乳がん
OncoLog 2015年6月号◆新たな乳房画像診断技術の数々は、がんのスクリーニングと病期分類に有望
2015年8月6日
MDアンダーソン OncoLog 2015年6月号(Volume 60 / Number 6) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
副作用が少ないと考えられる部分乳房放射線治療、患者の予後も良好
2015年7月20日
キャンサーコンサルタンツUCLAの試験結果 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究者らによる新しい試験によれば、乳がんと診断され、乳腺腫瘍摘出手術後に部分乳房放射線治療を1週間受けた女性は、全乳房放射線治療を術後最長6
アナストロゾールは早期乳がんにおける再発予防においてタモキシフェンより有効
2015年6月26日
キャンサーコンサルタンツアナストロゾール(アリミデックス)は、乳がんの中でも一般的ながんである非浸潤性乳管がん(DCIS)を有する患者に対し、タモキシフェンに比べて再発防止作用に優れていることが、2015年米国臨床腫瘍学会年次総会(5月29
早期トリプルネガティブ乳がんの初期治療でイニパリブ+ゲムシタビン+カルボプラチンの併用が有効
2015年6月20日
キャンサーコンサルタンツイニパリブ[iniparib]+ゲムシタビン(ジェムザール)+カルボプラチンの併用は、BRCA1/2変異を有する早期トリプルネガティブ乳がん患者の初期治療に有効なようだ。さらに研究者らは、BRCA変異がない患者で、上
遺伝子バイオマーカーが免疫療法薬の効果予測因子となる可能性(ASCO2015)
2015年6月16日
ジョンズホプキンス大学 臨床的な実施可能性を評価するには大規模な試験が必要との見解 【要点】 ・ジョンズホプキンス大学の研究者らが、免疫療法の効果予測因子となる可能性のある遺伝子バイオマーカーを確認・今回のジョンズホプキ
OncoLog 2015年5月号◆乳がん脳転移の薬物療法を検討する3つの試験
2015年6月15日
MDアンダーソン OncoLog 2015年5月号(Volume 60 / Number 5) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
パルボシクリブ+フルベストラント併用が進行性ER陽性乳がんに有望
2015年6月13日
キャンサーコンサルタンツパルボシクリブ[palbociclib](イブランス)とフルベストラント(フェソロデックス)併用は、エストロゲン受容体(ER)陽性、ヒト上皮成長因子受容体2(HER2)陰性の転移性乳がん患者の無増悪生存期間を延長する
脳転移病変が小さく数も少ない患者では全脳照射の追加によるリスクがベネフィットを上回る
2015年6月11日
この要約には、抄録にない最新のデータが記載されています。 ASCOの見解 ASCO専門家Brian Michael Alexander医師 「本試験は、現在と将来において何千人という患者さんに対する治療を決定する際に役立つでしょう。われわれ
プラチナベースの化学療法は転移性トリプルネガティブ乳がんに有効
2015年6月8日
キャンサーコンサルタンツプラチナベースの化学療法は、特にBRCA1およびBRCA 2 変異陽性患者の転移性トリプルネガティブ乳がん治療に有効であるとみられる。Journal of Clinical Oncology誌にて上記の知見が報告され
OncoLog 2015年4月号◆新しい試験デザインにより乳がんの治療開発が効率化― ISPY2試験
2015年5月27日
MDアンダーソン OncoLog 2015年4月号(Volume 60 / Number 4) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
エピルビシン、シクロホスファミド、パクリタキセルのdose-dense化学療法がリンパ節転移陽性乳がんの生存を改善
2015年5月26日
キャンサーコンサルタンツエピルビシン(ファルモルビシン)、シクロホスファミド(エンドキサン)、パクリタキセル(タキソール)のdose-dense(短い間隔で投与する)術後化学療法を受けた早期リンパ節転移陽性乳がん患者において、無病生存が改善
センチネルリンパ節生検
2015年5月20日
原文更新日: 11/18/2011NCIファクトシート 原文ページへ―キーポイント― •センチネルリンパ節とは、がん細胞が原発巣から最初に転移する可能性が最も高いリンパ節のことです。•センチネルリンパ節生検(SLNB)は、体内のがんの拡がり
