エルビタックス(セツキシマブ)安全性情報

原文
腫瘍医および他の医療従事者向け

ImClone Systems社、 Bristol-Myers Squibb社およびFDAは、医療従事者にエルビタックスの処方情報の枠線警告(BOXED WARNINGS)、警告(WARNINGS)、有害反応(ADVERSE REACTIONS)、および用法・用量(DOSAGE AND ADMINISTRATION)のセクションの改訂を通達した。エルビタックスは上皮成長因子受容体(EGFR)を発現した転移結腸直腸癌に適応である。警告(WARNINGS)および用法・用量(DOSAGE AND ADMINISTRATION)のセクションの改訂は、エルビタックス注射後の経過観察時間をとることを勧告する旨を医療提供者に知らせるものである。 加えて、注意(PRECAUTIONS)、有害反応(ADVERSE REACTIONS)セクションの改訂は、エルビタックス臨床試験でみられた低マグネシウム血症の発症と、電解質モニタリングの推奨について言及するものである。 [September 13, 2005 – Letter – ImClone Systems Inc. and Bristol-Myers Squibb Company] [September 2005 – Label – ImClone Systems Inc. and Bristol-Myers Squibb Company]

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