がん記事一覧

非機能性神経内分泌腫瘍に対するエベロリムスのFDA承認の画像

非機能性神経内分泌腫瘍に対するエベロリムスのFDA承認

Oncology Approved Drug 2016年2月26日、米国食品医薬品局(FDA)は、消化管(GI)または肺原発の局所進行性、転移性または切除不能の高分化型進行性非機能性神経内分泌腫瘍(NET)の成人患者の治療として、
画期的な薬剤ONC201が血液がんに有望な可能性の画像

画期的な薬剤ONC201が血液がんに有望な可能性

MDアンダーソンがんセンター最近の臨床試験結果によると、ONC201は、各種腫瘍の細胞死を誘引する抗がん剤であるが、マントル細胞リンパ腫(MCL)と急性骨髄性白血病(AML)を含む血液がんについては臨床的可能性があると考えられる。 
欧州医薬品庁(EMA)がラムシルマブに対し、進行非小細胞肺がんと転移性大腸がんへの新規適応を推奨の画像

欧州医薬品庁(EMA)がラムシルマブに対し、進行非小細胞肺がんと転移性大腸がんへの新規適応を推奨

進行非小細胞肺がんに対するドセタキセルとの併用、および転移性大腸がんに対するFOLFIRI療法との併用に関する新たな適応  ・トピック:肺および胸部腫瘍/消化器がん/抗がん剤および生物学的療法 2015年12月17日、欧州医薬品庁(EMA)
FDAが濾胞性リンパ腫の治療にオビヌツズマブを承認の画像

FDAが濾胞性リンパ腫の治療にオビヌツズマブを承認

Oncology Approved Drug 米国食品医薬品局(FDA)は2016年2月26日、リツキシマブを含む治療後に再発したか治療効果がみられない濾胞性リンパ腫(FL)患者の治療において、obinutuzumab[オビヌツズ
欧州医薬品庁(EMA)がアファチニブに対し、局所進行または転移性の扁平上皮非小細胞肺がんへの適応拡大を推奨の画像

欧州医薬品庁(EMA)がアファチニブに対し、局所進行または転移性の扁平上皮非小細胞肺がんへの適応拡大を推奨

新規適応は、プラチナベースの化学療法中あるいは化学療法後も進行する局所進行または転移性の扁平上皮非小細胞肺がん(NSCLC)を対象としている。  ・トピック:肺および胸部腫瘍、抗がん剤および生物学的療法   欧州医薬品庁(EMA)
FDAが多発性骨髄腫にレナリドミド+Dex併用でカルフィルゾミブを承認の画像

FDAが多発性骨髄腫にレナリドミド+Dex併用でカルフィルゾミブを承認

Oncology Approved Drug 2015年7月24日、米国食品医薬品局(FDA)は、1~3種類の治療歴のある再発した多発性骨髄腫の患者に対する治療として、carfilzomib[カルフィルゾミブ](商品名:Kypro
遺伝子融合がまれな小児脳腫瘍を誘発の画像

遺伝子融合がまれな小児脳腫瘍を誘発

米国国立がん研究所(NCI)/ブログ~がん研究の動向~原文掲載日:2016年2月22日Cerebrum:大脳Ventricles (fluid-filled spaces):脳室(脳脊髄液で満たされている)Hypothalamus:視床下部
術前化学療法後の標的腋窩リンパ節郭清により、乳がんリンパ節転移の腋窩評価の正確性が向上の画像

術前化学療法後の標的腋窩リンパ節郭清により、乳がんリンパ節転移の腋窩評価の正確性が向上

新たな手術法で特定の患者群に対する侵襲的手術の必要性が減らせることがMDアンダーソンがんセンターの研究により明らかに   テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの外科医が開発した新たな手術法により、リンパ節転移陽性乳がん患者の腋
欧州医薬品庁(EMA)がEGFR-T790M陽性の非小細胞肺がんに対し、osimertinibの条件付き販売承認の認可を推奨の画像

欧州医薬品庁(EMA)がEGFR-T790M陽性の非小細胞肺がんに対し、osimertinibの条件付き販売承認の認可を推奨

本件は、EGFR-T790M陽性の局所進行または転移性NSCLCの治療を目的とする。  トピック:肺および胸部腫瘍、抗がん剤と生物学的療法   欧州医薬品庁(EMA)医薬品委員会(CMPH)は2015年12月17日、EGFR-T7
欧州医薬品庁(EMA)がレナリドミドに対し、再発性または難治性のマントル細胞リンパ腫への新規適応を採択の画像

欧州医薬品庁(EMA)がレナリドミドに対し、再発性または難治性のマントル細胞リンパ腫への新規適応を採択

新規適応は、再発性または難治性のマントル細胞リンパ腫の成人患者の治療に関わる。  トピック:血液悪性疾患/抗がん剤/生物学的療法   2016年1月28日、欧州医薬品庁(EMA)医薬品委員会(CHMP)は、医薬品のレナリドミド(レ
がんゲノムアトラス:がんの遺伝学的基礎の画像

がんゲノムアトラス:がんの遺伝学的基礎

米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。   ◆─────────────────◆     このビデオは、がんゲノムアトラス(TCGA: The
FDAが治療歴のある多発性骨髄腫患者の治療にダラツムマブを承認の画像

