がん記事一覧
Tremelimumabは肝臓癌治療に有望
2012年4月25日
*いくつかの症例において全身腫瘍組織量の減少と疾患の安定化が見られた。 *Tremelimumab(トレメリムマブ)はC型肝炎ウィルスの血中濃度も減少させた。 3月31日から4月4日にシカゴで開催された2012年米国癌学会年会
非小細胞肺癌患者の一部で有望な長期生存率が得られたワクチン
2012年4月25日
非進行性の肺癌患者では生存率が改善 ステージ3Bおよび4の患者における5年後生存率は50% シカゴ発―第2相臨床試験の長期追跡調査で、治療ワクチンであるベラゲンプマツセル-Lによる治療を行ったステージ3Bまたは4の非小細胞肺癌
2012/04/17号◆特別リポート「検診による乳癌の過剰診断(ノルウェーの研究)」
2012年4月24日
同号原文| NCI Cancer Bulletin2012年4月17日号(Volume 9 / Number 8) ~日経BP「癌Experts」にもPDF掲載中~ PDFはこちらからpicture_as_pdf _____________
アービタックス、3期大腸癌に効果を示さず
2012年4月23日
キャンサーコンサルタンツ3期結腸癌患者で、術後補助化学療法にアービタックス(セツキシマブ)を追加しても、その予後は改善されなかった。これらの結果は、Journal of the American Medical Association誌上で
米国臨床腫瘍学会(ASCO)が癌診療の質および価値を向上させるための「トップ5」リストを発行
2012年4月23日
速報 問い合わせ先: Amanda Narod 571-483-1364 amanda.narod@asco.org JCOの記事に、Choosing Wisely® Campaignの一環として、エビデンスによる裏付けはない
免疫療法と化学療法併用レジメンが進行癌患者の生存を延長する可能性
2012年4月23日
低用量のインターロイキン-2と13-cisレチノイン酸がナチュラル「キラー」細胞を増加させた ステージ4の癌患者は併用療法の利益を受ける可能性 併用療法を受けた患者の生存率が改善した シカゴ - インターロイキン-2と13
膀胱癌に2種類のBCGを比較した研究
2012年4月19日
キャンサーコンサルタンツ筋層非浸潤性膀胱癌にカルメット・ゲラン菌(BCG)のコンノート株を使用するとタイス株よりも効果的に再発を防ぐことができるかもしれない。第3相臨床試験より得られたこれらの結果は、米国癌学会2012年年次総会で発表された
ハーセプチンとタイケルブの併用は乳癌の治療に有益である
2012年4月17日
キャンサーコンサルタンツHER2陽性乳癌の術前化学療法に対し、ハーセプチン(トラスツズマブ)とタイケルブ(ラパチニブ)の併用はそれぞれの薬剤の単独より有効である可能性がある。これらの結果はLancet誌で公表された。 乳癌の約20
エストロゲン単独療法は乳癌の発症リスクを減少させる可能性がある
2012年4月17日
キャンサーコンサルタンツエストロゲン単独のホルモン補充療法を受けている閉経後の女性は、乳癌の発症リスクまたは乳癌による死亡率が減少する可能性がある。女性の健康イニシアチブのエストロゲン単独投与臨床試験の長期追跡調査によるこれらの知見はLan
血管成長を抑える薬剤がエイズ関連カポジ肉腫治療に役立つ可能性
2012年4月10日
NCIニュースノートエイズ関連癌の一つであるカポジ肉腫(KS)の患者で、血管新生阻害剤ベバシズマブと高活性抗レトロウイルス治療(HAART)の併用療法後に改善がみられた。HAARTはエイズ関連KSの治療において不可欠であるが、病状が進行した
2012/04/03号◆癌研究ハイライト「マンモグラフィと超音波検査にMRIを追加しても不利益が利益を上回る」「超音波ガイド下乳房温存手術が追加手術の必要性を低下させる」「男性同性愛者では肛門のHPV感染および前癌病変が多くみられる」「オラパリブは初回治療後の卵巣癌の進行を遅らせる」「移植レシピエントは侵攻性リンパ腫の発生リスクが高い」「黒色腫細胞は体の免疫反応を利用して細胞破壊を回避する」
2012年4月10日
同号原文| NCI Cancer Bulletin2012年4月3日号(Volume 9 / Number 7) ~日経BP「癌Experts」にもPDF掲載中~ PDFはこちらからpicture_as_pdf ______________
カーフィルゾミブは新たに診断された多発性骨髄腫に対して有望
2012年4月9日
キャンサーコンサルタンツ試験薬カーフィルゾミブは、レブリミド (レナリドミド)と低用量デキサメタゾンと併用することで、新規診断多発性骨髄腫患者に対して、高い奏効率を示す。この第1/2相試験の結果は、米国血液学会2011年次総会で発表された。
