マンモグラフィ
原文更新日時: 07/24/2012
キーポイント
・マンモグラフィとは、乳房のX線撮影のことです。マンモグラフィ検診は、乳癌の徴候も症状もない女性を対象に、乳癌かどうかを確認するために行います。一方、マンモグラフィ診断は、腫瘤や、腫瘤以外の乳癌の徴候や症状が見つかった場合に、乳癌かどうかを確認するために行います。
・マンモグラフィ検診を行うことで40〜70歳の女性においての乳癌死亡者数減少が見込まれます。
・ただし、マンモグラフィ検診の悪影響として、偽陰性や偽陽性の診断結果、過剰診断や過剰治療、また放射線被曝などが挙げられます。
・米国国立癌研究所(NCI)は、40歳以上の女性に1〜2年に1回のマンモグラフィ検診を勧めています。
1. マンモグラフィとは何でしょうか?
マンモグラフィとは、乳房のX線撮影のことです。
マンモグラフィは、乳癌の徴候も症状もない女性が乳癌かどうかを確認するためにも使用できます。これがマンモグラフィ検診です。マンモグラフィ検診では、通常左右1枚ずつのX線写真、すなわちX線画像を撮影します。触ってしこりがあると感じなくても、X線画像により腫瘤の検出が可能になります。また、マンモグラフィ検診によって、微小石灰化(カルシウムのわずかな沈着)が検出されることがあります。この微小石灰化は、乳癌の存在を示す場合があります。
腫瘤や、腫瘤以外の乳癌の徴候や症状が見つかった場合に、乳癌かどうかを確認するためにもマンモグラフィを使用します。これがマンモグラフィ診断です。腫瘤以外の乳癌の徴候として、乳房の疼痛や皮膚肥厚化、乳頭分泌物、乳房の大きさや形の変化などがありますが、このような徴候は、良性の場合にも見られます。また、マンモグラフィ診断は、マンモグラフィ検診で見つかった病変の経過観察のほか、マンモグラフィ検診が困難な場合(乳房インプラントなどの特殊な状態)に乳腺組織をよく見るためにも使用されます(質問11参照)。
2.マンモグラフィ検診とマンモグラフィ診断はどう違うのでしょうか?
マンモグラフィ診断には、マンモグラフィ検診よりも時間がかかります。複数方向から乳房の画像を得るために、マンモグラフィ検診よりも多くのX線撮影が必要となるためです。放射線技師が、疑わしい部分を拡大して詳細な画像を撮影し、これが医師による正確な診断の助けとなる場合もあります。
3.マンモグラフィ検診の有益性は何でしょうか?
マンモグラフィ検診で乳癌が早期発見できれば、治療をより早く、また場合によっては乳癌が広がる前に開始できることになります。いくつかのランダム化臨床試験を含む複数の研究結果から、マンモグラフィ検診が、40〜70歳、特に50歳以上の女性の乳癌による死亡者数減少に役立つ可能性が示されています(1)。しかし、現在までに行われた試験では、40歳未満の女性を対象とした定期的なマンモグラフィ検診や、40歳未満で撮影するベースラインマンモグラフィ(後の検診結果と比較するためのマンモグラフィ)による有益性は、明らかになっていません。
4.マンモグラフィ検診による悪影響は、例えばどのようなものでしょうか?
