がん記事一覧
FDAが肺がん遺伝子変異の検出に初の血液診断薬を承認 Cobas EGFR Mutation Test v2
2016年6月16日
速報 米国食品医薬品局(FDA)は本日、がん治療薬エルロチニブ(商品名:タルセバ)の血液ベースのコンパニオン診断薬、cobas EGFR Mutation Test v2を承認した。本承認は、非小細胞肺がん(NSCLC)にみられる
子宮頸がんの新ガイドライン発表ー世界各地の医療事情に即した実践的内容
2016年6月16日
プレスリリース 米国臨床腫瘍学会(ASCO)は本日、浸潤子宮頸がんに関するASCO初の臨床実践ガイドラインを発表した。この医療資源レベル別ガイドラインは、ASCOがこの種の指針としては初めて、利用可能な医療資源に応じた推奨治療を提
65歳未満の若い患者の多くに終末期でも積極的な治療が行われている
2016年6月16日
プレスリリースASCO2012のChoosing Wisely(「賢い選択」キャンペーン)の「トップ5」推奨事項(日本語訳)の推奨にもとづく変化が臨床現場で見られず 米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解「終末期のケアは患者個々人の状
高精度医療(Precision Medicine)試験で患者の治療選択肢が広がる
2016年6月15日
米国臨床腫瘍学会(ASCO) プレスリリース米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解「本研究は、新たな治療法の特定に役立つ高精度医療(precision medicine:プレシジョン・メディシン)の驚異的な可能性を示していますが、臨床試験などの
新生児黄疸の光線療法とがんとの関係は確定的ではないが検討が必要
2016年6月15日
Pediatrics誌の論説では、不確定な知見に過剰に反応しないよう注意を促しながらも、どの小児に光線療法が必要であるかについて再検討することを勧めている。ダナファーバーがん研究所 ニュースリリース 2件の新たな試験により小児がん
非小細胞肺がん治療の大躍進―治療薬が多数承認、または後期臨床試験中
2016年6月13日
史上最多の薬剤が短期間で承認され、さらに多くの治療薬が後期臨床試験段階にある 抗チューブリンや代謝拮抗物質などのようなジェネリック化学療法は、非小細胞肺がん(NSCLC)患者の主要な治療法の一つとして、しばしば白金製剤との併用
PD-1阻害剤ペムブロリズマブが進行黒色腫患者の長期生存に有用性を示す
2016年6月13日
早期試験における36カ月時点の患者の全生存率データの初回報告 注釈:要約には抄録にはない最新のデータが含まれる 米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解 「PD-1を阻害する新規治療は多くの患者の生存期間を延長し、一部
テモゾロミド維持化学療法により退形成性神経膠腫の転帰が改善
2016年6月13日
プレスリリース米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解「医師として、私たちの目的はあらゆる治療を意味のあるものにすることです。その1つは患者に必要な治療だけを推奨すること、それ以上でもそれ以下でもありません。今回の試験では、長年結論が出ないままに
トラスツズマブとバイオシミラーの進行乳がんに対する有効性と安全性は同等
2016年6月13日
プレスリリース 米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解「十年以上前、トラスツズマブは、がん治療を一変する革新的な分子標的薬時代を切り開く薬の一つとして登場し、HER2陽性乳がん女性の展望を変えました。今回の初期データでトラスツズマブの
心血管疾患および大腸がんの一次予防としてのアスピリン:USPSTF推奨
2016年6月13日
米国予防医学専門委員会(USPSTF) 心血管疾患および大腸がんの一次予防としてのアスピリンの使用 予防医療 2016年4月 ――――――――――――――――――――― 【対象】10年間の心血管疾患リスクが10%以上の50~59歳の成人 【
心血管疾患および大腸がんの一次予防としてのアスピリン(リーフレット)
2016年6月13日
心血管疾患および大腸がんの一次予防としてのアスピリン使用 米国予防医学専門委員会(USPSTF)は、心血管疾患および大腸がんの一次予防としてのアスピリン(アセチルサリチル酸)使用について最終的な推奨グレードを発表しました。本委員会によると
セツキシマブが最も有効な大腸がん患者を特定する新たなバイオマーカー(FCGR2A H/H)
2016年6月13日
