細は2007年7月号のArchives of Dermatology誌に掲載され
ビタミンDの不足が大腸癌のリスクを増大するさらなるエビデンス
2007年8月8日
キャンサーコンサルタンツ 2007年7月ハーバード大学の研究者たちは、血中の25-ヒドロキシビタミンDの濃度が少ないと、結腸直腸癌のリスクが増えると報告した。この研究の詳細はJournal of the National Cancer In
ゼヴァリン®とベキサール(Bexxar®)の使用は予想を下回るとの報告
2007年8月1日
キャンサーコンサルタンツ2007年7月2007年7月14日付けのニューヨークタイムズ紙で、Alex Berensonは、「市場原理の圧力」によって非ホジキンリンパ腫治療薬のZevalin(ゼヴァリン)(Y90 ibritumomab tiu
イレッサが奏効し、その後進行した非小細胞肺癌(NSCLC)患者にタルセバが有効である可能性
2007年7月23日
キャンサーコンサルタンツ2007年6月韓国の研究者グループからの報告によると、イレッサ(ゲフィチニブ)による治療を受けたのち病勢の安定したNSCLCに対して、タルセバ(エルロチニブ)が有効である可能性があるとのことである。この研究の詳細につ
前立腺癌の凍結外科手術は放射線治療と同等であるとランダム化試験で示唆される
2007年7月11日
キャンサーコンサルタンツ 2007年6月 カルガリーの研究者らの報告によれば、ステージ1~3の前立腺癌の凍結外科手術による転帰は、放射線治療と同等の転帰が得られた。このランダム化試験の詳細については2007年米国泌尿器科学会総会で発表された
ゾメタ®の投与回数を減らすことが顎骨壊死の発生を減少させるかもしれない
2007年7月10日
キャンサーコンサルタンツ 2007年7月イタリアの研究者たちは多発性骨髄腫患者でゾメタ(ゾレドロン酸)を毎月一度投与しその後3カ月毎に投与する方法では、毎月一度の投与を継続する投与方法と比較して,顎の骨壊死の発生を減少することができることを
Axitinib(AG-013736)とドセタキセルの併用療法は、ドセタキセル単独療法よりも転移乳癌に有効
2007年6月29日
キャンサーコンサルタンツ2007年6月多施設臨床試験の参加医師らは、タキソテール(ドセタキセル)にAxitinib〔アクシチニブ〕を加えた併用療法はタキソテール(ドセタキセル)単独療法と比較して、転移乳癌患者の転帰を改善したことを明らかにし
経口チロシンキナーゼ阻害薬Axitinib、非小細胞肺癌に活性を示す
2007年6月29日
キャンサーコンサルタンツ2007年6月多施設試験に携わった研究者らの報告によると、Axitinib〔アクシチニブ〕(AG-01376)は進行非小細胞肺癌患者に対して単剤で有意な活性を示す。この第2相試験の詳細は、2007年米国臨床腫瘍学会(
経口Satraplatinは転移性前立腺癌に有効で、忍容性は良好
2007年6月19日
キャンサーコンサルタンツ2007年5月経口satraplatinが、転移性前立腺癌の治療に忍容性良好で、かつ効果的であることを、SPARC (再発性癌に対するサトラプラチンとプレドニゾン) 臨床実験に関連のある研究者らが報告した。プラセボ対
ネクサバールによる肝細胞癌患者の生存期間の延長
2007年6月14日
キャンサーコンサルタンツ2007年6月2007年度米国臨床腫瘍学会(ASCO)で発表された最新の抄録より、Nexavar〔ネクサバール〕(ソラフェニブ)の投与は進行性肝細胞癌 (HCC) 患者の生存期間を有意に延長し、増悪までの期間を2倍に