・早期に癌を検出することが、必ずしも生命を救うことになるとは限りません。触知できない悪性腫瘍がマンモグラフィで見つかったとしても、小さな腫瘍の治療が、そのまま女性の生命を救うことにつながるわけではありません。進行が早い癌、言い換えれば侵襲性の高い癌であれば、検出前に既に身体の他の部位に広がっている可能性があります。このような腫瘍のある女性は、不治の病である可能性があると知りながら、長い期間を生きていくことになります。
さらに、乳癌以外に、それ以上に生命を脅かす病気を持つ女性の場合、マンモグラフィ検診が生存期間の延長に役立つとは限りません。
・偽陰性−偽陰性とは、マンモグラフィでは正常に見えるにも関わらず、乳癌がある場合を言います。マンモグラフィ検診全体では、検診時に存在する乳癌の約20%が見落とされます。
偽陰性が生じる主な原因は、乳腺密度の高さです。乳房は、高密度の組織(乳腺組織と結合組織、この2つを合わせて線維性乳腺組織と言います)と脂肪組織でできています。マンモグラフィ画像では、脂肪組織は黒く、線維性乳腺組織は白く写ります。線維性乳腺組織と腫瘍の密度はほぼ同じであるため、乳腺密度が高い女性の場合、腫瘍を検出しにくいことがあります。
偽陰性は、高齢女性よりも若年女性に多くみられます。若年女性の方が乳腺密度が高いためです。女性の年齢が上がるにつれて、一般に乳房の脂肪割合が高くなり、偽陰性率は低下します。偽陰性という診断結果は治療の遅れにつながり、対象となった女性に偽りの安心感を与えることになります。
・偽陽性−偽陽性とは、放射線専門医がマンモグラフィにより異常があると判断したにも関わらず、実際には乳癌はない場合を言います。マンモグラフィの画像に異常が認められた場合、癌があるかどうかを明らかにするために、追加の検査(マンモグラフィ診断、超音波検査、生検)で裏づけを取る必要があります。
偽陽性となりやすいのは、若年女性、過去に乳房生検の経験がある女性、乳癌の家族歴がある女性、エストロゲンを補充している女性(更年期ホルモン療法など)です。
偽陽性という診断結果は、不安に限らず、他の心理的ストレスにもつながります。癌の可能性を否定するための追加検査は、費用も時間もかかり、身体にも不快なものです。
・過剰診断や過剰治療−マンモグラフィ検診で、癌や非浸潤性乳管癌(DCIS:乳管の内側にある非浸潤性の病変で、癌化する可能性がある異常な細胞)が見つかると、治療が必要になります。しかし、見つかる癌やDCISのなかには、症状を引き起こすこともなく、女性の生命を脅かすこともないものもあり、乳癌の「過剰診断」となる場合があります。また、このような癌やDCISは治療の必要がなく、「過剰治療」につながることもあります。過剰治療は健康状態に不要な悪影響を及ぼす恐れがあります。
医師が、その癌やDCISに治療が必要なのかどうかを見極めることができないことが多いため、すべてが治療対象となっています。
・放射線被曝−マンモグラフィに必要な線量は極めて少量です。このため、この少量の放射線被曝で悪影響を受けるリスクはきわめて低いのですが、X線を繰り返し照射されると癌を引き起こす可能性があります。しかし、マンモグラフィの有益性はほとんどの場合放射線被爆によるリスクを上回るものです。どちらにせよ、女性は、X線照射の必要性を担当の医療従事者と話し合う必要があります。さらに、放射線は胎児に有害となる恐れが有るため、妊娠の可能性が少しでもあれば、担当の医療従事者や放射線技師に必ず伝えなくてはなりません。
5.米国国立癌研究所(NCI)はマンモグラフィ検診についてどのような推奨事項を示しているでしょうか?
・40歳以上の女性は、1〜2年に1回マンモグラフィを受けるべきです。
・乳癌リスクが平均よりも高い女性(乳癌の家族歴がある、BRCA1遺伝子やBRCA2遺伝子に変異が認められるなど)は、40歳未満であってもマンモグラフィを受けるべきかどうか、また、どの程度の頻度で受けるべきかを担当の医療従事者と話し合う必要があります。
6.乳癌をできるだけ早期に発見する最善の方法は何でしょうか?
