キャンサーコンサルタンツ
経口ビスフォスフォネート剤が食道癌発症率を上昇させる可能性を示した新しい分析
2010年9月30日
キャンサーコンサルタンツイギリスのUK General Practice Research Databaseを新たに分析した結果、経口ビスフォスフォネート剤(骨粗鬆症の予防または治療のために使用される薬剤)が食道癌発症のリスクを上昇させる可
タルセバへのスーテント追加投与は進行非小細胞肺癌の全生存期間を改善しない
2010年9月24日
キャンサーコンサルタンツ過去に治療歴のある非小細胞肺癌(NSCLC)患者において、スーテント (スニチニブ)とタルセバ(エルロチニブ)の併用療法は、タルセバ単独投与と比較して癌の進行を遅らせるものの、全生存期間は改善しなかった。この第3相臨
ベクティビックスは頭頸部癌の生存期間を延長しない
2010年9月15日
キャンサーコンサルタンツ 頭頸部の扁平上皮癌の再発、または転移症例において、標的治療薬ベクティビックス(パニツムマブ)を化学療法に追加しても、化学療法単独治療と比較して生存期間の有意な延長は示されなかった。第3相臨床試験におけるこの結果は、
小児癌サバイバーは診断後何年後でも早死のリスクが高い
2010年9月11日
キャンサーコンサルタンツ小児癌サバイバーは、一般集団と比較して、病気で早死のリスクが持続的に高い可能性がある。これらの評価結果は最近、Journal of the American Medical Association誌で発表された。[1
早期ホジキンリンパ腫に対する治療強度の低減の有効性
2010年9月8日
キャンサーコンサルタンツ予後が良好な早期ホジキンリンパ腫患者では、転帰を悪化させずに化学療法のサイクル数と放射線療法の線量を低減できる可能性がある。この研究結果はNew England Journal of Medicine誌で発表された。
長時間の座位姿勢は死亡リスクに関連する
2010年9月4日
キャンサーコンサルタンツ身体活動だけでは、健康改善や寿命を延ばすには十分でないかもしれない。最近のアメリカ癌協会(ACS)の調査によると、たとえ活動的な人においても、長時間の座位姿勢が死亡リスクを高める可能性があることがわかった。これらの結
癌治療に伴うリンパ浮腫の発現率に関する評価試験
2010年8月31日
キャンサーコンサルタンツ黒色腫、頭頸部癌、泌尿生殖器癌、婦人科癌、肉腫の治療について評価した47試験を対象に、体系的なレビューを実施した結果、治療に伴いリンパ浮腫が副作用として頻繁に認められることが示された。このレビュー結果は最近Cance
鼻咽頭癌に対する併用療法において複雑な結果
2010年8月20日
キャンサーコンサルタンツ第3相臨床試験の結果は、鼻咽頭癌を放射線治療法および化学療法を併用して治療することは進行を有意に遅らせるが、この併用療法はほかの原因による死亡率を増加させる可能性もあることを示している。この結果はJournal of
より特異的な前立腺癌腫瘍マーカーPCA3
2010年8月18日
キャンサーコンサルタンツ 2010年6月前立腺癌の診断にとってPCA3と呼ばれる新しい尿検査の方が、従来用いられてきた前立腺特異抗原(PSA)を測る血液検査よりも偽陽性率が少ないことが分かった。この結果は、2010年American Uro
ジェムザール+アバスチン併用は進行膵臓癌の生存期間を改善しない
2010年8月18日
キャンサーコンサルタンツ分子標的治療薬であるアバスチン (一般名:ベバシズマブ) を化学療法薬であるジェムザール (一般名:ゲムシタビン) に追加投与しても進行膵臓癌の生存期間を改善しないことが、第3相臨床試験の結果により分かった。この臨床
扁平上皮癌を除く非小細胞肺癌に対するアバスチン+化学療法の安全性が臨床試験で評価
2010年8月16日
キャンサーコンサルタンツ 2010年7月進行非小細胞肺癌患者(ただし、扁平上皮癌患者を除く)に対するアバスチン(ベバシズマブ)+標準化学療法に関して第3相試験で報告された安全性と有効性が実地臨床でも当てはまることが、大規模な第4相試験により
外科手術+放射線化学療法は食道癌の生存率を改善する
2010年8月11日
キャンサーコンサルタンツ 2010年6月食道癌や食道胃接合部癌の患者では、外科手術の前に化学療法と放射線療法を行うことにより、外科手術の単独治療群と比べて全生存率が改善することがわかった。このような第3相臨床試験の結果が、2010年米国臨床
癌の原因と考えられる20の要因
