キャンサーコンサルタンツ
カボザンチニブは腎臓がんの無増悪生存期間を改善
2015年11月18日
キャンサーコンサルタンツVEGFR標的治療後に増悪した進行腎臓がんの患者において、分子標的薬カボザンチニブ [cabozantinib]はエベロリムス(アフィニトール)と比較して、病勢進行までの期間と生存期間を有意に改善するとの研究結果が、
OncotypeDX 非浸潤性乳管がん(DCIS)スコアの試験結果が公表される
2015年11月14日
キャンサーコンサルタンツジェノミック・ヘルス社(ナスダック:GHDX)は、DCIS(非浸潤性乳管がん)として知られるステージ0乳がん患者に対するOncotypeDXの第二次大規模臨床検証試験の結果が、Breast Cancer Resear
トラベクテジンは脂肪肉腫および平滑筋肉腫において、標準治療薬ダカルバジンに勝る
2015年11月13日
キャンサーコンサルタンツ化学療法剤トラベクテジン(ヨンデリス)は、前治療以後に再発または増悪した進行脂肪肉腫または平滑筋肉腫の患者に対して、標準治療薬ダカルバジン(DTIC)と比較して治療成績を改善する。これらの試験結果はこのほど、Jour
ダラツムマブは多発性骨髄腫に有効
2015年11月9日
キャンサーコンサルタンツ現在も臨床試験中である分子標的薬ダラツムマブ[daratumumab]は、標準治療に反応しなくなった多発性骨髄腫患者に有効と思われる。これらの結果はこのほど、New England Journal of Medici
FDAが進行乳がんの治療薬として、abemaciclibを画期的治療薬に指定
2015年11月8日
キャンサーコンサルタンツ米国食品医薬品局(FDA)は、難治性ホルモン受容体陽性(HR+)進行または転移性乳がん患者の治療にサイクリン依存性キナーゼ(CDK)4/6阻害剤abemaciclibを画期的治療薬に指定した。 FDAによる
ベムラフェニブは、他の治療後に増悪したヘアリー細胞白血病(有毛細胞白血病)に有効である可能性
2015年11月4日
キャンサーコンサルタンツ薬剤ベムラフェニブ(ゼルボラフ)は、他の治療後に増悪したヘアリー細胞白血病(HCL)の治療において有効である可能性がある。これらの知見は、New England Journal of Medicine誌で発表された。
パクリタキセル単独またはベバシズマブとの併用療法へのオナルツズマブ追加投与は、トリプルネガティブ乳がんに有用性を示さず
2015年10月22日
キャンサーコンサルタンツパクリタキセル(タキソール)単独療法またはベバシズマブ(アバスチン)との併用療法への分子標的薬オナルツズマブ[onartuzumab]の追加投与は、転移性トリプルネガティブ乳がん患者の病状抑制や生存改善に効果を示さな
アスピリンは乳がんを治療しうるか?
2015年10月22日
キャンサーコンサルタンツアスピリンが乳がん女性患者のがん再発防止と延命に役立つかどうかの研究に対して、ダナファーバーがん研究所、ブリガム&ウィメンズ病院(BWH)の研究者らは国防総省のCongressionally Directed Med
ブレンツキシマブ・ベドチンは高齢のホジキンリンパ腫患者の一次治療で高い抗腫瘍効果を示す
2015年10月20日
キャンサーコンサルタンツブレンツキシマブ・ベドチン(アドセトリス)は、ホジキンリンパ腫の標準治療に耐えられないと思われる高齢患者に対する一次治療で高い抗腫瘍効果を示す。これらの結果がこのほどBlood誌で発表された。 ホジキンリン
アファチニブが肺がんの転帰を改善
2015年10月17日
キャンサーコンサルタンツ分子標的治療薬アファチニブ(ジオトリフ)はエルロチニブ(タルセバ)に比較して肺扁平上皮がん患者の転帰を改善する。これらの結果は最近、Lancet Oncology誌に公表された。 肺がんは世界中で依然として
手術後に放射線治療を受けない非浸潤性乳管がん患者の長期的転帰
2015年10月14日
キャンサーコンサルタンツ治療計画の一部として放射線治療を受けない非浸潤性乳管がん(DCIS)患者において、乳がんの再発率は12年経過後も上昇し続けると、医師らは報告した。これらの結果はこのほど、Journal of Clinical Onc
FDAがアレクチニブをALK陽性肺がんの治療薬として優先審査に指定
2015年10月3日
キャンサーコンサルタンツ米国食品医薬品局(FDA)は、未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)阻害剤であるアレクチニブ(経口薬)について、ALK融合遺伝子が陽性の非小細胞肺がん患者のうち、クリゾチニブ(商品名:ザーコリ)による治療中に病勢進行が認め