質の高いマンモグラフィ検診と臨床乳房検査(医療従事者が行う検査)を定期的に受診することが、乳癌の早期発見に最も効果的です。どのような検診にもいえることですが、マンモグラフィ検診は有益である一方、限界もあります。具体的には、マンモグラフィ検診では発見できない癌が、臨床乳房検査で発見されることもあります。
自分で乳房をチェックし、腫瘤や普段は見られない変化の有無を確認することを、乳房自己検診(BSE:breast self-exam)と言います。しかし、自己検診は、定期的なマンモグラフィ検診や臨床乳房検査の代わりにはなりません。臨床試験の結果、BSEのみでは、乳癌による死亡患者を減少させる助けにはならないことが明らかになっています。
定期的なBSEは、乳癌検査法として明確に推奨されている方法ではありませんが、多くの女性が自分で乳房の検査を行っています。この場合、妊娠、加齢、更年期、月経周期、経口避妊薬服用時、その他ホルモンの状態によっても、乳房に変化が生じることを知っておく必要があります。正常な乳房にも、小さな腫瘤や滑らかでない部分はあります。月経直前や月経中も、乳房が膨らんだり、圧痛を感じることはよくあります。普段見られない変化に気付いた女性は、かかりつけの医療従事者に相談しましょう。
7.乳房画像報告データベースシステム(BI-RADS)とは何でしょうか?
米国放射線学会(ACR)は、放射線専門医によるマンモグラフィ所見の記載方法を統一しました。このシステムはBI-RADSといい、基準となる7つの分類、すなわち7段階に分けられています。BI-RADSの各分類には、それぞれに対応する7つの経過観察計画が定められており、放射線専門医を含め医師が患者のケアを適切に管理するために役立っています。
乳房画像報告データベースシステム(BI-RADS) | ||
分類 | 評価 | 経過観察 |
0 | 再度画像診断を行う必要がある | 再度画像診断を行った後に分類する |
1 | 陰性 | 定期的にマンモグラフィ検診を続ける(40歳以上の女性) |
2 | 良性 | 定期的にマンモグラフィ検診を続ける(40歳以上の女性) |
3 | 良性の可能性が高い | 6ヵ月後に再度マンモグラフィを行う |
4 | 異常の疑いがある | 場合により生検を要する |
5 | 悪性(癌)が強く示唆される | 生検を要する |
6 | 生検により悪性(癌)と確定 | 生検で癌の存在を確認した後に治療を開始する。 |
BI-RADSに関する情報をさらに入手したい方は、ACRのウェブサイト http://www.acr.org/Quality-Safety/Resources/BIRADS にアクセスしていただくか、ACRにお電話ください(1–800–ACR–LINE:1–800–227–5463)。
8.マンモグラフィにはどのくらい費用がかかりますか?
マンモグラフィ検診の費用は、私保険に加入している女性であれば、殆どの場合自己負担や控除免責金額なしで保険会社により支払われます。ただし、費用や保険の補償範囲については、マンモグラフィ実施施設や保険会社に連絡してみることをお勧めします。
メディケアに加入している場合、40歳以上の女性であれば毎年マンモグラフィ検診を受けることができます。メディケアでは、35〜39歳の女性加入者にも、ベースラインマンモグラフィの費用1回分を負担しています。この費用に控除免責金額はありません。メディケアの補償範囲については、インターネットでhttp://www.medicare.govにアクセスしていただくか、メディケアホットライン(1–800–MEDICARE:1–800–633–4227)にご連絡ください。聴覚に障害のある方は、1–877–486–2048にご連絡ください。
9.保険未加入の女性、低収入の女性が、無料または低額のマンモグラフィ検診を受けるためにはどうすればよいでしょうか?
一部の州や地域のプログラム、企業によっては雇用者側の負担により、マンモグラフィ検診が無料または低額で受診できる場合があります。例えば、米国疾病予防管理センター(CDC)は、全米乳癌・子宮頸癌早期発見プログラム(National Breast and Cervical Cancer Early Detection Program)を実施しています。このプログラムでは、米国および米国領内の低収入の女性や保険未加入の女性を対象に、臨床乳房検査およびマンモグラフィなどの検診サービスを提供しています。地域のプログラムに関する情報については、CDCのウェブサイト
http://apps.nccd.cdc.gov/cancercontacts/nbccedp/contacts.aspにアクセスしていただくか、CDCにお電話ください(1–800–CDC–INFO (1–800–232–4636))。
低額または無料のマンモグラフィ検診については、NCIのCancer Information Service (CIS)(1–800–4–CANCER :1–800–422–6237)でも情報が入手できます。また、地域の医療施設、保健部門、女性センター、これ以外にも地域団体の情報をチェックすれば、低額または無料のマンモグラフィを受診する方法が見つかることがあります。
10.質の高いマンモグラフィはどこで受診できるでしょうか?