FDAが治療歴のある多発性骨髄腫患者の治療にダラツムマブを承認

速報 本日、米国食品医薬品局(FDA)は、少なくとも3回の治療歴がある多発性骨髄腫患者の治療薬としてdaratumumab[ダラツムマブ](商品名Darzalex)を迅速承認した。ダラツムマブは、多発性骨髄腫治療を目的に承認された
口腔内のヒトパピローマウイルス(HPV)検出と頭頸部がんとの関連性が前向き試験で示されるの画像

口腔内のヒトパピローマウイルス(HPV)検出と頭頸部がんとの関連性が前向き試験で示される

米国国立がん研究所(NCI)ブログ~がん研究の動向~新たな試験により、HPV16型による感染が一部の頭頸部がんの発症に先立って起きていることが確認された。これまでの研究では、HPV16型感染と頭頸部がんのうち中咽頭がんとの関連性が明らかにな
リ・フラウメニ症候群の画像

リ・フラウメニ症候群

MDアンダーソン OncoLog 2016年1月号(Volume 61 / Number1)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
早期浸潤性乳がんの治療決定のためのバイオマーカー使用に関する新ガイドラインの画像

早期浸潤性乳がんの治療決定のためのバイオマーカー使用に関する新ガイドライン

米国臨床腫瘍学会(ASCO)は本日、早期浸潤性乳がんで、ホルモン受容体およびヒト上皮成長因子2(HER2)受容体の状態がわかっている女性に対する新たな診療ガイドラインを公表した。本ガイドラインには、術後補助全身療法を決定する際の指針となる乳
乳がん検診 臨床サマリー(2009)の画像

乳がん検診 臨床サマリー(2009)

米国予防医学専門委員会(USPSTF) 乳がん:検診  2009年11月 米国予防医学専門委員会(USPSTF)が作成した推奨は、米国政府から独立しており、米国医療研究品質局または米国保健社会福祉省の公式見解と解釈すべきではない。 &nbs
小児がん医療の精度を高めるDNAシークエンシングの画像

小児がん医療の精度を高めるDNAシークエンシング

米国国立衛生研究所(NIH)ニュース2016年2月9日 フランシス・コリンズ博士過去数十年間になされたがんの基礎研究における発見は、驚嘆するほどの数に上る。なかでも、がんがゲノムの病気であるという認識が得られたことはきわめて意義深い。がんは
ヒトパピローマウイルス(HPV)関連中咽頭がんの新たな病期分類をMDアンダーソンの研究者らが提案の画像

ヒトパピローマウイルス(HPV)関連中咽頭がんの新たな病期分類をMDアンダーソンの研究者らが提案

中咽頭がんに対する現行の病期分類システムは不十分――本研究は、上咽頭がんにおける「N」カテゴリーに基づく病期分類がより正確な予測につながることを示す初めての研究であるMDアンダーソンがんセンター ヒトパピローマウイルス(HPV)の
腫瘍DNA検査はリンチ症候群の検出率を向上させる―検査の年齢制限に異議の画像

腫瘍DNA検査はリンチ症候群の検出率を向上させる―検査の年齢制限に異議

オハイオ州立がんセンター オハイオ州立大学総合がんセンター、Arthur G. James Cancer Hospital and Richard J. Solove Research Institute(OSUCCC)の新たな研
米国臨床腫瘍学会(ASCO)が乳がん治療後ケアに関するガイドラインを公表の画像

米国臨床腫瘍学会(ASCO)が乳がん治療後ケアに関するガイドラインを公表

キャンサーコンサルタンツ  米国臨床腫瘍学会(ASCO)は、米国がん協会(ACS)と共同で乳がんサバイバーのための治療後のケアに関する最新版のサバイバーシップ・ガイドラインを公表し、その詳細がこのほどJournal of Clin
ホルモン療法剤アナストロゾールは、閉経後乳がんのリスクを半減させるの画像

ホルモン療法剤アナストロゾールは、閉経後乳がんのリスクを半減させる

キャンサーコンサルタンツアロマターゼ阻害剤であるアナストロゾールは、高リスク閉経後女性の乳がんリスクを53%減少させることが発見された。アロマターゼ阻害剤は、閉経後女性のエストロゲン産生を遮断し、ホルモン受容体陽性乳がんの治療に広く用いられ
パニツムマブが大腸がん患者の生存を改善し、大腸がんにおける組織検査の重要性を示すの画像

パニツムマブが大腸がん患者の生存を改善し、大腸がんにおける組織検査の重要性を示す

キャンサーコンサルタンツ化学療法が奏効しなくなった大腸がん患者では、支持療法(BSC)へのパニツムマブ(ベクティビックス)併用は、支持療法単独に比べて生存を改善する。しかし、有用性が得られるのはRAS 遺伝子変異のない患者あるいはKRAS遺
卵巣がんにおける薬剤耐性の新たな原因の画像

卵巣がんにおける薬剤耐性の新たな原因

ダナファーバーがん研究所 卵巣がんの中には、標準化学療法や分子標的薬剤が奏効しない、あるいはこれらの治療作用を回避するようになるものがある。ダナファーバーがん研究所の研究者たちはその原因に新たな光を当てた。「今回の発見は、卵巣がん
低温電子顕微鏡法を用いて、薬剤ががんを抑制するしくみが明らかにの画像

低温電子顕微鏡法を用いて、薬剤ががんを抑制するしくみが明らかに

米国国立がん研究所(NCI)プレスリリース原文掲載日:2016年1月28日 低温電子顕微鏡法(cryo-EM)という技術により、がん治療に有望視されている小分子薬ががん細胞の鍵となるタンパク質に結合する様子を原子レベルで確認できることが示さ