キャンサーコンサルタンツ
アスピリンにより遺伝性大腸癌のリスクは低くなる
2012年9月20日
キャンサーコンサルタンツリンチ症候群患者ではアスピリンを毎日服用することにより大腸癌のリスクは半減するかもしれない。この結果は、当初はアスピリンによる有用性が見いだせなかった試験の長期追跡調査に基づくものであり、Lancet誌に発表された。
不妊治療薬による乳癌のリスク
2012年9月18日
キャンサーコンサルタンツ不妊治療薬を使用しても妊娠に至らなかった女性は、50歳までに乳癌を発症するリスクがわずかに減少するが、10週間以上妊娠が継続した女性は、一度も不妊治療薬を使用したことのない女性に比べ、わずかながら乳癌のリスクが増加す
抗鬱薬サインバルタが化学療法後の疼痛を和らげる可能性
2012年9月14日
キャンサーコンサルタンツイリノイ州シカゴで開かれた2012年米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会で発表された試験結果によると、抗鬱薬のサインバルタ(デュロキセチン)は、タキサンまたは白金製剤を用いた化学療法に伴う、しびれやうずきを軽減すると
ポナチニブは慢性骨髄性白血病(CML)に対して優れた治療効果を示す
2012年9月10日
キャンサーコンサルタンツ2012年米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会(イリノイ州シカゴ市)において発表された中間解析結果によると、試験中の分子標的薬剤ポナチニブは治療抵抗性の慢性骨髄性白血病(CML)に対し、極めて有効であり、しかも効果の
糖尿病治療薬、膀胱癌リスクを高める可能性
2012年8月31日
キャンサーコンサルタンツCanadian Medical Association Journal誌電子版で先に公表された試験によると、チアゾリジンジオン系と呼ばれる一群に分類される薬剤は、2型糖尿病成人患者において膀胱癌のリスク増加と関連し
放射線療法と化学療法の併用は膀胱癌の再発を減少させる
2012年8月22日
キャンサーコンサルタンツNew England Journal of Medicine誌に掲載された研究結果によると、筋層浸潤性膀胱癌患者において、化学療法と放射線療法の併用は、放射線療法単独に比較して再発リスクをほぼ50%減らした[1]。
アスピリンにより遺伝性大腸癌のリスクは低くなる
2012年8月9日
キャンサーコンサルタンツ 2012年7月9日 リンチ症候群患者ではアスピリンを毎日服用することにより大腸癌のリスクは半減するかもしれない。この結果は、当初はアスピリンによる有用性が見いだせなかった試験の長期追跡調査に基づくものであり、Lan
糖尿病治療薬は閉経後の女性糖尿病患者の乳癌発症リスクを低下させる可能性がある
2012年7月25日
キャンサーコンサルタンツメトホルミンは糖尿病治療のために一般的に処方されている血糖降下薬である。Journal of Clinical Oncology誌速報版に発表された研究結果によると、メトホルミンは閉経後の女性糖尿病患者の浸潤性乳癌発
低リスク甲状腺結節を診断するための遺伝子発現検査
2012年7月25日
キャンサーコンサルタンツ生検において確定診断のできない甲状腺結節における、遺伝子発現を測定する新しい検査法は、低リスクの甲状腺結節を診断することを可能にし、不必要な手術を避けることができる。これらの結果はNew England Journa
チボザニブは転移性腎細胞癌治療に有望
2012年7月12日
キャンサーコンサルタンツチボザニブ[tivozanib](AV-951)が良好な忍容性を示し、一部の進行性腎細胞癌(RCC)患者の無増悪生存期間の中央値を延長した。本第2相臨床試験の結果はJournal of Clinical Oncolo
アバスチンの継続投与により進行大腸癌の初回増悪後の生存期間が延長する
2012年7月7日
キャンサーコンサルタンツ2012年米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会(イリノイ州シカゴ)で発表された大規模第3相試験の結果によると、アバスチン(ベバシズマブ)併用による一次治療を受けた進行大腸癌患者では、アバスチンと標準的化学療法の併用に
Xgeva(デノスマブ)は悪性度の高い前立腺癌男性の骨転移を遅らせる
2012年7月7日
キャンサーコンサルタンツ悪性度が高く、ホルモン療法での効果も現れなくなった前立腺癌の男性で、骨病変治療薬Xgeva™(デノスマブ)は7カ月以上も骨転移の発症を遅らせた。これらの結果は2012年米国臨床腫瘍学会(ASCO)の年次総会で発表され
術前Zytigaとホルモン療法で一部の高リスク前立腺癌で腫瘍消失
2012年7月7日