乳腺クリニック、医療施設の放射線科、移動検診車、民間の放射線科、個人病院などで、質の高いマンモグラフィが受診できます。
マンモグラフィ品質規格法(MQSA :Mammography Quality Standards Act)は、米国内のマンモグラフィ実施施設が一定の基準を確保するために策定された連邦法です。この法律の下、米国のマンモグラフィ実施施設は、以下の項目を遵守しなくてはなりません。
1) FDA(米国食品医薬品局)承認の認定機関による認定を受けること。
2) FDAまたはFDAが承認した州の機関から、基準を満たしているという認証を受けること。
3) MQSAによる年1回の査察を受けること。
4) 当該機関が発行した認証は目に付く場所に掲示すること。
MQSAに関するさらに詳細な情報は、FDAウェブサイト
マンモグラフィ検診を予約する前に、地域のマンモグラフィ施設の担当医やスタッフに、FDAの認証について尋ねることもできます。マンモグラフィ施設では、MQSAによる認証書が掲示されていること確認し、その有効期限をチェックしましょう。また、MQSAの規則では、マンモグラフィ施設が、マンモグラフィの結果をわかりやすく書面で患者に提供することを定めています。
FDAの認証を受けた各地域のマンモグラフィ施設に関する情報は、NCIのCIS(1–800–4–CANCER (1–800–422–6237))から入手することができます。また、このような施設を探すためのリストは、インターネットのFDAウェブサイト
http://www.accessdata.fda.gov/scripts/cdrh/cfdocs/cfMQSA/mqsa.cfmに掲載されています。
11.乳房インプラントを使用している女性は、マンモグラフィ検診にどのように対処すればよいでしょうか?
乳房インプラントを入れている女性は、継続的にマンモグラフィ検診を受診する必要があります(乳房切除術後に乳房インプラントを入れた場合は、再建後の乳房に対するマンモグラフィの必要性を担当医に確認してください)。マンモグラフィ予約時に、マンモグラフィ施設に乳房インプラントを入れていることを伝えることが大切です。放射線技師や放射線専門医は、乳房インプラントを入れた女性に対するマンモグラフィに熟練していなくてはなりません。インプラントが乳腺組織の一部を隠してしまうことがあるため、放射線医がマンモグラフ上で異常を検出することはさらに困難になります。撮影を担当する技師が、女性が乳房インプラントを使用していることを前もって知っていれば、マンモグラフィでできるだけ多くの乳腺組織を確実に撮影できる手順を採ることができます。インプラント移動画像(implant displacement views:インプラントを後ろに押しやり、乳腺の画像を撮影する方法)と呼ばれる特殊な技術を使うことも可能です。
12.デジタルマンモグラフィとは何でしょうか?従来の(フィルム)マンモグラフィどのように違うのでしょうか?
