がん記事一覧
グレシラシブがKRAS G12C変異陽性進行肺がんの治療に有望
2024年5月15日
ASCO専門家の見解
「今回の発表で、KRAS G12Cを阻害する複数の薬剤は、同程度に有効であるというデータを得ることができました。中国以外の国での臨床現場を変えるには、 この薬剤が、...
「今回の発表で、KRAS G12Cを阻害する複数の薬剤は、同程度に有効であるというデータを得ることができました。中国以外の国での臨床現場を変えるには、 この薬剤が、...
腎臓がんリスクに関連する50のゲノム領域を新たに同定
2024年5月13日
概要腎臓がんの遺伝的感受性に関する新たな解析において、国際研究チームが、腎臓がんの発症リスクに関連する50の新たなゲノム領域を特定した。これらの知見は、腎臓がんの分子的基盤の理...
FDAが再発/難治性のBRAF変異陽性小児低悪性度神経膠腫にトボラフェニブを迅速承認
2024年5月12日
米国食品医薬品局(FDA)2024年4月23日、米国食品医薬品局(FDA)は、BRAF融合遺伝子または遺伝子再構成、あるいはBRAF V600変異を有する生後6カ月以上の再発または難治...
FDAがBCG不応性の筋層非浸潤膀胱がんにノガペンデキン アルファ インバキセプトを承認
2024年5月12日
米国食品医薬品局(FDA)2024年4月22日、米国食品医薬品局(FDA)は、乳頭状病変(Ta/T1)の有無を問わない上皮内がん(CIS)を有するカルメット・ゲラン桿菌(BCG)に不応...
FDAが切除不能または転移を有する悪性黒色腫にリフィリューセルを迅速承認
2024年5月11日
米国食品医薬品局(FDA)米国食品医薬品局(FDA)は、PD-1阻害抗体およびBRAF V600陽性の場合はMEK阻害薬の併用の有無にかかわらずBRAF阻害薬の治療歴のある切除不能また...
HER2陽性進行固形がんに対するトラスツズマブ デルクステカンの承認拡大について
2024年5月10日
トラスツズマブ デルクステカン(販売名:エンハーツ)が米国食品医薬品局(FDA)の承認を新たに受け、さまざまながんの治療に使用できるようになった。
8月5日、FDAは、腫瘍がHER2とい...
8月5日、FDAは、腫瘍がHER2とい...
次世代PARP阻害薬サルパリブ、相同組換え修復不全乳がんで臨床的有用性を示す
2024年5月7日
ポリADP-リボースポリメラーゼ(PARP1)の選択的阻害薬であるsaruparib[サルパリブ]が、特定の相同組換え修復(HRR)欠損を有する乳がん患者に対して有望な客観的奏効率と無増悪生存期間を示した。この結果は第1/2相PETRA試験によるもので、4月5日から10日まで開催された米国癌学会(AACR)2024年年次総会で発表された。
一部の進行卵巣がんにミルベツキシマブ ソラブタンシン承認、治療選択肢が拡大
2024年5月7日
進行卵巣がんの場合、当初はプラチナ製剤ベースの化学療法薬でうまく治療できるが、がんが再発することが多い。プラチナ製剤抵抗性の卵巣がんは治療が困難であることが証明されているが、最近、米国...
膵臓がん早期発見にエクソソームを用いたリキッドバイオプシーが有望
2024年5月2日
エクソソームを用いたリキッドバイオプシーは、バイオマーカーCA19-9と併用することで、ステージ1〜2の膵臓がんの97%を正確に検出した。この研究結果は、4月5日から10日まで開催され...
KRAS G12C変異大腸がんにアダグラシブ+セツキシマブが臨床的有用性を示す
2024年4月30日
KRAS G12C阻害薬アダグラシブ [adagrasib](販売名:Krazati)と抗上皮成長因子受容体(EGFR)抗体セツキシマブ(販売名:アービタックス)の併用療法は、遠隔転移...
転移性前立腺がんに生物学的製剤SV-102とデバイスの併用免疫療法SYNC-Tは有望
2024年4月30日
低温プローブを用いる治験的治療では、前立腺がん細胞の一部を死滅させ、腫瘍特異的ネオアンチゲン(※がん細胞特有の遺伝子変異などによって新たに生じた抗原)を放出させ免疫反応を促進する。...
