大腸がん
脂肪分の多い食事が大腸がん発症につながる可能性
2016年7月6日
腸幹細胞の変化が、がんリスクの増加の説明を補足する可能性ダナファーバーがん研究所Nature誌2016年3月3日号に発表された研究で、高脂肪食により腸上皮細胞ががん化する可能性が高くなる過程が示される。本研究により、肥満と高脂肪および高カロ
大腸がん原発腫瘍の位置は生存期間と関連
2016年6月22日
原文掲載日:2016年5月27日新たな研究によると、転移性大腸がんでは、結腸内の原発腫瘍位置が患者の予後に強く影響するとみられる。 結腸の左側(遠位結腸)に原発腫瘍のある患者では、結腸の右側(近位結腸)に原発腫瘍のある患者と比べて
心血管疾患および大腸がんの一次予防としてのアスピリン:USPSTF推奨
2016年6月13日
米国予防医学専門委員会(USPSTF) 心血管疾患および大腸がんの一次予防としてのアスピリンの使用 予防医療 2016年4月 ――――――――――――――――――――― 【対象】10年間の心血管疾患リスクが10%以上の50~59歳の成人 【
心血管疾患および大腸がんの一次予防としてのアスピリン(リーフレット)
2016年6月13日
心血管疾患および大腸がんの一次予防としてのアスピリン使用 米国予防医学専門委員会(USPSTF)は、心血管疾患および大腸がんの一次予防としてのアスピリン(アセチルサリチル酸)使用について最終的な推奨グレードを発表しました。本委員会によると
セツキシマブが最も有効な大腸がん患者を特定する新たなバイオマーカー(FCGR2A H/H)
2016年6月13日
支持療法に加え、セツキシマブ(アービタックス)による治療を加えた場合、KRAS遺伝子に変異がない転移性大腸がん患者のうち、特定のFCGR2A遺伝子型が2コピー存在する患者(FCGR2A H/H)に限り、全生存期間(OS)中央値が有意に長くな
局所再発直腸がん
2016年6月6日
MDアンダーソン OncoLog 2016年4月号(Volume 61 / Issue 4) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
大腸左側原発の転移性大腸がんは、右側と比べ生存期間が長い
2016年6月6日
結腸の左側に発生するがんは、右側に比べ長期生存につながる米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解「本研究は大腸がんの腫瘍位置に関するこれまでで最大規模の研究で、この予想外の因子によって、なぜ特定の患者は他の患者より良い結果を示すのかといういくつか
内視鏡技術の進歩により、大部分の複雑型結腸ポリープの外科手術を回避可能に
2016年5月9日
MDアンダーソンがんセンター テキサス州立大学 MDアンダーソンがんセンターの新しい研究によれば、内視鏡的切除技術の最新の成果を活用することで、複雑型結腸ポリープ患者の75%超がポリープ切除の外科手術を避けることができた。&nbs
エルロチニブとスリンダク併用で、家族性大腸腺腫症患者の十二指腸ポリープが縮小
2016年5月5日
米国国立がん研究所(NCI)ブログ~がん研究の動向~ 遺伝的に消化器がんを発症するリスクが極めて高い人を対象とした小規模な臨床試験において、前がん病変である十二指腸ポリープが2つの薬剤の併用で縮小することが示されたことから、このレジメンを用
「大腸がん検診を受けましょう」(一般向け)
2016年4月18日
MDアンダーソン OncoLog 2016年3月号(Volume 61 / Issue 3) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
欧州医薬品庁(EMA)がラムシルマブに対し、進行非小細胞肺がんと転移性大腸がんへの新規適応を推奨
2016年3月19日
進行非小細胞肺がんに対するドセタキセルとの併用、および転移性大腸がんに対するFOLFIRI療法との併用に関する新たな適応 ・トピック:肺および胸部腫瘍/消化器がん/抗がん剤および生物学的療法 2015年12月17日、欧州医薬品庁(EMA)
パニツムマブが大腸がん患者の生存を改善し、大腸がんにおける組織検査の重要性を示す
2016年2月18日
キャンサーコンサルタンツ化学療法が奏効しなくなった大腸がん患者では、支持療法(BSC)へのパニツムマブ(ベクティビックス)併用は、支持療法単独に比べて生存を改善する。しかし、有用性が得られるのはRAS 遺伝子変異のない患者あるいはKRAS遺