デジタルマンモグラフィも従来のマンモグラフィも、X線により乳房の画像を撮影します。しかし、従来のマンモグラフィでは、画像を直接フィルムに保存するのに対して、デジタルマンモグラフィでは、乳房の電子画像をコンピュータ上に保存します。このデジタル情報では、さらに詳細な情報を得るための画像の強調、拡大、加工が、フィルムに保存された情報に比べてさらに容易に行えます。
デジタルマンモグラフィでは、放射線専門医がデジタル画像の調整、保存、検索が電子的に行えるため、従来のマンモグラフィに比べて以下の利点があります。
・医療従事者は、コンピュータを通じて画像を共有し、放射線専門医と乳腺外科医が互いに遠方にいる場合も、容易に意見交換が行えます。
・正常組織と異常組織のわずかな違いに、これまでより気付きやすくなります。
・検査後の手順が減ることもあります。
・撮影回数を抑えることが可能になり、放射線被曝が減少します。
現時点では、デジタルマンモグラフィが、乳癌による死亡リスクをさらに低下させるという証拠は得られていません。デジタルマンモグラフィとフィルムマンモグラフィとを比較したNCI後援の大規模な臨床試験では、試験に参加した一般女性の乳癌検出について、デジタルマンモグラフィとフィルムマンモグラフィの間に差がないことが明らかになりました。ただし、乳腺密度が高い若年女性の場合、デジタルマンモグラフィの方がフィルムマンモグラフィよりも検出精度が高いことがわかりました(2)。その後、米国の地域密着型施設で検診を受けた40~79歳の女性のデータを分析したところ、ほとんどの女性でデジタルマンモグラフィとフィルムマンモグラフィとの間に精度の差はみられませんでした。しかし、乳腺密度が高い女性の場合は、デジタルマンモグラフィの方が精度の高い結果が得られています(3)。
医療従事者のなかには、BRCA1またはBRCA2遺伝子に変異が認められた女性、乳腺密度がきわめて高い女性など、乳癌リスクが非常に高い女性に対して、従来のマンモグラフィではなく、デジタルマンモグラフィによる検査を勧める人もいます。しかし、このような女性の死亡率減少に、従来のマンモグラフィよりもデジタルマンモグラフィが優れていることを明らかにした研究結果はまだありません。
デジタルマンモグラフィが実施できるのは、従来のマンモグラフィの実施に対して認証を受けており、デジタルマンモグラフィを行うためのFDA承認を受けている施設のみです。デジタルシステムによるマンモグラフィ受診の手順は、従来のマンモグラフィと変わりません。
13.3Dマンモグラフィとは何でしょうか?
3次元(3D)マンモグラフィは、デジタルマンモグラフィの一種でトモシンセシス(tomosynthesis)とも呼ばれています。X線により乳房のスライス画像を様々な角度から撮影し、コンピュータソフトを用いて画像を再構成します。この過程はコンピュータ断層撮影(CT)スキャナが、体内の画像を描出する過程と似ています。3Dマンモグラフィで使用するX線は非常に低線量ですが、多くの場合標準的な2次元(2D)デジタルマンモグラフィと同時に撮影が行われるため、標準的なマンモグラフィよりも使用線量はわずかに高くなります。3Dマンモグラフィと2Dマンモグラフィの精度を比較したランダム化比較試験は、まだ行われていません。したがって、偽陽性の防止および早期癌の特定に、標準的なマンモグラフィよりも3Dマンモグラフィの方が優れているのかどうかは、研究者にもまだわかっていません。
14.乳癌検診のために開発中の技術は、これ以外に何があるでしょうか?
NCIは、乳腺腫瘍を検出するための複数の新技術に対して、開発支援を行っています。このような研究は、研究室での開発段階にあるものから、臨床試験が行われているものまでさまざまです。従来のマンモグラフィ技術を向上させるために開発が進んでいるものとして、デジタルマンモグラフィ、磁気共鳴画像法(MRI)、ポジトロン断層撮影法(PET)のほか、X線の代わりに光を使用して乳房の画像を描出する拡散光トモグラフィーなどが挙げられます。
参考情報
1,.Mandelblatt JS, Cronin KA, Bailey S, et al. Effects of mammography screening under different screening schedules: model estimates of potential benefits and harms. Annals of Internal Medicine 2009;151(10):738-747. [PubMed Abstract]
2. Pisano ED, Gatsonis C, Hendrick E, et al. Diagnostic performance of digital versus film mammography for breast-cancer screening. New England Journal of Medicine 2005; 353(17):1773-1783. [PubMed Abstract]
3. Kerlikowske K, Hubbard RA, Miglioretti DL, et al. Comparative effectiveness of digital versus film-screen mammography in community practice in the United States: a cohort study. Annals of Internal Medicine 2011;155(8):493-502. [PubMed Abstract]
関連情報
Breast Cancer Risk in American Women
Breast Cancer Home Page
Breast Cancer Screening (PDQ®): Health Professional Version
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波多野淳子 訳
前田梓 (医学生物物理学科・トロント大学) 監修
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