支持療法に加え、セツキシマブ(アービタックス)による治療を加えた場合、KRAS遺伝子に変異がない転移性大腸がん患者のうち、特定のFCGR2A遺伝子型が2コピー存在する患者(FCGR2A H/H)に限り、全生存期間(OS)中央値が有意に長くな
術後の腹腔内化学療法の追加が、卵巣がんの進行を遅らせる可能性
2016年6月13日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解 「腹腔内(IP)化学療法は、新たに卵巣がんと診断され、手術で切除が成功した女性に対して効果的な治療ですが、十分には利用されていません。今回の研究データは、手術前に静脈内投与による化学療法を受けた女性の術後
FDAが、ソマトスタチン陽性神経内分泌腫瘍の画像診断薬Netspotを承認
2016年6月12日
速報 米国食品医薬品局(FDA)は本日、陽電子放射断層撮影法(PET)のための放射性診断薬であるガリウムドータオクトレオテートの初の注射準備キットであるNetspotを承認した。この放射性プローブは、まれな疾患であるソマトスタチン
プロテアソーム阻害剤が有効な多発性骨髄腫患者を特定するタンパク
2016年6月9日
MDアンダーソンがんセンター ニュースリリーステキサス大学MDアンダーソンがんセンター主導の研究によると、TJP1(tight junction protein 1)として知られる遺伝子は、ボルテゾミブなどのプロテアソーム阻害剤やその感受性
FDAが白金治療後の転移性尿路上皮がんにアテゾリズマブを承認
2016年6月8日
速報 米国食品医薬品局(FDA)は、本日、膀胱がんの一種である尿路上皮がんに対して、atezolizumab[アテゾリズマブ](商品名:Tecentriq)を承認した。アテゾリズマブはPD-1/PD-L1阻害剤としては初めてこの種
ボルテミゾブベース化学療法+幹細胞移植が多発性骨髄腫の無増悪生存を延長
2016年6月8日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解 「新規薬剤が使われる時代になっても、実績のある治療法がその価値を保っています。新規薬剤による治療後に幹細胞移植を実施するという、新旧それぞれの最良の方法を組み合わせることで患者に最善の治療効果がもたらされ
糖尿病治療薬が膀胱がんリスクの上昇と関連
2016年6月6日
英国医療サービス(NHS) 「糖尿病治療薬のピオグリタゾンは膀胱がんのリスクを63%上昇させる」と英国デイリー・テレグラフ紙が報じた。 現実的には実際のリスクの増加は小さいものの、この結果は医師と患者の双方にとって処方
局所再発直腸がん
2016年6月6日
MDアンダーソン OncoLog 2016年4月号(Volume 61 / Issue 4) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
大腸左側原発の転移性大腸がんは、右側と比べ生存期間が長い
2016年6月6日
結腸の左側に発生するがんは、右側に比べ長期生存につながる米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解「本研究は大腸がんの腫瘍位置に関するこれまでで最大規模の研究で、この予想外の因子によって、なぜ特定の患者は他の患者より良い結果を示すのかといういくつか
甲状腺未分化がん
2016年6月6日
MDアンダーソン OncoLog 2016年4月号(Volume 61 / Issue 4) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
前立腺がんの主な活性化因子(ドライバー)として新たな治療標的を特定
2016年6月3日
米国国立がん研究所(NCI)/ブログ~がん研究の動向~アンドロゲン非依存性あるいは去勢抵抗性前立腺がんともよばれる進行前立腺がんにおいて、主要な腫瘍活性化(ドライバー)分子の働きを阻害する代替的アプローチが特定された。 前立腺がん
第1相臨床試験における高精度医療の活用が患者の転帰を改善
2016年6月2日
ASCOの見解 「高精度医療(Precision Medicine:プレシジョン・メディシン)は、未来のがん治療の話ではなく、現在のものです。本試験は、患者と腫瘍にあわせて治療を個別化していくほど、臨床試験の早期段階の治療法であってもより良
臨床診断による初期ステージの肺がんは、過剰治療と関連する可能性
2016年5月31日
初期ステージの肺がん患者において病理診断の結果を得ることは、併存疾患や腫瘍の位置、患者の要望により、しばしば困難である。8年間の調査では、病理診断に比べて、臨床診断で初期ステージの肺がんと確定された患者の数ははるかに少なかった。また、臨床診