がん記事一覧

ホルモン受容体陽性/HER2陰性乳がんにカミゼストラントはフルベストラントより有効の画像

ホルモン受容体陽性/HER2陰性乳がんにカミゼストラントはフルベストラントより有効

サンアントニオ乳がん学会2022次世代の選択的エストロゲン受容体分解薬(SERD)であるカミゼスラントは、フルベストラント(販売名:ファスロデックス)と比較して、ホルモン受容体陽性HE...
進行乳がんへのリボシクリブ+ホルモン療法による一次治療は併用化学療法より有効の画像

進行乳がんへのリボシクリブ+ホルモン療法による一次治療は併用化学療法より有効

【サンアントニオ乳がん学会2022】対象は、ホルモン受容体陽性/HER2陰性の閉経前または閉経期の患者

visceral crisisを含むホルモン受容体陽性HER2陰性の進行乳がん患者...
小児がんサバイバーの糖分の多量摂取は早期老化リスクを上昇の画像

小児がんサバイバーの糖分の多量摂取は早期老化リスクを上昇

全糖、加糖、および清涼飲料の摂取量が多い小児がんサバイバーは、砂糖の摂取量が少ない小児がんサバイバーと比較して老化関連の健康問題が多いことが、11月17日〜20日に開催された米国がん学会(AA...
小児の横紋筋肉腫にガニツマブ+トラメチニブ併用は有望も製造中止が障壁にの画像

小児の横紋筋肉腫にガニツマブ+トラメチニブ併用は有望も製造中止が障壁に

筋肉などの軟部組織を侵すがん種である横紋筋肉腫の小児患者に対する新しい治療法の可能性が、NCIのマウスを用いた研究で示された。

実験薬であるガニツマブと標的薬であるトラメチニブ(メキニスト)の併...
FDAが膀胱がんにアデノウイルスベクターによる遺伝子療法薬を初承認の画像

FDAが膀胱がんにアデノウイルスベクターによる遺伝子療法薬を初承認

2022年12月16日、米国食品医薬品局(FDA)は、乳頭状がんの有無を問わず上皮内がん(CIS)を併発した高リスク カルメット・ゲラン桿菌(BCG)不応性筋層非浸潤性膀胱がんの成人患者を対象...
エンハーツ(T-DXd)術前療法はHR陽性HER2低発現の乳がんに臨床効果を示すの画像

エンハーツ(T-DXd)術前療法はHR陽性HER2低発現の乳がんに臨床効果を示す

【サンアントニオ乳がん学会(SABCS2022)】サンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS、2022年12月6日〜10日)でTRIO-US B-12 TALENT第2相試験の結果が...
サンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)でのダナファーバー研究発表の画像

サンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)でのダナファーバー研究発表

第45回サンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS、2022年12月6日〜10日)において、ダナファーバーがん研究所の研究者が30件以上の調査研究を発表する。サンアントニオ乳がんシンポジウム...
FDAが再発/難治性急性骨髄性白血病にオルタシデニブ を承認の画像

FDAが再発/難治性急性骨髄性白血病にオルタシデニブ を承認

2022年12月1日、米国食品医薬品局(FDA)は、FDA承認検査によりIDH1変異が発現しやすい再発/難治性の急性骨髄性白血病(AML)の成人患者に対し、olutasidenib [オルタシ...
一部の早期乳がんで放射線治療の期間短縮は有効かつ安全の画像

一部の早期乳がんで放射線治療の期間短縮は有効かつ安全

一部の早期乳がん患者にとって、期間を短縮した放射線治療は、より長期の標準的な放射線治療と同程度に安全かつ有効であることが、新たな臨床試験の結果から示されている。

第3相臨床試験では、腫瘍を切除す...
欧州臨床腫瘍学会(ESMO)アジア会議2022ハイライトの画像

欧州臨床腫瘍学会(ESMO)アジア会議2022ハイライト

欧州臨床腫瘍学会(ESMO)アジア大会2022が12月2日〜4日にシンガポール会場およびオンラインで開催された。

プログラムは、特にアジア太平洋地域に関連した、腫瘍学全分野における最近の科学的・...
ガイドラインの多くはがん検診で見込まれる不利益に関する情報が不足の画像

ガイドラインの多くはがん検診で見込まれる不利益に関する情報が不足

33件のがん検診ガイドラインを対象としたレビューにおいて、これらのガイドラインでは、がん検診で生じる可能性のある不利益が適切に把握されていないことが明らかになった。不利益に関する情報提供は、人...
米保険会社の事前承認制は治療遅延などの弊害をもたらす―腫瘍内科医が回答の画像

米保険会社の事前承認制は治療遅延などの弊害をもたらす―腫瘍内科医が回答

米国臨床腫瘍学会(ASCO)調査によりがん治療に対する事前承認の悪影響が明らかに事前承認(診療前の保険会社による保険適否審査)制度ががん患者に悪影響を及ぼしていることが米国臨床腫瘍学会...
MDアンダーソン研究ハイライトSITC2022特集:頭頸部がんの画像

