米国臨床腫瘍学会(ASCO)
閉経後女性の意図的な体重減量は、子宮内膜がんリスクを低下
2017年3月1日
ASCOの見解 Jennifer Ligibel医師、米国臨床腫瘍学会(ASCO)がん予防専門医 「肥満と子宮内膜がんや他のがんのリスク増加との関連性を調べる研究はこれまで1,000件以上ありましたが、体重減少とがんリスクの関
待機療法アプローチが直腸がん治療に有効な可能性
2017年2月14日
専門家の見解 「直腸がんの手術は非常に有効ですが、リスク、回復期間、機能への長期的影響は患者の生活の質(QOL)に重大な影響を及ぼします。どのような直腸がん患者であれば待機療法アプローチ(watch-and-wait approach)で安
若年乳がんサバイバーの家族が抱く不安、その要因とケアの必要性
2017年2月13日
専門家の見解 「愛する人ががんと診断された時、家族は自分自身の健康と幸福を顧みなくなることがよくありますが、がん患者のケアに心配と不安が伴うことはよくわかります」と本日のプレスキャスト(インターネット生放送による記者会見)の司会であるASC
2017年シンポジウムでがん治療後の患者ケアに対する新たな洞察に注目
2017年2月10日
がん治療後ケアに関する重要な研究結果が明らかになった5件の試験が、サンディエゴのマンチェスターグランドハイアットにて1月27日、28日に開催される2017年がんサバイバーシップシンポジウムで発表される。以下に挙げる抄録によって、がんの治療と
がん患者の多くが、診断後に運動量を減らす理由とその改善策
2017年2月10日
専門家の見解 「がん患者が運動を行うことの有益性が一般的によく知られているにもかかわらず、患者はさまざまな理由でがん診断後に身体活動レベルを変えることがあります」と、ASCO専門員で、本日の記者会見の司会者でもあるMerry Jennife
2017泌尿器がんシンポ、最新知見を事前発表
2017年2月9日
2017年度泌尿器がんシンポジウムの共同スポンサーが、本日、本会議の公式プレスプログラムで取り上げる3件のアブストラクトを発表した。研究者らは、2017年2月13日(月)正午~1時30分(東部標準時間)に開催される指定記者向けpressca
進行大腸がん患者において身体活動量は生存期間延長と関連
2017年2月5日
専門家の見解 ASCO専門委員であり、本日のプレスキャストの司会を務めるNancy Baxter医師( FRCSC, FACS, PhD)は、「身体活動は進行性大腸がん患者にとっては困難なものであろうが、本研究は、ほんの少しの運動量であって
PETスキャンが食道がん治療法の選択に有効
2017年2月2日
専門家の見解 「PETスキャンは、腫瘍医が食道がんに対する化学療法を微調整して実施し、個々の患者ごとに化学療法の有効性を最大化できるようにする有益な手段であると判明したようです」とASCO専門委員Nancy Baxter医師は
若年甲状腺がんサバイバーは心疾患、骨粗鬆症リスクに直面
2017年2月2日
要約には本抄録に含まれない最新データを含む 「早期診断を受けた場合、大半の若年甲状腺がん患者における治療は成功し、がん発症後も長く生存します」とASCOの専門委員で本日のプレスキャスト(インターネット生放送による記者会見)の司
ASCO消化器がんシンポジウム2017における主な演題
2017年2月1日
1月19日から21日までサンフランシスコのMoscone Westビルで開催されるASCO消化器がんシンポジウム2017で、消化器がん治療の重要な課題探索に関する6件のアブストラクトが発表される。これらの重要なアブストラクトは以下である。
ASCOが子宮頸がん検診の受診向上のための世界的推奨を発表
2016年11月28日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)は本日、世界中の女性のがんによる主な死因の1つである子宮頸がんの検診に関する新たな世界的ガイドラインを発表した。本ガイドラインには、世界各国における、検診、陽性の検診結果に対する経過観察、子宮頸がんの前がん病変を
ウェブ利用のリハビリが、がんサバイバーの認知機能を改善
2016年11月17日
ASCOの見解ASCOがんサバイバーシップ専門委員Patricia Ganz医師「認知機能のリハビリテーションは、がんサバイバーシップケアの中核であるべきです。なぜならば、認知症状はよく起こることであり、人々の生活に深い影響を与えるものだか
緩和ケアシンポジウム2016で優れた研究成果7件が発表
2016年10月16日