キャンサーコンサルタンツイリノイ州シカゴで開催された2012年米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会で発表された研究結果によると、分子標的薬Zytiga (アビラテロン)による術前補助療法とホルモン療法を6カ月間実施したところ、高リスク限局性
アバスチンと抗癌剤治療の併用がプラチナ系抗癌剤抵抗性(プラチナ抵抗性)卵巣癌患者の無増悪生存期間を改善
2012年7月7日
キャンサーコンサルタンツイリノイ州シカゴで開催された2012年米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会で発表された研究結果によると、標準的な抗癌剤治療にアバスチン(ベバシズマブ)を併用することでプラチナ抵抗性卵巣癌患者の無増悪生存期間が2倍延長
アファチニブは進行肺癌の増悪までの期間を延長する
2012年7月7日
キャンサーコンサルタンツ第48回米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次集会(イリノイ州シカゴ市)で発表された試験結果によると、初回治療に分子標的薬アファチニブを使用すると、標準化学療法使用時と比較して、上皮成長因子受容体(EGFR)シグナル伝達経
放射線療法に化学療法を併用することにより退形成性乏突起膠腫患者の生存率が改善
2012年6月25日
キャンサーコンサルタンツ2012年米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会(イリノイ州シカゴ)で発表された第3相臨床試験追跡結果によると、放射線療法に化学療法を追加した併用療法で、化学療法の追加により退形成性乏突起膠腫患者の生存率が改善すること
甲状腺癌に低線量放射性ヨウ素が有効
2012年6月19日
キャンサーコンサルタンツNew England Journal of Medicine誌に掲載された2つの別個の研究結果によると、低線量放射性ヨウ素は甲状腺癌の治療において高線量のものと同様に効果的である。それらの研究結果は、放射線量を現在
抗PD-1抗体の有望な結果が示される(ASCO2012)
2012年6月19日
キャンサーコンサルタンツ第48回米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次集会(イリノイ州シカゴ市)で発表された第1相試験結果によると、臨床試験用医薬品BMS-936558は、進行悪性黒色腫患者、進行腎細胞癌患者、および非小細胞肺癌患者のほぼ25%で
非小細胞肺癌の治療で重要な要因は年齢だけでなく全身状態
2012年6月13日
キャンサーコンサルタンツJournal of Clinical Oncology誌に発表された試験結果によると、NSCLC(非小細胞肺癌)の若年患者は、全身状態や予後にかかわらず、高齢患者より治療を受ける傾向が強い。 米国では、肺
乳癌治療後の倦怠感は時間とともに自然に消滅しうる
2012年6月4日
キャンサーコンサルタンツ癌に伴う倦怠感は、早期乳癌治療後に高頻度で発症する。しかし、新規の研究結果により、倦怠感は時間とともに自然消滅するという事実がJournal of Clinical Oncology誌に発表された。 乳癌は
アスピリンは癌の予防的治療に関与する可能性がある
2012年6月1日
キャンサーコンサルタンツ新たな証拠により、アスピリンが癌の死亡リスクの減少に関与する可能性が示された。Nature Reviews Clinical Oncology誌の電子版で発表されたレビューの結果によると、予防的治療におけるアスピリン
低用量のマイロターグは高齢の急性骨髄性白血病患者の生存率を向上させる可能性
2012年5月22日
キャンサーコンサルタンツLancet誌掲載の研究結果によれば、50~70代の未治療急性骨髄性白血病(AML)患者は、マイロターグ(ゲムツズマブ オゾガマイシン)+標準的化学療法で治療すると、標準的化学療法単独で治療した場合より生存期間がより
歯科X線撮影は頻度の高い脳腫瘍の発生と関連する
2012年5月15日
キャンサーコンサルタンツ過去―X線被曝線量が現在よりも高かった―に、歯科X線撮影を頻繁に受けた人は、頭蓋内髄膜腫の発症リスクが増加する。この研究結果は、Cancer誌電子版で発表された[1]。 髄膜腫は非常に高頻度で発症する脳腫瘍
アバスチンの併用投与は非小細胞肺癌(NSCLC)の高齢患者の生存率を改善しない
2012年5月11日
キャンサーコンサルタンツ非小細胞肺癌の標準化学療法レジメンに対するアバスチン(ベバシズマブ)の併用投与は65歳を超える進行非小細胞肺癌患者の生存率を改善しない。この研究結果はJournal of the American Medical A