大腸がん
配合剤TAS-102は転移大腸がん患者の生存を延長
2015年7月22日
キャンサーコンサルタンツ50年前に開発したものの、毒性があまりにも強いとみなされ開発中止された薬が、国際臨床試験において復活を遂げた。その薬と増感剤は、ダナファーバー癌研究所の研究者らが主導する研究において、既存の標準治療が奏効しなくなった
光免疫療法でがんと闘う―カメラが見たがん研究
2015年6月26日
米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。 ◆─────────────────◆ Peter Choyke医師は、米国国立がん研究所(NCI)
ラムシルマブのFDA承認
2015年4月30日
商標名:Cyramza・転移性大腸がんに対するFOLFIRI療法との併用下での承認(2015年4月24日) ・白金製剤抵抗性転移性非小細胞肺がんに対するドセタキセル併用下での承認(2014年12月12日) ・進行性胃がんもしくは胃食道接合部
野菜と魚の豊富な食事が大腸がんのリスクを減少させる可能性
2015年4月30日
英国医療サービス(NHS) 2015年3月10日火曜日 ペスコ・ベジタリアン(魚菜食主義者)の食事は、大腸がんのリスクを減少させることが判明した。 「魚菜食のみを食べると大腸がんの予防となる可能性が、新しい研究で示された」とMai
OncoLog 2015年3月号◆転移を有する大腸がん患者に対して原発巣切除術は必要以上に行われていると考えられる
2015年4月20日
MDアンダーソン OncoLog 2015年3月号(Volume 60 / Number 3) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
アスピリンやCOX-2阻害薬の服用者においてIII期大腸がんの治療成果改善
2015年4月14日
キャンサーコンサルタンツアスピリンやシクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)阻害薬を補助化学療法実施前後に服用するIII期大腸がん患者は、がん再発リスクが低いとみられる試験結果がこのほど、Journal of the National Can
FOLFOXIRI+ベバシズマブの併用により、進行性大腸がんの長期転帰が改善
2015年4月12日
ASCO(米国臨床腫瘍学会)の見解 「患者の診断後の5年生存率を2倍にすることは重要かつ魅力的である。3種の化学療法剤併用に耐えられる患者に対しては、FOLFOXIRI+ベバシズマブの併用は重要な治療の進歩である」と本日の報道発表の議長であ
早期ステージの結腸直腸がん治療で術前動注化学療法は術後化学療法より優れている可能性
2015年4月4日
キャンサーコンサルタンツ肝臓微小転移につながる総肝動脈と、原発のがんに栄養を供給する動脈に、術前化学療法剤を直接注入することで、一部の早期結腸直腸がん患者の転帰が改善する可能性がある。この研究結果は、米国臨床腫瘍学会(ASCO)がサンフラン
OncoLog 2015年1月号◆大腸癌の肝転移・肺転移の同時切除により2回目の手術は不要に
2015年2月19日
MDアンダーソン OncoLog 2015年1月号(Volume 60 / Number 1) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
FOLFIRI+ラムシルマブ併用療法は進行性大腸癌患者の癌の進行を遅らせ、生存期間を改善する
2015年2月18日
キャンサーコンサルタンツ初期治療以降、病勢が進行した進行性大腸癌患者1,072人を対象とした国際共同第3相臨床試験の結果が、サンフランシスコでまもなく開催される消化器癌シンポジウムにて報告される予定である。この臨床試験の結果から、分子標的薬
直腸癌患者の一部は手術不要の可能性 – 化学放射線療法に加え「経過観察」することは安全で、より優れた生活の質につながる可能性がある
2015年2月17日
ASCOの見解 「たとえば人工肛門造設術などの手術を回避することによって、患者の生活の質を著しく向上させる可能性があります。しかし、このアプローチが癌の再発率を高めることにならないことを確かめるため、より長期にわたる経過観察が必要です。この
高い血中ビタミンD濃度が、進行性大腸癌患者における生存の著しい改善に関連
2015年2月16日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解: 「生存改善に加えて、ビタミンDは癌の成長速度を遅くする、あるいは治療の効果を高めるなどの可能性が示唆されるなど、高い血中ビタミンD濃度は化学療法に耐性を示す癌に対して長期にわたり関連した」と本日の報道会