経口避妊薬の服用歴は卵巣がん患者の生存期間に影響
2015年10月3日
キャンサーコンサルタンツロズウェルパークがん研究所(Roswell Park Cancer Institute :RPCI)の研究によれば、卵巣がんと診断された患者のうち、経口避妊薬の服用歴があり、子どもを1人以上出産したことのある患者は、
ニボルマブの効果を裏づける最新の試験結果-第16回世界肺がん学会
2015年9月30日
キャンサーコンサルタンツ治療歴を有する扁平上皮非小細胞肺がん(NSCLC)に対するニボルマブ(オプジーボ)の効果を評価する臨床試験CheckMate 017ならびにCheckMate 063の結果が、本日、第16回世界肺がん学会(アブストラ
オラパリブは高リスク胃がんの全生存期間を改善
2015年9月27日
キャンサーコンサルタンツオラパリブ[olaparib](リンパルザ[Lynparza])とパクリタキセルの併用により、パクリタキセル単剤と比較して、ATMと呼ばれるDNA損傷応答遺伝子が低値または検出不能な値である転移性胃がん患者の全生存期
高齢のがん患者では代替医療の利用率が高い
2015年9月25日
キャンサーコンサルタンツ代替医療は、少なくとも無害で、さまざまな不快症状や病気の軽減に役立つことが多いと広く考えられている。しかしながら、多くの代替医療は「天然物・無添加」として販売されているものの、他の治療と化学的、生物学的に反応しうる活
Oncotype DX検査により、前立腺がん患者における監視療法の利用が増加
2015年9月18日
キャンサーコンサルタンツGenomic Health社は、Oncotype DX前立腺がん検査の2回目の臨床的有用性試験の結果がUrology Practice誌に掲載されたことを発表した。同試験結果にて、Genomic Prostate
エベロリムスは消化管または肺由来の神経内分泌腫瘍治療に有望
2015年9月15日
キャンサーコンサルタンツエベロリムス(アフィニトール)は現在、消化管または肺由来の非機能性神経内分泌腫瘍(NET)患者を対象とした第3相臨床試験で検証されている。臨床試験は実施中ではあるが、得られた結果は今のところ有望である。エベロリムス+
FDAが褐色細胞腫および傍神経節腫の治療薬として、Azedraを画期的治療薬に指定
2015年9月12日
キャンサーコンサルタンツ米国食品医薬品局(FDA)は薬剤Azedraについて、ヨーベングアンを取り込む性質がある転移性または再発性の褐色細胞腫および傍神経節腫に対する画期的治療薬(Breakthrough Therapy)に指定した。Aze
パニツムマブは化学療法開始後に進行したKRAS野生型転移性大腸がん患者の生存期間を改善
2015年9月6日
キャンサーコンサルタンツ化学療法による治療中または治療後に病勢が悪化した、KRAS野生型遺伝子を有する転移性大腸がん患者を対象とした臨床試験で、パニツムマブ(ベクティビックス)が全生存期間を改善したことが明らかになった。この結果が得られた第
ブリナツモマブはフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病に有効である可能性
2015年9月3日
キャンサーコンサルタンツフィラデルフィア染色体陽性(Ph+)急性リンパ性白血病(ALL)の成人患者の治療に、免疫療法薬ブリナツモマブ[blinatumomab](商品名Blincyto)が有効であるようだと、バイオ企業のアムジェン社が発表し
半合致血縁ドナーからの幹細胞移植を受けた急性骨髄性白血病(AML)患者の有望な生存率
2015年8月22日
キャンサーコンサルタンツ急性骨髄性白血病(AML)患者に、有望な新治療選択肢の可能性がある。「半合致」血縁ドナーからの幹細胞移植と化学療法を受けた結果、非血縁合致ドナーからの移植と同等の生存率となることが研究から示された。さらに、半合致ドナ
致死的な疾患として知られるT細胞リンパ腫の一種において明らかになった遺伝子欠失という現象
2015年8月21日
キャンサーコンサルタンツイェール大学医学部の新たな研究によれば、致死的な疾患として知られるT細胞リンパ腫の一種が非常に多くの遺伝子欠失により引き起こされるという。これは他のがん種とは異なる特徴である。 研究者は、皮膚T細胞リンパ腫
FDAが転移性腎細胞がんの有望な治療薬として、レンバチニブを画期的治療薬に指定
2015年8月13日
キャンサーコンサルタンツエーザイ株式会社は、同社の複合受容体チロシンキナーゼ阻害薬レンバチニブ(レンビマ)が、血管内皮増殖因子(VEGF)標的薬の投与歴がある進行性または転移性腎細胞がん(RCC)患者への治験用として、米国食品医薬品局(FD