早期乳がん女性患者のほとんどが広範囲のリンパ節摘出を回避―根治施術はもはや不要との科学的証拠の支持増加
2015年5月18日
キャンサーコンサルタンツ米国外科学会(ACS)からの情報 シカゴ発(2015年3月26日):早期乳がん女性患者に関する新たな研究によれば、隣接リンパ節生検でがんが見つかった場合、外科医が腋窩部分のリンパ節の大部分を切除するのはもは
コーヒーが、乳がん治療薬タモキシフェンの効果を高める可能性
2015年5月18日
「ホルモン剤タモキシフェンとコーヒー2杯を毎日摂取するとがん予防効果を上げ、(乳がん)腫瘍再発のリスクを軽減させることが判明した」と英Mail Online紙が報告した。同研究はまた、カフェインががんの増殖を遅らせることも
乳がんの新分類の因子別解析によりリスク分類が向上・ほとんどのがんにおいて死亡率と発症率が継続的に低下ー米国年次報告書』
2015年4月23日
米国国立がん研究所(NCI)プレスリリース 原文掲載日:2015年3月30日 米国内のデータを用いて、乳がんの主要な4つの分子サブタイプを年齢、人種または民族、貧困レベルおよび他のいくつかの因子により分類し発生率を調査した結果が報告された。
トラスツズマブはHER2陽性進行乳がんの治療においてラパチニブよりも優れている
2015年4月3日
キャンサーコンサルタンツヒト上皮増殖因子受容体(HER2)陽性進行乳がん患者において、トラスツズマブ(ハーセプチン)とタキサンの併用は、ラパチニブ(タイケルブ)とタキサンの併用よりも、がんの進行を遅らせ、副作用が少ないという臨床試験の最終結
パルボシクリブ+レトロゾール併用でエストロゲン受容体陽性/HER2陰性進行性乳癌の転帰が改善
2015年3月19日
キャンサーコンサルタンツ閉経後のエストロゲン受容体(ER)陽性/ヒト上皮増殖因子受容体2(HER2)陰性進行性乳癌患者の一次治療において、レトロゾール(フェマーラ)にパルボシクリブ[palbociclib](Ibrance)を追加することで
低脂肪食はER陽性/PR陰性乳癌の予防に役立つ可能性
2015年2月25日
キャンサーコンサルタンツ脂肪の摂取量を減らすことはエストロゲン受容体(ER)陽性/プロゲステロン受容体(PR)陰性乳癌の発症リスクを低下させる可能性がある。この所見はCancer Epidemiology, Biomarkers &
エベロリムス+トラスツズマブ+パクリタキセル併用はホルモン受容体陰性/HER2陽性進行乳癌に有効
2015年2月18日
キャンサーコンサルタンツエベロリムス(アフィニトール)+トラスツズマブ(ハーセプチン)+パクリタキセル併用療法は、ホルモン受容体(HR)陰性であるHER2陽性進行乳癌患者に有効と思われる。これらの試験結果は、テキサス州サンアントニオで201
FDAが閉経後進行乳癌患者に対するパルボシクリブを承認
2015年2月18日
米国食品医薬品局(FDA)ニュース速報米国食品医薬品局(FDA)は、2月3日、進行性(転移性)乳癌患者に対する治療薬としてパルボシクリブ[palbociclib](商品名:Ibrance)を迅速承認した。 女性の乳癌は、米国で2番
OncoLog 2015年1月号◆乳癌患者の一部では、短期全乳房照射が有用な可能性
2015年2月13日
MDアンダーソン OncoLog 2015年1月号(Volume 60 / Number 1) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
高濃度乳腺では、マンモグラフィ検診に超音波検査を追加すると癌検出率が向上
2015年2月11日
高濃度乳腺(dense breast)を有しマンモグラフィが正常だった女性に、乳房の超音波検査を追加で行ったところ乳癌検出率が向上したことが、サンアントニオ乳癌シンポジウム2014(2014年12月9~13日)で発表されたデータにより明らか
Pictilisibとフルベストラントの併用はER/PR陽性の進行乳癌女性に有効である可能性
2015年2月6日
開発中のpictilisib[ピクチリシブ、旧GDC-0941]を内分泌療法薬のフルベストラントと併用したところ、アロマターゼ阻害剤抵抗性を獲得したエストロゲン受容体(ER)陽性かつプロゲステロン受容体(PR)陽性の進行性および転移性乳癌女
フルベストラントはアナストロゾールよりも進行性乳癌患者の生存期間を延長
2015年2月4日
ホルモン受容体陽性進行性乳癌で、過去に進行疾患に対する治療を受けていない患者において、フルベストラントを投与した患者ではアナストロゾールを投与した患者よりも生存期間の延長がみられたことが、2014年サンアントニオ乳癌シンポジウム(12月9日