タルセバ(エルロチニブ)
腫瘍医、皮膚科医、眼科医などの医療従事者向け
2009年5月8日 OSI、Genentech社およびFDAは、タルセバの処方情報における「警告および注意」セクションに新たな安全性情報を追加したことを医療従事者に通告した。タルセバ使用中に報告されたのは、消化管穿孔(死亡例を含む)、水疱、疱疹、剥離性皮膚疾患(スティーブンズ・ジョンソン症候群/中毒性表皮壊死症の疑いのある症例が含まれるが、そのうちの一部は致死的であった)、眼障害(角膜穿孔や角膜潰瘍を含む)であった。この新しい安全性情報は、通常行われる臨床試験の医薬品安全性監視活動および市販後調査から得られた。タルセバ単剤療法は、局所進行性または転移性非小細胞肺癌患者のうち、化学療法レジメンを1つ以上受けても効果が認められなかった患者への治療に適応される。また、タルセバとゲムシタビンとの併用は、局所進行性、切除不能または転移性膵臓癌患者の一次治療に適応される。 [April 2009 – Dear Healthcare Professional Letter – OSI – Genentech]
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