女性におけるBRCA関連癌の遺伝子カウンセリングと遺伝子検査の推奨グレード

米国予防医学専門委員会(USPSTF)

女性におけるBRCA関連癌の遺伝カウンセリング、遺伝子検査

このページは、米国予防医学専門委員会(U.S. Preventive Services Task Force、USPSTF)によるBRCA関連癌のリスク評価、遺伝カウンセリング、遺伝子検査についての推奨グレードをまとめたものである。

 

現行の推奨グレード

リリース日:2013年12月

  • 米国予防医学専門委員会は、乳癌、卵巣癌、卵管癌または腹膜癌の罹患血縁者を持つ女性に対し、プライマリケア医が、有害な変異のリスクと関連性のある乳癌感受性遺伝子BRCA1またはBRCA2において家族歴を特定する方法を用いて検診を行うことを推奨する。また、検診で陽性結果が出た女性は、まず遺伝カウンセリングを受け、カウンセリングでその旨勧められた場合に遺伝子検査を受けるべきとする。
    推奨グレードB (推奨する)
  • 米国予防医学専門委員会は、将来的に有害な遺伝子変異が発生するリスクが高いBRCA1またはBRCA2変異を有する家族を持たない女性が定期的に遺伝カウンセリングやBRCA検査を受けることを推奨しない。
    推奨グレードD (行わないことを推奨する)

 

関係文書

文書

関連項目

推奨内容文 PDF File、 192 KB、 PDF Help

臨床サマリー   (PDF File、 56 KB、 PDF Help

消費者ファクトシート (PDF File、 141 KB、 PDF Help

エビデンスレポートPDF File、 240 KB、 PDF Help

エビデンスシンテーゼ (PDF File、 3.8 MB、 PDF Help)

最終試験計画

該当せず

201312月時点の最新情報

翻訳担当者 村上智子

監修 斎藤 博 (検診研究部/国立がん研究センター) 

原文を見る

原文掲載日 

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