がん記事一覧

オシメルチニブが進行非小細胞肺がんの無増悪生存期間延長の画像

オシメルチニブが進行非小細胞肺がんの無増悪生存期間延長

EGFR-TKI治療を受けた患者の病勢進行を追跡したAURA3試験結果   EGFRチロシンキナーゼ阻害剤(TKI)を用いた初回治療で病勢が進行したEGFR T790M陽性非小細胞肺がん(NSCLC)患者において、オシメルチニブは
イバンドロネート追加で閉経後乳がんの転帰は改善せずの画像

イバンドロネート追加で閉経後乳がんの転帰は改善せず

有益性における決定的なエビデンスを得るためにはより長期の追跡調査が好ましい ホルモン受容体(HR)陽性初期乳がん患者で閉経後の女性を対象に、アジュバントホルモン療法に加えてビスフォスフォネート製剤イバンドロネート(Boniva)を投与しても
口腔咽頭がん発症率増加の原因、HPV感染以外にもの画像

口腔咽頭がん発症率増加の原因、HPV感染以外にも

2002~2011年における英国の口腔咽頭扁平上皮がん発症率の増加について、同期間中のヒトパピローマウイルス(HPV)の陽性疾患率は変わっていないことから、HPVへの感染だけに起因するものではないという研究報告が、米国がん学会誌「Cance
Durvalumabが治療歴を有する進行非小細胞肺がんに有効の画像

Durvalumabが治療歴を有する進行非小細胞肺がんに有効

ATLANTIC第2相試験では、EGFR / ALK野生型の局所進行性および転移性非小細胞肺がん(NSCLC)の複数の抗がん剤治療を治療歴のある患者において、durvalumab[ドゥバルマブ]が有効であり、効果は長時間持続するという結果が
放射線治療はインプラント乳房再建の合併症を増加させるの画像

放射線治療はインプラント乳房再建の合併症を増加させる

放射線治療後に自家組織乳房再建を受けた患者では転帰の悪化はみられず   2016年サンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)(12月6日~10日)で発表された大規模な多施設共同前向きコホート研究のデータによると、インプラント再
尿路上皮がん―2016年11-12月号の画像

尿路上皮がん―2016年11-12月号

MDアンダーソン OncoLog 2016年11-12月号(Volume 61 / Issue 11-12)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です
喫煙が外見に及ぼす影響―2016年11-12月号の画像

喫煙が外見に及ぼす影響―2016年11-12月号

MDアンダーソン OncoLog 2016年11-12月号(Volume 61 / Issue 11-12)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です
喫煙に安全な量はない:喫煙本数が少くても早期死亡リスクが高いの画像

喫煙に安全な量はない:喫煙本数が少くても早期死亡リスクが高い

NCIプレスリリース 1日平均1本未満でも、継続的に生涯にわたって喫煙した人は、非喫煙者より早期に死亡するリスクが64%高く、また1日1~10本喫煙した人では、非喫煙者より早期に死亡するリスクが87%高いことが、米国国立がん研究所(NCI)
トリプルネガティブ乳癌―2016年11-12月の画像

トリプルネガティブ乳癌―2016年11-12月

MDアンダーソン OncoLog 2016年11-12月号(Volume 61 / Issue 11-12)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です
HR陽性HER2陰性早期乳がんに対する術前アベマシクリブ療法の第2相臨床試験が主要評価項目を達成の画像

HR陽性HER2陰性早期乳がんに対する術前アベマシクリブ療法の第2相臨床試験が主要評価項目を達成

試験薬abemaciclib[アベマシクリブ]単剤またはアベマシクリブとアロマターゼ阻害薬アナストロゾールとの併用による術前療法が、アナストロゾール単剤療法よりも、ホルモン受容体(HR)陽性HER2陰性乳がん細胞中のKi67(細胞増殖のマー
ピオグリタゾン含有製剤が膀胱がんリスク上昇と関連、FDA情報改訂の画像

ピオグリタゾン含有製剤が膀胱がんリスク上昇と関連、FDA情報改訂

[2016年12月12日]   内科、内分泌科、泌尿器科向け   問題点:FDAは再調査の結果、2型糖尿病治療薬であるピオグリタゾン(アクトス、ACTOplus met、 ACTOplus met XR、Duetact、Oseni )の使用
術前化学療法を受ける一部の早期乳がん患者は腋窩リンパ節郭清を回避できるの画像

術前化学療法を受ける一部の早期乳がん患者は腋窩リンパ節郭清を回避できる

12月6~10日開催の2016年サンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)で発表されたGANEA 2臨床試験データによると、手術可能な大きい乳房腫瘍を有し、術前化学療法実施前に腋窩(わきの下の)リンパ節にがんの臨床徴候がみられなかった患
閉経後早期乳がんに対する長期レトロゾール療法の効果は限定的の画像