MDアンダーソン研究ハイライトSITC2022特集:頭頸部がん

がん免疫療法学会(SITC)2022特集HPV陽性頭頸部がんのT細胞プロファイリングから、新たな細胞治療標的が見つかる(抄録番号:374)

HPV関連頭頸部がんは、特異なウイルス免疫学的...
FDAがKRAS G12C変異陽性非小細胞肺がんにアダグラシブを迅速承認の画像

FDAがKRAS G12C変異陽性非小細胞肺がんにアダグラシブを迅速承認

2022年12月12日、米国食品医薬品局(FDA)は、FDAが承認した検査でKRAS G12C変異が認められた局所進行または転移性非小細胞肺がん(NSCLC)の全身治療歴のある成人患者を対象に...
MDアンダーソン研究ハイライト SITC2022特集:大腸がんの画像

MDアンダーソン研究ハイライト SITC2022特集:大腸がん

がん免疫療法学会(SITC)2022特集新しい免疫療法の組み合わせにより、非炎症性腫瘍におけるT細胞浸潤が促進される(抄録番号:657)

チェックポイント阻害薬は、マイクロサテライト安定...
民族差と遺伝子検査へのアクセス格差が前立腺がんの発症および治療に影響の画像

民族差と遺伝子検査へのアクセス格差が前立腺がんの発症および治療に影響

ESMOプレスリリース2020年には世界で140万人を超える男性が前立腺がんと診断されたが(1)、世界の患者の大部分で疾患の分子特性は探究されないままである。毎年11月に、前立腺がん、...
肺がんの見落としを防ぐ早期発見プログラムの画像

肺がんの見落としを防ぐ早期発見プログラム

画像検査は外傷や疾患の診断に広く用いられているが、肺がんのわずかな初期徴候をとらえるという副次的メリットがある。

コンピュータ断層撮影(CTスキャン)は疾患の診断に重要な情報を提供するが、これら...
「がん代謝物」が腫瘍近傍の免疫細胞を無力化するの画像

「がん代謝物」が腫瘍近傍の免疫細胞を無力化する

特定の遺伝子に変異が生じると正常細胞ががん化し、腫瘍形成能力がさらに強化されることはよく知られている。

ハーバード大学医学大学院の研究者らによる新たな研究(以下本研究)から、IDH1遺伝子におけ...
CAR-T細胞療法の神経系副作用リスクと低リン血症の画像

CAR-T細胞療法の神経系副作用リスクと低リン血症

キメラ抗原受容体(CAR)T細胞療法の神経系副作用の発症率および重症度は低リン血症(血液中のリン酸塩濃度が低い)を発症した患者の方が高いという結果が、米国がん学会の学会誌であるCancer I...
世界中で免疫療法をより安価に受けられるようになる可能性の画像

世界中で免疫療法をより安価に受けられるようになる可能性

免疫療法薬であるニボルマブ(商品名:オプジーボ)の超低用量投与が、進行頭頸部がん患者の生存期間を延長させることが、インドで行われた研究により明らかになった。また、この投与量は欧米で一般的に使用...
新たな遺伝子分類法により非浸潤性乳管がん(DCIS)の進行リスクを予測するの画像

新たな遺伝子分類法により非浸潤性乳管がん(DCIS)の進行リスクを予測する

予測モデルにより、乳がんの前がん病変DCISに対する過剰治療を減らせる可能性非浸潤性乳管がん(DCIS)の分子アトラスを作成する研究チームにより、乳房内の早期前がん病変が浸潤がんに進行...
高リスクくすぶり型骨髄腫の治療効果予測に免疫プロファイルが関与の画像

高リスクくすぶり型骨髄腫の治療効果予測に免疫プロファイルが関与

多発性骨髄腫の前段階にいる多くの患者では、早期治療により骨髄腫への進行を遅らせることが可能である。ダナファーバーがん研究所の研究者らによる新たな研究で、免疫系細胞に認められる変化から、高リスク...
子宮がんの死亡率:NCIミニットの画像

子宮がんの死亡率:NCIミニット

米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。 ◆─────────────────◆ 最新のNCI Minuteでは、NCI報道部長のJames
進行子宮内膜がんにレンバチニブ+ペムブロリズマブ併用がQOL悪化までの時間を延長の画像

進行子宮内膜がんにレンバチニブ+ペムブロリズマブ併用がQOL悪化までの時間を延長

治療歴のある進行子宮内膜がんに対するレンバチニブ(販売名:レンビマ)とペムブロリズマブ(販売名:キイトルーダ)併用療法の有用性が、患者報告アウトカム(PRO)によって裏付けられた プラチナ製剤による治療後に進行した子宮内膜がん患者において、