2010年8月10日
キャンサーコンサルタンツ 2010年6月米国癌協会(American Cancer Society)は3つの連邦機関と共同で、詳しく検討すべき20の癌の潜在的要因を特定した。本研究結果はEnvironmental Health Perspe
高齢男女を対象とするビタミンDに関する新たな奨励
2010年8月10日
キャンサーコンサルタンツ 2010年7月22日一般的に広く見られるビタミンD欠乏症に関するエビデンスが増加していることを踏まえ、国際骨粗鬆症財団(the International Osteoporosis Foundation:IOF)は
Trabectedin(トラベクテジン)とドキソルビシンPEG修飾化リポゾーム製剤の併用は再発卵巣癌の進行をわずかに遅らせる
2010年8月3日
キャンサーコンサルタンツ試験中の薬剤Trabectedin(トラベクテジン)とPLDの併用により再発卵巣癌患者女性で無増悪生存期間(PFS)が1.5カ月延長した。全生存率についての最終的な情報はまだ得られていない。これらの結果は最近Jour
アフィニトールは進行性膵臓神経内分泌腫瘍の進行を抑制
2010年7月26日
キャンサーコンサルタンツ 2010年7月最近の第3相試験において、標的治療薬であるアフィニトール (エベロリムス)は進行性膵臓神経内分泌腫瘍(NET)患者の無増悪生存期間を2倍以上に延長した。本試験の結果は第12回世界消化器癌学会で発表され
ビタミンB6と肺癌発症の低リスクに関連性
2010年7月24日
キャンサーコンサルタンツビタミンB6の血中濃度が高い人は低い人より肺癌を発症するリスクがより低い傾向にあることが、Journal of the American Medical Association誌に発表された研究結果によって明らかにな
非小細胞肺癌の術前化学療法、第3相臨床試験での評価
2010年7月15日
キャンサーコンサルタンツ 2010年6月非小細胞肺癌(NSCLC)に対する術前化学療法第3相臨床試験において、有益であるという明らかなエビデンスが得られなかったことが判明した。最終結果を待たずに終了したこの試験の結果に関する情報はJourn
新たに診断された多形性膠芽腫患者で、癌ワクチンRindopepimutおよびテモダールの併用療法が有望である可能性
2010年7月14日
キャンサーコンサルタンツ新たに診断された多形性膠芽腫(GBM)患者において、癌ワクチンRindopepimut(CDX-110)とテモダール(テモゾロミド)併用維持療法を実施したところ、5.5カ月間時点での無増悪率は70%となった。本所見は
転移のある膵臓癌において生存期間が改善
2010年7月13日
キャンサーコンサルタンツ 2010年6月FOLFIRINOXとして知られる併用化学療法は、現在の標準治療であるジェムザール(ゲムシタビン)に比較して転移のある膵臓癌の生存期間を改善する可能性があるという第3相試験の結果が2010年米国臨床腫
タルセバによる維持療法は進行した非小細胞肺癌患者の生存期間を延長する
2010年7月3日
キャンサーコンサルタンツ 2010年5月分子標的薬タルセバ(エルロチニブ)による維持療法は、プラセボと比較して、進行した非小細胞肺癌患者の無増悪生存期間および全生存期間をいくらか延長することが、The Lancet Oncology誌に掲載
高リスクの軟部肉腫患者には化学療法と標的温熱療法の併用が有効
2010年7月1日
キャンサーコンサルタンツリスクの高い局所軟部腫瘍患者に対して、局所温熱療法(RHT)という技術が、化学療法の効果を高め、転帰を改善するという研究結果が最近発行されたLancet誌で報告された[1]。 この研究結果は、2009年9月
タイケルブとタキソールの併用が炎症性乳癌に有効
2010年6月30日
キャンサーコンサルタンツ 2010年6月Journal of Clinical Oncology誌で発表された研究結果によれば、タイケルブ(一般名ラパチニブ)とタキソール(一般名パクリタキセル)の併用が、炎症性乳癌の初回治療において有効と考
BRCA遺伝子変異を有する進行性卵巣癌の女性に対してオラパリブが有効
2010年6月27日
キャンサーコンサルタンツ臨床試験研究中の分子標的治療薬であるオラパリブ(olaparib)は、BRCA遺伝子変異を有するプラチナ製剤感受性進行性卵巣癌の女性において61.5%の奏効率を示した。これらの結果は、Journal of Clini