頭頸部がん切除後の個別化ネオアンチゲンワクチンが一部の患者に有益
2024年4月30日
米国がん学会(AACR)個別化ネオアンチゲンがんワクチンであるTG4050は、外科的に切除されたHPV陰性の頭頸部扁平上皮がん(HNSCC)患者において腫瘍特異的免疫応答を誘導し疾患の...
FDAがHER2陽性固形がんにトラスツズマブ デルクステカンを承認
2024年4月21日
米国食品医薬品局(FDA)2024年4月5日、米国食品医薬品局(FDA)は、切除不能または転移性のHER2陽性(IHC3+)固形がんで、全身療法を受けたことがあり、満足な代替療法がない...
膠芽腫への放射線療法併用AZD1390の安全性と有効性を示す第1相試験
2024年4月24日
毛細血管拡張性運動失調症変異(ATM)キナーゼ阻害薬であるAZD1390は、標準治療の放射線治療と併用した場合、再発および新規診断の膠芽腫(GBM)患者において管理可能な安全性プロファ...
早期承認薬、5年後の確認試験で臨床効果を示したのは半数未満
2024年4月19日
AACR2024AACR2024米国食品医薬品局(FDA)が2013年から2017年の間に迅速承認を与えた46種類の抗がん剤のうち、5年以上経って確認試験で臨床効果が実証された...
二重特異性免疫チェックポイント阻害薬カドニリマブはPD-L1発現に関係なく胃がん生存率を改善
2024年4月18日
PD-1/CTLA-4二重特異性抗体cadonilimab(カドニリマブ)と化学療法の併用は、PD-L1低値腫瘍患者を含む、未治療のHER2陰性局所進行または転移性胃/胃食道接合部がん...
膵臓がんの治験用RNAワクチンに対する免疫応答は、臨床的有用性と相関
2024年4月17日
中央値3年間の追跡調査結果切除可能な膵臓がんの特定の患者において、autogene cevumeran(オートジーン セブメラン:治験中の個別化されたネオアンチゲン特異的mRN...
TP53変異陽性がんにトリフルリジン・チピラシルとタラゾパリブの併用は有望
2024年4月17日
研究者らは、TP53遺伝子に変異があるがん細胞を選択的に殺す薬剤組み合わせを特定した。その遺伝子変異は、大半の大腸がんや膵臓がんなど、あらゆるがん種の半数以上にみられる。
NCIが一部資...
NCIが一部資...
ストレス誘発性の免疫変化はがん転移を助長する可能性
2024年4月12日
過去数十年における研究から、お金の心配、仕事の問題、家族の緊張などの慢性的なストレスは、体内に化学変化を引き起こすことが証明されている。こうした変化は、血圧の上昇、炎症、特定のホルモン...
欧州肺がん会議2024
2024年4月8日
ESMO肺がん会議2024は、呼吸器外科医、胸部外科医、呼吸器内科医、呼吸器専門医、腫瘍内科医および放射線腫瘍医、画像下治療を行う放射線科医、病理医など、胸部腫瘍学分野の様々な専門家が...
英国で、進行した子宮体がんに新薬ドスタルリマブの選択が可能に
2024年3月31日
Dostarlimab[ドスタルリマブ](販売名:Jemperli[ジェンペルリ])が、一部の進行または再発した子宮体がん(子宮内膜がん)の治療薬としてNICE(英国国立医療技術評価機...
尿路上皮がんにエンホルツマブ ベドチンとペムブロリズマブ併用で生存期間がほぼ2倍に
2024年3月29日
ジョンズホプキンス大学抗悪性腫瘍薬エンホルツマブ ベドチン(販売名:パドセブ)とペムブロリズマブ(販売名:キイトルーダ)との併用療法は、標準的な化学療法と比較して、進行尿路上皮がん(膀...
肉腫・希少がん会議ー欧州臨床腫瘍学会2024
2024年3月29日
ESMO肉腫および希少がん会議2024(3月14日〜16日、スイス、ルガーノ)では、研究者・臨床医から一流の専門家が集まり、肉腫および希少がん全般における最先端の治療およびケアを発表し...