乳がん
若年乳がんサバイバーの家族が抱く不安、その要因とケアの必要性
2017年2月13日
専門家の見解 「愛する人ががんと診断された時、家族は自分自身の健康と幸福を顧みなくなることがよくありますが、がん患者のケアに心配と不安が伴うことはよくわかります」と本日のプレスキャスト(インターネット生放送による記者会見)の司会であるASC
PIK3CA遺伝子変異乳がんへの新療法、前臨床で効果確認
2017年1月24日
がん細胞の2つの重要な生存戦略を遮断する薬剤効果を示す前臨床試験 【説明画像はこちら】 『二重の攻撃で、特定の乳がん細胞を殺傷する効果』 これまで標的阻害薬は、乳がんの35%を占める遺伝子変異によってコードされるタンパク質
デュロキセチンが初期乳がん治療時の関節痛を緩和
2017年1月20日
ランダム化比較試験の結果、早期乳がん治療を受けている女性の中には、抑うつ治療に通常用いられる薬剤により関節痛も緩和される可能性があることが示された。 早期乳がん治療後、がんの再発リスクを低減させる目的で、アロマターゼ阻害剤とし
術前化学療法で病理学的完全奏効の乳がん患者に手術回避の可能性
2017年1月20日
将来、手術を回避できる浸潤乳がん患者が出てくる可能性を示唆 テキサス大学MDアンダーソンがんセンターで行われたパイロット研究で、化学療法や標的治療の術前全身化学療法(NST)後に病理学的完全奏効(pCR)となる乳がん患者を画像ガイド下生検が
高齢乳がん患者では放射線が少ないほど高い整容性満足度
2017年1月19日
放射線の減少はわずかな再発リスクと関連があった。 高齢の乳がん女性患者の集団ベースコホートで患者が報告した整容性を評価する最初の試験で、テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究者らは、放射線が少ないほど長期的な整容性満足
がん診断支援システムIBM Watson for Oncologyが医師の推奨と高い一致度を示す
2017年1月17日
人工知能診断支援システムWatson for Oncology*(「ワトソン・フォー・オンコロジー」、WFO)が、二重盲検安全性確認試験において、腫瘍医らによる委員会の推奨と高い一致度を示したとの結果が、12月6~10日に開催された2016
アロマターゼ阻害剤での乳がん治療で、血管内皮機能が低下
2017年1月14日
アロマターゼ阻害剤を投与された閉経後乳がん患者に、心血管系疾患の前兆となる血管内皮機能不全がみられたという研究結果が、12月6~10日に開催された 2016年サンアントニオ乳癌シンポジウム にて発表された。 アロマターゼ阻害剤
エベロリムス+フルベストラント併用療法がHR陽性乳がんに有効
2017年1月8日
内分泌療法剤フルベストラント(フェソロデックス)による治療にエベロリムス(アフィニトール)を追加することで、アロマターゼ阻害薬療法に耐性を示す転移性ホルモン受容体(HR)陽性HER2陰性乳がん患者の無増悪生存期間が2倍を上回ったことが、12
難治性乳がんの原発腫瘍と転移腫瘍では遺伝子変化が異なる
2017年1月6日
薬剤抵抗性のエストロゲン受容体陽性乳がんでは、原発巣から転移した腫瘍はしばしば原発腫瘍と異なる遺伝子変化を有することが、ダナファーバーがん研究所が行った大規模な腫瘍組織分析で明らかになった。2016年サンアントニオ乳がんシンポジウムで本日発
Veliparb+化学療法がBRCA変異陽性乳がんに有効
2016年12月30日
12月6日〜10日に開催された2016年サンアントニオ乳がんシンポジウムで発表された第2相臨床試験によると、カルボプラチン+パクリタキセル化学療法にポリADP-リボースポリメラーゼ(PARP)阻害剤veliparibを追加すると、BRCA1
免疫細胞トラップががん転移を促進
2016年12月29日
がん細胞は、正常細胞を集めて増殖や転移に利用するという忌まわしい細胞である。今回新たな研究により、がん細胞が転移性腫瘍を形成するために、白血球の中で最も大きな割合を占める好中球の通常機能を利用しているという可能性が示唆された。
イバンドロネート追加で閉経後乳がんの転帰は改善せず
2016年12月27日
有益性における決定的なエビデンスを得るためにはより長期の追跡調査が好ましい ホルモン受容体(HR)陽性初期乳がん患者で閉経後の女性を対象に、アジュバントホルモン療法に加えてビスフォスフォネート製剤イバンドロネート(Boniva)を投与しても
放射線治療はインプラント乳房再建の合併症を増加させる
2016年12月26日
放射線治療後に自家組織乳房再建を受けた患者では転帰の悪化はみられず 2016年サンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)(12月6日~10日)で発表された大規模な多施設共同前向きコホート研究のデータによると、インプラント再
トリプルネガティブ乳癌―2016年11-12月
2016年12月24日
MDアンダーソン OncoLog 2016年11-12月号(Volume 61 / Issue 11-12) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です
HR陽性HER2陰性早期乳がんに対する術前アベマシクリブ療法の第2相臨床試験が主要評価項目を達成
2016年12月23日
試験薬abemaciclib[アベマシクリブ]単剤またはアベマシクリブとアロマターゼ阻害薬アナストロゾールとの併用による術前療法が、アナストロゾール単剤療法よりも、ホルモン受容体(HR)陽性HER2陰性乳がん細胞中のKi67(細胞増殖のマー
術前化学療法を受ける一部の早期乳がん患者は腋窩リンパ節郭清を回避できる
2016年12月22日
12月6~10日開催の2016年サンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)で発表されたGANEA 2臨床試験データによると、手術可能な大きい乳房腫瘍を有し、術前化学療法実施前に腋窩(わきの下の)リンパ節にがんの臨床徴候がみられなかった患
閉経後早期乳がんに対する長期レトロゾール療法の効果は限定的
2016年12月20日
アロマターゼ阻害薬ベースの補助ホルモン療法を5年間実施した後、さらに5年間、レトロゾールによるホルモン療法を実施する療法は、閉経後のホルモン受容体陽性早期乳がん女性患者における無病生存期間または全生存期間の統計学
BELLE-3試験でbuparlisibがHR+進行乳がんのPFSを改善
2016年12月19日
12月6~10日に開催されたサンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)2016で発表された第3相臨床試験BELLE-3のデータによると、PI3K阻害剤buparlisib[ブパルリシブ]とホルモン療法の併用が、エベロリムスとエキセメスタ
HR、HER2陽性乳癌術前療法にアロマターゼ阻害剤の利益なし
2016年12月14日
ドセタキセル、カルボプラチン、トラスツズマブ(ハーセプチン)、およびペルツズマブ(パージェタ)を用いた術前治療にアロマターゼ阻害剤を追加しても、ホルモン受容体(HR)陽性HER2陽性乳がん患者の病理学的完全奏効(pCR)率は有意に増減しない
乳がんの化学療法はレジメンにより費用の差が大きい
2016年11月28日
MDアンダーソンがんセンター適切な情報に基づいて化学療法を選択することで、乳がんの治療費を年10億ドル削減できる可能性 テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの新しい研究によると、乳がんに対する化学療法は、その効果が同等であって
乳がん再発リスクの予測を支援する新しいウェブアプリ
2016年11月28日
無料ウェブアプリが、市販の再発リスク分子検査の結果の一部を正確に予測する 概要 乳がん分子検査をオーダーすべき?このアプリが判断を助けてくれる 無料ウェブアプリが、市販の再発リスク分子検査の結果の一部を正確に予
乳房全摘+再建は合併症率と合併症関連費用が最も高い
2016年11月15日
MDアンダーソンがんセンター同治療法は若年患者で最も高額であることもMDアンダーソンの研究で判明 テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの新たな研究によると、早期乳がん女性のガイドラインに従った治療法を検討したところ、年齢に関係
乳がんサバイバーのリンパ浮腫の検査
2016年11月6日
MDアンダーソン OncoLog 2016年9月号(Volume 61 / Issue 9) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
乳がん再発の遺伝子リスクが低い患者に化学療法は不要との試験結果
2016年10月25日
生存率の予測および治療の選択における遺伝子検査の有用性 腫瘍の遺伝子マーカーに基づき、再発リスクが低いと判定された早期乳がん患者は化学療法を必要としない可能性があることが、新たな臨床試験で示唆された。この試験では、カリフォルニア大