キャンサーコンサルタンツ
局所乳癌に対する術後加速小分割照射法は、従来の放射線療法と同等の効果が認められる
2010年3月4日
キャンサーコンサルタンツ 2010年2月術後加速小分割照射法は、局所乳癌に対して従来の放射線療法と同等の効果が認められるとして、カナダの研究者らにより報告された。本試験の詳細はNew England Journal of Medicine誌
乳腺腫瘤摘出術後、速やかな放射線治療開始が乳癌の再発リスクを減少させる
2010年3月1日
キャンサーコンサルタンツ 2010年3月ダナファーバー癌研究所の研究者らは、局在型乳癌の高齢女性に対する乳房温存療法後、可能な限り速やかに放射線治療を開始することで、局所再発リスクが低下することを確認している。この研究の詳細はBritish
術前MRI検査は早期乳癌女性には必要ないと考えられる
2010年2月26日
キャンサーコンサルタンツ 2010年2月COMICEランダム試験に関わるイギリス研究者は術前MRI(磁気共鳴撮像法)は早期乳癌女性の再手術率に影響しないことを報告した。この研究の詳細は2010年2月13日発行のLancet誌で発表された。&
デノスマブは骨巨細胞腫に有効である
2010年2月26日
キャンサーコンサルタンツ 2010年2月デノスマブはほとんどの骨巨細胞腫患者で奏効を示すことが、国際第2相臨床試験に参加する研究者らにより報告された。本試験の詳細は、2010年2月10日付Lancet Oncology誌のオンライン版にて発
ザクティマは遺伝性甲状腺髄様癌に顕著な効果を示す
2010年2月24日
キャンサーコンサルタンツ 2010年1月ザクティマ(バンデタニブ)は転移性の遺伝性甲状腺髄様癌患者の治療に顕著な効果を示すと、米国国立癌研究所の研究者らが報告した。この研究についての詳細は2010年1月11日、Journal of Clin
治療選択によって異なる前立腺癌患者のQOL(生活の質)
2010年2月21日
キャンサーコンサルタンツ 2010年1月オーストラリアの研究者らは、様々な前立腺癌治療法が患者のQOLに持続的に影響すると報告した。この地域コホート研究の詳細は2010年1月23日発行のBritish Journal of Medicine
再発性ホジキンリンパ腫に有望な標的療法
2010年2月10日
キャンサーコンサルタンツ 2011年1月再発性あるいは難治性ホジキンリンパ腫患者の4分の3が、試験研究中の薬brentuximab vedotin(ブレンツキシマブ・ベドチン)による治療に反応した。これらの結果は2010年の血液学会年次総会
ネクサバールは腎細胞癌患者での筋消耗と関連する
2010年2月4日
キャンサーコンサルタンツ 2010年1月進行腎細胞癌(RCC)患者にネクサバール®(ソラフェニブ)を投与すると、筋消耗を引き起こすということがフランス・カナダの研究者らにより報告された。本試験の詳細は、2010年1月19日付けJournal
Elitekが成人および小児の腫瘍崩壊症候群(TLS)を予防
2010年2月1日
キャンサーコンサルタンツ 2009年12月2009年12月上旬、ニューオーリンズで開催された米国血液学会年次総会(ASH)で、Elitek(ラスブリカーゼ)が成人および小児の腫瘍崩壊症候群(TLS)を予防し得るという2つの報告があった。&n
ハーセプチンと非アントラサイクリン系化学療法の併用が乳癌に有効
2010年2月1日
キャンサーコンサルタンツ 2009年12月国際第3相ランダム化試験(BCIRG 006)に参加している研究者たちは、タキソテール(ドセタキセル)とパラプラチン(カルボプラチン)を使用する非アントラサイクリン含有化学療法レジメンで、HER2陽
Dacogenは高齢のAML患者の一次治療として有効
2010年1月25日
キャンサーコンサルタンツ 2009年12月ワシントン大学、カリフォルニア大学(UCLA)、シティ・オブ・ホープ国立医療センターの研究者の報告によれば、Dacogen (decitabine:デシタビン)は高齢の急性骨髄性白血病(AML)患者
ネラチニブはHER2陽性乳癌の治療に有望である
2010年1月21日
キャンサーコンサルタンツ 2009年12月タキソール(パクリタキセル)にネラチニブを追加投与すると、HER2陽性(HER2+)転移性乳癌女性において有望な奏効率が得られたことが、国際第1・第2相臨床試験に参加した研究者らにより報告された。こ
ハーセプチンにタイケルブを追加した進行性乳癌治療の最新試験結果において生存期間延長効果が認められた