FOLFIRI+ラムシルマブによる二次治療で、進行性大腸癌患者の病状進行が遅延し生存期間が延長
2015年2月11日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解: 「胃癌や肺癌への有効性が実証されている血管新生阻害剤のラムシルマブ[ramucirumab]が、転移性大腸癌に有効であることが今回明らかになった。現在、患者の大腸癌が進行した場合、FOLFIRI二次化学
セツキシマブは大腸癌の初期治療においてベバシズマブより優れている可能性
2015年2月11日
キャンサーコンサルタンツ遠隔転移を有する大腸癌患者の治療において、標準的一次FOLFIRI化学療法とセツキシマブ(アービタックス)の併用は、FOLFIRIとベバシズマブ(アバスチン)の併用に比べ、患者の生存期間を延長することを示す第3相FI
FOLFOXIRI+ベバシズマブで転移性大腸癌患者の生存率が2倍に
2015年2月8日
キャンサーコンサルタンツ転移性大腸癌患者に対する4剤化学療法レジメン+ベバシズマブ(アバスチン)治療は、標準的な3剤レジメン+ベバシズマブと比較すると生存率が2倍になるという臨床試験結果が、サンフランシスコで開催された2015年消化器癌シン
テストステロンが大腸癌の腫瘍増殖に関与する可能性
2015年1月30日
キャンサーコンサルタンツこれまでの癌研究から、女性の方が男性よりも大腸癌、膵臓癌、胃癌のように性別を問わず発症する癌に罹患する可能性が低いことが明らかになっている。エストロゲンなどの女性ホルモンが腫瘍の形成を妨げる防御効果を有するため、この
大腸がん検診:はじめに/米国国立癌研究所(NCI)
2014年11月21日
米国国立癌研究所(NCI)が製作した動画に、JAMT(一般社団法人 日本癌医療翻訳アソシエイツ)が日本語字幕を付けたものです。50歳を過ぎたら、大腸がん検診を受けましょう。大腸がん死亡率の低下に有効な3種類の検診法である、大腸内視鏡検査、
全RAS野生型患者を対象とするCALGB/SWOG 80405試験とFIRE-3(AIO KRK-0306)試験の結果
2014年11月12日
未治療のRAS野生型の遠隔転移を有する大腸癌患者を対象とする抗EGFR抗体または抗VEGF抗体での最適な治療戦略 議題:消化器癌/ 抗癌剤と生物学的療法 第39回欧州臨床腫瘍学会総会(スペイン、マドリッド)の特別発表で、未治
腫瘍ボード会議への腫瘍医の参加は肺癌または大腸癌患者の予後改善と関連がある可能性
2014年11月12日
*この要約には抄録にはない最新データが記載されています 最近行われた患者約5,000人と腫瘍医約1,600人による地域住民対象の研究で、週1回定例の腫瘍ボード(Tumor Board)会議への医師の参加は、ステージIV大腸癌お
難治性転移性の大腸癌患者を対象とした新たな抗癌剤TAS-102が優先審査に指定される
2014年11月5日
キャンサーコンサルタンツ難治性転移性大腸癌患者の治療として現在開発中の新たな抗癌剤TAS-102が、米国食品医薬品局(FDA)によって優先審査の指定を受けた。 アメリカ癌協会の推定によると、米国では2013年に102,000人以上
コレステロール低下薬スタチンにより大腸癌患者の生存率が改善する可能性
2014年9月15日
キャンサーコンサルタンツスタチンは広く使用されているコレステロール低下薬だが、英国の新しい研究によると、大腸癌患者の生存率を改善するようだ。この研究により、全体として、アトルバスタチン(リピトール)やシンバスタチン(Zocor、※日本での商
大腸癌既往歴を有する高齢者の経過観察目的の検査、リスクが有用性を上回る可能性
2014年9月14日
キャンサーコンサルタンツ大腸ポリープまたは大腸癌の既往歴を有する75歳を超えた患者が経過観察を目的とする大腸内視鏡検査を受けた場合には、同様の既往歴を有する若年患者に比べて、処置後に入院するリスクが増加するという研究報告がJAMA内科学 (
運動と魚を多く含む食事が大腸癌の再発予防に有効な可能性
2014年8月31日
キャンサーコンサルタンツ定期的な運動と魚を含む食事が大腸癌患者の癌再発予防率の向上に有効である可能性が、新しい研究で示された[1]。 魚の摂取頻度が週2回未満あるいは適度の運動時間が週60分未満である大腸癌患者では、大腸癌の再発リ
OncoLog 2014年7月号◆RAS変異の有無で結腸直腸癌肝転移の術後転帰を予測できる可能性
2014年8月12日
MDアンダーソン OncoLog 2014年7月号(Volume 59 / Number 7) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL