乳がん

HR陽性HER2陰性早期乳がんに対する術前アベマシクリブ療法の第2相臨床試験が主要評価項目を達成の画像

HR陽性HER2陰性早期乳がんに対する術前アベマシクリブ療法の第2相臨床試験が主要評価項目を達成

試験薬abemaciclib[アベマシクリブ]単剤またはアベマシクリブとアロマターゼ阻害薬アナストロゾールとの併用による術前療法が、アナストロゾール単剤療法よりも、ホルモン受容体(HR)陽性HER2陰性乳がん細胞中のKi67(細胞増殖のマー
術前化学療法を受ける一部の早期乳がん患者は腋窩リンパ節郭清を回避できるの画像

術前化学療法を受ける一部の早期乳がん患者は腋窩リンパ節郭清を回避できる

12月6~10日開催の2016年サンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)で発表されたGANEA 2臨床試験データによると、手術可能な大きい乳房腫瘍を有し、術前化学療法実施前に腋窩(わきの下の)リンパ節にがんの臨床徴候がみられなかった患
閉経後早期乳がんに対する長期レトロゾール療法の効果は限定的の画像

閉経後早期乳がんに対する長期レトロゾール療法の効果は限定的

    アロマターゼ阻害薬ベースの補助ホルモン療法を5年間実施した後、さらに5年間、レトロゾールによるホルモン療法を実施する療法は、閉経後のホルモン受容体陽性早期乳がん女性患者における無病生存期間または全生存期間の統計学
BELLE-3試験でbuparlisibがHR+進行乳がんのPFSを改善の画像

BELLE-3試験でbuparlisibがHR+進行乳がんのPFSを改善

12月6~10日に開催されたサンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)2016で発表された第3相臨床試験BELLE-3のデータによると、PI3K阻害剤buparlisib[ブパルリシブ]とホルモン療法の併用が、エベロリムスとエキセメスタ
HR、HER2陽性乳癌術前療法にアロマターゼ阻害剤の利益なしの画像

HR、HER2陽性乳癌術前療法にアロマターゼ阻害剤の利益なし

ドセタキセル、カルボプラチン、トラスツズマブ(ハーセプチン)、およびペルツズマブ(パージェタ)を用いた術前治療にアロマターゼ阻害剤を追加しても、ホルモン受容体(HR)陽性HER2陽性乳がん患者の病理学的完全奏効(pCR)率は有意に増減しない
乳がんの化学療法はレジメンにより費用の差が大きいの画像

乳がんの化学療法はレジメンにより費用の差が大きい

MDアンダーソンがんセンター適切な情報に基づいて化学療法を選択することで、乳がんの治療費を年10億ドル削減できる可能性 テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの新しい研究によると、乳がんに対する化学療法は、その効果が同等であって
乳がん再発リスクの予測を支援する新しいウェブアプリの画像

乳がん再発リスクの予測を支援する新しいウェブアプリ

無料ウェブアプリが、市販の再発リスク分子検査の結果の一部を正確に予測する 概要 乳がん分子検査をオーダーすべき?このアプリが判断を助けてくれる 無料ウェブアプリが、市販の再発リスク分子検査の結果の一部を正確に予
乳房全摘+再建は合併症率と合併症関連費用が最も高いの画像

乳房全摘+再建は合併症率と合併症関連費用が最も高い

MDアンダーソンがんセンター同治療法は若年患者で最も高額であることもMDアンダーソンの研究で判明 テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの新たな研究によると、早期乳がん女性のガイドラインに従った治療法を検討したところ、年齢に関係
乳がんサバイバーのリンパ浮腫の検査の画像

乳がんサバイバーのリンパ浮腫の検査

MDアンダーソン OncoLog 2016年9月号(Volume 61 / Issue 9)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
乳がん再発の遺伝子リスクが低い患者に化学療法は不要との試験結果の画像

乳がん再発の遺伝子リスクが低い患者に化学療法は不要との試験結果

生存率の予測および治療の選択における遺伝子検査の有用性 腫瘍の遺伝子マーカーに基づき、再発リスクが低いと判定された早期乳がん患者は化学療法を必要としない可能性があることが、新たな臨床試験で示唆された。この試験では、カリフォルニア大
スタチンで乳がんの再発を阻止できるかの画像

スタチンで乳がんの再発を阻止できるか

「乳がん治療にスタチンが使えるかもしれない」とSky Newsが報じた。乳がん治療後の再発にコレステロールが関与している可能性が新たな研究により示唆された。 研究者たちは、この発見が新たな治療標的への道を開くことを期待しており、スタチンのよ
リボシクリブがHER2陰性乳がんのFDA画期的治療薬にの画像