肺癌治療に遺伝子発現を正常化する薬剤entinostatが有望
2012年4月6日
キャンサーコンサルタンツ薬剤ビダーザ(アザシチジン)および治験薬剤entinostat(エンチノスタット)の2剤併用は、進行性で、治療歴がある非小細胞肺癌患者の一部の治療に有望である。この結果はCancer Discovery誌で発表された
新たな報告で喫煙の蔓延と世界的な健康格差が浮き彫りに
2012年4月4日
NCIニュースノート健康に関する新たな11の国際研究報告が、低所得および中所得国での喫煙に関する不平等の負担を浮き彫りにし、アジア、ラテンアメリカおよびアフリカ諸国の貧困層での喫煙の増加、受動喫煙への暴露および喫煙に関連する癌や疾患が社会経
Jakafi(ジャカフィ)は骨髄線維症の生存期間と生活の質を改善する
2012年3月31日
キャンサーコンサルタンツ中間リスクまたは高リスクの骨髄線維症患者で、Jakafi(ジャカフィ)(ルキソリチニブ)により、脾容積の減少、症状緩和、全生存率の改善を認めた。この第3相試験の結果は、New England Journal of M
『がん治療後の生活』冊子
2012年3月30日
米国国立がん研究所(NCI)患者向けガイドブック~ ~’前を向いて’シリーズ~ がん治療後の生活 第1章 はじめに 第2章 治療終了おめでとうございます 第3章 経過観察について 第4章 体の変化への対処法 第5章 性生活とパートナー 第6
臨床試験の活性化
2012年3月28日
米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。 ◆─────────────────◆ Christiana Care Community Oncolog
2012/03/20号◆癌研究ハイライト「喫煙率の低下は肺癌死亡率低下に予想以上に寄与する」「膵臓癌の治療耐性にひそむメカニズムが発見された」「癌のプロファイリングの拡大により急性骨髄性白血病についての手掛かりが得られる」「前立腺癌検診に関するヨーロッパでの試験データで、依然リスク低下がみられた」
2012年3月27日
同号原文| NCI Cancer Bulletin2012年3月20日号(Volume 9 / Number 6) ~日経BP「癌Experts」にもPDF掲載中~ PDFはこちらからpicture_as_pdf _____________
米国の人口データでは、携帯電話普及期における脳腫瘍罹患率の増加は見られず
2012年3月27日
NCIニュースノート 米国の癌罹患率に関するデータの新研究において、NCIの研究者らは、脳腫瘍の主な種類であり、携帯電話使用との関連が疑われている神経膠腫の罹患率は概ね変化していないと報告した。研究者らの発見によれば、携帯電話の使用が(ほぼ
2012/03/20号◆特集記事「主要医療団体が子宮頸癌検診のガイドラインを改訂」
2012年3月27日
同号原文| NCI Cancer Bulletin2012年3月20日号(Volume 9 / Number 6) ~日経BP「癌Experts」にもPDF掲載中~ PDFはこちらからpicture_as_pdf _____________
乳癌化学療法の認知機能への長期的影響に関する初の研究: CMF療法が僅かな認知機能障害に繋がる可能性
2012年3月22日
速報 ニュースダイジェスト: ・ 1976年から1995年の間、当時一般的であったCMF療法を受けていた女性では、癌の既往のない女性との比較において、言語学習、記憶、情報処理速度を測る認知機能検査で僅かに低い値を示していることが、2012年
一部の転移性腎臓癌患者で完全奏効を示す分子標的薬
2012年3月15日
キャンサーコンサルタンツ一部の転移性腎臓癌患者は、スーテント(スニチニブ)あるいはネクサバール (ソラフェニブ)での治療後、完全奏効(検出可能な癌の完全消失)を示した。しかしながら、研究者らは、どの患者群が完全奏効を示す可能性が最も高いかを
化学療法中の卵巣機能抑制は治療後の月経機能を改善しない
2012年3月15日
キャンサーコンサルタンツ化学療法を受けている若年乳癌患者については、治療中に卵巣機能を抑制する薬剤トリプトレリンを投与しても、治療後の月経機能に改善は見られない。この結果は、Journal of Clinical Oncology誌に発表さ
アロマシンは乳癌に対し有益性を示すが、骨に悪影響を与える
2012年3月14日
キャンサーコンサルタンツ乳癌のリスクが高い閉経後の健康な女性において、アロマターゼ阻害剤のアロマシン(エキセメスタン)は乳癌のリスクを減少させるが、骨量減少も増加させる。これらの結果がLancet Oncology誌で発表された。