2010年1月19日
キャンサーコンサルタンツ 2009年12月ハーセプチン(トラスツズマブ)での治療中にHER2陽性転移乳癌が進行した患者において、タイケルブ(ラパチニブ)とハーセプチンの併用療法がタイケルブ単剤療法と比較し高い奏効を示すことが確認された(EG
Vidazaを使用した化学療法が高齢者急性骨髄性白血病に有効
2010年1月18日
キャンサーコンサルタンツ 2009年12月高齢者急性骨髄性白血病患者、もしくは強化療法が不適の急性骨髄性白血病患者を対象に、Vidaza (アザシチジン) を用いた化学療法を行った場合、奏効率が21%、治療後の生存期間が1年間であったとフラ
アバスチンを化学療法に併用することで、乳癌進行を遅延
2010年1月7日
キャンサーコンサルタンツ 2009年12月2つの第3相臨床試験の結果によると、進行乳癌患者女性で、アバスチン(ベバシズマブ)を一次化学療法または二次化学療法に併用することで、癌の進行を遅延させることができるが、全生存期間は延長しない可能性が
アービタックスは大腸癌肝転移に対する化学療法の奏効率を改善する
2010年1月6日
キャンサーコンサルタンツ 2009年11月大腸癌肝転移患者において、FOLFOX6またはFOLFIRIにアービタックス(セツキシマブ)を追加投与すると奏効率が改善し、外科的切除がさらに効果的となることが、ドイツとオーストリアの研究者らにより
GM-CSFを用いた第二世代腫瘍溶解性ヘルペスワクチンが悪性黒色腫の治療に有望
2009年12月24日
キャンサーコンサルタンツ 2009年12月国際多施設共同第II相臨床試験で、顆粒球‐マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)を用いた第二世代の腫瘍溶解性単純ヘルペスウイルスワクチンの投与を受けた転移悪性黒色腫患者において奏効率が26%
再発または難治性の進行非小細胞肺癌(NSCLC)患者に対するスーテント®の連日投与による苦痛緩和
2009年12月21日
キャンサーコンサルタンツ 2009年11月アメリカとスペインの医療関連施設の研究者は、連日のスーテント®(スニチニブ)単剤投与により、進行非小細胞肺癌(NSCLC)で治療歴のある患者の病勢コントロール率が25%であったと考えられると報告して
米国産科婦人科学会、子宮頸癌検診の新規ガイドラインを発表
2009年12月16日
キャンサーコンサルタンツ2009年12月米国産科婦人科学会(ACOG)は、子宮頸癌検診の新規ガイドラインを発表した。改訂された指針の詳細については、Obstetrics and Gynecology誌2009年12月号に掲載されている。&n
スタチンが前立腺特異抗原レベルに影響する可能性
2009年12月9日
キャンサーコンサルタンツ2008年11月デューク大学の研究者らは、スタチンによる治療が前立腺特異抗原(PSA)レベルを低下させ、前立腺癌の診断に影響する可能性があると報告した。本研究の詳細は、Journal of the National
抗痙攣薬による膠芽細胞腫患者の生存期間改善の可能性
2009年12月8日
キャンサーコンサルタンツ 2009年10月酵素誘導性抗痙攣薬(EIAC)を投与した膠芽細胞腫患者は、非投与患者と比較し転帰が改善する可能性があることが、Mayo Clinicの研究者らにより報告された。本試験の詳細は、Neurology誌の
ゾリンザ®は、進行性NSCLCの治療に用いるパラプラチン®とタキソール®併用の有効性を高める
2009年12月8日
キャンサーコンサルタンツ 2009年11月初回治療を受けるステージ3B~4期の非小細胞性肺癌(NSCLC)患者を対象に、パラプラチン® (カルボプラチン)とタキソール® (パクリタキセル)にゾリンザ® (ボリノスタット)を併用すると効果が改
葉酸とビタミンB12は心疾患患者における癌リスクを高める
2009年12月4日
キャンサーコンサルタンツ 2009年11月 虚血性心疾患患者における葉酸とビタミンB12の補給は、癌発生リスクと全死因死亡率を増大させることが、ノルウェーの研究者らにより報告された。本試験の詳細は、2009年11月18日発行の米国医師会雑(
癌ワクチン オンコファージ®が再発性神経膠芽腫に有望
2009年12月1日
キャンサーコンサルタンツ2009年11月癌ワクチンOncophage[オンコファージ]®(vitespen)が、再発性または進行性の高悪性度神経膠芽腫(GBM)患者の生存期間を延長することが、サンフランシスコ州カリフォルニア大学脳腫瘍研究セ