プレスリリース9月9~10日、サンフランシスコ・マリオット・マーキスで開催された2016年臨床腫瘍緩和ケアシンポジウムで、緩和ケアの重要な問題を研究する7件の研究成果が発表された。 これら注目すべき要約では、患者のQOLを向上させ
精管切除と前立腺がんリスクは関連なしとの大規模研究結果
2016年10月16日
プレスリリースASCOの見解ASCO前立腺がん専門委員Sumanta Pal医師「医療制度が変わり続け、予防や健康全般、満足のいく生活状態が重視されるようになるにしたがって、がんリスクの減少に対する人々の関心が一層高まってきました。精管切除
がん患者介護者への支援に向けて、さらなる研究の必要性
2016年10月7日
プレスリリース ASCOの見解「本研究は、がん患者の介護に特有のニーズや課題の片鱗を示しており、重要です。介護者に対する十分な支援を保証することは、高品質のがん介護の不可欠要素の1つであるべきです」とASCO専門委員Andrew
介護する家族にもケアを―うつ・不安症状を訴える傾向
2016年10月1日
プレスリリース 米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解「通院して治療を受けるがん患者の増加に伴い、患者を介護する家族がサポートを受ける必要性が今まで以上に重要になっています」と、ASCO専門委員のAndrew S. Epstein医師
非浸潤性乳管がんの新コンセンサスガイドライン
2016年9月3日
プレスリリース 外科腫瘍学会(SSO)、米国放射線腫瘍学会(ASTRO)、米国臨床腫瘍学会(ASCO)が非浸潤性乳管がんにおける全乳房照射併用の乳房温存手術での断端に関する共同声明を発表 米国のがん主要3学会は、本日、全
抗がん剤は高い?安い?各国の価格事情
2016年8月28日
プレスリリース低所得国では価格が低いにもかかわらず、抗がん剤は入手困難である ASCOの見解「国によって薬価は大きく異なりますが、より重要なことは、価格が上昇すると患者に大きな負担をかけてしまうことです。全ての患者が手頃な価格で治
成人がんサバイバーの慢性疼痛管理に新ガイドライン
2016年8月27日
プレスリリース 即時報道発表米国臨床腫瘍学会(ASCO)は、本日、成人がんサバイバーの慢性疼痛管理に関する新しい診療ガイドラインを発行した。このガイドラインは、がん治療の後に経験する疼痛を包括的に扱っており、がんサバイバーの慢性疼
小細胞肺がんに対する新たな抗体薬物が初期研究で有望な結果(ASCO2016)
2016年7月26日
米国臨床腫瘍学会(ASCO) プレスリリース米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解「これは、最近の流れである、抗がん剤をよりいっそう正確に必要な個所へ輸送するという高度な標的療法の新たな事例です」と、米国内科学会名誉上級会員(FACP)、米国臨
2回の幹細胞移植で高リスク小児神経芽腫の転帰が改善
2016年7月11日
プレスリリース米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解「小児がん治療の進歩に関するストーリーにおいて、多くは強力な治療法を活用できるようになっています。これは、臨床研究に尽力することにより、人命を救う可能性のある結果をもたらすことができた一例です
経過観察にウェブアプリ利用で肺がんの生存期間が延長
2016年7月6日
*この要約には抄録に記載がない更新情報も含まれるプレスリリースウェブを介した経過観察アプリケーション(商標名:Moovcare)が進行肺がん患者の生存期間を改善することが、フランスの多施設ランダム化第3相試験によって示された。研究者らは、患
高精度TAPUR試験にBayer社・Merck社が参加、規模拡大へ
2016年7月2日
患者と医師に対し、適格基準の熟考および登録を奨励米国臨床腫瘍学会(ASCO)プレスリリース米国臨床腫瘍学会(ASCO)は本日、Targeted Agent and Profiling Utilization Registry (TAPUR)
テモゾロミド+放射線療法が、高齢膠芽腫患者の生存期間延長
2016年6月26日
プレスリリース米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解「膠芽腫は高齢者で多く診断されており、今回の結果は、われわれの提供する最高の治療法が高齢患者に対し、効果的で忍容性を示す可能性があることを明らかにした重要なデータです」と、米国臨床腫瘍学会(A