局所進行直腸がんに対する術前の短期間放射線照射+化学療法は、標準化学放射線療法と同等の効果で毒性が低い
2016年2月15日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解 「われわれは手術に先立ち、有効性を最大限に高め副作用が最小限に抑えられるように、患者に行う治療法をきめ細かく調整している。本研究はこれまでより短期間の放射線照射後に化学療法を行うことで腫瘍の縮小が可能
局所進行直腸がんに対する新たな治療法は、現行の標準治療法よりも副作用が少ないことを確認
2016年2月8日
キャンサーコンサルタンツポーランドで実施された第3相比較臨床試験の結果、局所進行直腸がん患者に対する新たな治療選択肢が確認されたとの報告が、2016年消化器がんシンポジウム(サンフランシスコ)で発表された。 この臨床試験の結果、術
FDAが進行大腸がんに経口薬トリフルリジン・チピラシル塩酸塩配合錠を承認
2016年1月30日
速報 米国食品医薬品局(FDA)は本日、他の治療法に反応しない進行大腸がん患者を適応として、トリフルリジン・チピラシル塩酸塩配合錠(商品名:ロンサーフ)を承認した。 「ここ10年で、多くの場合に恐ろしい疾患となる大腸がん
がんに伴う静脈血栓塞栓症発病率は過小評価されている
2016年1月23日
がん患者における静脈血栓塞栓症発病率についてのインド人研究者らの報告 議題:緩和ケアと支持療法 がん患者における静脈血栓塞栓症の発病率は予想以上に高いとの研究結果が、シンガポールで開催された欧州臨床腫瘍学会(ESMO)アジア
大腸がん分子サブタイプ分類についての国際的コンセンサス
2015年12月2日
現在利用できる最も頑健な大腸がんの分子分類システム 議題:泌尿生殖器がん/トランスレーショナル リサーチ 大腸がんサブタイピングコンソーシアムは、既存の遺伝子発現パターンに基づく大腸がんサブタイプの分類アルゴリズムにおける
リンチ症候群の患者の化学予防薬にナプロキセンが有望な可能性
2015年11月2日
MDアンダーソン OncoLog 2015年10月号(Volume 60 / Number10) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号UR
FDA、進行大腸がんの配合剤(トリフルリジン + チピラシル)を承認
2015年10月29日
米国国立がん研究所(NCI)/ブログ~がん研究の動向~原文掲載日:2015年10月14日 9月22日、米国食品医薬品局(FDA)は、標準治療後に進行した転移性大腸がん患者の治療としてトリフルリジンとチピラシル塩酸塩を配合した錠剤(
まれなKRAS遺伝子変異タイプの転移性大腸がん患者において、EGFR阻害薬と化学療法の併用療法が奏効
2015年10月12日
セツキシマブとイリノテカンの併用療法が、KRAS遺伝子エクソン2(G13D)変異がある転移性大腸がんの新たな治療法となる可能性 テーマ:消化器がん/抗がん剤と生物学的療法 2015年9月25~29日にオーストリア
北米植物Oplopanax horridus(アメリカハリブキ)の成分が、マウスモデルやヒトがん細胞による実験で大腸腫瘍の増殖を抑制
2015年9月23日
2014年7月18日太平洋岸北西部に分布する低木アメリカハリブキはAlaskan ginsengまたはdevil’s clubと呼ばれることもあるが、この植物から分離された新規の化合物はヒト大腸細胞に対し有益な効果を示すことが実験室での最新
アスピリンは、肥満の遺伝性大腸がんにおけるがん発症リスクを下げる
2015年9月9日
英国医療サービス(NHS) 2015年8月18日火曜日 「アスピリンを毎日服用すると、肥満している人での大腸がんリスクが大幅に減少する可能性がある」とDaily Mail紙が報道した。しかし、そのトップニュースは最新の本研究が一般の肥満者に
パニツムマブは化学療法開始後に進行したKRAS野生型転移性大腸がん患者の生存期間を改善
2015年9月6日
キャンサーコンサルタンツ化学療法による治療中または治療後に病勢が悪化した、KRAS野生型遺伝子を有する転移性大腸がん患者を対象とした臨床試験で、パニツムマブ(ベクティビックス)が全生存期間を改善したことが明らかになった。この結果が得られた第
12のがんにおいて死亡の半数は喫煙が原因
2015年9月2日
英国医療サービス(NHS) 2015年6月18日木曜日 喫煙が引き起こす一般的ながんには肺がんや食道がんがある。 世界では、毎年600万人が喫煙により死亡している。 「喫煙に関連する12のがんにおいて、死亡の約半数が喫煙