リボシクリブがHER2陰性乳がんのFDA画期的治療薬に

ホルモン受容体陽性/HER2陰性進行性乳がんに対する一次治療薬として検討   ノバルティス社は2016年8月3日、ホルモン受容体陽性/ヒト上皮成長因子受容体2(HER2)陰性の進行性または転移性乳がんの治療薬であり、レトロゾールと
思い込みが副作用に影響か、術後ホルモン療法乳がん患者の画像

思い込みが副作用に影響か、術後ホルモン療法乳がん患者

乳がんに対する治療の一環としてタモキシフェンなどのホルモン療法を受ける女性に関する研究によって、経験した副作用の数や重篤性は、これらの女性の思い込みに影響されることがわかった。   主要ながん学術誌であるAnnals of Onc
がん患者の骨量減少の予防の画像

がん患者の骨量減少の予防

MDアンダーソン OncoLog 2016年7月号(Volume 61 / Issue7)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL &
非浸潤性乳管がんの新コンセンサスガイドラインの画像

非浸潤性乳管がんの新コンセンサスガイドライン

プレスリリース 外科腫瘍学会(SSO)、米国放射線腫瘍学会(ASTRO)、米国臨床腫瘍学会(ASCO)が非浸潤性乳管がんにおける全乳房照射併用の乳房温存手術での断端に関する共同声明を発表 米国のがん主要3学会は、本日、全
化学療法による吐気と嘔吐の予防にオランザピンの画像

化学療法による吐気と嘔吐の予防にオランザピン

米国国立がん研究所(NCI)ブログ~がん研究の動向~ NCIの資金提供で実施された大規模第3相臨床試験において、いくつかの精神疾患の治療に用いられている薬剤が、化学療法を受けている患者の吐き気 や嘔吐を抑制する可能性が見い出された
乳がんの化学療法抵抗性に関する新原理の画像

乳がんの化学療法抵抗性に関する新原理

米国国立がん研究所(NCI)ブログ~がん研究の動向~BRCA1またはBRCA2遺伝子に変異を有する乳がんについて、薬剤耐性を獲得する意外な過程が基礎研究により明らかになり、DNA損傷修復の再構築をせずにすむようになった。この知見は、国立衛生
乳がんの骨転移の過程がマウス実験で明らかにの画像

乳がんの骨転移の過程がマウス実験で明らかに

米国国立がん研究所(NCI)ブログ~がん研究の動向~研究者らは、マウスの乳がん細胞のひろがり方を追跡し、骨髄に出入りする乳がん細胞の動きを制御していると考えられる2つのタンパク質を同定した。 今回の研究によると、E-セレクチンと呼
さまざまながん種にBRAF阻害剤は有望:「バスケット」試験の画像

さまざまながん種にBRAF阻害剤は有望:「バスケット」試験

MDアンダーソン OncoLog 2016年6月号(Volume 61 / Issue 6)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
HER2陽性乳がん脳転移にマウスで長期寛解した薬剤併用療法の画像

HER2陽性乳がん脳転移にマウスで長期寛解した薬剤併用療法

ダナファーバーがん研究所転移性乳がんの多くの病態に対し治療は進歩しているにもかかわらず、乳がんが脳に広がった場合、薬剤の効果は限定的である。しかし今、ダナファーバーがん研究所の研究者らは、マウスでHER2陽性乳がんの脳転移を長期寛解した標的
乳がん全ケアを学ぶEラーニング(専門家向け)の画像

乳がん全ケアを学ぶEラーニング(専門家向け)

MDアンダーソン OncoLog 2016年6月号(Volume 61 / Issue 6)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
乳がん術後アロマターゼ阻害療法の期間延長は有用(ASCO2016)の画像

乳がん術後アロマターゼ阻害療法の期間延長は有用(ASCO2016)

米国国立がん研究所(NCI)ブログ~がん研究の動向~ 早期のホルモン受容体(HR)陽性乳がんに罹患している閉経後女性では、アロマターゼ阻害剤を用いた術後補助療法の期間を初期治療終了から10年間に延長することに重要な利点がある可能性
早期乳がん患者に対する短期放射線治療の推奨の画像

早期乳がん患者に対する短期放射線治療の推奨

MDアンダーソンの研究者は従来の手法よりも寡分割照射を推奨MDアンダーソンがんセンター ニュースリリース 原文掲載日:2016年6月15日 早期乳がん患者に対する全乳房照射において、短期間に高線量の放射線治療を施行した場合と、長期
早期乳がんへの短期術前パルボシクリブが、がん増殖を抑制の画像

早期乳がんへの短期術前パルボシクリブが、がん増殖を抑制

POPランダム化試験の結果   早期乳がん患者に対する短期的術前palbociclib[パルボシクリブ]治療によって、Ki67が有意に減少した。この作用は、分子タイプに依存するとともにpRBの変化と相関しており、パルボシクリブ活性