閉経後早期乳がんに対する長期レトロゾール療法の効果は限定的

    アロマターゼ阻害薬ベースの補助ホルモン療法を5年間実施した後、さらに5年間、レトロゾールによるホルモン療法を実施する療法は、閉経後のホルモン受容体陽性早期乳がん女性患者における無病生存期間または全生存期間の統計学
ニボルマブが中枢神経系または精巣原発悪性リンパ腫に有効の画像

ニボルマブが中枢神経系または精巣原発悪性リンパ腫に有効

  小規模症例研究によると、古典的ホジキンリンパ腫の持続的寛解を誘導する免疫療法薬が、2種類のまれなアグレッシブタイプの非ホジキンリンパ腫のいずれかを有する患者に有効である可能性がある。     患者の治療を担
FDAが進行卵巣がん治療にrucaparibを迅速承認の画像

FDAが進行卵巣がん治療にrucaparibを迅速承認

米国食品医薬品局(FDA)は本日、特定タイプの卵巣がんを有する女性患者の治療に、rucaparib(商品名:Rubraca)を迅速承認した。Rucaparibは、過去2種類以上の化学療法を受けた進行卵巣がんの女性患者を対象とし、FDA承認済
BELLE-3試験でbuparlisibがHR+進行乳がんのPFSを改善の画像

BELLE-3試験でbuparlisibがHR+進行乳がんのPFSを改善

12月6~10日に開催されたサンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)2016で発表された第3相臨床試験BELLE-3のデータによると、PI3K阻害剤buparlisib[ブパルリシブ]とホルモン療法の併用が、エベロリムスとエキセメスタ
ナチュラルキラー細胞を髄芽腫の治療へー2016年10月号の画像

ナチュラルキラー細胞を髄芽腫の治療へー2016年10月号

MDアンダーソン OncoLog 2016年10月号(Volume 61 / Issue 10) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
年齢で甲状腺がんの病期を決定すべきでないの画像

年齢で甲状腺がんの病期を決定すべきでない

デューク大学医療センター患者さんの予後を決定するために使われる指針の変更の必要性を示唆する新しいデータ 甲状腺がんの患者を45歳未満と45歳以上に分けて別個に治療を考慮するという現行の治療指針を支持する統計学的な裏付けが無いことが
HR、HER2陽性乳癌術前療法にアロマターゼ阻害剤の利益なしの画像

HR、HER2陽性乳癌術前療法にアロマターゼ阻害剤の利益なし

ドセタキセル、カルボプラチン、トラスツズマブ(ハーセプチン)、およびペルツズマブ(パージェタ)を用いた術前治療にアロマターゼ阻害剤を追加しても、ホルモン受容体(HR)陽性HER2陽性乳がん患者の病理学的完全奏効(pCR)率は有意に増減しない
CDCがHPVワクチン接種の推奨を更新の画像

CDCがHPVワクチン接種の推奨を更新

15歳未満の思春期においては、6カ月以上の間隔をおくヒトパピローマウイルス(human papillomavirus:HPV)ワクチン接種は3回でなく2回で十分であることを、米国疾病予防管理センター(the U.S. Centers for
免疫チェックポイント阻害剤で26~38%転移膀胱癌が縮小の画像

免疫チェックポイント阻害剤で26~38%転移膀胱癌が縮小

3群比較試験の初期段階で、併用免疫療法が転移性膀胱がんの患者において26~38%の奏効率を実現していることが、メリーランド州ナショナルハーバーで開催された2016年がん免疫学会(Society for Immunotherapy of Ca
早期前立腺がんの侵襲的治療は必ずしも必要ないの画像

早期前立腺がんの侵襲的治療は必ずしも必要ない

    デイリー・テレグラフ紙の報道によると、「前立腺がんの綿密なモニタリングを行えば、厳しい侵襲的治療と同等の生存確率が得られる」。 研究者らは、早期前立腺がんに対する手術などの侵襲的治療は、監視療法(active survei
代謝機能不全因子は肝がんリスクの上昇と関連の画像

代謝機能不全因子は肝がんリスクの上昇と関連

肝がんは肥満関連がんであることの重大な裏付けとなるデータが示される 大規模前向きコホート試験により、体格指数(BMI)の上昇、腹囲の増大および2型糖尿病が肝がんリスクの上昇に関連していたという研究報告が、米国がん学会のCancer
尿路感染症予防ー2016年10月号の画像

尿路感染症予防ー2016年10月号

MDアンダーソン OncoLog 2016年10月号(Volume 61 / Issue 10) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL